JP3132365U - 吊り下げ穴を設けた米袋 - Google Patents

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【課題】合成樹脂フィルムからなる袋体の上部に内外二重の線状シールを施し、両シールに空気抜き穴を形成した米袋において、袋にこれを押圧する外力が加わった場合に内包する空気を迅速に排気できるようにすること
【解決手段】内外のシールを多数の溶着点及び/又は短者溶着線を並列させて形成し、上部の耳部を広幅にして内外のシールを大きな間隔を設けて配置し、耳部中央の内外シール間に吊り下げ穴を設けた
【選択図】図1

Description

本考案は、合成樹脂フィルムからなる袋体の上部に内外二重の線状シールを施し、両シールに空気抜き穴を形成した米袋に関するものである。
この種の米袋としては、特許文献1に開示されたものが知られている。
この公知技術においては、内外のシールの間隔が小さくなっていて、内外のシールに形成した空気抜き穴の位置を互いに対向するように配置すると共に、内側シール部の空気抜き穴の大きさを外側シール部の空気抜き穴より小さく形成することによって、袋内に虫や雨水が侵入することを防止せんとしている。
この発明では、内外のシールの間隔が狭く、内側シールから排出された空気を内外シール間の狭小な空気通路に一旦滞留させ、空気通路内の空気圧を高めた後に外側シールの空気抜き穴から空気を排出させるようにしている。
ところが、内側シールの空気抜き穴の径が小さいため、空気通路内の空気圧が高まると内側シールからの排気を抑制する結果を招来してしまうから、袋体内に内包されている空気の排気が緩慢になる不都合があった。
また、内外シールが近接して配置されているため、虫の侵入をくい止めることは事実上期待することができない。
特許第3743679号公報
本考案は、合成樹脂フィルムからなる袋体の上部に内外二重の線状シールを施し、両シールに空気抜き穴を形成した米袋において、袋にこれを押圧する外力が加わった場合に内包する空気を迅速に排気できるようにすることを課題としたものである。
この技術的課題を解決するための第一の技術的手段は、(イ)内外のシールを多数の溶着点及び/又は短者溶着線を並列させて形成し、(ロ)上部の耳部を広幅にして内外のシールを大きな間隔を設けて配置し、(ハ)耳部中央の内外シール間に吊り下げ穴を設けたこと、である。
第二の技術的手段は、耳部の中央部に補強フィルムを積層して一体化させ、そこに吊り下げ穴を設けたことである。
また、第三の技術的手段は、内外シール間にこれを縦断する線状またと部テープ状の溶着部を設けたことである。
第一の技術的手段において、線状の内外シールは多数の溶着点及び短尺溶着線のいずれか又は双方(以下技術的手段の説明においてこれらを単に溶着点という。)を並列して形成されているから、シール中の溶着点の間が空気抜き穴となり、袋に対して押圧する外力が加わった場合には、袋に内包されている空気はこの空気抜き穴から排気されることになる。
内外のシールは、広幅に形成された上部の耳部を利用してその間隔が大きくなるようにして配置されている。したがって、内側の空気抜き穴から排出された空気は広幅に形成されている耳部内に一旦滞留するが、空気通路が大きいためここでの空気圧が後続の内側シールからの排気を抑制する程高くなることはない。
この内外シールの間隔は、耳部中央に吊り下げ穴を設けるのに十分な間隔である。この吊り下げ穴を利用して、米袋に米を充填した状態で米袋を持ち運びすることができる。この耳部の内外に位置するシール部分は、吊り下げ穴を形成している耳部を補強することになる。
第二の技術的手段では、耳部の中央部に補強フィルムが積層一体化させられてそこに吊り下げ穴が設けられているから、吊り下げ穴に十分な補強が施されることになる。袋への米の充填量が多くなっても、耳部が破れることなく米袋は持ち運ばれることになる。
また、第三の技術的手段では、内外シール間にこれを縦断するように溶着部が設けられているから、耳部は一層強靱に補強されることになる。この溶着部は、線状又はテープ状のもので構成すれば良い。
袋に内包している空気をより迅速に排気するために、内外のシールにおける溶着点の間隔を部分的に大きくすることができる。充填されている米の漏れを防止するために自ずとその大きさに限界があるが、6.5mm程度の大きさであってもかろうじて米の漏れを防止することができる。
溶着点の大きさ、長さ及びその間隔は袋の強度とも関係するから、袋内に充填する米の重量を勘案して設計することになる。
なお、内外のシールを異なる構成の溶着点で構成することができる。
袋にこれを押圧する外力を加えると内包する空気を迅速に排気できる結果、袋の積み上げ、収納、持ち運びなどの作業を円滑に行える利点がある。
また、内外のシールが離れて形成されているから、雨水が袋の中にはいるのを阻止できるし、害虫が入り込むおそれもない。
図1は、本考案に係る米袋1の要部正面図である。
この実施例における袋1は、縦370mm、横280mmの大きさであって、米5kgを充填できるものである。
袋1は、厚さ0.8mmのポリエチレン樹脂フィルムで形成したものを示している。その上部には広幅の耳部2が設けてあって、袋内に充填した米(図示せず)を封止する内側シール3と、これから約60mmの間隔をあけて耳部2の外側縁を封止するための外側シール4とを設けている。
内外のシール3、4は、縦3mm、横3.5mmの大きさの方形溶着点5、5を1.5mmの間隔で横方向に並列させて線状溶着部を形成していて、溶着点の間を空気抜き穴としている。この実施例では、シール3、4中に溶着点を省略した部分を2箇所ずつ設け、幅6.5
mmの空気抜き穴6、6及び7、7を形成している。
耳部2の中央には、厚さ0.8mmのポリエチレン樹脂フィルムからなる補強シート8が積層してあって、シール3、4によって耳部2と固着一体化させている。
補強シート8を積層させた耳部2の中央には、上部の一部を残し円弧状に溶断して形成した吊り下げ穴9、9を形成している。したがって、吊り下げ穴の耳部2及び補強シート8の切断縁は溶着一体化しているため、ここから水や虫が入り込むことはない。
図2は、図1に示した実施例の変形例であり、吊り下げ穴の左右の位置で内側シール3と外側シール4との間に跨がって線状の溶着部11、11を設けている。これによって吊り下げ部の補強を一層強固にしている。
なお、上記線状の溶着部11は、複数設けるようにしてもよい。また溶着部11を幅広にしたテープ状のものであっても良い。袋の大きさを充填する米の量を勘案して適宜設計変更すれば良い。
この実施例では、内側シール2の大きな空気抜き穴6を方形溶着点15を部分的に外側へ若干ずらせることによって形成している。この構成を採用することによって、充填された米が漏れるのを確実に防止しながら、空気を排気の迅速性を失わない様にしている。
米袋の要部正面図 他の実施例における米袋の要部正面図
符号の説明
1米袋、 2米袋の耳部、 3内側シール、 4外側シール、 5、15方形溶着点、
6、7大きな空気抜き穴、 8補強シート、 9吊り下げ穴、 11線状溶着部

Claims (3)

  1. 合成樹脂フィルムからなる袋体の上部に内外二重の線状シールを施し、両シールに空気抜き穴を形成した米袋において、内外のシールを多数の溶着点及び/又は短尺溶着線を並列させて形成し、上部の耳部を広幅にして内外のシールを大きな間隔を設けて配置し、耳部中央の内外シール間に吊り下げ穴を設けた米袋。
  2. 耳部の中央部に補強フィルムを積層して一体化させ、そこに吊り下げ穴を設けた請求項1に記載の米袋。
  3. 内外シール間にこれを縦断する線状又はテープ状の溶着部を設けた請求項1又は2に記載の米袋。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010202252A (ja) * 2009-03-03 2010-09-16 Oji Nepia Co Ltd 包装袋及び包装体
JP2013071748A (ja) * 2011-09-27 2013-04-22 Daio Paper Corp ポケットティシュー包装体及びその製造方法
JP2021075317A (ja) * 2019-11-12 2021-05-20 王子ホールディングス株式会社 衛生用紙収納容器

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