JP3132452U - スルメ吊り下げ販売包装袋 - Google Patents
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Abstract
【課題】 小売店舗でスルメを展示販売する際に、スルメ全体の大きさ正確に且つ強調して購入者の視覚に認識させることができるスルメ吊り下げ展示用の包装袋を提供する。
【解決手段】 スルメ1を収納可能な幅と長さを備えた長方形の表裏2枚のプラスチックフィルムを重ね、両側面部シール20bと底面の下部シール20cの3面を貼着して袋状に形成すると共に、袋の中央部に袋の表裏内面を両側面から中央に向けて区画シール20eで部分的に貼着して中央に狭窄部Bを設け、袋の上部からスルメ1を収納し、狭窄部Bの上側にスルメ身部1aを保持させて袋上部を上部シール20aとして貼着密封することにより吊下げ展示に際してスルメ1が包装袋の下部にずり落ちない構造としていることを特徴とする。
【選択図】 図1
【解決手段】 スルメ1を収納可能な幅と長さを備えた長方形の表裏2枚のプラスチックフィルムを重ね、両側面部シール20bと底面の下部シール20cの3面を貼着して袋状に形成すると共に、袋の中央部に袋の表裏内面を両側面から中央に向けて区画シール20eで部分的に貼着して中央に狭窄部Bを設け、袋の上部からスルメ1を収納し、狭窄部Bの上側にスルメ身部1aを保持させて袋上部を上部シール20aとして貼着密封することにより吊下げ展示に際してスルメ1が包装袋の下部にずり落ちない構造としていることを特徴とする。
【選択図】 図1
Description
本考案は、1枚または複数枚のスルメを収納して販売するに当り、吊り下げ展示可能なスルメの包装袋に関するものであって、より詳しくは、スルメ包装袋の内部構造に関する。
従来、スルメはイカの加工品として古来より冷凍設備が発達する近来まで広く利用されてきた。一般家庭では、松前漬、麹醤油漬、裂きイカ、中華スープ具材などの主材料として広く利用されており、一般の食品スーパーでは、常備販売品目とされている。
一般小売店におけるスルメの販売形態は、1枚ないし4、5枚単位のするめを袋に封入して吊り下げて店舗内に展示して販売されている。
図3は、スルメの従来の販売形態の模式図である。図において従来のスルメ包装袋20は、スルメを収納可能な幅と長さを備えた長方形の表裏2枚のプラスチックフィルムを重ね、袋の上部シール20aと、両側面の側面部シール20bをヒートシールして袋状とし、開いている下部からスルメを封入して袋の下部シール20cをヒートシールして包装されていた。
スルメを封入した際は、想像線で示した位置スルメ1´に封入された袋内のスルメは、販売のために吊下げ孔20dを展示吊金具50に通して吊り下げられている間に、スルメの重みで、スルメ脚部1bが袋の下方にずり落ちて下部シール20cに接するまで下がり、スルメ1のスルメ身部1aも袋内の下方にずり落ち、スルメ包装袋20の上部に大きな空隙Aが生じていた。
図2は、スルメ1を1枚のみ示したが、3枚〜5枚をまとめて封入する一般的な場合は、スルメの身部1aの重量により、ほとんどの場合下方にずり落ちて、スルメ1の本来の大きさに形成されたスルメ包装袋20上部の空隙Aがさらに目立つ状態となっていた。
このため、吊り下げて展示されているスルメが、相対的に小さく見え、さらに内容量が少ない印象を与えていた。スルメの価格は、産地とともに、その大きさが大きな要素となっており、本来の大きさに合わせて作成された包装袋も、逆に内容物のスルメをランク下の大きさに見せてしまう問題があった。
従来、乾燥したスルメ、イカの燻製、チーズ、ドライソーセージ等の乾燥した食品を販売する際に使用するための包装用袋に関して、内部の食品が包装袋に偏らず収納するため凸凹が形成されたプラスチックトレーを用いていた嵩張りを解決する保持シートの発明が特許文献1に開示されている。しかし、姿のままのスルメの包装袋については、偏りを解決する提案はなく、前述の問題が生じていた。
本考案は、小売店舗でスルメを展示販売する際に、スルメ全体の大きさ正確に且つ強調して購入者の視覚に認識させることができるスルメ吊り下げ展示用の包装袋を提供する。
本考案のスルメ吊り下げ販売包装袋は、吊り下げ販売用のスルメ包装袋であって、スルメを収納可能な幅と長さを備えた長方形の表裏2枚のプラスチックフィルムを重ね、両側面と底面の3面を貼着して袋状に形成すると共に、袋の中央部に袋の表裏内面を両側面から中央に向けて部分的に貼着して中央に狭窄部を設け、袋の上部からスルメを収納し、狭窄部の上側に身部を保持させて袋上部を貼着密封することにより吊下げ展示に際してスルメが包装袋の下部にずり落ちない構造としていることを特徴とする。
前記吊り下げ販売包装袋に収納されるスルメが複数枚である場合は、左右のスルメ身部をお互いに重ね、スルメ脚部が横並びとなるように結んで収納することにより複数枚による袋厚みを抑えることを特徴とする。
前記プラスチックフィルムは、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタート、ポリアミド、ナイロン、塩化ビニール、エチレン一酢酸ビニール共重合体のいずれかを用い、前記貼着は、ヒートシール、インパルスシールまたは超音波シールのいずれかによることを特徴とする。
本考案のスルメ吊り下げ展示用の包装袋によれば、吊下げ展示しても、袋内でスルメが下方にずり落ちることがなく、スルメ全体の大きさ正確に且つ強調して購入者の視覚に認識させることができる。
また、複数枚のスルメを収納する際には、2枚単位で並列され、購入者の収納枚数の確認が容易となると共に、展示袋の厚みを抑制することができる。
以下、図面を参照して本考案のスルメ吊り下げ販売包装袋の実施の形態を説明する。
図1は、本考案のスルメ吊り下げ販売包装袋の実施の形態を示す正面図である。
本考案のスルメ吊り下げ販売包装袋21は、先ず、長方形の表裏2枚のプラスチックフィルムを重ね、両側面と底面をヒートシールして側面部シール20bと下部シール20cにより袋状に形成すると共に、袋の中央部に袋の表裏内面を両側面から中央に向けて部分的にヒートシールで貼着して区画シール20eを形成し、中央に狭窄部Bを設ける。
区画シール20eの上部は、収納するスルメ1のスルメ身部1aの大きさに合わせた寸法、下部は、スルメ脚部1bの長さにあわせた寸法とする。
中央の狭窄部Bは、スルメ脚部1bを収納時に通過させる幅で、開かれたスルメ身部1aは通過できない幅とする。
前記プラスチックフィルムは、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタート、ポリアミド、ナイロン、塩化ビニール、エチレン一酢酸ビニール共重合体のいずれを用いてもよい。
なお、これらのプラスチックフィルムは、透明なものを用い、内部に収納されたスルメ1が見えるようにすることが望ましい。
前記貼着は、ヒートシールに限らず、インパルスシールまたは超音波シールで行うこともできる。
両側面と底面の3面を貼着して袋状に形成されたスルメ吊り下げ販売包装袋20に、スルメ1を収納し、狭窄部Bの上側にスルメ身部1aを保持させて袋上部をヒートシールして上部シール20aで密封する。
上部シール20aの中央部には、吊下げ孔20dが設けられ、販売棚の展示吊下げ金具50(図3参照)に通して吊り下げられる。
本考案によれば、区画シール20eに、開かれたスルメ身部1aが保持され、ずり落ちることがない。このため、吊下げ展示しても、スルメ全体の大きさ正確に且つ強調して購入者の視覚に認識させることができる。
図2は、複数枚のスルメを収納するスルメ吊り下げ販売包装袋の正面図である。
通常、複数枚のスルメ1をまとめて包装袋に収納して販売単位とされている。図2は、4枚のスルメ1を収納したスルメ吊り下げ販売包装袋22を示す。
スルメ吊り下げ販売包装袋22は、袋が左右のスルメ身部1aをお互いに重ねて収容される幅を有し、狭窄部Bの幅が、横並びにされたスルメ脚部1bが挿入される幅に形成されている。
この場合、左右のスルメ身部1aをお互いに重ね、スルメ脚部1bが横並びとなるように紐23で結んで収納することにより複数枚による袋厚みを抑えると共に、購入者に収納枚数の確認を容易とさせる効果を呈する。
1 スルメ
1´ 封入時の位置
1a スルメ身部
1b スルメ脚部
20 従来のスルメ包装袋
20a 上部シール
20b 側面部シール
20c 下部シール
20d 吊下げ孔
20e 区画シール
21 スルメ吊り下げ販売包装袋
22 スルメ吊り下げ販売包装袋
23 紐
A 空隙
B 狭窄部
1´ 封入時の位置
1a スルメ身部
1b スルメ脚部
20 従来のスルメ包装袋
20a 上部シール
20b 側面部シール
20c 下部シール
20d 吊下げ孔
20e 区画シール
21 スルメ吊り下げ販売包装袋
22 スルメ吊り下げ販売包装袋
23 紐
A 空隙
B 狭窄部
Claims (3)
- 吊り下げ販売用のスルメ包装袋であって、スルメを収納可能な幅と長さを備えた長方形の表裏2枚のプラスチックフィルムを重ね、両側面と底面の3面を貼着して袋状に形成すると共に、袋の中央部に袋の表裏内面を両側面から中央に向けて部分的に貼着して中央に狭窄部を設け、袋の上部からスルメを収納し、狭窄部の上側に身部を保持させて袋上部を貼着密封することにより吊下げ展示に際してスルメが包装袋の下部にずり落ちない構造としていることを特徴とするスルメ吊り下げ販売包装袋。
- 前記吊り下げ販売包装袋に収納されるスルメが複数枚である場合は、左右のスルメ身部をお互いに重ね、スルメ脚部が横並びとなるように結んで収納することにより複数枚による袋厚みを抑えることを特徴とする請求項1記載のスルメ吊り下げ販売包装袋。
- 前記プラスチックフィルムは、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタート、ポリアミド、ナイロン、塩化ビニール、エチレン一酢酸ビニール共重合体のいずれかを用い、前記貼着は、ヒートシール、インパルスシールまたは超音波シールのいずれかによることを特徴とする請求項1記載のスルメ吊り下げ販売包装袋。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007002201U JP3132452U (ja) | 2007-03-30 | 2007-03-30 | スルメ吊り下げ販売包装袋 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2007002201U JP3132452U (ja) | 2007-03-30 | 2007-03-30 | スルメ吊り下げ販売包装袋 |
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Publication Number | Publication Date |
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Family Applications (1)
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JP2007002201U Expired - Fee Related JP3132452U (ja) | 2007-03-30 | 2007-03-30 | スルメ吊り下げ販売包装袋 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP3132452U (ja) |
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2007
- 2007-03-30 JP JP2007002201U patent/JP3132452U/ja not_active Expired - Fee Related
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