JP3132897U - ペット用遊戯装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】側面に複数の挿入口が設けられた中空の柱体と、該挿入口のうちの任意の1つに挿入され、他の挿入口に架け渡すことによって、2箇所で支持されるステップ板を複数備え、該ステップ板におけるステップ部をつたって、猫などのペット動物が、上記柱体の上下方向に移動可能とする。
【選択図】図1
Description
側面に複数の挿入口が形成されている中空の柱体と、前記挿入口の1つに挿入され、他の挿入口に架け渡されるための複数のステップ板とを備え、前記ステップ板は前記挿入口に挿入された際に前記柱体内部に位置する挿入部Aと、前記柱体の外部に位置するペットが乗るためのステップ部とを少なくとも備えていることを特徴するペット用遊戯装置、
を要旨とするものである。
図1は、本考案のペット用遊戯装置(以下、単に「遊戯装置」ともいう。)の一実施態様を示す遊戯装置1の斜視図である。遊戯装置1は、四角柱であって中空の柱体2を本体とし、柱体2の側面には一の高さ位置において四角柱の4つの側面それぞれに挿入口3が形成されるとともに、柱体2の側面上下方向においても一定の間隔で複数の挿入口3が形成されている。複数の挿入口3はいずれも同形状である。そして同じ高さに形成されている対面する2つの挿入口3に、7枚のステップ板4が任意の高さでそれぞれ挿入され、架け渡されている。また柱体2の略中段部分及び略上段部分にはそれぞれ同形状の窓部7が設けられている。窓部7は、一の高さ位置において四角柱の4つの側面にそれぞれ設けられており、この一の高さ位置における4つの窓部7のうちの対面する2つにおいて、該窓部7と略同形状の断面積を有する四角柱である居室用ボックス8が挿入されて構成されている。柱体2の上面には、天板12が設けられており、また柱体2の底面には、柱の起立状態を補助するための支持補助部材13が備え付けられている。
図2は、本考案の遊戯装置の別の実施態様を示す遊戯装置21を示す斜視図である。遊戯装置21は、四角柱であって中空の柱体22を本体とし、柱体22の側面には、複数の挿入口23が設けられている。挿入口23は、柱体22の側面の一の高さ位置において、4つの側面それぞれに設けられており、いずれも側面に向かって左よりに形成されている。そして一の高さ位置における対面する2つの挿入口23にはステップ板24が挿入され、架け渡されている。また柱体23の略下段部分であって柱体22の底面と最下位に位置する挿入口23との間及び柱体22の略上段部分であって挿入口23間であって柱体22の側面の一の高さ位置において、4つの側面それぞれに窓部27が設けられている。そして、一の高さ位置における対面する2つの窓部27には居室用ボックス28が挿入され、架け渡されている。
図1に示される柱体2は、上述のとおり、中空であって長さ方向に垂直な断面の形状が正方形の四角柱である。本考案において重要な点は、柱体2のごとく支柱となる構成部材を中空としたことにある。これにより柱体側面に設けられた複数の挿入口のうちの任意な箇所において、後述するステップ板を挿入し、他の挿入口に架け渡すことができ、該ステップ板を2箇所で支持することができる。
柱体2の4つの側面には、それぞれ複数の挿入口3が形成されている。挿入口3は、同一の高さ位置において4つの側面それぞれに形成されるとともに、上下方向においても、均等な間隔で複数形成されている。
ステップ板4は、挿入口3に挿入された際に柱体2内部に位置する挿入部A5と柱体外部に位置するステップ部6とから構成されている。図1に示す遊戯装置1には、7枚のステップ板4が設置されているが、ステップ板の数は任意に決定することができる。
ステップ板4は、上述するとおり、挿入口3に挿入され対面する挿入口3に架け渡される部材である。このように、2つの挿入口間においてステップ板を架け渡すことによって、2箇所でステップ板を支持することができ、固定部材などを必要とせずにステップ板4を柱体2に安定して設置することができる。特に、ステップ板4は、柱体2への挿入角度が柱体2に対して90度であって、その姿勢は床面に対し水平となる上、挿入口3に実質的に隙間のない状態で挿入されるため、挿入時において、ステップ部6に猫が乗った場合であっても、ぐらつくことがなく安全である。このように、ステップ部の挿入角度で切断した切断面の面積と、挿入口の面積とを略等しく形成することによって、ステップ板をより安定して柱体に設置することができる。
しかして本考案の遊戯装置1であれば、猫の固有の性質等にあわせて、上下に隣り合うステップ板4の間隔を調整し、あるいはステップ板4の挿入される方向を、図示する挿入方向から、90度あるいは180度変更することによって、猫の上り下りのバリエーションを様々に変化させることができる。
ステップ板は猫が乗り降りするための部材であるため、滑り難い部材で形成するか、あるいは滑り難い部材で被覆することが好ましい。猫が乗り降りすることでステップ部の表面は損傷し、あるいは汚れ易いため、ステップ板を滑り難い部材で被覆し、被覆材が損傷したり汚れたりした場合には、被覆材を剥離し、新しい被覆材を張りなおすことができるという観点からは、被覆材を被覆する態様が好ましい。また被覆材は、ステップ板の少なくとも片面に設けられていればよいが、両面に設けることによって、一方の面において被覆材が損傷した場合に、裏返し使用することができるため好ましい。
上記滑り難い被覆部材としては、例えば、カーペット用シート、コルクシート、ゴムシート、合成樹脂製の化粧シートなどが挙げられる。
上記ステップ板の被覆材として使用可能なカーペット用シートなどは、滑り止め部材としてだけでなく爪とぎ部材としても適している。本考案におけるステップ板は、上述のとおり取り外しが非常に容易であるため、必要に応じてカーペット用シートなどの滑り止め部材が両面に被覆されたステップ板を柱体から引き抜いて、以下に述べる爪とぎ装置として応用することが可能である。猫に爪とぎをさせるという観点からは、一枚のステップ板を床面に寝かせた状態や、壁面に立てかけた状態でも、爪とぎをさせることが可能である。しかしながらこのような用い方をすると、ステップ板をはみ出して床面や壁面を傷つける虞がある。したがって、簡易なジョイント用部材を用いて、ステップ板を立体的に組み立てることにより、自立する爪とぎ装置を構成することが可能である。上記ジョイント用部材を用いた爪とぎ装置の例として以下に図4を用いて説明する。
本考案における遊戯装置には、上述のとおり、猫が少なくとも上り下りするための足場として複数のステップ板が設置されていることが必要であり、窓部については必須の構成要件とするものではない。しかしながら、窓部を設けることによって、該窓部より猫が柱体内部に入り込むことができ、猫に居室空間を与えることができ、狭いところに入ることを好む猫の本能的な要求を満たすことができる上、1つの遊戯装置において、猫の遊戯内容を充実させることができ好ましい。
次に、居室用ボックスについて説明する。本考案における居室用ボックスは、1つの窓部に挿入され他の窓部に架け渡されることによって柱体に設置されるものであって、窓部に挿入されて架け渡された際に前記柱体内部に位置する挿入部Bと、前記柱体外部に位置する居室拡大部とから構成されている。少なくとも該居室拡大部の一側面の一箇所に、猫が居室用ボックスの内外を出入りするための開口部が設けられる。
図1に示すとおり、遊戯装置1には、柱体の上面に天板12が設けられている。本考案に用いられる柱体は、中空であるため、このように柱体の上面に天板を設けることによって、猫が乗るスペースを与えることができるという観点から好ましい。ただし天板は本考案において必須の構成要件ではなく、例えば図2示すとおり天板が設けられていない遊戯装置であってもよい。
本考案の遊戯装置は、本体が柱体で構成されていることにより、非常に安定感がよく、自立して起立した状態を維持することが可能である。したがって突っ張り棒形式を採用して、床面と天井面とで挟み込むことでその起立した姿勢を維持させる必要がない。ただし、柱体の断面面積をより小さく設計し、あるいは柱体の縦寸法を大きく設計する場合には、図1の支持補助部材13のごとく、柱体の起立姿勢を補助するための部材をさらに設けてもよい。支持補助部材13は、支持板14と、支持板の略中央に設けられる、支持される柱体2の断面内径と嵌合することのできる凸部(図示せず)とから構成され、該凸部と柱体2の底面とを嵌合させることによって柱体2の起立した姿勢を安定して支持することを可能とする部材である。尚、支持補助部材13は、本考案における柱体を支持するための支持補助部材の一例であって、他の支持補助部材の使用を制限するものではない。
2、22 柱体
3、23 挿入口
4、4'、4a、4b、24 ステップ板
5、25 挿入部A
5' 挿入補助部
6 ステップ部
7、27 窓部
8、8a、8a'、28 居室用ボックス
9 開口部
10、29 挿入部B
11 居室拡大部
12 天板
13 支持補助部材
14 支持板
41、44、47、50、53 ステップ板
42、45、48、51、54 挿入部A
42'、45'、51'、54' 挿入補助部A
43、46、49、52、55 ステップ部
61 ステップ板
62 ジョイント用部材
63 爪とぎ装置
64 カーペット部材
Claims (7)
- 側面に複数の挿入口が形成されている中空の柱体と、前記挿入口の1つに挿入され、他の挿入口に架け渡されるための複数のステップ板とを備え、
前記ステップ板は前記挿入口に挿入された際に前記柱体内部に位置する挿入部Aと、前記柱体の外部に位置するペットが乗るためのステップ部とを少なくとも備えることを特徴するペット用遊戯装置。 - 前記挿入口が、前記柱体の側面において略同じ高さに少なくとも2つ形成されているとともに、前記柱体の側面の上下方向において任意の間隔で複数設けられていることを特徴とする請求項1に記載のペット用遊戯装置。
- 前記柱体の側面において、上下に隣り合う2つの挿入口間及び/または前記柱体の底部と最下位に設けられた挿入口との間に、動物が柱体の内部に入るための窓部を1つまたは2つ以上備えることを特徴とする請求項1または2に記載のペット用遊戯装置。
- 前記窓部の1つに挿入され、他の窓部に架け渡されるための居室用ボックスをさらに備え、
前記居室用ボックスは、前記窓部に挿入された際に前記柱体内部に位置する挿入部Bと、前記柱体外部に位置する居室拡大部とを少なくとも備えており、前記居室拡大部の側面に動物が前記居室用ボックスの内外に出入りするための開口部が少なくとも1つ設けられていることを特徴する請求項1乃至3のいずれかに記載のペット用遊戯装置。 - 前記ステップ板の挿入部Aの面積Xが、該ステップ板が架け渡される2つの挿入口を含んで切り欠いた柱体の切り欠き断面の面積Yより小さく、該ステップ板を上記2つの挿入口に挿入し架け渡した際に、上記切り欠き断面における上記挿入部Aの非専有部分において、実質的にペットが通り抜け可能となるよう上記挿入部Aが形成されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のペット用遊戯装置。
- 前記ステップ板が、1つの挿入口とこれに対面する挿入口とにおいて架け渡されることを予定しており、且つ、柱体側面に設けられる複数の挿入口が全て同形状で形成されるとともに、この挿入口の形状と、これに挿入されるステップ板の挿入部Aの挿入方向に対し垂直な断面形状とが略同形状であることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載のペット用遊戯装置。
- 前記窓部が、前記柱体の側面において略同じ高さに3つ以上設けられており、一方、前記居室用ボックスの挿入部B側面に側面開口部が設けられており、
上記3つの窓部の2つにおいて該居室用ボックスが架け渡された際に、残りの1つの窓部と、前記側面開口部とが重複可能であることを特徴とする請求項4乃至6のいずれかに記載のペット用遊戯装置。
Priority Applications (1)
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JP2007002622U JP3132897U (ja) | 2007-04-13 | 2007-04-13 | ペット用遊戯装置 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011024742A (ja) * | 2009-07-24 | 2011-02-10 | Bonbi:Kk | 遊戯装置付きペット展示用ケース |
JP2016202003A (ja) * | 2015-04-15 | 2016-12-08 | コワーキング合同会社 | 愛玩動物用組み立て式遊戯具 |
JP2017079804A (ja) * | 2017-02-20 | 2017-05-18 | 株式会社クララ | 動物用遊戯装置 |
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2007
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