JP3133255B2 - 一方向クラッチ - Google Patents

一方向クラッチ

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JP3133255B2
JP3133255B2 JP08138947A JP13894796A JP3133255B2 JP 3133255 B2 JP3133255 B2 JP 3133255B2 JP 08138947 A JP08138947 A JP 08138947A JP 13894796 A JP13894796 A JP 13894796A JP 3133255 B2 JP3133255 B2 JP 3133255B2
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D41/00Freewheels or freewheel clutches
    • F16D41/06Freewheels or freewheel clutches with intermediate wedging coupling members between an inner and an outer surface
    • F16D41/063Freewheels or freewheel clutches with intermediate wedging coupling members between an inner and an outer surface the intermediate members wedging by moving along the inner and the outer surface without pivoting or rolling, e.g. sliding wedges

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Devices For Conveying Motion By Means Of Endless Flexible Members (AREA)
  • Pulleys (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、構造が簡単でかつ
高精度を要しない低コストの一方向クラッチに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、自動車や農業機器、OA機器等
に使用する一方向クラッチとしては、ローラ式のものや
スプラグ式のものが知られている。
【0003】一例として、ローラ式の一方向クラッチの
構造について説明すると、図9に示すように、インナレ
ースaと、このインナレースaに相対回転可能に組み付
けられたアウタレースbと、このアウタレースbの内周
に周方向に所定ピッチ間隔をおいて設けられた複数(同
図には1つだけ示している)の凹部c,c,…と、それ
ら各凹部c内にそれぞれ配置されたローラdと、これら
各ローラdをインナレースaの外周面eとアウタレース
bの内周面fとの間に挟み込まれる方向(図示する例で
は反時計回り方向)に付勢する図外のスプリングとを備
えている。
【0004】そして、例えば、インナレースaに、スプ
リングの付勢方向と逆の方向(同図の時計回り方向)の
トルクが入力されたときには、各ローラdは両レース
a,b間に挟み込まれず、インナレースaはアウタレー
スbからフリーの状態で回転する。つまり、このときに
は、インナレースaのトルクはアウタレースbに伝達さ
れず、したがって、アウタレースbは回転しない。一
方、上記付勢方向と同じ方向(同図の反時計回り方向)
のトルクが入力されたときには、各ローラdがインナレ
ースa及びアウタレースb間に挟み込まれ、楔作用を営
んで両者a,bをロックさせるので、インナレースaに
入力されたトルクはアウタレースbに伝達され、よっ
て、アウタレースbはインナレースaと同じ方向に回転
する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の一方向クラッチでは、非常に高精度の部品が必要で
あり、また構造も複雑であることから、低コストで得る
ことは困難である。
【0006】また、過大なトルクがインナレースaに入
力されると、そのトルクがクラッチの最大伝達トルクを
超えている場合には、クラッチは破損することになる。
そして、破損したときには、部品の交換だけでは済ま
ず、一方向クラッチ自体を交換しなければならない。し
たがって、そのような事態に対処するためには、別途、
トルクリミッタを付設しなければならず、さらにコスト
がかさむことになる。
【0007】また、上記最大伝達トルクの変更ができな
いことから、過大なトルクが入力されたときでも、それ
が最大伝達トルク以下の場合には、その過大なトルクは
アウタレースbから出力されることになる。よって、そ
のような事態を防止する上でもトルクリミッタが必要と
なる。
【0008】本発明は斯かる諸点に鑑みてなされたもの
であり、その目的は、2軸間におけるベルト伝動機構を
活用することで、構造が簡単でありかつ高い精度が要求
されないのみならず、過大な入力トルクによる故障が少
なく、また故障しても部品の交換だけで済み、しかも最
大伝達トルクの変量が可能な低コストの一方向クラッチ
が得られるようにすることにある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記の目的を達成する
ために、本発明では、入出力軸間に巻き掛けられた伝動
ベルトの緩み側スパンに初張力が付与されていないと、
ベルトと各軸との間に十分なグリップ力が得られなくて
スリップが生じる一方、初張力が付与されていると、十
分なグリップ力が得られて両軸間でベルト伝動が行われ
るようになることを利用し、伝達すべき回転方向のトル
クが入力されたときに緩み側となるスパンに初張力を付
与しておくことで、一方向クラッチとしての機能が果た
せるようにした。
【0010】具体的には、請求項1の発明では、入力側
と出力側との間のトルク伝達経路に配設された状態で、
入力側から入力されるトルクの方向に応じて入力側及び
出力側間のトルク伝達を断接するようにした一方向クラ
ッチが前提である。
【0011】そして、上記入力側及び出力側のうちの一
方に連結されるようになされていて、外周に円形状の摩
擦面を有する第1の入出力部材と、この第1入出力部材
にその摩擦面の中心線回りに相対回転可能に組み付けら
れているとともに入力側及び出力側のうちの他方に連結
されるようになされていて、該第1入出力部材の摩擦面
の半径方向外方に位置する外周に円弧状の摩擦面を有す
る第2の入出力部材と、これら第1及び第2入出力部材
の両摩擦面間に巻き掛けられたエンドレスの摩擦部材
と、第2入出力部材に回転一体に設けられていて、第1
及び第2入出力部材の各摩擦面と上記摩擦部材との間に
グリップ力が得られて第1及び第2入出力部材間での摩
擦部材を介してのトルク伝達が行われるように該摩擦部
材の第1及び第2入出力部材間の一方のスパンに初張力
を付与する張力付与手段とを備えており、張力付与手段
により初張力の付与されているスパンが張側スパンとな
るように第1及び第2入出力部材が相対回転する方向の
トルクが入力されたときには、上記グリップ力が低下し
て上記トルク伝達が遮断される一方、張力付与手段によ
り初張力の付与されているスパンが緩み側スパンとなる
ように第1及び第2入出力部材が相対回転する方向のト
ルクが入力されたときには、上記グリップ力が維持され
て上記トルク伝達が継続されるように構成されているも
のとする。
【0012】上記の構成において、摩擦部材には張力付
与手段により初張力が付与されているので、該摩擦部材
と第1及び第2入出力部材の各摩擦面との間にはそれぞ
れグリップ力が確保されている。そして、例えば第1入
出力部材にトルクが入力された場合には、摩擦部材は、
第1入出力部材の回転方向と同じ方向に走行して第2入
出力部材にトルクを伝達しようとし、それに伴って、第
1入出力部材に導入される側のスパンは張側に、また第
1入出力部材から導出される側のスパンは緩み側にな
る。
【0013】その際に、上記張力付与手段により初張力
が付与されているスパン(一方のスパン)が張側となっ
たときには、その反対側のスパン(他方のスパン)であ
る緩み側スパンには初張力は付与されておらず、このこ
とで、摩擦部材と各摩擦面との間のグリップ力は共に低
下し、摩擦部材と各摩擦面との間にそれぞれスリップが
発生する。よって、第1入出力部材に入力されたトルク
は、摩擦部材ないし第2入出力部材に伝達されず、その
結果、第1入出力部材が回転するだけで第2入出力部材
は回転しない。つまり、一方向クラッチは、フリー状態
になる。
【0014】一方、上記初張力の付与されているスパン
(一方のスパン)が緩み側となったときには、その緩み
側スパンに初張力が付与されていることで、摩擦部材と
各摩擦面との間のグリップ力は維持される。よって、第
1入出力部材に入力されたトルクは摩擦部材を介して第
2入出力部材に伝達され、第2入出力部材は第1入出力
部材と同じ方向に回転する。つまり、一方向クラッチは
ロック状態となる。
【0015】さらに、上記緩み側スパンに初張力が付与
されている状態で、第1入出力部材に入力されるトルク
が増大すると、それに応じて、摩擦部材と各摩擦面との
間にスリップが発生する率は上昇する。そして、上記ト
ルクが所定値に達すると、スリップ率が急激に上昇して
100%となる状態に移行し、略一定のトルクのみが摩
擦部材ないし第2入出力部材に伝達される。よって、過
度の入力トルクに対しては、トルクリミッタとして機能
することになる。換言すると、上記所定値は、張力付与
手段が緩み側スパンに付与する初張力に応じて変化する
ので、その初張力の設定により一方向クラッチの最大伝
達トルクは制御されることになる。
【0016】尚、第2入出力部材にトルクが入力される
場合には、第1及び第2入出力部材の各役割が互いに入
れ替わる以外は上記の場合と同じ作用が営まれる。
【0017】請求項2の発明では、上記請求項1の発明
において、第2入出力部材は、摩擦部材の他方のスパン
の側における第2入出力部材の本体に該第2入出力部材
の軸心と平行な軸心回りに回動可能に枢支されかつ該第
2入出力部材の摩擦面が回動一体に設けられてなる可動
部を有するものとする。そして、張力付与手段は、上記
本体と可動部との間に配置されていて上記摩擦面が摩擦
部材を半径方向外方に向かって押圧することで該摩擦部
材の一方のスパンに初張力が付与される方向に上記可動
部を回動付勢する付勢手段により構成されているものと
する。
【0018】上記の構成において、摩擦部材の一方のス
パンの初張力は、摩擦部材の他方のスパンの側における
第2入出力部材の本体に該第2入出力部材の軸心と平行
な軸心回りに回動可能に枢支されている可動部が付勢手
段により回動付勢されていることで付与されている。そ
して、上記請求項1の発明の場合と同様に第1入出力部
材にトルクが入力された場合には、上記の場合と同じ
く、第1入出力部材に導入される側の摩擦部材のスパン
は張側に、また第1入出力部材から導出される側のスパ
ンは緩み側になる。
【0019】その際に、初張力の付与されているスパン
(一方のスパン)が緩み側となる方向に第1入出力部材
が回転するときには、摩擦部材と各摩擦面との間のグリ
ップ力が維持されるので、第1入出力部材のトルクは摩
擦部材に伝達され、該摩擦部材の走行に伴って第2入出
力部材に伝達される。つまり、一方向クラッチはロック
状態となる。このとき、第2入出力部材では、初張力の
付与されていないスパン(他方のスパン)が張側となっ
て該スパンの張力が増大することで、本体に対し可動部
が付勢手段の付勢方向に回動し、摩擦面が摩擦部材を押
圧するようになる。よって、緩み側スパンには、初張力
を超える張力が付与されることになるので、摩擦部材及
び各摩擦面間のグリップ力が上昇してスリップが抑えら
れるようになり、その分だけ第1及び第2入出力部材間
においてトルク伝達が確実化するとともに、最大伝達ト
ルクが上がるようになる。
【0020】一方、初張力の付与されているスパン(一
方のスパン)が張側となる方向に第1入出力部材が回転
するときには、その反対側のスパン(他方のスパン)で
ある緩み側スパンには初張力は付与されておらず、また
上記可動部には、摩擦面が摩擦部材を押圧する方向への
回動力は生じないことから、上記緩み側スパンの張力は
低い状態に維持される。よって、上記摩擦部材と各摩擦
面との間にそれぞれスリップが発生することになり、一
方向クラッチはフリー状態となる。
【0021】請求項3の発明では、上記請求項2の発明
において、第2入出力部材の本体に、付勢手段に付勢回
動された可動部に当接して該付勢方向への可動部の回動
を制限するストッパが設けられているものとする。
【0022】上記の構成において、摩擦部材の他方のス
パンが張側となって張力が増大するのに応じて可動部が
付勢手段の付勢方向に回動し、このことで、最大伝達ト
ルクが上昇する際に、上記可動部は、本体のストッパに
当接することで、その付勢方向への回動が規制される。
これにより、上記最大伝達トルクの上昇に歯止めが加わ
るので、例えば過負荷による摩擦部材の早期劣化等、最
大伝達トルクが上昇し続けることに起因する不具合の発
生は未然に防止される。
【0023】請求項4の発明では、上記請求項1の発明
の場合と同じ前提に立ち、入力側及び出力側のうちの一
方に連結されるようになされていて、外周に円形状の摩
擦面を有する第1の入出力部材と、この第1の入出力部
材にその摩擦面の中心線回りに相対回転可能に組み付け
られているとともに上記入力側及び出力側のうちの他方
に連結された第2の入出力部材と、上記第1の入出力部
材の摩擦面に巻き掛けられていて、両端が上記第2の入
出力部材に止着された有端の摩擦部材と、第2入出力部
材に回転一体に設けられていて、第1入出力部材の摩擦
面と摩擦部材との間にグリップ力が得られて第1及び第
2入出力部材間での摩擦部材を介してのトルク伝達が行
われるように摩擦部材の第1及び第2入出力部材間の一
方のスパンに初張力を付与する張力付与手段とを備え
おり、張力付与手段により初張力の付与されているスパ
ンが張側スパンとなるように第1及び第2入出力部材が
相対回転する方向のトルクが入力されたときには、上記
グリップ力が低下して上記トルク伝達が遮断される一
方、張力付与手段により初張力の付与されているスパン
が緩み側スパンとなるように第1及び第2入出力部材が
相対回転する方向のト ルクが入力されたときには、上記
グリップ力が維持されて上記トルク伝達が継続されるよ
うに構成されているものとする。
【0024】上記の構成では、上記請求項1の発明の場
合と異なり、摩擦部材は、その両端において第2入出力
部材に止着されているので、該第2入出力部材と回転一
体である。そして、摩擦部材と第1入出力部材の摩擦面
との間のグリップ力の変化のみに応じて、第1入出力部
材と摩擦部材との間のトルク伝達、つまり第1及び第2
入出力部材間のトルク伝達が断接される。尚、それ以外
の点では、上記の場合と略同じ作用が営まれる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。
【0026】(実施形態1) 図1及び図2は、本発明の実施形態1に係るベルト式一
方向クラッチを示している。
【0027】上記一方向クラッチは、外周に円形状の摩
擦面1aを有する第1の入出力部材としての平プーリ1
と、この平プーリ1にその摩擦面1aの中心線(図2に
一点鎖線で示す平プーリ1の軸心)の回りに相対回転可
能に組み付けられていて、該平プーリ1の摩擦面1aの
半径方向外方に位置する外周に円弧状の摩擦面2aを有
する第2の入出力部材としてのVプーリ2と、これらプ
ーリ1,2の両摩擦面1a,2a間に巻き掛けられたエ
ンドレスの摩擦部材としての平ベルト3と、この平ベル
ト3の両プーリ1,2間の一方(図1の左方)のスパン
3aに初張力を付与する張力付与手段としての矩形状の
板ばね4とを備えている。そして、この実施形態では、
図示は省略するが、上記平プーリ1に入力軸が回転一体
に連結される一方、上記Vプーリ2に出力用のVベルト
が巻き掛けられるようになっている。
【0028】上記平ベルト3は、ゴム材料等からなる断
面矩形状のベルト本体に、心線が略ベルト長さ方向に延
びかつベルト幅方向に所定ピッチ間隔をおいてスパイラ
ル状に埋設されてなる摩擦ベルトである。上記ベルト本
体の内面ないし背面には、必要に応じて帆布層が一体に
積層されている。
【0029】上記平プーリ1は、有底円筒状の平プーリ
部5と、該平プーリ部5の底部中央から平プーリ部5の
軸心方向に延びるように設けられたボス部6とからなっ
ている。そして、上記平プーリ部5の外周面により上記
摩擦面1aが形成されている。また、ボス部6の軸心部
には、上記入力軸を嵌挿固定するための軸孔7が設けら
れている。尚、図1及び図2の8は、上記平プーリ1に
入力軸を連結するためのキー溝である。
【0030】一方、上記Vプーリ2は、その軸心部に、
平プーリ1のボス部6の外径よりも大径の軸孔9を有す
る。そして、この軸孔9内にボス部6が同心状に嵌挿さ
れた状態で、該軸孔9の内周とボス部6の外周との間に
2つのベアリング10,10が軸心方向に並ぶように配
置されていて、これらのことで、Vプーリ2は平プーリ
1に相対回転可能となっている。
【0031】また、上記Vプーリ2の外径は、平プーリ
部5の外径よりも大きく設定されている。そして、Vプ
ーリ2の一端面(図2の右端面)の周縁近傍には、軸心
方向に向かって突出しかつ平プーリ部5の摩擦面1aに
沿って周方向に延びる断面円弧状の突条壁11が設けら
れている。この突条壁11の外周側には、半径方向外方
に向かって開放された断面凹字状をなすベルト溝12が
突条壁11の周方向全体に亘って形成されており、この
ベルト溝12の底面により上記摩擦面2aが形成されて
いる。
【0032】上記ベルト溝12の周方向一端側(図1の
左端側)に位置する摩擦面2aの部分には、上記板ばね
4の基端側部分を摩擦面2aと面一の状態に受容する取
付凹部13が設けられており、板ばね4は、その基端側
が取付凹部13内に埋め込まれた状態でリベット止等に
より固定されている。そして、上記板ばね4の先端側
は、突条壁11の一端部から周方向に向かって突出した
後、小さい曲率をもって軸心側に屈曲した形状に設けら
れており、上記平ベルト3のスパン3a内面を半径方向
外方に向かって摺動可能に押圧することで、該スパン3
aに初張力を付与するようになっている。
【0033】一方、上記ベルト溝12の周方向他端側
(図1の右端側)に位置する摩擦面2aの部分は、端部
に向かって曲率半径が徐々に小さくなる形状とされてお
り、このことで、Vプーリ2の摩擦面2aの周方向他端
部において平プーリ1の摩擦面1aとの間で平ベルト3
が円滑に走行できるようになっている。
【0034】次に、上記のように構成された一方向クラ
ッチの作動について、図3及び図4を参照しながら説明
する。
【0035】先ず、平ベルト3には板ばね4により初張
力が付与されており、このことで、該平ベルト3と平プ
ーリ1及びVプーリ2の各摩擦面1a,2aとの間には
それぞれグリップ力が確保されている。この状態で、図
3に示すように、平プーリ1に同図の反時計回り方向の
トルクが入力されたときには、上記平ベルト3は、平プ
ーリ1の回転方向と同じ方向に走行してVプーリ2にト
ルクを伝達しようとし、それに伴って、平プーリ1に導
入される側のスパン3aは、同図に一点鎖線で示す静止
状態から実線で誇張して示す状態の張側となる。逆に、
平プーリ1から導出される側のスパン3bは緩み側にな
る。
【0036】このとき、上記平ベルト3の緩み側スパン
3bには初張力は付与されていないので、平ベルト3と
各摩擦面1a,2aとの間のグリップ力は共に低下し、
平ベルト3と各摩擦面1a,2aとの間にスリップがそ
れぞれ発生する。よって、平プーリ1に入力されたトル
クは、平ベルト3ないしVプーリ2に伝達されず、平プ
ーリ1が回転するだけでVプーリ2は回転しない。つま
り、一方向クラッチは、フリー状態になる。
【0037】一方、図4に示すように、平プーリ1に同
図の時計回り方向のトルクが入力されたときには、上記
の場合には張側であったスパン3aは、今度は、同図に
一点鎖線で示す静止状態から実線で誇張して示す状態の
緩み側となり、それとは逆に緩み側であったスパン3b
は張側となる。このとき、上記緩み側スパン3aに板ば
ね4により初張力が付与されていることで、平ベルト3
と各摩擦面1a,2aとの間のグリップ力は維持され
る。よって、平プーリ1に入力されたトルクは平ベルト
を介してVプーリ2に伝達され、該Vプーリ2は平プ
ーリ1と同じ方向に回転するようになる。つまり、一方
向クラッチは、ロック状態となる。
【0038】ここで、板ばね4の配置と一方向クラッチ
のフリー/ロック方向との関係について説明を補足して
おくと、上記板ばね4は、一方向クラッチがロック状態
になるときに緩み側となる平ベルト3のスパン3aに初
張力を付与できる位置に配置されていればよい。つま
り、入力部材としての平プーリ1からみて、伝達すべき
回転方向の側(本実施形態の場合では図1の左側)に位
置するスパン3aに初張力を付与できるようにすればよ
いことになる。
【0039】さらに、図4に示す状態で、平プーリ1に
入力されるトルクが増大すると、それに応じて、平ベル
ト3と各摩擦面1a,2aとの間にスリップの発生する
率が上昇する。そして、上記トルクが所定値に達する
と、スリップ率が急激に上昇して100%となる状態に
移行し、略一定のトルクのみが平ベルト3ないしVプー
リ2に伝達されるようになる。よって、過度の入力トル
クに対しては、トルクリミッタとして機能する。換言す
ると、上記所定値は、板ばね4が平ベルト3の緩み側ス
パン3aに付与する初張力に応じて変化するので、その
初張力の設定により一方向クラッチの最大伝達トルクは
制御されることになる。
【0040】したがって、本実施形態によれば、平プー
リ1と、Vプーリ2と、平ベルト3と、板ばね4とを用
いてなる極めて簡単な構造であり、かつ高い精度は不要
でありながら、一方向クラッチの機能を果たすことがで
きるので、例えば従来のローラ式やスプラグ式のものに
比べて非常にコストの低い一方向クラッチを得ることが
できる。
【0041】そして、最大伝達トルクを超える過大なト
ルクが入力されたときには、平ベルト3及び各摩擦面1
a,2a間のスリップにより、そのトルクがそのまま平
ベルト3ないしVプーリ2に伝達されるのを回避するこ
とができるので、トルクリミッタを用いることなく、そ
のような過大な入力トルクに起因する故障を未然に防止
することができる。また、平ベルト3は、経年劣化や故
障等の際には簡単に交換することができるので、メンテ
ナンス性にも優れている。
【0042】さらに、上記最大伝達トルクは、板ばね4
が平ベルト3の緩み側スパン3aに付与する初張力の設
定変更により制御できるので、この点においても、トル
クリミッタを用いることなく過大な入力トルクに対処す
ることができる。
【0043】尚、上記実施形態1では、平プーリ1にト
ルクが入力される場合について説明しているが、Vプー
リ2にトルクが入力される場合には、そのVプーリ2の
回転方向に応じてトルク伝動を断接することができる。
例えば、上記実施形態1の場合では、Vプーリ2が図1
の時計回り方向に回転するときには、一方向クラッチは
フリー状態になり、一方、反時計回り方向に回転すると
きにはロック状態になる。
【0044】また、上記実施形態1では、第1及び第2
入出力部材として、それぞれ平プーリ1及びVプーリ2
を用いているが、ギヤやチェーンスプロケットや軸等を
用いてもよい。
【0045】また、上記実施形態1では、摩擦部材とし
てゴム製の平ベルト3を用いているが、その材質や形状
は特に限定されるものではなく、例えば金属フープを用
いてもよい。
【0046】また、上記実施形態1では、板ばね4によ
りスパン3aの内面を押圧するようにしているが、スパ
ン3aの外面を押圧するようにしてもよい。
【0047】さらに、上記実施形態1では、スパン3a
を押圧することで該スパン3aに初張力を付与するよう
にしているが、初張力を付与できるのであれば、押圧以
外の手段で張力付与手段を構成してもよい。
【0048】(実施形態2) 図5〜図7は、本発明の実施形態2に係るベルト式一方
向クラッチを示している。尚、上記実施形態1の場合と
同じ部分には同じ符号を付している。
【0049】この実施形態では、Vプーリ2は、平ベル
ト3の他方のスパン3bの側(図5及び図7の右側)に
おけるVプーリ2の本体20に該Vプーリ2の軸心と平
行な軸心回りに回動可能に枢支されかつ該Vプーリ2の
摩擦面2aが回動一体に設けられてなる可動部21を有
する。そして、上記平ベルト3の一方のスパン3aの側
(同各図の左側)における本体20と、可動部21との
間には、上記摩擦面2aが平ベルト3を半径方向外方に
向かって押圧することで該平ベルト3の一方のスパン3
aに初張力が付与される方向に上記可動部21を回動付
勢する付勢手段としての圧縮コイルばね4が介装されて
いる。
【0050】上記Vプーリ2の本体20における一端面
側(図6の右端面側)の部分は、実施形態1の場合に比
べて軸心方向の寸法が大きくされていて、半径方向外方
に向かって開放された断面凹字状の収容溝23が略半周
に亘って設けられており、この収容溝23内に上記可動
部21は配置されている。この可動部21は、図7に示
すように略半円弧状をなしていて、周方向の一端側(同
図の右端側)において枢支ピン24により回動可能の枢
支されている。上記本体20の収容溝23における平ベ
ルト3の一方のスパン3aの側の溝壁面には、該収容溝
23に向かって開口されたばね穴25が設けられてお
り、このばね穴25内に上記圧縮コイルばね4は配置さ
れている。そして、この圧縮コイルばね4が上記可動部
21を枢支ピン24の回りに回動付勢して摩擦面2aが
平ベルト3を押圧することで、その一方のスパン3aに
初張力が付与されるようになっている。
【0051】また、上記本体20の収容溝23における
平ベルト3の他方のスパン3bの側の溝壁面は、図7に
仮想線で示すように、上記圧縮コイルばね4に付勢回動
された可動部21に当接して該付勢方向への可動部21
の回動を制限するストッパ26とされている。尚、その
他の構成は上記実施形態1の場合と同じであるので説明
は省略する。
【0052】ここで、上記一方向クラッチの作動を説明
する。
【0053】図5の時計回り方向のトルクが平プーリ1
に入力されたときには、初張力の付与されているスパン
3aが緩み側となって平ベルト3と各摩擦面1a,2a
との間のグリップ力が維持されるので、上記平プーリ1
のトルクは平ベルト3に伝達され、該平ベルト3の走行
に伴ってVプーリ2に伝達される。つまり、一方向クラ
ッチはロック状態となる。このとき、Vプーリ2では、
初張力の付与されていないスパン3bが張側となって該
スパン3bの張力が増大することで、本体20に対し可
動部21が圧縮コイルばねの付勢方向に回動し、摩擦
面2aが平ベルト3を押圧するようになる。よって、緩
み側スパン3aには、初張力を超える張力が付与される
ことになるので、平ベルト3及び各摩擦面1a,2a間
のグリップ力が上昇してスリップが抑えられるようにな
り、その分だけ両プーリ1,2間におけるトルク伝達が
確実化するとともに、最大伝達トルクが上昇するように
なる。
【0054】また、最大伝達トルクが上昇する際に、上
記可動部21は、本体20のストッパ26に当接するこ
とで、その付勢方向への回動が規制される。これによ
り、上記最大伝達トルクの上昇に歯止めが加わるので、
最大伝達トルクが上昇し続けることに起因する不具合の
発生は未然に防止される。
【0055】一方、図5の反時計回り方向のトルクが平
プーリ1に入力されたときには、初張力の付与されてい
るスパン3aが張側となる。このときには、その反対側
のスパンである緩み側スパン3bには初張力は付与され
ておらず、また上記可動部21には、摩擦面2aが平ベ
ルト3を押圧する方向への回動力は生じないことから、
上記緩み側スパン3bの張力は低い状態に維持される。
よって、上記平ベルト3と各摩擦面1a,2aとの間に
それぞれスリップが発生することになり、一方向クラッ
チはフリー状態となる。
【0056】したがって、本実施形態によれば、一方向
クラッチの平プーリ1にロック方向のトルクが入力され
たときに、平ベルト3の張側スパン3bの張力の上昇を
利用して、Vプーリ2の摩擦面2aが平ベルト3を押圧
する方向に該Vプーリ2の可動部21を回動させること
ができるので、初張力よりも大きい張力を緩み側スパン
3aに付与することができ、よって、平プーリ1及びV
プーリ2間においてトルク伝達を確実化することができ
るとともに、最大伝達トルクを上げることができる。
【0057】また、上記Vプーリ2の本体20に設けた
ストッパ26により、上記可動部21の回動によって得
られる最大伝達トルクの上昇に歯止めを加えることがで
きるので、例えば過負荷による平ベルト3の早期劣化
等、最大伝達トルクが増加し続けることに起因する不具
合の発生を未然に防止することができる。
【0058】尚、上記実施形態2では、付勢手段として
圧縮コイルばね4を用い、このばね4を可動部21の枢
支ピン24と反対側の位置に配置するようにしている
が、付勢手段としてはそれ以外のものを用いてもよく、
また配置も特に限定されるものではない。
【0059】(実施形態3) 図8は、本発明の実施形態3に係るベルト式一方向クラ
ッチを示している。尚、上記実施形態1の場合と同じ部
分には同じ符号を付している。
【0060】この実施形態では、有端の平ベルト3が摩
擦部材として用いられる。そして、上記平ベルト3の両
端は、Vプーリ2の有する突条壁11のベルト溝12内
において、その周方向の両端部に止着されている。尚、
その他の構成は実施形態1の場合と同じであるので説明
は省略する。
【0061】したがって、この実施形態では、平ベルト
3と平プーリ1の摩擦面1aとの間のグリップ力のみに
応じて両プーリ1,2間のトルク伝達が断接される他
は、実施形態1の場合と略同じ作用が営まれるので、こ
の実施形態によっても、上記実施形態1の場合と同様の
効果を奏することができる。
【0062】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、外周に円形状の摩擦面を有する第1の入出力部
材と、この第1入出力部材にその摩擦面の中心線回りに
相対回転可能に組み付けられ、該第1入出力部材の摩擦
面の半径方向外方に位置する外周に円弧状の摩擦面を有
する第2の入出力部材と、これら第1及び第2入出力部
材の両摩擦面間に巻き掛けられたエンドレスの摩擦部材
と、この摩擦部材の第1及び第2入出力部材間の一方の
スパンに初張力を付与する張力付与手段とを用いること
で、極めて簡単な構造でかつ高い精度は不必要でありな
がら、一方向クラッチの機能を果たすことができるよう
にしたので、例えばローラ式やスプラグ式等の従来のも
のに比べてコストの低い一方向クラッチを得ることがで
きる。そして、最大伝達トルクを超える過大な入力トル
クに起因する故障が少なく、たとえ故障しても例えば摩
擦部材は容易に交換できるので、メンテナンス性にも優
れている。また、上記最大伝達トルクは、スパンに付与
される初張力の変更により制御でき、このことでも、過
大な入力トルクに対処することができる。
【0063】請求項2の発明によれば、上記第2入出力
部材を、摩擦部材の他方のスパンの側における第2入出
力部材の本体に該第2入出力部材の軸心と平行な軸心回
りに回動可能に枢支されかつ該第2入出力部材の摩擦面
が回動一体に設けられてなる可動部を有するものとし、
その上で、張力付与手段を、上記摩擦面が摩擦部材を半
径方向外方に向かって押圧することで該摩擦部材の一方
のスパンに初張力が付与される方向に上記可動部を回動
付勢する付勢手段により構成するようにしたので、上記
摩擦部材の他方のスパンが張側となってその張力が上昇
したときに、初張力よりも大きい張力を緩み側スパンに
付与することができ、よって、第1及び第2入出力部材
間においてトルク伝達を確実化することができるととも
に、最大伝達トルクを上げることができる。
【0064】請求項3の発明によれば、上記第2入出力
部材の本体に、付勢手段に付勢回動された可動部に当接
して該付勢方向への可動部の回動を制限するストッパ
設けるようにしたので、最大伝達トルクの上昇に歯止め
を加えることができ、よって、例えば過負荷による摩擦
部材の早期劣化等、最大伝達トルクが増加し続けること
に起因する不具合の発生を未然に防止することができ
る。
【0065】請求項4の発明によれば、外周に円形状の
摩擦面を有する第1の入出力部材と、この第1の入出力
部材にその摩擦面の中心線回りに相対回転可能に組み付
けられた第2の入出力部材と、上記第1入出力部材の摩
擦面に巻き掛けられ、両端が第2入出力部材に止着され
有端の摩擦部材と、この摩擦部材の第1及び第2入出
力部材間の一方のスパンに初張力を付与する張力付与手
段とにより一方向クラッチを構成するようにしたので、
この発明によっても上記請求項1の発明の場合と同じ効
果を奏することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1に係るベルト式一方向クラ
ッチを示す正面図である。
【図2】図1のII−II線断面図である。
【図3】一方向クラッチのフリー状態を誇張して示す正
面図である。
【図4】一方向クラッチのロック状態を誇張して示す正
面図である。
【図5】本発明の実施形態2に係るベルト式一方向クラ
ッチを一部を切り欠いて示す図1相当図である。
【図6】図5のVI−VI線断面図である。
【図7】図6のVII −VII 線断面図である。
【図8】本発明の実施形態3に係るベルト式一方向クラ
ッチを示す図1相当図である。
【図9】従来の一方向クラッチとしてのローラ式一方向
クラッチの要部を示す横断面図である。
【符号の説明】
1 平プーリ(第1入出力部材) 1a 摩擦面 2 Vプーリ(第2入出力部材) 2a 摩擦面 3 平ベルト(摩擦部材) 3a,3b スパン 4 板ばね,圧縮コイルばね(張力付与手段) 20 本体 21 可動部 26 ストッパ

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力側と出力側との間のトルク伝達系路
    に配設され、入力側から入力されるトルクの方向に応じ
    て入力側及び出力側間のトルク伝達を断接するようにし
    た一方向クラッチであって、 上記入力側及び出力側のうちの一方に連結され、 外周に
    円形状の摩擦面を有する第1の入出力部材と、 上記第1の入出力部材にその摩擦面の中心線回りに相対
    回転可能に組み付けられているとともに上記入力側及び
    出力側のうちの他方に連結され、該第1入出力部材の摩
    擦面の半径方向外方に位置する外周に円弧状の摩擦面を
    有する第2の入出力部材と、 上記第1及び第2入出力部材の両摩擦面間に巻き掛けら
    れたエンドレスの摩擦部材と、 上記第2入出力部材に回転一体に設けられ、上記第1及
    び第2入出力部材の各摩擦面と上記摩擦部材との間にグ
    リップ力が得られて第1及び第2入出力部材間での摩擦
    部材を介してのトルク伝達が行われるように該摩擦部材
    の第1及び第2入出力部材間の一方のスパンに初張力を
    付与する張力付与手段とを備え 上記張力付与手段により初張力の付与されている上記ス
    パンが張側スパンとなるように第1及び第2入出力部材
    が相対回転する方向のトルクが入力されたときには、上
    記グリップ力が低下して上記トルク伝達が遮断される一
    方、上記張力付与手段により初張力の付与されている上
    記スパンが緩み側スパンとなるように第1及び第2入出
    力部材が相対回転する方向のトルクが入力されたときに
    は、上記グリップ力が維持されて上記トルク伝達が継続
    されるように構成され ていることを特徴とする一方向ク
    ラッチ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の一方向クラッチにおい
    て、 第2入出力部材は、摩擦部材の他方のスパンの側におけ
    る第2入出力部材の本体に該第2入出力部材の軸心と平
    行な軸心回りに回動可能に枢支されかつ該第2入出力部
    材の摩擦面が回動一体に設けられてなる可動部を有し、 張力付与手段は、上記本体と上記可動部との間に配置さ
    れていて上記摩擦面が摩擦部材を半径方向外方に向かっ
    て押圧することで該摩擦部材の一方のスパンに初張力が
    付与される方向に上記可動部を回動付勢する付勢手段に
    より構成されていることを特徴とする一方向クラッチ。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の一方向クラッチにおい
    て、 第2入出力部材の本体に、付勢手段に付勢回動された可
    動部に当接して該付勢方向への可動部の回動を制限する
    ストッパが設けられていることを特徴とする一方向クラ
    ッチ。
  4. 【請求項4】 入力側と出力側との間のトルク伝達系路
    に配設され、入力側から入力されるトルクの方向に応じ
    て入力側及び出力側間のトルク伝達を断接するようにし
    た一方向クラッチであって、 上記入力側及び出力側のうちの一方に連結され、 外周に
    円形状の摩擦面を有する第1の入出力部材と、 上記第1の入出力部材にその摩擦面の中心線回りに相対
    回転可能に組み付けられているとともに上記入力側及び
    出力側のうちの他方に連結された第2の入出力部材と、 上記第1入出力部材の摩擦面に巻き掛けられ、両端が第
    2入出力部材に止着された有端の摩擦部材と、 上記第2入出力部材に回転一体に設けられ、上記第1入
    出力部材の摩擦面と上記摩擦部材との間にグリップ力が
    得られて第1及び第2入出力部材間での摩擦部材を介し
    てのトルク伝達が行われるように該摩擦部材の第1及び
    第2入出力部材間の一方のスパンに初張力を付与する張
    力付与手段とを備え 上記張力付与手段により初張力の付与されている上記ス
    パンが張側スパンとなるように第1及び第2入出力部材
    が相対回転する方向のトルクが入力されたときには、上
    記グリップ力が低下して上記トルク伝達が遮断される一
    方、上記張力付与手段により初張力の付与されている上
    記スパンが緩み側スパンとなるように第1及び第2入出
    力部材が相対回転する方向のトルクが入力されたときに
    は、上記グリップ力が維持されて上記トルク伝達が継続
    されるように構成され ていることを特徴とする一方向ク
    ラッチ。
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