JP3132897U - ペット用遊戯装置 - Google Patents

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郁菜 清水
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Abstract

【課題】室内で飼育されるペットが、限られた空間において有効に運動し、あるいは遊ぶことのできる遊戯装置であって、安全且つ容易に、ペットの固有の性質等にあわせて、あるいはペットが飽きないように変化可能であって、また特にペットの接触の多い部材について本体から容易に取り外して清掃することが可能なペット用遊戯装置を提供することを目的とする。
【解決手段】側面に複数の挿入口が設けられた中空の柱体と、該挿入口のうちの任意の1つに挿入され、他の挿入口に架け渡すことによって、2箇所で支持されるステップ板を複数備え、該ステップ板におけるステップ部をつたって、猫などのペット動物が、上記柱体の上下方向に移動可能とする。
【選択図】図1

Description

本考案は、猫などのペット用遊戯装置に関し、より詳しくは、主として室内に設置するペット用遊戯装置であって、猫などのペットに対し、限られた室内空間において有効に運動し、あるいは遊ぶことのできる環境を提供するためのペット用遊戯装置に関する。
近年のペットブームの折、猫などのペットが室内において飼育されるケースが急増している。
現在、ペット用として好まれる種々の動物は、ペット用として人間の生活環境に馴染み易い品種が改良され、あるいはしつけなどによって適応させてはいるが、野生動物本来の本能的な欲求が全く喪失するわけではない。例えば猫は、本来、木などの高いものに上り下りしたり、あるいは、狭いところに入り込んだりするという運動を本能的に好んで行う傾向にある。ここで、猫が飼われる家屋において、猫が自由に家屋内外を出入りできるような出入り口が設けられているなどして、猫に十分な運動ができる環境を提供できる場合には、室内飼育とはいえ、上記猫の本能的な運動は十分に満たされ得る。
しかしながらマンションなどの住宅環境では、気密性や防犯上の理由から、猫が自由に出入りするための出入り口を設けるような構造は採用され難く、上述する自由な生活環境を飼い猫などのペットに与えることができない場合が多い。かかる場合には、室内においてペットの遊具や遊戯装置を設置して、ペットの遊戯や運動などを補償する必要がある。
これに対し、従来から、室内で飼育される猫などのペットのために、種々の上り下り可能な遊戯装置が提案されている。例えば、下記特許公報1及び特許文献2には、床面と天井面とで挟み込んで支えられる1本の支柱と、該支柱に挿入するための挿入孔を有し固定部材などにより支柱に固定される複数の止まり台とを供える猫の遊戯装置が開示されている(以下、「従来技術1」ともいう)。従来技術1の遊戯装置は、上記止まり台を亘って、猫が上り下り運動を行うための装置であり、該止まり台を固定する固定部を緩めることによって、支柱に貫通された状態で該止まり台の上下位置を任意の位置に変化させることが可能である。また特に従来技術1には、さらに支柱の根元に設置される筒状のボックスが設けられており、猫は、上記止まり台を上り下りするとともに、該ボックス内に入り込むことができる。
また別な猫用の遊戯装置として、下記特許文献3には、鉛直方向に伸びる複数の支柱部品の端部同士を接合させて形成される猫の遊戯具用支柱であって、上記支柱部品間に介在されるよう配置される、猫が乗るための板と猫が中に入るための箱体とを備える遊戯装置が開示されている(以下、「従来技術2」ともいう)。
実開平3−37859号公報 特開2000−253771号公報 特開2004−173514号公報
ここで、猫などのペットは、その気質や体格などにより決定される個体ごとに固有の性質を有している。そして上記固有の性質により、遊び方も異なってくる。より具体的に述べると、ペットの気質が活発であるか臆病であるか、あるいは太っているか痩せているか等によって、可能な運動や遊び方が異なってくるのである。したがって、飼い主は、自分のペットの性質を理解した上で、それに適した遊戯装置を与えたいという希望があり、市販のペット用遊戯装置において、自分のペットの性質により適した内容に適宜変更して使用したいという要望がある。加えて、猫などのペットは、一般的には生後間もない若い時期にペットとして飼育され始めることが多いため、ペット用遊戯装置は、そのペットの成長にあわせてその体格にあったものを与えることが望ましい。したがって、ペットの成長にあわせて遊戯装置を買い換えるのではなく、1つの遊戯装置においてペットの成長にあわせて変化可能であることが求められる(以下、「課題1」ともいう)。
また特に猫などの中型以上のペット用の動物は思考しながら遊ぶ習性があるため、与えられた遊戯装置であって何等変化のないものは時間の経過とともに飽きてしまい、せっかく室内に設置してあっても、あまり遊ばなくなってしまうことが多々観察される。したがって1つの遊戯装置内において日常的に何等かの変化を奏することが望まれる(以下、「課題2」ともいう)。
またさらなる別の問題点として、ペットが遊戯装置で遊ぶと、ペットの毛や、あるいは糞尿などが付着してしまう場合があり、室内を清潔に保つためにも遊戯装置をまめに清掃したいという要望がある。特に、ペットとの接触の多い部分やカーペット素材等の滑り止め効果のある部材が施されている部材は、ペットの毛が絡みつき易く、汚れ易いので、頻繁に清掃することが求められる(以下、「課題3」ともいう)。
これに対し、上記従来技術1の遊戯層装置では、止まり台を固定する固定部材を緩めることによって、該止まり台を上下に移動可能であるため、ペットの固有の性質等にあわせて、止まり台の高さ位置あるいは複数の止まり台の間隔を任意且つ容易に変更することが可能である。また同様に、止まり台の上下位置あるいは、水平方向を変えることによって、ペットの上り下りする態様を変化させることができるので、ペットが該遊戯装置に飽きることを防止することも可能である。しかしながら従来技術1のように、止まり台を固定部材で支柱に固定するタイプの遊戯装置では、ペットが該止まり台に何度も乗り降りすることによって固定部材が緩んでしまい、止まり台が不安定となり、さらにはペットが乗ったときに下方に落下する虞があった。即ち従来技術1の構造では、安全に上記課題1及び課題2を達成することができなかった。
また上記止まり台は、止まり台に設けられた挿入孔に支柱が挿入されており、さらに該支柱は床面と天井面とにおいて挟まれて固定されているため、支柱から止まり台を取り外すことは容易ではなかった。また本体の場所を移動させること自体も天井及び床面間における支柱の突っ張り機構を緩めなければならず、設置場所の変更も容易な作業ではなかった。したがって、止まり台を清掃する場合であっても、支柱に挿入した状態で清掃しなければならず、日光下で干したり、あるいは水場で水洗すること等は容易にはできなかった。即ち、上記課題3の課題を十分に満たすものではなかった。
一方、上記従来技術2の遊戯装置は、猫が乗るための板が支柱部品間に挟まれて設置されているため、猫がこの板に乗っても板が不安定になることはないと思われる。しかしながら、上記板は特定の長さの支柱部品間に挟まれるため、板の上下位置は該支柱部品によって限定されておりその高さを任意に設定することができなかった。したがってペットの固有の性質等にあわせた高さ調整ができず、決まったパターンの運動環境しかペットに提供することができなかった。したがって、支柱部品の長径によっては、臆病な気質のペットには上記板の間隔が広すぎて上り下りできない場合があり、一方、活発な気質のペットにはその間隔が狭すぎて十分な運動にならない場合もあった。また上記板は支柱部品間に挟まれて固定されているため、該板の上下位置を変更させるためには、支柱部品及び該板の接合はずし、異なる別の支柱部品間に挟みこんで固定させなければならないため、板の上下位置を変更させたり、支柱から取り外すことが容易ではなかった。即ち、上記課題1〜3のいずれにおいても、十分に飼い主の要望を満たすものではなかった。
本考案は、室内で飼育されるペットが、限られた空間において有効に運動し、あるいは遊ぶことのできる遊戯装置を提供することを目的とし、しかも、上記課題及び問題点を鑑み、安全且つ容易に、ペットの固有の性質等にあわせて、あるいはペットが飽きないように変化可能であって、また特にペットの接触の多い部材について本体から容易に取り外して清掃することが可能なペット用遊戯装置を提供することを目的とするものである。
本考案者らは、中空の柱体に複数の挿入口を形成し、該挿入口の任意の2箇所にステップ板を架け渡すことによって、2箇所でステップ板を支持する構造を考案し、本考案であるペット用遊戯装置の完成に至った。
即ち本考案は、
側面に複数の挿入口が形成されている中空の柱体と、前記挿入口の1つに挿入され、他の挿入口に架け渡されるための複数のステップ板とを備え、前記ステップ板は前記挿入口に挿入された際に前記柱体内部に位置する挿入部Aと、前記柱体の外部に位置するペットが乗るためのステップ部とを少なくとも備えていることを特徴するペット用遊戯装置、
を要旨とするものである。
そして前記本考案では、前記柱体の側面において、上下に隣り合う2つの挿入口間及び/または前記柱体の底部と最下位に設けられた挿入口との間に、動物が柱体の内部に入るための窓部を1つまたは2つ以上備えた態様を採用してもよい。
またさらに、前記窓部の1つに挿入され、他の窓部に架け渡されるための居室用ボックスをさらに備え、前記居室用ボックスは、前記窓部に挿入された際に前記柱体内部に位置する挿入部Bと、前記柱体外部に位置する居室拡大部とから構成されており、前記居室拡大部の側面に動物が前記居室用ボックスの内外に出入りするための開口部が少なくとも1つ設けられている態様を採用することもできる。
本考案のペット用遊戯装置は、側面に複数の挿入口が設けられた中空の柱体と該挿入口の任意の2つに架け渡される複数のステップ板とから構成される。そして対象となるペットの体型や運動の力などにあわせて、ステップ板の高さや向き、及び上下に隣り合うステップ板の間隔を調整して複数のステップ板を柱体に設置することによって、猫などのペットは、該ステップ板のステップ部に乗り、複数のステップ部をつたって上り下りの運動をすることができる。
上記構成を備える本考案は、限られた室内空間において効率的にペットが運動し、遊ぶための環境を提供することができる上、下記の効果をも享受するものである。即ち、第一の効果は、上記ステップ板が、2つの挿入口に架け渡されて2箇所で支持されるため、固定部材などがなくても安定して柱本体に設置されることにある。さらに第二の効果は、ステップ板を挿入口に挿入するだけで柱体に設置することができ、また取り外す際には、該ステップ板を引き抜くだけでよく、ステップ板の設置及び取り外しが非常に容易であるという点にある。
上記第一の効果をより十分に享受するためには、ステップ板を架け渡すための2つの挿入口を、略同じ高さにおいて形成することにより、柱体に設置されたステップ板を略水平に維持することができる。
また上記第二の効果により、ペットの固有の性質等にあわせて該ステップ板の高さやステップ板間の上下間隔を容易に調整でき、あるいは日々の遊戯でペットが飽きないように、ステップ板の上下位置や挿入方向などを容易に変更することができる。しかも上記ステップ板はペットが最も多く接触する部分であるところ、取り外しが容易なことから、柱体からステップ部材を取り外して十分に清掃することができ、破損などして交換の必要が生じた場合には、その交換作業が容易である。
また本考案は、軸となる本体が柱体であるため、床面に設置した際に安定感があり、突っ張り機構などを駆使して床面と天井面とに挟み込で支持しなくても自立させることが可能である。したがって、床面及び天井面を突っ張り棒などで傷つける虞がなく、また室内において容易に移動させることができる。
また本考案に用いられる柱体は中空体であるため、内部の空間を利用して以下のさらなる効果を享受することが可能である。即ち、柱体側面において、挿入口にくわえて窓部を形成する本考案であれば、窓部を出入り口としてペットが柱体内部に入ることが可能となる。したがって、1つの遊戯装置において上下に上り下りする運動だけではなく、例えば猫の狭いところに入りこむ習性をも満たすことができ、あるいは同じ高さ位置に複数の窓部を設けることによって穴をくぐるというさらなる運動あるいは遊びをペットに提供することができ、室内という限られた空間の中で、ペットの運動あるいは遊びのため有効な面積をさらに拡大させることができる。
そして上記窓部を介して、柱体内部にペットが出入りすることが可能な本考案において、柱体に設置されるステップ板の挿入部の面積を、該ステップ板が架け渡される挿入口間の切り欠き断面の面積より小さく形成し、記切り欠き断面における上記挿入部Aの非専有部分において、実質的にペットが通り抜け可能となるよう構成された態様の本考案であれば、柱体内部においても、ペットが複数のステップ板における挿入部をつたって上り下りすることが可能である。これによって、ペットが運動しあるいは遊ぶことのできる空間をさらに広げることができる。
あるいは、上記窓部に、挿入部Bと居室拡大部を備える居室用ボックスを挿入し、他の窓部に架け渡す本考案の態様によれば、窓部に入り込むだけではなく、ペットの居室部分を拡大させることができるので、ペットは、該居室拡大部を移動したり、ここで休息したりすることができる。
以下に本考案を実施するための最良の形態について図を用いて説明する。尚、以下の説明では、本考案の対象とするペットとして猫を選択して説明するが、これは本考案の対象とする動物を猫に限定するものではない。本考案の遊戯装置は、例えば、猿などの他のペット用動物の遊戯装置としても用いることができる。
<図1について>
図1は、本考案のペット用遊戯装置(以下、単に「遊戯装置」ともいう。)の一実施態様を示す遊戯装置1の斜視図である。遊戯装置1は、四角柱であって中空の柱体2を本体とし、柱体2の側面には一の高さ位置において四角柱の4つの側面それぞれに挿入口3が形成されるとともに、柱体2の側面上下方向においても一定の間隔で複数の挿入口3が形成されている。複数の挿入口3はいずれも同形状である。そして同じ高さに形成されている対面する2つの挿入口3に、7枚のステップ板4が任意の高さでそれぞれ挿入され、架け渡されている。また柱体2の略中段部分及び略上段部分にはそれぞれ同形状の窓部7が設けられている。窓部7は、一の高さ位置において四角柱の4つの側面にそれぞれ設けられており、この一の高さ位置における4つの窓部7のうちの対面する2つにおいて、該窓部7と略同形状の断面積を有する四角柱である居室用ボックス8が挿入されて構成されている。柱体2の上面には、天板12が設けられており、また柱体2の底面には、柱の起立状態を補助するための支持補助部材13が備え付けられている。
柱体2は、22.5cm×22.5cm×180cmの縦長の四角柱である。また挿入口3は、縦3cm、横16cmの横長の長方形状に形成されている。また窓部7は、一辺が16cmの正方形状に形成されている。
<図2について>
図2は、本考案の遊戯装置の別の実施態様を示す遊戯装置21を示す斜視図である。遊戯装置21は、四角柱であって中空の柱体22を本体とし、柱体22の側面には、複数の挿入口23が設けられている。挿入口23は、柱体22の側面の一の高さ位置において、4つの側面それぞれに設けられており、いずれも側面に向かって左よりに形成されている。そして一の高さ位置における対面する2つの挿入口23にはステップ板24が挿入され、架け渡されている。また柱体23の略下段部分であって柱体22の底面と最下位に位置する挿入口23との間及び柱体22の略上段部分であって挿入口23間であって柱体22の側面の一の高さ位置において、4つの側面それぞれに窓部27が設けられている。そして、一の高さ位置における対面する2つの窓部27には居室用ボックス28が挿入され、架け渡されている。
柱体22は、60cm×60cm×90cmの四角柱である。また挿入口23は、縦3cm、横20cmの横長の長方形状に形成されている。また窓部27は、一辺が20cmの正方形状に形成されている。
以下に、遊戯装置1を用いて本考案の構成についてさらに詳しく説明する。また必要に応じて遊戯装置21についても言及する。
(柱体について)
図1に示される柱体2は、上述のとおり、中空であって長さ方向に垂直な断面の形状が正方形の四角柱である。本考案において重要な点は、柱体2のごとく支柱となる構成部材を中空としたことにある。これにより柱体側面に設けられた複数の挿入口のうちの任意な箇所において、後述するステップ板を挿入し、他の挿入口に架け渡すことができ、該ステップ板を2箇所で支持することができる。
一方、柱体の断面形状あるいは寸法は、上記柱体2に何等限定されるものではなく、柱体の形状及び寸法は、適宜設計変更することができる。即ち、長さ方向に垂直な断面の形状は必ずしも正方形である必要はなく、長方形、円形、三角形、5角形以上の多角形、あるいは任意の形状であってもよい。またその寸法についても特に限定されず、設置される環境や対象となるペットなどを勘案して適宜設計することができる。本考案における柱体は、少なくとも、猫が上り下りするためのステップ板を挿入することを目的とする挿入口をその側面に複数形成することができ、これにステップ板を挿入し、架け渡すことが可能であればよい。
柱体2を構成可能な材質としては、木材、集合材、アクリル樹脂などの合成樹脂体、コンクリートなどの石材、陶器などを挙げることができる。これらの材質は柱体2の外側面に露出していてもよいが、柱体2の側面には別のシート部材を貼り合わせてもよい。例えばカーペット部材や合成樹脂シート、抗菌シートあるいは化粧シートなどを用いてその表面を覆うことができる。
(挿入口について)
柱体2の4つの側面には、それぞれ複数の挿入口3が形成されている。挿入口3は、同一の高さ位置において4つの側面それぞれに形成されるとともに、上下方向においても、均等な間隔で複数形成されている。
本考案における挿入口は、上述するとおりステップ板を挿入し、2つの挿入口間で該ステップ板を架け渡すために設けられるものである。したがって、必ずしも図1に示すとおりの規則的な配列状態で設けられる必要はない。またステップ板の挿入が予定される2つの挿入口は、同じ高さで対面するものに限らず、ステップ板の幅寸法(挿入方向に垂直な幅寸法)と挿入口の幅寸法とを適宜調整して設計した上で、同じ高さで、且つ対面していない2つの挿入口に該ステップ板を挿入するよう予定してもよいし、あるいは異なる高さの2つの挿入口にステップ板を挿入することを予定することも可能である。ただし柱体の側面において同一の高さ位置に2つの挿入口を設け、これにステップ板を挿入する態様によれば、床面に対しステップ板を水平に設置することができ、該ステップ板を安定して設置させることができるため好ましい。またさらに同一の高さにおいて第三あるいは第四の挿入口を設ける態様によれば、ステップ板を異なる方向から挿入することができるため、ステップ板の設置位置のバリエーションを増加させることができるため好ましい。また上下方向においては、必ずしも規則的に挿入口3が形成される必要はないが、2つの隣り合う挿入口の間隔は、その間に窓部が設けられる場合を除き、最大でも猫が上り下り可能な距離内であることが必要である。
挿入口の寸法及び形状は、そこに挿入が予定されるステップ板の挿入方向を勘案し、該ステップ板が挿入され得る大きさであれば適宜決定することができる。特にステップ板が挿入された際に、過不足のない大きさに設計することによって、該ステップ板のがたつきや抜け落ちが良好に防止されるため好ましい。
(ステップ板について)
ステップ板4は、挿入口3に挿入された際に柱体2内部に位置する挿入部A5と柱体外部に位置するステップ部6とから構成されている。図1に示す遊戯装置1には、7枚のステップ板4が設置されているが、ステップ板の数は任意に決定することができる。
ステップ板4は、上述するとおり、挿入口3に挿入され対面する挿入口3に架け渡される部材である。このように、2つの挿入口間においてステップ板を架け渡すことによって、2箇所でステップ板を支持することができ、固定部材などを必要とせずにステップ板4を柱体2に安定して設置することができる。特に、ステップ板4は、柱体2への挿入角度が柱体2に対して90度であって、その姿勢は床面に対し水平となる上、挿入口3に実質的に隙間のない状態で挿入されるため、挿入時において、ステップ部6に猫が乗った場合であっても、ぐらつくことがなく安全である。このように、ステップ部の挿入角度で切断した切断面の面積と、挿入口の面積とを略等しく形成することによって、ステップ板をより安定して柱体に設置することができる。
尚、同じ高さに形成された2つの挿入口を選択し、ステップ板を略水平に挿入するのではなく、1つの挿入口とこれより高さの低い位置に形成された他の挿入口を選択し、ステップ板を斜め下方向に挿入する場合には、ステップ板が架け渡された挿入口から滑り落ちないように、ステップ板のステップ部であって挿入部Aと隣接する位置に凸部を設け、それ以上挿入口に挿入しないようストップ部材を設けることにより、上記滑り落ちを防止することができる。
また、ステップ板を挿入口に挿入した際に、ちょうど挿入口とステップ板とが重なる部分において嵌合構造を実現することによって、ステップ板の安定した設置がより十分に確保され好ましい。例えば上記嵌合構造としては、挿入口側に凹部を形成し、ステップ板側に上記凹部とちょうど嵌合する凸部を設け、両者において嵌合構造を成立させることによって実施することができる。
図1において、柱体2へのステップ板4の挿入及び取り出し状態を説明するために、両端矢印aを用いて、柱体2に挿入されたステップ板4と、柱体2から取り外されたステップ板4'を示した。このように、本考案におけるステップ板は、任意に選択された挿入口に挿入し、さらに任意に選択された、望ましくは上記挿入口と同じ高さに設けられた他の挿入口に架け渡すだけで、非常に容易に設置することができ、またそれを引き抜くだけで、非常に容易に取り外すことができるのである。
しかして本考案の遊戯装置1であれば、猫の固有の性質等にあわせて、上下に隣り合うステップ板4の間隔を調整し、あるいはステップ板4の挿入される方向を、図示する挿入方向から、90度あるいは180度変更することによって、猫の上り下りのバリエーションを様々に変化させることができる。
次に、図3を用いてステップ板のバリエーションについて説明する。図3には、本考案に用いられるステップ板の種々の態様の例として、5つのステップ板を示した。これら5つのステップ板は、いずれも長さ方向に垂直な断面が正方形の四角柱の柱体(図中、点線で示した正方形が該断面に相当する)において、水平方向に設置されるものを示した。したがって、例えば柱体の断面が円形状である場合には、それに即して適宜設計を変更してよい。また図3に示すステップ板のステップ部は、いずれも角が90度のコーナー部分が形成されているが、例えば人がぶつかったときに怪我をしないように周縁は丸味を帯びさせるなど、適宜デザイン変更してよい。
図3A乃至図3Eに示されるステップ板41、44、47、50及び53には、それぞれ挿入口に挿入された際に、柱体の内部に位置する挿入部42、45、48、51、及び54と、柱体の外側に位置するステップ部43、46、49、52及び55とを主たる構成としており、さらに、任意で、挿入部42、45、51、及び54の先端には、柱体の外側に位置する挿入補助部42'、45'、51'、及び54'が設けられている。挿入補助部はステップ板において必須の構成部分ではないが、挿入補助部が設けられていることにより、ステップ板の架け渡し状態がより安定して維持されるため好ましい。尚、図中、各ステップ板における挿入部は、紙面上理解容易のため便宜的に斜線で示してある。
本考案におけるステップ板の寸法は特に限定されるものではなく、少なくとも、挿入部Aにおいて2つの挿入口間に架け渡し可能な長さが確保されていること、ステップ部において猫が乗ることが可能な程度の面積が確保されていること、及び挿入口に挿入可能な断面積を有していればよい。
ただし挿入部Aの面積を以下のとおり調整することにより、本考案の遊戯装置においてさらなる効果を享受することができる。即ち、ステップ板の挿入部Aの面積Xが、該ステップ板が架け渡される2つの挿入口を含んで切り欠いた柱体の切り欠き断面の面積Yより小さく、該ステップ板を上記2つの挿入口に挿入し、架け渡した際に、上記切り欠き断面における上記挿入部Aの非専有部分において、実質的にペットが通り抜け可能となるよう上記挿入部Aの面積Xを調整して形成する。かかる構成によれば、柱体の側面に設けられた窓部、あるいは、天板の設けられていない柱体の上面から柱体内部に入った猫が、ステップ板の挿入部Aをつたって柱体内部全域あるいはその一部において上り下りすることが可能であり、より効率的に猫の運動あるいは遊びのスペースを増大させることができる。
上記柱体内部における猫の上り下りについて、図2を用いて例示的に説明する。図2に示す遊戯装置21は、四角柱形状の柱体の四面において、それぞれ向かって左寄りの位置に該柱体の横幅の約1/3の幅寸法の挿入口が複数設けられており、これにあわせてステップ板24の挿入部A25の幅寸法(即ち挿入方向に対し垂直な幅寸法)も上記挿入口の幅寸法と略同等に形成されている。したがって、ステップ板24を挿入口23に挿入し対面する挿入口に架け渡した際に、この2つの挿入口を含んで切り欠いた切り欠き面である柱体の断面において、挿入部A25の面積Xが占める割合は、上記断面の面積Yの約1/3であり、該切り欠き面における挿入部A25の非占有部分は約2/3となっている。この非占有部分において猫は十分通り抜けすることができるので、猫は、窓部27あるいは柱体22の開口する上面から柱体内部に入り込み、柱体22に設置された各ステップ板24の挿入部A25をつたって、柱体22内部において上下に移動することができる。
尚、上記柱体内部における上下の移動を十分に享受するために、図2に示す本考案では、柱体中段部に設けられた窓部27に挿入された居室用ボックスの挿入部B29についても、ステップ板25の挿入部A25と同様に、柱体の断面において猫が通り抜けできるようにその寸法を調整した。ただし、居室用ボックスの挿入部Bが柱体断面において猫が通り抜け出来ない程度に占有する場合であっても、柱体内部の一部において上下に移動することができれば、猫の運動あるいは遊びのスペースを増大させるという効果として有意である。
上記ステップ板を構成する部材は、柱体を構成する部材として上述したものと同等のものを用いることができる。柱体とステップ板とは同じ部材で構成されていても、異なる部材で構成されていてもよい。
ステップ板は猫が乗り降りするための部材であるため、滑り難い部材で形成するか、あるいは滑り難い部材で被覆することが好ましい。猫が乗り降りすることでステップ部の表面は損傷し、あるいは汚れ易いため、ステップ板を滑り難い部材で被覆し、被覆材が損傷したり汚れたりした場合には、被覆材を剥離し、新しい被覆材を張りなおすことができるという観点からは、被覆材を被覆する態様が好ましい。また被覆材は、ステップ板の少なくとも片面に設けられていればよいが、両面に設けることによって、一方の面において被覆材が損傷した場合に、裏返し使用することができるため好ましい。
上記滑り難い被覆部材としては、例えば、カーペット用シート、コルクシート、ゴムシート、合成樹脂製の化粧シートなどが挙げられる。
(爪とぎ装置につい)
上記ステップ板の被覆材として使用可能なカーペット用シートなどは、滑り止め部材としてだけでなく爪とぎ部材としても適している。本考案におけるステップ板は、上述のとおり取り外しが非常に容易であるため、必要に応じてカーペット用シートなどの滑り止め部材が両面に被覆されたステップ板を柱体から引き抜いて、以下に述べる爪とぎ装置として応用することが可能である。猫に爪とぎをさせるという観点からは、一枚のステップ板を床面に寝かせた状態や、壁面に立てかけた状態でも、爪とぎをさせることが可能である。しかしながらこのような用い方をすると、ステップ板をはみ出して床面や壁面を傷つける虞がある。したがって、簡易なジョイント用部材を用いて、ステップ板を立体的に組み立てることにより、自立する爪とぎ装置を構成することが可能である。上記ジョイント用部材を用いた爪とぎ装置の例として以下に図4を用いて説明する。
図4に示す爪とぎ装置63は、両面にカーペット部材64が貼られている長方形状のステップ板61を3枚用い、各ステップ板61の短辺を接触させて正三角形の構造体を形成し、各短辺の接触状態を維持するために、2枚のステップ板から形成される60度をなす角度の隅に、側面に雄型のマジックテープ(登録商標)が施された三角柱形状のジョイント用部材をあてがい図4に示すような立体的な正三角形を構成することができる。上記雄型のマジックテープ(登録商標)と、これに接触するカーペット部材64とが密着し、上記正三角形の形状は、固定化される。これを床面に設置し、斜辺を構成するステップ板61の外側面におけるカーペット部材64において猫に爪とぎをさせることができる。
図4に例示されるように、上記爪とぎ装置は、カーペット素材などの爪とぎに適した部材が両面に被覆されたステップ板を3枚以上用い、一方の面を外側面として爪とぎ面とするとともに、もう一方の面を内側面として、ジョイント用部材と付着させて他のステップ板と繋ぎ合わせることによって構成することができる。しかも、少なくとも一枚のステップ板を底面用として用いることで、爪とぎ装置を壁などに立てかけることなく自立させることが可能であるので、他のステップ板を斜面あるいは垂直面として該底面用ステップ板にジョイントすることによって、立体的で、自立可能な爪とぎ装置を構成することができる。
上記爪とぎ装置を構成するステップ板は、必ずしも長方形のタイプのものでなくてもよい。本考案の遊戯装置に用いられる複数のステップ板の中から任意に選択して上記爪とぎ装置を構成してよい。特に、爪とぎ装置の底面として用いるステップ板は、長方形状のものであると、爪とぎの震動で、該ステップ板の伸長方向に対して垂直な方向に倒れる場合があるので、図3に示すステップ板41、44、50、あるいは53などのように多方向に安定して爪とぎ装置を支持可能な形状であることが望ましい。そして底面となるステップ板の任意の位置に、他のステップ板を上記ジョイント用部材を用いてジョイントさせて、斜面あるいは垂直面を形成し爪とぎ装置を構成する。尚、爪とぎ面を垂直面として構成させる場合には、少なくとも2枚のステップ板を垂直にジョイントする必要があるため、四角柱のジョイント用部材を使用する必要がある。
(窓部について)
本考案における遊戯装置には、上述のとおり、猫が少なくとも上り下りするための足場として複数のステップ板が設置されていることが必要であり、窓部については必須の構成要件とするものではない。しかしながら、窓部を設けることによって、該窓部より猫が柱体内部に入り込むことができ、猫に居室空間を与えることができ、狭いところに入ることを好む猫の本能的な要求を満たすことができる上、1つの遊戯装置において、猫の遊戯内容を充実させることができ好ましい。
図1に示す遊戯装置1には、2つの窓部7を設け、且つ、これらの窓に居室用ボックス8を挿入した態様を示した。居室用ボックス8の詳細については後述するが、本考案における窓部には、図1に示すとおり居室用ボックスが設置されていてもよいし、あるいは設置されていなくてもよい。ただし窓部において居室用ボックスが設置されない場合には、柱体内部に猫が入り込むための居室空間を実現するためにこの居室空間において何等かの底面の存在を要する。
例えば、柱体の下段部分であって柱体底部と挿入口との間に窓部が設けられる場合(図2の柱体22の下段に設けられる窓部27を参照されたし)には、柱体の底面、あるいは柱体の底面が開口している場合には本遊戯装置が設置されている床面が、上記居室空間の底面となる。一方、柱体中段あるいは上段において窓部が設けられる場合には、上記居室空間の底面として、窓部と該窓部の下に設けられている挿入口との間に、仕切り板を設けるか、あるいは、窓部の下に設けられている挿入口にステップ板を挿入し、該ステップ板の挿入部Bを上記居室空間の底面として代用させることができる。尚、窓部に居室用ボックスを挿入することを予定する態様であっても、該居室用ボックスを取り外した際に、窓部から猫が落下することを防止するため、上記居室用ボックスの底面として上述する仕切り板を設けておいてもよい。
上述のとおり居室用ボックスの設置を予定しない場合には、柱体側面の一の高さ位置において少なくとも1つ窓部を設ければよい。一方、居室用ボックスを設置させるためには、該居室用ボックスを架け渡して2箇所で支持するために、柱体側面の一の高さ位置において少なくとも2つ窓部を設ける必要がある。
図1において、窓部7はいずれも正方形の形状で形成されているが、本考案における窓部の形状は、これに限定されず、円形、三角形、5角形以上の多角形、あるいは任意の他の形状のいずれであってもよく、猫が危険なく侵入することができることに留意して適宜設計することができる。
また窓部7の寸法は、1辺が約16cmで形成されているが、これも本考案における窓部の寸法を限定するものではない。猫が入り込める寸法であること、柱体の構造強度を著しく損なわないこと、猫の上り下りの妨げにならないこと等を勘案して、適宜決定してよい。
(居室用ボックス)
次に、居室用ボックスについて説明する。本考案における居室用ボックスは、1つの窓部に挿入され他の窓部に架け渡されることによって柱体に設置されるものであって、窓部に挿入されて架け渡された際に前記柱体内部に位置する挿入部Bと、前記柱体外部に位置する居室拡大部とから構成されている。少なくとも該居室拡大部の一側面の一箇所に、猫が居室用ボックスの内外を出入りするための開口部が設けられる。
例えば図1に示すボックス8aは、横長の直方体であって、挿入部B10と居室拡大部11とから構成され、その両端面には開口部9が設けられているとともに、挿入部B10の一側面において側面開口部14が設けられている。両端矢印bによって、この居室用ボックス8aが、窓部7に挿入され、架け渡された状態と、柱体2から引き出された状態の居室用ボックス8a'とを示している。居室用ボックス8a(8a')は、窓部7に挿入され対面する窓部に架け渡される際、該挿入に寄与する窓部7と同じ高さに設けられている窓部7'と、側面開口部14とが重なるように設置される。これによって、猫は、開口部9だけではなく、側面開口部14からも出入りすることができる。
上述する遊戯装置1において、猫は、例えばステップ板4aから、開口部9あるいは側面開口部14を介して居室用ボックス8aに入り、紙面奥方向に位置する開口部9からステップ板4bに移動することによって上方に移動することができ、この逆をたどって、下方に移動することができる。またステップ板4bから居室用ボックス8aの居室拡大部11の上面に乗ることもできる。
即ち、柱体の側面において一の高さ位置に3つ以上の窓部を設け、居室用ボックスの架け渡しに寄与する2つの窓部以外の窓部と、該居室用ボックスの挿入部Bの側面に設けられた側面開口部とを重ね合わせて設置することによって、本遊戯装置において猫がより複雑な行動パターンをとることを可能とする。
上記居室用ボックスは、図1において両端矢印bで示すとおり、1つの窓部から挿入され、他の窓部(図1では対面する窓部)に架け渡されて容易に柱体に設置されるとともに、これを引き出すことによって容易に取り外すことができる。したがって、窓部の全てに居室用ボックスを設置しても良いし、複数の窓部のうちの任意の窓部において居室用ボックスを設置し、日によって任意の窓部を選らんで、居室用ボックスの向きや高さ変化させることも容易である。
居室用ボックスを設けることにより、該ボックスに、猫が入り込み、休息したり遊んだりすることができるので、1つの遊戯装置において猫の運動や遊びをより充実させることができる上、居室用ボックスの上面を、遊戯装置における上下移動の際の猫の足場として、ステップ板と同等の作用を発揮させることも可能である。
(天板について)
図1に示すとおり、遊戯装置1には、柱体の上面に天板12が設けられている。本考案に用いられる柱体は、中空であるため、このように柱体の上面に天板を設けることによって、猫が乗るスペースを与えることができるという観点から好ましい。ただし天板は本考案において必須の構成要件ではなく、例えば図2示すとおり天板が設けられていない遊戯装置であってもよい。
(支持補助部材について)
本考案の遊戯装置は、本体が柱体で構成されていることにより、非常に安定感がよく、自立して起立した状態を維持することが可能である。したがって突っ張り棒形式を採用して、床面と天井面とで挟み込むことでその起立した姿勢を維持させる必要がない。ただし、柱体の断面面積をより小さく設計し、あるいは柱体の縦寸法を大きく設計する場合には、図1の支持補助部材13のごとく、柱体の起立姿勢を補助するための部材をさらに設けてもよい。支持補助部材13は、支持板14と、支持板の略中央に設けられる、支持される柱体2の断面内径と嵌合することのできる凸部(図示せず)とから構成され、該凸部と柱体2の底面とを嵌合させることによって柱体2の起立した姿勢を安定して支持することを可能とする部材である。尚、支持補助部材13は、本考案における柱体を支持するための支持補助部材の一例であって、他の支持補助部材の使用を制限するものではない。
本考案の遊戯装置の一実施態様を示す斜視図である。 本考案の遊戯装置の一実施態様を示す斜視図である。 3A乃至3Eは、本考案におけるステップ板の一実施態様を示す平面図である。 本考案におけるステップ板を応用した爪とぎ装置の斜視図、及び該装置に用いられる部材を示す図である。
符号の説明
1、21 遊戯装置
2、22 柱体
3、23 挿入口
4、4'、4a、4b、24 ステップ板
5、25 挿入部A
5' 挿入補助部
6 ステップ部
7、27 窓部
8、8a、8a'、28 居室用ボックス
9 開口部
10、29 挿入部B
11 居室拡大部
12 天板
13 支持補助部材
14 支持板
41、44、47、50、53 ステップ板
42、45、48、51、54 挿入部A
42'、45'、51'、54' 挿入補助部A
43、46、49、52、55 ステップ部
61 ステップ板
62 ジョイント用部材
63 爪とぎ装置
64 カーペット部材

Claims (7)

  1. 側面に複数の挿入口が形成されている中空の柱体と、前記挿入口の1つに挿入され、他の挿入口に架け渡されるための複数のステップ板とを備え、
    前記ステップ板は前記挿入口に挿入された際に前記柱体内部に位置する挿入部Aと、前記柱体の外部に位置するペットが乗るためのステップ部とを少なくとも備えることを特徴するペット用遊戯装置。
  2. 前記挿入口が、前記柱体の側面において略同じ高さに少なくとも2つ形成されているとともに、前記柱体の側面の上下方向において任意の間隔で複数設けられていることを特徴とする請求項1に記載のペット用遊戯装置。
  3. 前記柱体の側面において、上下に隣り合う2つの挿入口間及び/または前記柱体の底部と最下位に設けられた挿入口との間に、動物が柱体の内部に入るための窓部を1つまたは2つ以上備えることを特徴とする請求項1または2に記載のペット用遊戯装置。
  4. 前記窓部の1つに挿入され、他の窓部に架け渡されるための居室用ボックスをさらに備え、
    前記居室用ボックスは、前記窓部に挿入された際に前記柱体内部に位置する挿入部Bと、前記柱体外部に位置する居室拡大部とを少なくとも備えており、前記居室拡大部の側面に動物が前記居室用ボックスの内外に出入りするための開口部が少なくとも1つ設けられていることを特徴する請求項1乃至3のいずれかに記載のペット用遊戯装置。
  5. 前記ステップ板の挿入部Aの面積Xが、該ステップ板が架け渡される2つの挿入口を含んで切り欠いた柱体の切り欠き断面の面積Yより小さく、該ステップ板を上記2つの挿入口に挿入し架け渡した際に、上記切り欠き断面における上記挿入部Aの非専有部分において、実質的にペットが通り抜け可能となるよう上記挿入部Aが形成されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のペット用遊戯装置。
  6. 前記ステップ板が、1つの挿入口とこれに対面する挿入口とにおいて架け渡されることを予定しており、且つ、柱体側面に設けられる複数の挿入口が全て同形状で形成されるとともに、この挿入口の形状と、これに挿入されるステップ板の挿入部Aの挿入方向に対し垂直な断面形状とが略同形状であることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載のペット用遊戯装置。
  7. 前記窓部が、前記柱体の側面において略同じ高さに3つ以上設けられており、一方、前記居室用ボックスの挿入部B側面に側面開口部が設けられており、
    上記3つの窓部の2つにおいて該居室用ボックスが架け渡された際に、残りの1つの窓部と、前記側面開口部とが重複可能であることを特徴とする請求項4乃至6のいずれかに記載のペット用遊戯装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011024742A (ja) * 2009-07-24 2011-02-10 Bonbi:Kk 遊戯装置付きペット展示用ケース
JP2016202003A (ja) * 2015-04-15 2016-12-08 コワーキング合同会社 愛玩動物用組み立て式遊戯具
JP2017079804A (ja) * 2017-02-20 2017-05-18 株式会社クララ 動物用遊戯装置

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