JP3133110U - 先端が突き出した型の雪おろし装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 本考案は降った雪が家の棟で積り固まる事で被害が発生する、これの解決には時間や経費と労力が必要となりしかも高所での作業から危険が予想される、しかし本案は簡単な構造で経費と労力の節約が出来又屋根に登る事なく雪おろしが出来る装置に関するものである。
【解決手段】 本考案は屋根の頂上の丸味を利用して、雪は積りだし固まりとなる。屋根に登って降る度ごとの雪おろしは危険で大変である、そこで本案の板の先端が上方に突き出た特徴を持った三角錐型雪おろし装置を作成し、棟に帽子の如く被せて取り付け突き出した先端で雪を真二つにし、更に急角度の袴部分で降る先々スベリ落して解決するものである。
【選択図】図2

Description

本考案は、屋根の分水嶺の丸味を利用して雪は付着し積って固まり出す、そこで板一枚を上の方に突き出す形に取り付けた三角錐で雪おろしをする事に関するものである。
雪国に限らず屋根は、雨水用の為緩やかな傾斜である、雪は物に付着する性質があり分水嶺の丸みを利用し積ってしまう。放置すれば家が埋没や倒壊の恐れが在るため、昔からの習わしで 各人危険と知りながら必要に迫られ、屋根に登って スコップやダンプ等の機材を使い雪おろしが日課であつた。
上記雪積の状況と更に落雪防止の雪留めの作用によって一段と増加した雪を、高くて危険な屋根に登る事なく雪おろしをすることにある。
屋根に降った雪が頂上の分水嶺で積り固まる事が原因であるため、金属又は硬化プラスチック等で作成の板三枚の内二枚を、急角度の山型に組みこの頂上から残りの板一枚を上の方に突き出した形に取り付け、先が突き出した形の特徴を持った三角錐を作成し帽子の如く棟にかぶせる、この上の方に突き出した板一枚によって降る雪を棟のところで二分し急角度の山型で下方へ落下させる装置である。又帽子内側に熱線ヒーターの配置と雪おろしの支障となる雪留めは上から鉄板を被せる事で問題点が解決される。
本考案は上記の通り屋根の分水嶺に取り付けた、先端が突き出した形の特徴を持つ三角錐型帽子の突き出した板一枚によって、屋根に付着せんとする雪を棟の所で真二つにして、左右に振り分け滑り落し更に内部のヒーターで融雪を促し急角度の山型部分で下方に落下させる装置であり急角度の為、雪は降る先々から落下していく結果毎日の降雪でも少しの人力で雪おろしができる効果がある、又雪おろしの支障となる雪留めは上から鉄板を被せることで解決できる。
実施の形態
家の棟と平行した長さの金属又は硬化プラスチック等で作成した板三枚の内二枚を、自然に雪が滑り落ちる急角度の山型に組、以下袴部分と呼ぶ、この頂上から残り一枚の板を上の方に突き出した形の垂直板として取り付け以下垂直板と呼ぶ、突き出した先端を持つ三角錐型帽子にして棟にかぶせる。又雪が滑り落ちやすくなるよう帽子内側に熱線ヒーターを配線し、外部で オンオフを可能にしておく。この帽子の先端の突き出した垂直板によって棟の所で雪は真二つにされ左右に振り分けられ、ヒーターでの融雪と、急角度の袴部分によって雪は降る先々自然に落下していく仕組みで、装置が簡単で単位制の為取り付け易いのが利点となる。ここで雪留めが本案のネックであるが金属の板を上から被せ屋根の角度と同一にすれば上記袴部分で滑り落された雪は更にその上をスベリ落ちてゆき解決される。
以下添付図面に従い一実施例を説明する。1は、屋根の分水嶺に取り付けた先端が突き出した形の雪下ろし装置本体で、長さは概ね棟幅とし厚さは2〜5mmの金属又は硬化プラスチック等で作成され、山型の袴部分 4と、垂直板 3と、での構成となる、作業面から単位制とし 4は一単位を長さ 1800mm高さ700〜1300mmとし 3は長さ 1800mm高さ300〜500mmとするが必要によって単位を増加していく。 2は、棟に本体を取り付ける為の枕木で棟幅とし 15×15mmの鉄製角棒である。 5は、雪の落下をコントロールする為に帽子内側に取り付けた熱線ヒーターで、切り忘れ防止ブザー付きである。
本考案の先端が突き出した型の雪おろし装置正面図である。 本考案の先端が突き出した型のゆきおろし装置の一部切欠側面図である。
符号の説明
1 雪おろし装置本体
2 本体を取り付ける枕木
3 本体の垂直板
4 本体の袴部分
5 融雪用ヒーター

Claims (1)

  1. 金属又は硬化プラスチック等で作成した棟幅の板二枚を急角度の山型に組み、その頂上から板一枚が上の方に突き出た形の三角錐を作成し棟に帽子の如く被せたことを特徴とする、雪下ろし装置。
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