JP3132627U - 研削装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】研削に支障なくなおかつ砥石車の破片の飛散を防止することが可能な研削装置を提供すること。
【解決手段】回動軸8の先端に着脱可能に取着された砥石車10をモータの駆動によって回転させワークを研削する研削装置において、砥石車10をカバー17よって包囲し、カバー17にはその一部に切り欠き状に形成された開口部25を備え、砥石車10の研削部は同開口部25のみから露出されるようにするとともに、同カバー体17は回動軸8の周方向に回動可能に保持されて砥石車10の研削部の露出方向を変更させることを可能とした。
【選択図】 図2
【解決手段】回動軸8の先端に着脱可能に取着された砥石車10をモータの駆動によって回転させワークを研削する研削装置において、砥石車10をカバー17よって包囲し、カバー17にはその一部に切り欠き状に形成された開口部25を備え、砥石車10の研削部は同開口部25のみから露出されるようにするとともに、同カバー体17は回動軸8の周方向に回動可能に保持されて砥石車10の研削部の露出方向を変更させることを可能とした。
【選択図】 図2
Description
本考案は回転する砥石車によってワークを研削する研削装置に関するものである。
従来から砥石車を回転させてワークの研削を行う種々の研削装置が提案されている。このような研削装置の一例を特許文献1として示す。この特許文献1に記載される研削装置の砥石車は全周が完全に露出されている。それはつまりワークをどのような方向から砥石車に接近させても研削させることができることを念頭においているためである。
特開平5−301155号公報
しかし、砥石車の厚み等の形状要素や強度、更に経年の使用等の諸条件によって砥石車に割れや剥がれが生じて周囲にその破片が飛散する可能性があった。そのため、いろいろな方向からの研削作業に支障なくなおかつこのような破片の飛散をできる限り防止できる研削装置が求められていた。
本考案は、このような従来の技術に存在する問題点に着目してなされたものである。その主目的とするところは、研削に支障なくなおかつ砥石車の破片の飛散を防止することが可能な研削装置を提供することにある。
本考案は、このような従来の技術に存在する問題点に着目してなされたものである。その主目的とするところは、研削に支障なくなおかつ砥石車の破片の飛散を防止することが可能な研削装置を提供することにある。
上記の目的を達成するための第1の手段として、駆動軸と、同駆動軸の先端に着脱可能に取着された砥石車と、同駆動軸を回転させる駆動源と、同駆動源への電源供給の入切操作をするスイッチとを備えた研削装置において、前記砥石車はカバー体に包囲され、同カバー体はその一部に切り欠き状に形成された開口部を備え、同砥石車の研削部は同開口部のみから露出されるとともに、同カバー体は前記駆動軸の周方向に回動可能に保持され同砥石車の研削部の露出方向を変更させることが可能としたことをその要旨とする。
第2の手段では第1の手段に加え、前記カバー体の前記開口部は前記砥石車の研削部としての外周縁と前後板面を露出させるようにしたことをその要旨とする。
第2の手段では第1の手段に加え、前記カバー体の前記開口部は前記砥石車の研削部としての外周縁と前後板面を露出させるようにしたことをその要旨とする。
上記各請求項の考案では、カバー体によって極力砥石車の破片の飛散を防止することができるとともに、従来と同様いろいろな方向からワークを砥石車に接近させることが可能である。
以下、本考案における研削装置を具体化した一実施例を図面に基づいて説明する。
図1及び図2に示すように、研削装置1はベース2上に立設されたコラム3を備えている。コラム3は円盤状のコラムベース4と直方体形状のコラム本体5から構成されている。コラム3はベース2の上面2aに対して直交する回動軸線Pの周りに回動可能とされており、ロックレバー6の操作によって所望の位相位置でベース2に対し固定可能とされている。コラム本体5の後方に形成されたハウジング5aにはモータユニット7が装着されている。モータユニット7内には図示しない単相交流モータが収納されており、モータの回動軸(すなわち砥石軸)8はコラム本体5を貫いてベース2の上面2aと平行に延出されている。回動軸8はコラム本体5に固着された円筒形形状の軸受け9によって軸支されている。回動軸8の先端には砥石車10が側面形状T字状に固着されており、回動軸8と一体に周方向に回動可能とされている。砥石車10はシリコーンゴムを結合材として砥粒が配合された一種のエラスチック砥石車である。砥石車10の下方位置であってコラムベース4上にはボルト26によってトレイ11が固着されトレイ11上にダストボックス12が配設されている。ダストボックス12はその裏面に貼着された図示しない板状マグネットによってトレイ11上に固着されている。
コラム本体5の取り付け面5aであってモータユニット7の下部位置には電源ボックス13が配設されている。電源ボックス13内には図示しないトランス、ヒューズ及びスイッチ装置が配設されている。電源ボックス13の側面には入切スイッチ14が配設されている。
図1及び図2に示すように、研削装置1はベース2上に立設されたコラム3を備えている。コラム3は円盤状のコラムベース4と直方体形状のコラム本体5から構成されている。コラム3はベース2の上面2aに対して直交する回動軸線Pの周りに回動可能とされており、ロックレバー6の操作によって所望の位相位置でベース2に対し固定可能とされている。コラム本体5の後方に形成されたハウジング5aにはモータユニット7が装着されている。モータユニット7内には図示しない単相交流モータが収納されており、モータの回動軸(すなわち砥石軸)8はコラム本体5を貫いてベース2の上面2aと平行に延出されている。回動軸8はコラム本体5に固着された円筒形形状の軸受け9によって軸支されている。回動軸8の先端には砥石車10が側面形状T字状に固着されており、回動軸8と一体に周方向に回動可能とされている。砥石車10はシリコーンゴムを結合材として砥粒が配合された一種のエラスチック砥石車である。砥石車10の下方位置であってコラムベース4上にはボルト26によってトレイ11が固着されトレイ11上にダストボックス12が配設されている。ダストボックス12はその裏面に貼着された図示しない板状マグネットによってトレイ11上に固着されている。
コラム本体5の取り付け面5aであってモータユニット7の下部位置には電源ボックス13が配設されている。電源ボックス13内には図示しないトランス、ヒューズ及びスイッチ装置が配設されている。電源ボックス13の側面には入切スイッチ14が配設されている。
図1〜図3に示すように、砥石車10にはカバーユニット15が併設されている。図3に示すようにカバーユニット15は筒部16と筒部16の前方に固着されたカバー17とから構成されている。筒部16は軸受け9の外周に嵌合されており、軸受け9の外周面に案内されて軸受け9の周方向に自在に回動させることが可能となっている。筒部16の側面には内外に連通する雌ねじが切られた透孔18が形成されており、ちょうボルト19が同透孔18に螺着されている。ちょうボルト19を進出させてその先端を軸受け9外周に当接させることで軸受け9に対する筒部16の周方向への回動を不能とする。
カバー17は本体フレーム17aと同本体フレーム17aに嵌着された前蓋フレーム17bから構成されている。本体フレーム17aはリング状の背面板20と背面板20の周縁から前方に延出される側面板21を備えている。背面板20は背面板20の中心から90度の角度の扇状部分を欠落させた形状とされている。前蓋フレーム17bは前面板22と前面板22の周縁から後方に延出されるフランジ23を備えている。前面板22は背面板20と対称形状とされている。本体フレーム17aに対して前蓋フレーム17bはちょうボルト24によって固定されている。カバー17は本体フレーム17aに前蓋フレーム17bが嵌着された状態で砥石車10の外周縁10aと前後研削面10b(砥石車10の外周寄り表裏面)の3/4を包囲するとともに、1/4を常に露出させる。カバー17の砥石車10を露出させている切り欠き部分が開口部25とされている。
カバー17は本体フレーム17aと同本体フレーム17aに嵌着された前蓋フレーム17bから構成されている。本体フレーム17aはリング状の背面板20と背面板20の周縁から前方に延出される側面板21を備えている。背面板20は背面板20の中心から90度の角度の扇状部分を欠落させた形状とされている。前蓋フレーム17bは前面板22と前面板22の周縁から後方に延出されるフランジ23を備えている。前面板22は背面板20と対称形状とされている。本体フレーム17aに対して前蓋フレーム17bはちょうボルト24によって固定されている。カバー17は本体フレーム17aに前蓋フレーム17bが嵌着された状態で砥石車10の外周縁10aと前後研削面10b(砥石車10の外周寄り表裏面)の3/4を包囲するとともに、1/4を常に露出させる。カバー17の砥石車10を露出させている切り欠き部分が開口部25とされている。
次にこのように構成した研削装置1の作用について説明する。
まず、所定の位置に固着されたベース2に対してコラム3を回動させて研削方向を決めてロックレバー6の操作によってコラム3を固定する。そして、砥石車10の露出させたい方向に合わせるためちょうボルト19を緩め(後退させる)、筒部16を軸受け9の外周に沿って回動させてカバー17の開口部25方向を決める。そして所望の方向、例えば図2(a)に示すような側方に開口部25を向けてちょうボルト19を締め(進出させる)カバー17を固定する。この段階で入切スイッチ14を操作して砥石車10を回転させる。研削の途中で砥石車10の露出方向を変更したい場合には一旦入切スイッチ14を操作して砥石車10の回転を止め、ちょうボルト19を操作してカバー17の開口部25方向を例えば図2(b)に示すように上方に変更させてから再度砥石車10を回転させるようにする。本実施例の砥石車10は可撓性があるため研削の際にワークの角部が当接した際にその押圧力によって撓むこととなる。所望に応じて適宜砥石車10の種類や数(例えば、間にカラーを介在させて二枚合わせの砥石車10を取着することで両砥石車10の間にワークを挿入して研削するような場合を想定)を変えることも可能である。
まず、所定の位置に固着されたベース2に対してコラム3を回動させて研削方向を決めてロックレバー6の操作によってコラム3を固定する。そして、砥石車10の露出させたい方向に合わせるためちょうボルト19を緩め(後退させる)、筒部16を軸受け9の外周に沿って回動させてカバー17の開口部25方向を決める。そして所望の方向、例えば図2(a)に示すような側方に開口部25を向けてちょうボルト19を締め(進出させる)カバー17を固定する。この段階で入切スイッチ14を操作して砥石車10を回転させる。研削の途中で砥石車10の露出方向を変更したい場合には一旦入切スイッチ14を操作して砥石車10の回転を止め、ちょうボルト19を操作してカバー17の開口部25方向を例えば図2(b)に示すように上方に変更させてから再度砥石車10を回転させるようにする。本実施例の砥石車10は可撓性があるため研削の際にワークの角部が当接した際にその押圧力によって撓むこととなる。所望に応じて適宜砥石車10の種類や数(例えば、間にカラーを介在させて二枚合わせの砥石車10を取着することで両砥石車10の間にワークを挿入して研削するような場合を想定)を変えることも可能である。
このように構成することで上記実施例では砥石車10が割れたりして周囲に飛散する場合でもカバー17があるため、極力飛散が防止できる。また、カバー17の開口部25の向きは360度自由に変更できるため、いろいろな方向からの研削も可能となる。
なお、この発明は,次のように変更して具体化することも可能である。
・カバー17の開口部25の大きさは適宜変更可能である。
・砥石車10を回動させる機構は上記に限定されるものではない。
・砥石車10の種類、形状等は適宜変更可能である。
。その他、本発明の趣旨を逸脱しない態様で実施することは自由である。
なお、この発明は,次のように変更して具体化することも可能である。
・カバー17の開口部25の大きさは適宜変更可能である。
・砥石車10を回動させる機構は上記に限定されるものではない。
・砥石車10の種類、形状等は適宜変更可能である。
。その他、本発明の趣旨を逸脱しない態様で実施することは自由である。
1…研削装置、8…駆動軸としての回動軸、10…砥石車、14…入力スイッチとしての入切力スイッチ、17…カバー体としてのカバー、25…開口部。
Claims (2)
- 駆動軸と、同駆動軸の先端に着脱可能に取着された砥石車と、同駆動軸を回転させる駆動源と、同駆動源への電源供給の入切操作をするスイッチとを備えた研削装置において、
前記砥石車はカバー体に包囲され、同カバー体はその一部に切り欠き状に形成された開口部を備え、同砥石車の研削部は同開口部のみから露出されるとともに、同カバー体は前記駆動軸の周方向に回動可能に保持され同砥石車の研削部の露出方向を変更させることが可能であることを特徴とする研削装置。 - 前記カバー体の前記開口部は前記砥石車の研削部としての外周縁と前後板面を露出させることを特徴とする請求項1に記載の研削装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007002422U JP3132627U (ja) | 2007-04-06 | 2007-04-06 | 研削装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2007002422U JP3132627U (ja) | 2007-04-06 | 2007-04-06 | 研削装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3132627U true JP3132627U (ja) | 2007-06-14 |
Family
ID=43283347
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2007002422U Expired - Lifetime JP3132627U (ja) | 2007-04-06 | 2007-04-06 | 研削装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3132627U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101297306B1 (ko) * | 2011-06-10 | 2013-08-14 | 손원호 | 물통이 구비된 탁상용 그라인더 |
-
2007
- 2007-04-06 JP JP2007002422U patent/JP3132627U/ja not_active Expired - Lifetime
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KR101297306B1 (ko) * | 2011-06-10 | 2013-08-14 | 손원호 | 물통이 구비된 탁상용 그라인더 |
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