JP3132824U - 実験台 - Google Patents

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Abstract

【課題】相対する二人の作業者が化学等の実験を行うための実験台で、中央の配管や配線が設けられた空間部分を有効に利用し、天板下部の収納室の容積が大であり、しかも収納室を利用する自由度の大きい実験台を提供する。
【解決手段】実験台中央に配置されていた配管、配線を変更すると共に中央の空間を形成していた仕切板を除去することにより、作業を行なう板である天板の下部を相対する二人の作業者にとって共通の一つの大きな空間として作業に用いる機器類を多く収納し得るようにして、収納の自由を増すと共に、細長い機器の収納も可能にした。
【選択図】図1

Description

本考案は、化学等の実験の際に用いられる実験台に関するものである。
化学等の実験を行なう際に利用される実験台は、様々な構成のものが知られている。
そのうちの代表的な実験台の一例として、図5に示すような実験台が知られている。尚、図5において、(A)は正面図、(B)は側面図、(C)は平面図で、(A)、(B)は内部等見得るように記載してある。
この図5に示す実験台は、実験を行なう天板11を有し、その下部が、図5の(A)に示すように実験にて使用する器具類や薬品等を収納する収納室12、13になっている。又、図5の(B)に示すように、前後(図5の(B)における左右)が仕切られていて天板11の中央下部14は空間になっている。
この中央の空間部分14は、一般にユーティリティーと呼ばれている実験において使用する水道水やガスバーナーに供給するガス等の配管が設けられ、更に電気機器類に電力を供給する電源コード等が配置されている。又、この仕切板にて仕切られた中央の空間部分14の左右(図5の(B)の左右)には、例えば図5の(A)に示すように夫々収納室12や収納室15等が設けられている。
又、この種の実験台には、中央部分の天板上に主として薬品類を収納する試薬棚が置かれているものもある。そして、試薬棚の手前とその反対側に実験を行なう者が立って夫々実験を行なうように構成されている。
このように、従来の実験台は、二人の作業者の立つ側の天板上の二つの作業面の間の中央下部が空間であって、配管等が存在するものの無駄な空間になっていた。そのために、収納室の部分の容積が少なく収納しきれない機器類や薬品のびん等を図5に示すように天板上に置かざるを得なかった。その結果、作業の効率の上で一定の制約があった。しかも、図5の(B)より明らかなように、左右の収納室の奥行きが狭く、大きな機器、特に長い機器の収納ができない欠点もある。
更に、図5の(B)における左右の収納室が夫々独立しているため、収納室内における機器類の配置方法が限られ、特に収納室自体の変更の自由度がほとんどなかった。
本考案は、前後にて実験を行なう実験台で、天板下部の収納室の容積が大であり、しかも収納室を利用する自由度の大きい実験台を提供するものである。
本考案の実験台は、相対する両面にて二人の作業者が独自に実験を行なうもので、実験を行なう天板下部の空間を共通の空間となるようにして、この空間の収納形態を各種形態にするもので、特に一方の作業者の収納室間の一部が他の作業者の作業領域での空間も利用可能にしたものである。
例えば、従来収納し得なかった大きな実験機器の収納も拡大された中央部分を利用しての収納が可能になり、又、細長い器具を収納する際、相対する作業者側の空間も利用できるため、器具を斜めに配置収納する必要がなく、従来品よりも多くのものを整理して収納することが可能になる。
本考案の実験台は、配管等を一つにまとめると共に、配置位置を変更することにより、それらが配置されていた中央部分の空間を形成する仕切板を除くことにより天板下部全体を一つの大きな収納空間とし、大きな機器や細長い道具類の配置を可能にしたという効果を有する。
本考案の実施の形態を図示する実施例にもとづいて説明する。
図1は本考案の実験台の実施例1を示す図である。この図1において、(A)は正面より見た図、(B)は側面より見た図であって、したがって、この図1の(B)の左側および右側に夫々作業者が立って実験を行なう。又、図1の(C)は平面図で、天板上に置かれた機器やびん類の配置例を示す。
この実験台は、図1に示すように、図5に示す従来の実験台のように、中央部分の仕切り板は設けられておらず、したがって、天板下部が一つの大きな空間になっている。そして、図1の(B)に示すように例えば左側の作業者から右側の作業者まで長く伸びた収納室2が配置されている。
そのため、左右の作業者が使用する器具類は、符号5にて示す中間の面まで収納が可能になり、より多くの器具類の収納が可能になる。これにより、従来収納しきれない器具類は、天板上に置いたまま実験を行なわなければならなかった欠点が解消される。
そればかりか、図1の(B)に示すように右側の空間部分と左側の空間部分との間に仕切りが全くなく、左から右にかけ一つの空間をなす。これにより例えば左側の作業者が使用するための器具類を中間の面5よりも右側に置くことが可能になる。又その逆の右の作業者が使用する器具類を中間の面5よりも左側に置くことが可能になる。更に、上記の配置は、作業者からみて、左側、中央、右側等のいずれにても任意に選べる。したがって、相対する作業者の実験内容等によって各種の選択が可能になる。
つまり、本考案の実験台は、器具類の収納、配置位置の自由度が大幅に増大することになる。
更に、図2に示すように、細長い器具10等の従来収納し得ずに天板1上におかれた器具10も収納が可能になる。また、従来収納し得たとしても、例えば上下方向や左右方向に傾けてのみ収納が可能であったものも、図2のように収納し得るため、長い器具と図1に示すような器具の多くを共に収納することが可能である。
又、数多くの容器等を収納するための容器の収納、配置も可能になる。
更に、大きな収納物の収納、配置は、前後の作業者の実験内容による選択が可能になる。例えば、一方が細長いものを前後に向けて配置する場合、反対側の作業者は細長いものが置かれていない空間を利用して器具類を収納することが可能である。
このように、利用空間の増大と同時に長い物の収納や、相対する両作業内容に適した配置が可能になり、自由度が極めて大になる。
図1には示していないが、この実施例では配管等は収納室2、4等の下部2aを通り、その側面例えば2bにて上方に向け配置し適宜位置の水道栓やガス栓に連結されている。
本考案の実施例2は図3に示す通りで、基本構成は実施例1と同じである。尚、図3において(A)は正面図、(B)は平面図、(C)は(A)におけるC−C方向よりの図、(D)は(A)におけるD−D方向よりの図である。
本考案の実施例1の実験台は、天板下部に仕切りのほとんどない大きな収納空間を設けたことにより、若干強度が低下する。
実施例2の実験台は、強度の増大を兼ね、しかも更に使用に便利な構成にした実施例である。即ち、図3に示すように、基本構成が実施例1と同じである天板下部の収納庫2、3の左右に夫々二つの引き出しユニット21、22および23、24を配置した構成である。
このように、強度が大である引き出しユニットを四つ配置することにより、天板1の左右部分を支持することになり強度が大になる。又、収納庫2、3等の横方向の補強にもなる。特に実験台の横ゆれを防止する作用を有する。
又、この実施例2の実験台は、図3の(B)に破線25にて示す部分に補強板を配置して、天板の補強を行なっている。
又、符号27にて示すように、天板の中央下部の天板直下にはユーティリティーボックスを配置してある。そして、実験台の下から電源コード28を収納室2、3の間の補強板の間を通してユーティリティーボックス27内に導き、又配管29は実験台の隅に配置し、ユーティリティーボックス27の下面を通って水道栓、ガス栓に接続している。
一方、ユーティリティー部から、実験台へは、天板1の孔1aを通って、コード、チューブ類を導き、実験に使用する機器に接続する。
このように、実施例2の実験台は、天板1および収納室2、3の基本構成は本考案の実験台の基本構成である実施例1と実質上同じ構成である。しかし、引き出し21、22、23、24を左右に配置して、実施例1よりも強度が大である実験台とした。更に、収納室2、3の間等に補強板を配置することにより、天板1の下部空間の有効利用、特に長い機器類の収納も可能にすると共に、強度を大にした実施例である。
この実施例2において、左側および右側の二つの引き出し21、22、23、24の間の空間30は、実験により不要になった部品等を入れるスペースとして使用し得る。しかし、このスペースにも引き出し等を設置することにより一層強度が大である実験台としてもよい。
尚、実施例1の実験台は、図1の(A)に示すように、二つの収納室2、3を配置してある。つまり、図1の(A)の紙面に垂直な方向で反対側の作業面まで伸びる二つの収納室2、3を配置した構成になっている。
同様に実施例2の実験台も二つの作業面に伸びる二人の作業者共通の収納室を二つ配置した構成である。
又、図1には配管等を図示していないが、実施例1も図3の実施例2と同様な配管、配線を行なえばよい。
しかし、従来例の中央の空間を除去した広い空間を利用するようにした実験台、特に相対する作業者に共通した空間を利用するものであれば、特に収納室の配置については、実施例1、2の構成に限るものではない。
本考案の実施例3は、実施例2と同様に天板下部の収納部分を前後の作業者の共通の広い空間とし、しかも強度を保持するようにした例である。
この実施例3は、実験台を前面側の部分と背面側の部分とその中間の中央部分の三つのユニットに分け、これら三つのユニットを互いに接合固定したもので、しかも天板下部に各ユニットを連通する広い空間が形成されるようにされている。しかも三つのユニットを接合固定したことにより、連通する広い空間を有するにもかかわらず、十分な強度を有する。
この実施例3の実験台は、図4に示す通りである。この図4において、(A)は側面図、(B)は中央ユニットの一部を示す正面図、(C)は同じ中央ユニットの側面図である。
この実施例3は、図4(A)に示すように前面側よりの作業を行なう作業面を有する前面ユニット6Aと背面側での作業を行なう作業面を有する背面ユニット6Bとその間に配置されている中央ユニット6Cとを接合固定したものである。これらユニットのうち、前面ユニット6Aと背面ユニット6Bとはほぼ同一の構成である、天板の下部は空間になっている。又、中央ユニット6Cには、例えばその正面側から見て左側の下部より左側面を通り水道栓、ガス栓等の設置されたケース7Aの栓に接続する配管が配置されている。
尚、図4(B)は、配管の状態を示すために記載した図で、この例では図の左側に配管が配置され、右側は配管が存在しないため左側のみ記載し、右側は記載していない。この配管は、逆に右側のみに配置してもよい。
又、図4(C)は、中央ユニット6Cの側面図で、その下端の台輪部と呼ばれている脚部8Cは逆U字状をなす。
又、中央ユニット6Cの端部壁面には、配置用の埋め込みモール9Bが取り付けられ、このモール内を通って上部のコンセントへ配置がなされている。
このように、中央ユニット6Cもその下部や端部に配管や配線が施されているが中間部分は空間になっている。
このような、いずれも中間部分が仕切り板等の全くない三つのユニット、つまり前面ユニット6A、背面ユニット6B、中央ユニット6Cを図4(A)に示すように接合固定した場合、図示するように天板下部は三つのユニットを連通する広い収納空間となる。
このように、実施例3の実験台は、天板下部が両作業者側を連通され、しかも天板下部が収納のために利用し得る共通の空間をなし、図4に示すような棚板20を設置しての両作業者の共通の利用可能な収納部分になり、又長い機器の収納も可能になる。
又、図4のように棚板を配置することなしに、一つの大きな収納空間として大きな機器類の収納も可能になる。
このように、天板下部は大きな一つの空間とすることが可能であると共に、符号F1にて示す個所と、符号F2にて示す部分にて各ユニットを連結固定することにより、大きな空間を保ったまま、十分な強度が得られる。又、中央の下端を凹部(開口)8Cに配管をすることにより配管の修理、その他に便利な構成である。しかも、この中央のユニットの下面は、取り外し可能な底板8よりなり、この底板を配置した時に、左、右のユニットの底板と同一平面になるようにしてある。
これにより、機器類の収納の際は、前述のように左右のユニットと中央ユニットにて大きな共通の収納空間となると共に、中央ユニットの底板8を取り外すことにより、配管の点検や修理等が一層容易になる。
本考案の実験台は、化学の実験等にて用いられるもので、天板上にて相対する二人の実験者が独立して実験を行なうようにしたもので、天板下部の収納空間を仕切りのない相対する二人の実験者の利用し得る共通の空間として、実験にて用いる機器類の収納を共通して利用し得るようにした。
これにより、天板の下に機器類や薬品等を多く収納し得るようになり、天板上におく機器類、薬品を必要とするもののみにすることが可能になり、天板上の空間をひろげ作業の効率上好ましい。又、従来収納し得なかった、大きな特に長い機器類の収納が可能になる。
本考案の実験台の実施例1の構成を示す図 前記実施例1における細長い機器の配置例を示す図 本考案の実験台の実施例2の構成を示す図 本考案の実験台の実施例3の構成を示す図 従来の実験台の構成を示す図
符号の説明
1 天板
2、3 収納室
22、23、24、25 引き出し
27 ユーティリティボックス

Claims (1)

  1. 互いに向かい合って実験を行なう異なる二つの実験を同時に行ない得る実験台において、共通の1枚の天板の下の収納空間を仕切壁のない一つの共通の空間としたことを特徴とする実験台。
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