JP3133229U - ダンプカーの荷台 - Google Patents
ダンプカーの荷台 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3133229U JP3133229U JP2007002883U JP2007002883U JP3133229U JP 3133229 U JP3133229 U JP 3133229U JP 2007002883 U JP2007002883 U JP 2007002883U JP 2007002883 U JP2007002883 U JP 2007002883U JP 3133229 U JP3133229 U JP 3133229U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- protector
- loading platform
- frame
- dump truck
- side guard
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Body Structure For Vehicles (AREA)
Abstract
【課題】細かい土砂等を荷台枠で囲まれた容積以上に積載してもサイドガードとプロテクタとの間隙から土砂等がこぼれ落ちないような荷台を提供する。
【解決手段】土砂等を積載して運搬するダンプカーの荷台であって、荷台1の外周を囲む荷台枠2と、積載した土砂等から運転席3を保護するために荷台枠の前方に一体形成されたプロテクタ4と、両サイド及び後方の荷台枠の上方に延設され積載した土砂等がこぼれ落ちるのを防止するサイドガード5と、延設した両サイドのサイドガードとプロテクタの側面との間に生じる隙間を補間する補間板6と、補間板6とサイドガード5を連結するサイドガード連結手段7と、補間板6とプロテクタ4を連結するプロテクタ連結手段8とから構成されることを特徴とする。
【選択図】図1
【解決手段】土砂等を積載して運搬するダンプカーの荷台であって、荷台1の外周を囲む荷台枠2と、積載した土砂等から運転席3を保護するために荷台枠の前方に一体形成されたプロテクタ4と、両サイド及び後方の荷台枠の上方に延設され積載した土砂等がこぼれ落ちるのを防止するサイドガード5と、延設した両サイドのサイドガードとプロテクタの側面との間に生じる隙間を補間する補間板6と、補間板6とサイドガード5を連結するサイドガード連結手段7と、補間板6とプロテクタ4を連結するプロテクタ連結手段8とから構成されることを特徴とする。
【選択図】図1
Description
本考案は土砂等を積載して運搬するダンプカーの荷台の改良に関する。
従来のダンプカーの荷台91は、図3に示すように、外周を荷台枠92で囲まれた構造であり、荷台91の前方には積載した土砂等から運転席93を保護するために荷台枠92に一体形成されたプロテクタ94が設けられ、荷台枠92の後部は積載した土砂等を排出できるようにあおり95が設けられている。
一方、細かい土砂等を荷台枠で囲まれた容積以上に積載する場合、積載した土砂等がこぼれ落ちないように荷台枠の上方にサイドガードが設置されている(例えば特許文献1)。
ところが、プロテクタ94は強度を保たせるために両側が折れ曲がったコの字形状とされ、折れ曲がった両側面94a,94bは荷台枠92の上方からプロテクタ94の先端にかけてテーパー状となっているため、単純に荷台枠の上方にサイドガードを設置しただけではサイドガードとプロテクタの側面との間に間隙が生じ、その間隙から土砂等がこぼれ落ちるといった問題があった。
本考案は上記のような問題点に鑑みて考案されたものであり、細かい土砂等を荷台枠で囲まれた容積以上に積載してもサイドガードとプロテクタとの間隙から土砂等がこぼれ落ちないような荷台を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に係る考案は、土砂等を積載して運搬するダンプカーの荷台であって、荷台の外周を囲む荷台枠と、積載した土砂等から運転席を保護するために荷台枠の前方に一体形成されたプロテクタと、両サイド及び後方の荷台枠の上方に延設され積載した土砂等がこぼれ落ちるのを防止するサイドガードと、延設した両サイドのサイドガードとプロテクタの側面との間に生じる隙間を補間する補間板と、補間板とサイドガードを連結するサイドガード連結手段と、補間板とプロテクタを連結するプロテクタ連結手段とから構成されることを特徴とするものである。
また、請求項2に係る考案は、請求項1記載のダンプカーの荷台であって、サイドガードは、両サイド及び後方の荷台枠の幅と所定の高さに組まれたフレームと前記フレームを覆った帆布製のシートとで構成したものであることを特徴とするものである。
また、請求項3に係る考案は、請求項1又は2記載のダンプカーの荷台であって、サイドガード連結手段は、サイドガードのフレームと補間板を挟持するヘアピン金具と補間板に設けられヘアピン金具を固定するヘアピン金具固定具とで構成したものであることを特徴とするものである。
また、請求項4に係る考案は、請求項1記載のダンプカーの荷台であって、プロテクタ連結手段は、補間板及びプロテクタの重なり合った箇所を挟み込んで固定するものであることを特徴とするものである。
本考案のダンプカーの荷台によれば、細かい土砂等を荷台枠で囲まれた容積以上に積載してもサイドガードとプロテクタの側面との間に生じる隙間を補間する補間板を設けたことにより土砂等がこぼれ落ちることを防止することができる。
本考案の実施の形態を、添付図面に例示した本考案の実施例に基づいて以下に具体的に説明する。
先ず、本考案のダンプカーの荷台の実施例について、図1〜図2を参照しながら説明する。
図1は本考案のダンプカーの荷台を後方から見た斜視図であり、図2はダンプカーの荷台の要部を拡大した拡大図である。
図において、1は荷台、2は荷台1の外周を囲む荷台枠、4は積載した土砂等から運転席3を保護するために、前方の荷台枠に一体形成されたプロテクタ、5は細かい土砂等を荷台枠2で囲まれた容積以上に積載する場合、積載した土砂等がこぼれ落ちないように荷台枠2の上方に延設され、積載した土砂等がこぼれ落ちるのを防止するサイドガードである。
6は延設した両サイドのサイドガードとプロテクタ4の両側面との間に生じる隙間をを塞ぐよう補間する補間板、7は補間板6とサイドガード5を連結するサイドガード連結手段、8は補間板6とプロテクタ4を連結するプロテクタ連結手段である。
以上のように構成されたダンプカーの荷台の作用について説明する。
サイドガード5は、通常のダンプカーの荷台に細かい土砂等を荷台枠2で囲まれた容積以上に積載する場合、荷台枠2の上方に延設して、積載した土砂等がこぼれ落ちないようにするためのもので、両サイド及び後方の荷台枠2の幅及び所定の高さを有するフレーム51を組み、そのフレーム51に帆布製のシート52を覆って作成する。
一方、積載した土砂等から運転席を保護するためプロテクタ4が前方の荷台枠に一体形成されて設けられる。プロテクタ4は強度を保たせるために両側が折れ曲がったコの字形状とされ、折れ曲がった両側面4a,4bは荷台枠2の上方からプロテクタ4の先端にかけてテーパー状となっている。
プロテクタ4の折れ曲がった両側面4a,4bは荷台枠2の上方からプロテクタ4の先端にかけてテーパー状となっているため、単純に荷台枠2の上方にサイドガード5を延設して設置しただけではサイドガード5とプロテクタ4の側面のテーパー部分で間隙が生ずるのでその間隙を塞ぐよう補間する補間板6が必要となる。
図2を用いて補間板6、補間板6とサイドガード5を連結するサイドガード連結手段7、補間板6とプロテクタ4を連結するプロテクタ連結手段8の詳細を説明する。
補間板6は略長方形の形状で、高さは荷台枠2とサイドガード5の高さを加えた長さ、幅はサイドガード5とプロテクタ4の側面のテーパー部分で生じる間隙を塞ぐことができる幅であることが好適である。
サイドガード連結手段7は、サイドガード5のフレーム51と補間板6を挟持するヘアピン金具71と補間板6に設けられヘアピン金具71を固定するヘアピン金具固定具72とで構成され、サイドガード5を荷台枠2の上方に延設するにあたり補間板6とサイドガード5のフレーム51をヘアピン金具71で挟み込んで連結する。
補間板6にはヘアピン金具固定具72が設けられヘアピン金具71を補間板6に固定する。ヘアピン金具71で挟み込む構成としたので、ヘアピン金具71の長さを変えればサイドガード5の高さに対応することができる。
プロテクタ連結手段8は、補間板6及びプロテクタ4の側面の重なり合った箇所を挟み込んで固定するもので、例えばシャコ万力のような形状をしたものである。
以上説明したように、本考案のダンプカーの荷台によれば、細かい土砂等を荷台枠で囲まれた容積以上に積載してもサイドガードとプロテクタの側面との間に生じる隙間を補間する補間板を設けたことにより土砂等がこぼれ落ちることを防止することができるので土砂等を支障なく運搬することができる。
1・・・ダンプカーの荷台
2・・・荷台枠
3・・・運転席
4・・・プロテクタ
5・・・サイドガード
6・・・補間板
7・・・サイドガード連結手段
8・・・プロテクタ連結手段
2・・・荷台枠
3・・・運転席
4・・・プロテクタ
5・・・サイドガード
6・・・補間板
7・・・サイドガード連結手段
8・・・プロテクタ連結手段
Claims (4)
- 土砂等を積載して運搬するダンプカーの荷台であって、前記荷台の外周を囲む荷台枠と、前記積載した土砂等から運転席を保護するために前記荷台枠の前方に一体形成されたプロテクタと、両サイド及び後方の荷台枠の上方に延設され積載した土砂等がこぼれ落ちるのを防止するサイドガードと、延設した両サイドのサイドガードとプロテクタの側面との間に生じる隙間を補間する補間板と、前記補間板と前記サイドガードを連結するサイドガード連結手段と、前記補間板と前記プロテクタを連結するプロテクタ連結手段と、から構成されることを特徴とするダンプカーの荷台。
- 前記サイドガードは、両サイド及び後方の荷台枠の幅と所定の高さに組まれたフレームと前記フレームを覆った帆布製のシートとで構成したものであることを特徴とする請求項1記載のダンプカーの荷台。
- 前記サイドガード連結手段は、前記サイドガードのフレームと前記補間板を挟持するヘアピン金具と前記補間板に設けられ前記ヘアピン金具を固定するヘアピン金具固定具とで構成したものであることを特徴とする請求項1又は2記載のダンプカーの荷台。
- 前記プロテクタ連結手段は、前記補間板及び前記プロテクタの重なり合った箇所を挟み込んで固定するものであることを特徴とする請求項1記載のダンプカーの荷台。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007002883U JP3133229U (ja) | 2007-04-23 | 2007-04-23 | ダンプカーの荷台 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007002883U JP3133229U (ja) | 2007-04-23 | 2007-04-23 | ダンプカーの荷台 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3133229U true JP3133229U (ja) | 2007-07-05 |
Family
ID=43283914
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007002883U Expired - Fee Related JP3133229U (ja) | 2007-04-23 | 2007-04-23 | ダンプカーの荷台 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3133229U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5100899B1 (ja) * | 2012-02-23 | 2012-12-19 | 株式会社昇和自動車 | ダンプ荷台のアタッチメント、ダンプ及びダンプ製造方法 |
-
2007
- 2007-04-23 JP JP2007002883U patent/JP3133229U/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5100899B1 (ja) * | 2012-02-23 | 2012-12-19 | 株式会社昇和自動車 | ダンプ荷台のアタッチメント、ダンプ及びダンプ製造方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4771677B2 (ja) | 自動車の車体後部構造 | |
US7775556B2 (en) | Frame structure for working vehicle | |
JP2008062736A (ja) | 不整地用四輪走行車 | |
FR2928334A1 (fr) | Agencement de renfort de bouclier de vehicule automobile. | |
US9346506B2 (en) | Straddle type vehicle | |
JP3133229U (ja) | ダンプカーの荷台 | |
JP2007076519A (ja) | トーションビーム式サスペンション | |
EP2817201B1 (fr) | Véhicule automobile comprenant un plancher arrière en deux parties | |
JP2011042259A (ja) | 車体構造 | |
JP5580696B2 (ja) | 作業車 | |
CN108778906B (zh) | 车辆用构件的加强结构 | |
JP5741414B2 (ja) | 車両用シートのシートフレーム補強構造 | |
JP2007238032A (ja) | 車両の後部構造 | |
JP6024602B2 (ja) | リアピラー構造 | |
FR2941670A1 (fr) | Structure de vehicule automobile comportant une peau ex-terieure et des elements de renfort et vehicule equipee d'une telle structure. | |
JP5114358B2 (ja) | U字溝 | |
FR3055259B1 (fr) | Siege de vehicule amorti par appui souple | |
JP2012030634A (ja) | 車両用シート | |
JP3309691B2 (ja) | 自動車用フロア構造 | |
FR2895356A1 (fr) | Plancher arriere renforce d'un vehicule automobile | |
JP4036136B2 (ja) | 自動車のフューエルタンク取付構造 | |
FR2937930A1 (fr) | Dispositif de fixation d'une ceinture de securite et plancher de vehicule automobile equipe d'un tel dispositif. | |
JP4537775B2 (ja) | マストティルト装置 | |
FR2479672A1 (fr) | Siege, notamment pour vehicules automobiles | |
JP4238622B2 (ja) | 遮音カバー組付け機構 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |