JP6456117B2 - 鋏 - Google Patents

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本発明は、事故や災害時などにおいて負傷者の傷を手当てするために、負傷者の衣服を安全に素早く切り開くことができる機能を備えるとともに、救出、救助、救護及び避難生活時を含む種々の場面で利用できる他の機能を兼ね備えた鋏に関するものである。
事故や災害時などにおいて負傷者の傷を手当てする場合、負傷者の衣服を素早く切断して切り開き、傷を観察・処置できるようにする必要がある。一般に、衣服などの布製品を切断するには鋏が用いられるが、負傷者の衣服を素早く切り開く必要がある場合には、鋏で裁断するよりもカッターで一気に切り裂く方が好ましい。
そこで、鋏にカッターを付設し、状況に応じて鋏とカッターを使い分けできるようにすることが考えられる。特許文献1には、鋏の柄部にカッターを脱着可能に組み込み、必要な場合にカッターを分離して使用できるようにしたカッター付き鋏が示されている。また、特許文献2には、刃部の外側(峰側)に別の刃をつけてナイフの機能をもたせた鋏が示されている。
しかし、特許文献1の鋏においてカッターを使用する場合、鋏の柄部からいちいち取り出す必要があり、また、取り出されたカッターは所謂カッターナイフであるため衣服を切り裂くには使い勝手が悪く危険でもあり、負傷者の衣服を素早く切り開くための用途には不向きである。また、特許文献2の鋏は、刃部の外側(峰側)に別の刃をつけてナイフの機能をもたせただけであるため、ナイフとして使用する場合には、ハンドル部を持ちかえる必要があるだけでなく、衣服を切り裂くには使い勝手も悪く危険であり、この鋏も負傷者の衣服を素早く切り開くための用途には不向きである。また、刃が露出しているため、着用している衣服を裁断する際や携行時に危険でもある。
これに対して、主に衣服を安全に切り裂くことを目的としたカッター部をハンドル部に設けた鋏が実用化されている。この鋏は、静刃体のハンドル部の外側にカッター部が突設されたもので、このカッター部は、静刃体のハンドル部に固定されたプラスチック製のカッター保持体と、このカッター保持体に保持された刃先がV字形のカッター刃で構成され、このカッター刃(V字形の刃先)に衣服の端をひっかけて引っ張ることにより、衣服を身体から引き離した状態で切り裂くことができ、かつ、負傷者の身体に鋏が突き刺さる恐れがないようにしてある。
特開平5−261183号公報 特開2003−62361号公報
しかし、この鋏は、ハンドル部を普通に持った状態(鋏を使用する時にハンドル部を普通に持った状態)では、カッター部で切る際に拳で隠れるために切る場所を視認し難く、使いにくく危険でもある。また、V字形のカッター刃の間には衣服を切り裂く際に生じる切りくずが溜まりやすく、裁断機能を維持するためには頻回の整備を必要とするため使い勝手が悪く、衣服を素早く切断して切り開くという要求に十分に対応できない。
また、事故や災害時の救助・救護活動などを含む種々の活動の場面では、負傷者の衣服を切断(切り裂き)する以外にも、自動車の側面ガラスを叩き割る、注射液のアンプルをカットする、鋼線などの金属材を切断する、ナイフで物を切る、ドライバーでネジを外す、などを行う必要が生じることがあり、従来では、それぞれを行うための器具を準備する必要があった。
したがって本発明の目的は、以上のような従来技術の課題を解決し、事故や災害時などにおいて負傷者の傷を手当てするために、負傷者の衣服を素早く切断して切り開くことができる機能を備えるとともに、救出、救助、救護及び避難生活時を含む種々の場面で利用できる他の機能を兼ね備えた鋏を提供することにある。
上記課題解決するための本発明の要旨は以下のとおりである。
[1]平滑な刃部(2a)を有する静刃体(1a)と鋸歯状の刃部(2b)を有する動刃体(1b)を回動可能に枢着(3)した鋏であって、
動刃体(1b)の先端部の峰側には、内側に湾曲した刃先(7)を有するガットフック部(4)が形成され、
静刃体(1a)と動刃体(1b)の枢着部(3)を着脱可能とすることで、静刃体(1a)と動刃体(1b)を分離可能とし、動刃体(1b)から分離した静刃体(1a)をナイフとして使用できるようにしたことを特徴とする鋏。
[2]上記[1]の鋏において、静刃体(1a)と動刃体(1b)の各長手方向において、枢着部(3)よりも先端側の部分を動作部(5a),(5b)、枢着部(3)よりも後端側の部分を操作部(6a),(6b)とした場合、下記i)〜iv)のうちの1つ以上の構成を備えることを特徴とする鋏。
i)操作部(6a)と操作部(6b)の各縁部に、ワイヤーを挟んで切断するワイヤーカッターを構成する切欠き穴(8a),(8b)を形成する。
ii)操作部(6a)及び/又は操作部(6b)に、アンプルカッターとして用いる貫通孔(9)を1つ以上形成する。
iii)操作部(6a)と操作部(6b)のうち、いずれか一方の後端にマイナスのドライバービット部(10)を形成し、他方の後端にプラスのドライバービット部(11)を形成し、該ドライバービット部(11)の先端に、尖頭状のガラスブレーカー部(12)を形成する。
iv)動作部(5a)及び/又は動作部(5b)に、酸素ボンベのバルブ開閉レンチとして用いる貫通孔(13)を形成する。
[3]上記[1]又は[2]の鋏において、静刃体(1a)は、長手方向において刃部(2a)を含む先端側の部分(14a)が峰側に屈曲し、動刃体(1b)は、長手方向において刃部(2b)を含む先端側の部分(14b)が刃側に屈曲していることを特徴とする鋏。
[4]上記[1]〜[3]のいずれかの鋏において、動刃体(1a)の鋸歯状の刃部(2b)は火打鉄として用いることができ、静刃体(1a)から分離した動刃体(1a)を火打鉄用具として使用できるようにしたことを特徴とする鋏。
本発明の鋏は、ガットフック部(4)を衣服を切り裂くために用いることができるが、その際に、ハンドル部を持ち替えることなく、ハンドル部を普通に持った状態(鋏を使用する時にハンドル部を普通に持った状態)でガットフック部(4)を使用することができる。このため、事故や災害時などにおいて負傷者の傷を手当てする場合、負傷者の衣服を素早く切断して切り開くことができる。また、静刃体(1a)と動刃体(1b)を分離でき、且つガットフック部(4)の刃先(7)は湾曲した形状を有するため、ガットフック部(4)含む刃部の洗浄及び研ぎ直し等のメンテナンスを容易に行うことができる。さらに、動刃体(1b)から分離した静刃体(1a)をナイフとして使用することができる。
また、所定の位置に、ワイヤーカッターを構成する切欠き穴(8a),(8b)、アンプルカッターとして用いる貫通孔(9)、ドライバービット部(10),(11)、ガラスブレーカー部(12)、酸素ボンベのバルブ開閉レンチとして用いる貫通孔(13)のうちの1つ以上を設けることにより、或いは、動刃体(1a)の鋸歯状の刃部(2b)を火打鉄として使用できるようにすることにより、事故や災害時を含む種々の場面で利用できる他の機能を兼ね備えた鋏とすることができる。
本発明の鋏の一実施形態を示すもので、刃を閉じた状態で示す平面図 図1の実施形態の鋏を、刃を開いた状態で示す平面図 図1の実施形態の鋏を構成する静刃体の平面図 図1の実施形態の鋏を構成する動刃体の平面図 図1の実施形態の鋏の枢着部の構造を、枢着部を着脱した状態で示す斜視図
図1〜図5は、本発明の鋏の一実施形態を示すもので、図1は刃を閉じた状態で示す平面図、図2は刃を開いた状態で示す平面図、図3は静刃体の平面図、図4は動刃体の平面図、図5は静刃体と動刃体の枢着部の構造を、枢着部を着脱した状態で示す斜視図である。
この鋏は、平滑な刃部2aを有する静刃体1aと鋸歯状の刃部2bを有する動刃体1bを、交差させた状態で回動可能に枢着3したものであり、静刃体1aと動刃体1bの後端側の部分がハンドル部15を構成している。
静刃体1aは、長手方向において刃部2aを含む先端側の部分14aが峰側に屈曲し、動刃体1bは、長手方向において刃部2bを含む先端側の部分14bが刃側に屈曲しており、これにより、鋏で負傷者の衣服を裁断したり、後述するガットフック部4で衣服を切り裂く際に、鋏の先端側の部分が傷口に入り込まないようにしている。
静刃体1a、動刃体1bともに金属製の一体構造であり、したがって、後述するガットフック部4、ドライバービット部10,11、ガラスブレーカー部12なども、一体構造の静刃体1a又は動刃体1bの一部として設けられる。
静刃体1aは、普通の平滑な刃部2aを有するが、動刃体1bは鋸歯状の刃部2bを有している。これは、衣服を裁断する際に鋸歯状の刃部2bを衣服に食い込ませることで、刃の滑りを防止できるようにしたものである。
動刃体1bは、刃部2bが形成された部分のさらに先端側(最先端部)に、ガード部20を有している。このガード部20は、静刃体1aの先端(刃部2aの先端)が身体に接触しないようにガードするための部位であり、このため静刃体1aの先端よりも長手方向前方に延出し、動刃体1bの最先端部を構成している。このガード部20の先端22にはアールが付され、使用時に先端22が身体に引っ掛からないようにしてある。
動刃体1bの先端部の峰側には、ガットフック部4が形成されている。このガットフック部4が形成される部位には、少なくともガード部20の一部が含まれることが好ましい。本実施形態のガットフック部4も、ガード部20とその基端部側の部分に跨って設けられている。
このガットフック部4は、峰部21から内側に湾曲した刃先7(例えば、円弧状の刃先)を有し、この刃先7を衣服の端に引っ掛けて引っ張ることにより、衣服を切り裂くことができる。このガットフック部4の刃先7を、内側に湾曲した形状(例えば、円弧形状)としたことにより、鋏の使用者自身がガットフック部4を容易に研ぐことができる。
静刃体1aと動刃体1bの枢着部3を着脱可能とすることで、静刃体1aと動刃体1bを分離可能とし、動刃体1bから分離した静刃体1aをナイフ(包丁)として使用できるようにしてある。また、動刃体1aの鋸歯状の刃部2bは火打鉄として用いることができ、静刃体1aから分離した動刃体1aを火打鉄用具として使用できるようにしてある。
図5は静刃体1aと動刃体1bの枢着部3の構造を示すもので、図5(ア)は枢着部3が分解され、静刃体1aと動刃体1bが分離した状態を示し、図5(イ)は枢着部3が構成され、静刃体1aと動刃体1bが組み付けられた状態を示している。動刃体1bには、先端に鍔部19を有する枢軸17が設けられている。この鍔部19は、枢軸抜け止め用のストッパーを構成するもので、枢軸17の先端から180°反対方向(2方向)に水平に張り出し形成されている。静刃体1aには、鍔部19を有する枢軸17を通す取付孔18が貫設されており、図5(イ)に示すように、この取付孔18に鍔部19と枢軸17を通した後、静刃体1aと動刃体1bを回動させて鍔部19を静刃体1aの外側面に係合させることにより、枢着部3が構成される。この状態で鍔部19は、枢軸17の抜け止めストッパーとなる。
本実施形態では、動刃体1bから分離した静刃体1aをナイフ(包丁)として使用するため、枢着部3を構成する枢軸がナイフの使用の妨げとならないようにするため、枢軸17を動刃体1b側に設けている。
本発明の鋏は、静刃体1aと動刃体1bの各長手方向において、枢着部3よりも先端側の部分を動作部5a,5b、枢着部3よりも後端側の部分を操作部6a,6bとした場合、下記i)〜iv)のうちの1つ以上の構成を備えることが好ましい。
i)操作部6aと操作部6bの各縁部に、ワイヤーを挟んで切断するワイヤーカッターを構成する切欠き穴8a,8bを形成する。
ii)操作部6a及び/又は操作部6bに、アンプルカッターとして用いる貫通孔9を1つ以上形成する。
iii)操作部6aと操作部6bのうち、いずれか一方の後端にマイナスのドライバービット部10を形成し、他方の後端にプラスのドライバービット部11を形成し、該ドライバービット部11の先端に、尖頭状のガラスブレーカー部12を形成する。
iv)動作部5a及び/又は動作部5bに、酸素ボンベバルブ開閉レンチとして用いる貫通孔13を形成する。
本実施形態では、上記i)〜iv)の構成を全て備えている。
すなわち、操作部6aと操作部6bの各縁部に、ワイヤーを挟んで切断するワイヤーカッターを構成する切欠き穴8a,8bが形成されている。
また、操作部6aと操作部6bに、アンプルカッターとして用いるサイズが異なる複数の貫通孔9が形成されている。本実施形態では、操作部6aに1つの貫通孔9(例えば、孔径7mm)が、操作部6bに2つの貫通孔9(例えば、孔径6mm、孔径8mm)が、それぞれ形成されている。
また、操作部6bの後端にマイナスのドライバービット部10が形成され、操作部6aの後端にプラスのドライバービット部11が形成され、さらに、このドライバービット部11の先端に、尖頭状のガラスブレーカー部12が形成されている。
また、動作部5bに、酸素ボンベのバルブ開閉レンチとして用いる貫通孔13が形成されている。
その他図面において、16は紐通し孔である。
本発明の鋏は、本来の鋏としての使用形態のほかに、ガットフック部4を衣服を切り裂くために用いることができる。その際には、ハンドル部15を普通に持った状態(鋏を使用する時にハンドル部15を普通に持った状態)で、ガットフック部4の刃先7を衣服に引っかけて手前に引っ張るだけでよく、これにより衣服を切り裂くことができる。すなわち、ハンドル部15を持ち替えることなく使用でき、事故や災害時などにおいて負傷者の傷を手当てする場合、負傷者の衣服を素早く切断して切り開くことができる。
また、切欠き穴8a,8bをワイヤーカッターとして使用する場合、ハンドル部15を普通に持った状態(鋏を使用する時にハンドル部15を普通に持った状態)で、ワイヤー(例えば、針金ハンガー、キルシュナー鋼線)を切欠き穴8a,8bで挟んで押し切る。したがって、この場合もハンドル部15を持ち替えることなく使用できる。
また、貫通孔9をアンプルカッターとして用いる場合、注射アンプルの頭部を貫通孔9に差し込んだ状態で鋏をひねることにより、注射アンプルの頭部が切断される。この場合も、ハンドル部15を持ち替えることなく、ハンドル部15を普通に持った状態(鋏を使用する時にハンドル部15を普通に持った状態)で使用できる。
また、貫通孔13を酸素ボンベのバルブ開閉レンチとして用いる場合、ハンドル部15を普通に持った状態(鋏を使用する時にハンドル部15を普通に持った状態)で、貫通孔13に酸素ボンベのバルブ(突起)を差し込み、鋏全体をレンチのように回してバルブの開閉を行う。したがって、この場合も、ハンドル部15を持ち替えることなく、ハンドル部15を普通に持った状態(鋏を使用する時にハンドル部15を普通に持った状態)で使用できる。
また、ガラスブレーカー部12を使用する場合も、ハンドル部15を持ち替えることなく、ハンドル部15を普通に持った状態(鋏を使用する時にハンドル部15を普通に持った状態)で、鋏の後端に設けられたガラスブレーカー部12をガラスに叩き付ければよい。
また、静刃体1aと動刃体1bを分離でき、静刃体1aをナイフ(包丁)として、動刃体1bを火打鉄用具(発火用具)として、それぞれ使用できる。動刃体1bを火打鉄用具として使用する場合、鋸歯状の刃部2bが火打鉄(石に打ちつけて火花を生じさせる部分)として用いられる。
また、静刃体1aと動刃体1bを分離した状態で、静刃体1aの刃部2aやガットフック部4の刃先7を砥ぐことができるが、ガットフック部4の刃先7は湾曲した形状を有するため、使用者自身でも容易に砥ぐことができる。また、静刃体1aと動刃体1bに関する他のメンテナンスも使用者自身により容易に行うことができる。
本発明の鋏は、例えば、一般個人が自動車内に備え付け、或いは防災バッグ等に収納して保管・携帯し、事故や災害時などにおいて使用できるようにするのが好ましい。
1a 静刃体
1b 動刃体
2a,2b 刃部
3 枢着部
4 ガットフック部
5a,5b 動作部
6a,6b 操作部
7 刃先
8a,8b 切欠き穴
9 貫通孔
10,11 ドライバービット部
12 ガラスブレーカー部
13 貫通孔
14a,14b 部分
15 ハンドル部
16 紐通し孔
17 枢軸
18 取付孔
19 鍔部
20 ガード部
21 峰部
22 先端

Claims (4)

  1. 平滑な刃部(2a)を有する静刃体(1a)と鋸歯状の刃部(2b)を有する動刃体(1b)を回動可能に枢着(3)した鋏であって、
    動刃体(1b)は、刃部(2b)が形成された部分のさらに先端側にガード部(20)(但し、タブが突設されたガード部(20)を除く。)を有し、該ガード部(20)は、静刃体(1a)の先端よりも長手方向前方に延出して、動刃体(1b)の最先端部を構成し、該ガード部(20)の先端(22)にはアールが付されており、
    動刃体(1b)の先端部の峰側には、内側に湾曲した刃先(7)を有するガットフック部(4)が形成されるとともに、該ガットフック部(4)は、ガード部(20)とその基端部側の部分に跨って形成され、
    静刃体(1a)と動刃体(1b)の枢着部(3)を着脱可能とすることで、静刃体(1a)と動刃体(1b)を分離可能とし、動刃体(1b)から分離した静刃体(1a)をナイフとして使用できるようにしたことを特徴とする鋏。
  2. 静刃体(1a)と動刃体(1b)の各長手方向において、枢着部(3)よりも先端側の部分を動作部(5a),(5b)、枢着部(3)よりも後端側の部分を操作部(6a),(6b)とした場合、下記i)〜iv)のうちの1つ以上の構成を備えることを特徴とする請求項1に記載の鋏。
    i)操作部(6a)と操作部(6b)の各縁部に、ワイヤーを挟んで切断するワイヤーカッターを構成する切欠き穴(8a),(8b)を形成する。
    ii)操作部(6a)及び/又は操作部(6b)に、アンプルカッターとして用いる貫通孔(9)を1つ以上形成する。
    iii)操作部(6a)と操作部(6b)のうち、いずれか一方の後端にマイナスのドライバービット部(10)を形成し、他方の後端にプラスのドライバービット部(11)を形成し、該ドライバービット部(11)の先端に、尖頭状のガラスブレーカー部(12)を形成する。
    iv)動作部(5a)及び/又は動作部(5b)に、酸素ボンベのバルブ開閉レンチとして用いる貫通孔(13)を形成する。
  3. 静刃体(1a)は、長手方向において刃部(2a)を含む先端側の部分(14a)が峰側に屈曲し、動刃体(1b)は、長手方向において刃部(2b)を含む先端側の部分(14b)が刃側に屈曲していることを特徴とする請求項1又は2に記載の鋏。
  4. 動刃体(1a)の鋸歯状の刃部(2b)は火打鉄として用いることができ、静刃体(1a)から分離した動刃体(1a)を火打鉄用具として使用できるようにしたことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の鋏。
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