JP3132061U - 押ボタン水栓 - Google Patents

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Abstract

【課題】瞬間的に止水・吐水を切り替えることができ、比較的簡単な操作部構造を有する水栓装置を提供することを目的とする。
【解決手段】押ボタン22を押圧操作するたびに押ボタン22が前進位置で停止するのと後退位置で停止するのを繰り返す操作部21と、押ボタン22が前進位置で停止したときに弁閉状態となるとともに後退位置で停止したときに弁開状態となる弁作動部41とが筐体2に組み付けられている。操作部21は、押ボタン22、回転子28、固定子33、軸34およびバネ手段35並びに筐体2の内面部に設けたガイド部11を有している。ガイド部11には、前進位置ガイド部12、後退位置ガイド部15および回転ガイド部16が設けられ、押ボタン22の押圧部25、回転子28の被押圧部30、回転ガイド部16および前進位置ガイド部12にはテーパ状の滑り面が互いに対応して設けられている。
【選択図】図5

Description

本考案は、給水設備において、止水・吐水を切り替えるために用いられる押ボタン水栓に関する。本考案の押ボタン水栓は例えば、家庭用給水設備(風呂、洗面所、台所など)に用いられる。
従来の止水・吐水を切り替える装置は一般に回転操作する方式の蛇口ハンドルであり、ハンドルを複数回に亙って回転させる必要があることから操作に時間を要する不都合を有している。
また、瞬間的に止水・吐水を切り替える装置として例えば下記特許文献1または2に掲載されたものが知られているが、これらの装置は操作部としてハートカム方式のラッチ機構を有するなど構造が複雑なものとなっている。
特開2006−22638号公報 特開2001−98596号公報
本考案は以上の点に鑑みて、瞬間的に止水・吐水を切り替えることができる水栓装置を提供することを目的とし、併せて比較的簡単な操作部構造を有する水栓装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本考案の請求項1による押ボタン水栓は、押ボタンを押圧操作するたびに前記押ボタンが前進位置で停止するのと後退位置で停止するのを繰り返す操作部と、前記押ボタンが前進位置で停止したときに弁閉状態となるとともに後退位置で停止したときに弁開状態となる弁作動部とを筐体に組み付けてなることを特徴とするものである。
また、本考案の請求項2による押ボタン水栓は、押ボタンを押圧操作するたびに前記押ボタンが前進位置で停止するのと後退位置で停止するのを繰り返す操作部と、前記押ボタンが前進位置で停止したときに弁閉状態となるとともに後退位置で停止したときに弁開状態となる弁作動部とを筐体に組み付けてなる押ボタン水栓であって、前記操作部は、前記筐体に対して回り止めされかつ前進後退変位可能に組み付けられた押ボタンと、前記筐体および押ボタンに対して前進後退変位可能かつ回転変位可能に組み付けられた回転子と、前記筐体または押ボタンに対して回り止めされかつ前記回転子にしたがって前進後退変位するよう組み付けられた固定子と、前記固定子にしたがって前進後退変位するよう組み付けられた軸と、前記回転子、固定子および軸を後退方向へ弾性付勢するバネ手段とを有し、前記押ボタンは、前記回転子を前進方向に押圧する押圧部を有し、前記回転子は、前記押圧部によって押圧される被押圧部を有し、前記押圧部および被押圧部は、押圧部が被押圧部を押圧したときに被押圧部が円周方向一方に回転変位するよう互いに対応するテーパ面状の滑り面を有し、前記筐体は、前記回転子の被押圧部の変位をガイドするガイド部を内面部に有し、前記ガイド部は、前記バネ手段で付勢された回転子の被押圧部が係合することにより回転子を前進位置で停止させる前進位置ガイド部と、前記バネ手段で付勢された回転子の被押圧部が溝に沿って後退方向に変位することにより回転子を後退位置まで変位させる後退位置ガイド部とを円周上交互に有し、前記前進位置ガイド部とその円周方向一方に配置した後退位置ガイド部との間には、前進位置ガイド部にある回転子の被押圧部を回り止めするとともにこの被押圧部が押ボタンの押圧部によって押圧されたときにこの被押圧部を前進位置ガイド部から後退位置ガイド部へと回転変位させるようテーパ面状の滑り面を設けた回転ガイド部を有し、前記前進位置ガイド部は回転子の被押圧部が滑り込んで来るようこれもテーパ面状の滑り面を有することを特徴とするものである。
また、本考案の請求項3による押ボタン水栓は、上記した請求項2記載の押ボタン水栓において、押ボタンは、その外周面に設けた係合突起が、筐体の内面部に設けた溝状の後退位置ガイド部と円周方向に係合するとともに、同じくその外周面に設けた第二係合突起が、筐体の内面部に設けた前進位置ガイド部の内面部に設けられた係合溝と円周方向に係合することにより、筐体に対して回り止めされていることを特徴とするものである。
また、本考案の請求項4による押ボタン水栓は、上記した請求項2または3に記載の押ボタン水栓において、押ボタンの押圧部によって押圧される回転子の被押圧部が押ボタンのテーパ面状滑り面から回転ガイド部または前進位置ガイド部のテーパ面状滑り面へ乗り移りやすいように、押ボタンのテーパ面状滑り面と回転ガイド部または前進位置ガイド部のテーパ面状滑り面とは円周上一部がオーバーラップして配置されていることを特徴とするものである。
更にまた、本考案の請求項5による押ボタン水栓は、上記した請求項1ないし4の何れかに記載の押ボタン水栓において、弁作動部は、筐体に設けた入力ポートに通じる入力側流路と、同じく筐体に設けた出力ポートに通じる出力側流路と、前記両流路間に設けられた弁座と、前記筐体に架設したダイアフラムおよび前記ダイアフラムに組み付けたセンタープレートの組み合わせよりなり前記弁座に接離する弁体と、前記弁体の背面側に設けられたパイロット弁室と、前記入力側流路およびパイロット弁室を連通させるよう前記弁体に設けられた連通孔と、前記パイロット弁室および出力側流路を連通させるよう前記弁体に設けられたパイロット孔と、前記軸の先端に設けられ、前記パイロット孔を開閉するパイロット弁体とを有し、前記軸は、その前進時に前記パイロット弁体にて前記パイロット孔を閉塞するとともに前記弁体が前記弁座に着座する位置まで前進し、その後退時に前記パイロット孔を開放するとともに前記弁体が前記弁座から離れるのを許容する位置まで後退することを特徴とするものである。
上記構成を備えた本考案の押ボタン水栓においては、操作部が、押ボタンを押圧操作するたびに押ボタンが前進位置で停止するのと後退位置で停止するのを繰り返す構造とされるとともに、弁作動部が、押ボタンが前進位置で停止したときに弁閉状態となるとともに後退位置で停止したときに弁開状態となる構造とされているために、押ボタンを押圧するのみの瞬間的な操作によって止水・吐水を切り替えることが可能とされている。
操作部の詳細構造については、前進停止位置にある押ボタンを押圧して押圧力を解除すると、押ボタンによって押圧され前進した回転子がバネ手段の弾性によって後退復帰し、このとき回転ガイド部にガイドされて回転し、後退位置ガイド部に係合して後退停止位置にて停止するよう構成されている。また、後退停止位置にある押ボタンを押圧して押圧力を解除すると、押ボタンによって押圧され前進した回転子がバネ手段の弾性によって後退復帰し、このとき前進位置ガイド部にガイドされて回転し、更に係合して前進停止位置にて停止するよう構成されている。したがって、回転子は押ボタンを押圧するたびに前進停止および後退停止を繰り返し、これに固定子および軸が従動することになる。
また、弁作動部の詳細構造については、弁座および弁体の組み合わせよりなる主弁の開閉によって止水・吐水が切り替えられ、この主弁にパイロット弁が組み合わされた構成とされている。したがって、主弁が比較的大きな閉弁圧をもって閉弁することになる。
本考案は、以下の効果を奏する。
すなわち、本考案の請求項1による押ボタン水栓においては上記したように、操作部が、押ボタンを押圧操作するたびに押ボタンが前進位置で停止するのと後退位置で停止するのを繰り返す構造とされるとともに、弁作動部が、押ボタンが前進位置で停止したときに弁閉状態となるとともに後退位置で停止したときに弁開状態となる構造とされているために、押ボタンを押圧するのみの瞬間的な操作によって止水・吐水を切り替えることが可能とされている。したがって、切替え操作に時間を要さず、使い勝手の良い水栓装置を提供することができる。
またこれに加えて、本考案の請求項2による押ボタン水栓においては、操作部が、押ボタン、回転子、固定子、軸およびバネ手段ならびにガイド部よりなる6つの構成要素により構成されているために、その構造が至って簡単なものとされている。したがって、上記特許文献掲載の従来対比で構造が簡単で、故障しにくい水栓装置を提供することができる。
また、本考案の請求項3による押ボタン水栓においては、押ボタンの外周面に係合突起および第二係合突起が設けられ、係合突起は後退位置ガイド部の溝に係合するとともに第二係合突起は前進位置ガイド部の内面部に別途設けた係合溝に係合する構成とされているために、回り止めの突起の数が後退位置ガイド部の溝の数よりも多く設定され、これにより回転子が回転変位する際に生じるトルク反力を多くの突起が分散して受け止めることが可能とされている。したがって、突起が破損しにくく摺動しやすいことから、押ボタンが長期間に亙って円滑に作動する。
また、本考案の請求項4による押ボタン水栓においては、押ボタンのテーパ面状滑り面と回転ガイド部または前進位置ガイド部のテーパ面状滑り面とが円周上一部オーバーラップして配置されているために、回転子の被押圧部が押ボタンのテーパ面状滑り面から回転ガイド部または前進位置ガイド部のテーパ面状滑り面へ円滑に乗り移ることが可能とされている。したがって、乗り移りの際にガタツキが少ないことから、操作部が長期間に亙って円滑に作動する。
更にまた、本考案の請求項5による押ボタン水栓においては、弁座および弁体よりなる主弁に対して、パイロット弁室、連通孔、パイロット孔およびパイロット弁体を有するパイロット弁が組み合わされる構成とされているために、パイロット弁室に導入される1次圧を有効に利用して主弁を円滑に閉弁させることが可能とされている。したがって上記構成によれば、パイロット弁によって大きな閉弁圧が確保されることから、弁作動部がコンパクトな構造でありながら円滑に作動する。
つぎに本考案の実施例を図面にしたがって説明する。
図1は、本考案の実施例に係る押ボタン水栓1の正面図(外観図)を示しており、この押ボタン水栓1から筐体(ボディ)2の一部である外蓋3を外すと、図2に示すように押ボタン22の下方に位置して回転子28が現れる。また、図2の状態から押ボタン22を外すと図3の状態となり、図3の状態から回転子28を外すと、図4に示すように固定子33が現れる。図5は全体の概略断面図を示しており、同図に示すように当該実施例に係る押ボタン水栓1は、押ボタン22を押圧操作するたびにこの押ボタン22が前進位置(筐体2に対して没入した位置)で停止するのと後退位置(筐体2に対して突出した位置)で停止するのを繰り返す操作部21と、押ボタン22が前進位置で停止したときに弁閉状態(止水状態)となるとともに後退位置で停止したときに弁開状態(吐水状態)となる弁作動部41とを筐体2に組み付けた構成を有している。筐体2は、主に操作部21を組み付けた外蓋3と、主に弁作動部41を組み付けたメインボディ4と、これらの内部に組み込まれた内カバー5との組み合わせによって構成されている。
操作部21は、筐体2の外蓋3に対して回り止めされかつ前進後退変位可能に組み付けられた押ボタン22と、外蓋3および押ボタン22に対して前進後退変位可能かつ回転変位可能に組み付けられた回転子28と、外蓋3または押ボタン22に対して回り止めされかつ回転子28にしたがって前進後退変位するよう組み付けられた固定子33と、固定子33にしたがって前進後退変位するよう組み付けられた軸34と、回転子28、固定子33および軸34を後退方向へ弾性付勢するバネ手段(コイルスプリング)35とを有している。図では、前進方向は下方向、後退方向は上方向である。
押ボタン22は、その筒状部22aの上端に蓋部22bを一体に設けたものであって、図2に示すようにその外周面に、外蓋3に対する回り止めおよび抜け止めをなすための係合突起23および第二係合突起24が設けられるとともに、その下端面に、回転子28を押圧するための押圧部25が設けられている。回転子28は、図5に示すように押ボタン22の筒状部22aの内周側に挿入される筒状部28aの上端に蓋部28bを一体に設けたものであって、図3に示すようにその外周面に、リング部29と、押ボタン22の押圧部25によって押圧される被押圧部30とが設けられており、当該実施例では、被押圧部30が3箇所等配状に設けられている。またこの押ボタン22の押圧部25と回転子28の被押圧部30には、押圧部25が被押圧部30を前進方向に押圧したときに被押圧部30が円周方向一方に回転変位するよう、互いに対応するテーパ面状の滑り面26,31が設けられている。
固定子33は、図5に示すように回転子28の筒状部28aの内周側に挿入される筒状部33aの上端に蓋部33bを一体に設けたものであって、内カバー5に設けた円筒部(軸受部)5aの外周側に挿入されている。軸34は、その上端部をもって固定子33の蓋部33bに固定され、内カバー5に設けた円筒部(軸受部)5aの内周側に挿入されている。また軸34は内カバー5を貫通してその下側に達している。バネ手段35は、内カバー5と回転子28との間に介装されている。また回転子28と固定子33との間には、各部品のガタツキを防止するために第二のバネ手段(コイルスプリング)36が介装されている。
筐体2における外蓋3の内面部(内周面)には、回転子28の被押圧部30の変位をガイドするためのガイド部11が設けられている。
このガイド部11は、図面で表しにくいので、作図の都合上、外蓋3の内周部を展開して示すと図6(A)に示すようになり、この図6(A)で斜線を付した部位が他の部位よりも径方向内方に突出していてガイド部11とされている。また、この展開したガイド部11に対して、押ボタン22と回転子28の被押圧部30とを同じく展開して組み合わせると図7に示すようになり、押ボタン22が一点差線で表され、回転子28の被押圧部30が斜線を付して表されている。
ガイド部11には、バネ手段35で後退方向に弾性付勢された回転子28の被押圧部30が係合することにより回転子28を前進位置で停止させる前進位置ガイド部12と、同じくバネ手段35で後退方向に弾性付勢された回転子28の被押圧部30が溝に沿って後退方向に変位することにより回転子28を後退位置まで変位させる後退位置ガイド部15とが円周上交互に設けられており、当該実施例では、回転子28の被押圧部30が3箇所設けられているのに対応して、前進位置ガイド部12および後退位置ガイド部15が3箇所ずつ設けられている。
また、前進位置ガイド部12とその円周方向一方(図では左方向)に配置した後退位置ガイド部15との間にはそれぞれ、前進位置ガイド部12に係合した状態の回転子28の被押圧部30を回り止めするとともにこの被押圧部30が押ボタン22の押圧部25によって押圧されたときにこの被押圧部30を前進位置ガイド部12から後退位置ガイド部15へと回転変位させるようテーパ面状の滑り面17を設けた回転ガイド部16が設けられている。
また、前進位置ガイド部12には、回転子28の被押圧部30が滑り込んで来るようここにもテーパ面状の滑り面13が設けられている。
以上のように、前進位置ガイド部12、回転ガイド部16および後退位置ガイド部15よりなる3つの構成要素はこの順番に並べられて一組のパターンをなしており、当該実施例ではこのパターンが円周方向に3回繰り返されている。
尚、上記したように押ボタン22の外周面には筐体2の外蓋3に対して回り止めおよび抜け止めをなす係合突起23が設けられているが、この係合突起23は図6(B)に示すように、溝状に設定された後退位置ガイド部15と円周方向に係合することにより外蓋3に対する回り止めをなす。またこのほか同図に示すように、前進位置ガイド部12の内面部の一部には係合溝14が設けられて、この溝14に第二係合突起24が係合することによっても押ボタン22が外蓋3に対して回り止めおよび抜け止めされている。したがって、係合突起23および第二係合突起24は円周上3箇所ずつ設けられ、円周上交互に設けられ、また総じて等配状に設けられている。
また、上記したように前進位置ガイド部12および後退位置ガイド部15は円周上3箇所ずつ設けられているので、2×3=6で、押ボタン22の押圧部25は円周上6箇所にて回転子28の被押圧部30を押圧することになり、このため押ボタン22の押圧部25には図7に示したように、テーパ面状の滑り面26が円周上6箇所に繰り返しパターンで設けられている。
また、作動に際して、押ボタン22の押圧部25によって押圧される回転子28の被押圧部30が押ボタン22のテーパ面状滑り面26から回転ガイド部16または前進位置ガイド部12のテーパ面状滑り面13,17へと乗り移りやすいよう、押ボタン22のテーパ面状滑り面26と回転ガイド部16または前進位置ガイド部12のテーパ面状滑り面13,17は図示するように、円周上一部がオーバーラップして配置されている。
つぎに弁作動部41について説明すると、図5に示すように当該弁作動部41は、筐体2におけるメインボディ4の側面に設けた複数の入力ポート42に通じる入力側流路43と、メインボディの4の下面に設けた出力ポート44に通じる出力側流路45と、両流路43,45間に設けた弁座46とをメインボディ4に有し、弁座46に対して弁体47が接離するように構成されている。したがって弁座46に弁体47が着座した状態が弁閉の止水状態、弁座46から弁体47から離れた状態が弁開の吐水状態と云うことになる。弁体47は、メインボディ4および内カバー5間に挟持・架設したダイアフラム48にセンタープレート49を組み合わせたものであって、この弁体47によって仕切られる背面側(内カバー5側)の空間はパイロット弁室50とされている。弁体47には、入力側流路43とパイロット弁室50を連通させるよう連通孔51が周縁部に設けられ、またパイロット弁室50と出力側流路45を連通させるようパイロット孔52が中心部に設けられている。パイロット弁室50に突出した軸34の先端部にはパイロット孔52を開閉するパイロット弁体53が設けられており、軸34はその前進時にパイロット弁体53にてパイロット孔52を閉塞するとともに弁体47を弁座46に押し付ける位置まで前進し、その後退時にパイロット孔52を開放するとともに弁体47が弁座46から離れるのを許容する位置まで後退する。
つぎに、上記構成の押ボタン水栓1の作動を説明すると、図5は弁座46に対して弁体47が着座した弁閉の止水状態を示しており、このとき、操作部21のほうは図7に示した状態にあって、回転子28の被押圧部30はガイド部11の前進位置ガイド部12に係合している。したがって、押ボタン22は前進位置で停止している。
この図7の止水状態から吐水状態に切り替えようとして、押ボタン22をバネ手段35の弾性に抗して押圧操作すると、図8に示すように押ボタン22の押圧部25が回転子28の被押圧部30を押圧して前進方向へ変位させ、変位した被押圧部30がガイド部11の前進位置ガイド部12から外れる。前進位置ガイド部12から外れた被押圧部30は、常時バネ手段35によって後退方向に弾性付勢されているので、図9に示すようにテーパ面状滑り面31が押圧部25のテーパ状滑り面26に沿って滑り、この分、円周方向一方に回転変位する。
この図9の状態で、押ボタン22を押圧操作していた力を解除すると(押ボタン22から手指を離すと)、被押圧部30はバネ手段35の弾性により後退方向に変位しようとするが、この方向には回転ガイド部16が待ち受けているため、図10に示すように被押圧部30は回転ガイド部16に当接し、テーパ面状滑り面31が回転ガイド部16のテーパ状滑り面17に沿って滑り、円周方向一方に更に回転変位する。したがって、被押圧部30は押圧部25のテーパ状滑り面26から回転ガイド部16のテーパ状滑り面17へ乗り移ることになる。
尚、上記説明は、図9に示したように押圧部25のテーパ状滑り面26が回転ガイド部16のテーパ状滑り面17よりも前進方向に変位するまで押ボタン22を深く押圧操作した場合を説明しているが、押圧部25のテーパ状滑り面26と回転ガイド部16のテーパ状滑り面17とが面一状になれば被押圧部30は乗り移ることができる。したがってこの場合には、図9の状態が省略されて、図8の状態から一気に図10の状態へ移行することとなり、いずれにしても押圧部25のテーパ状滑り面26と回転ガイド部16のテーパ状滑り面17とは円周上一部が円周方向にオーバーラップしているので、乗り移りは円滑に行なわれる。
次いで、回転ガイド部16のテーパ状滑り面17に沿って変位した被押圧部30は、図11に示すように後退位置ガイド部15の溝開口部に達し、引き続きバネ手段35によって押圧されているので、図12に示すようにガイド部15の溝に沿って後退方向へ変位し、これにて後退位置で停止する。図10ないし図12に押ボタン22は図示していないが、押ボタン22は回転子28の被押圧部30とともに後退変位するので、筐体2に対して突出した位置となる。
また、回転子28の被押圧部30が図7の前進位置から図12の後退位置へ後退変位すると、この回転子28の後退変位に伴って固定子33および軸34も後退変位する。したがって、軸34先端部のパイロット弁体53が弁体47から離れるので、パイロット孔52が開口し、パイロット孔52が開口するとパイロット弁室50内のパイロット圧力がパイロット孔52から流出側流路45へ放出され、結果、パイロット圧力が低下して閉弁力が低下するので、弁体47が弁座46から離れて開弁し、吐水が開始される。
次いで、図12の吐水状態から止水状態に切り替えようとして、押ボタン22を再度バネ手段35の弾性に抗して押圧操作すると、図13に示すように押ボタン22の押圧部25が回転子28の被押圧部30を押圧して前進方向へ変位させ、変位した被押圧部30がガイド部11の後退位置ガイド部15から外れる。後退位置ガイド部15から外れた被押圧部30は、常時バネ手段35によって後退方向に弾性付勢されているので、図14に示すようにテーパ面状滑り面31が押圧部25のテーパ状滑り面26に沿って滑り、この分、円周方向一方に回転変位する。
この図14の状態で、押ボタン22を押圧操作していた力を解除すると(押ボタン22から手指を離すと)、被押圧部30はバネ手段35の弾性により後退方向に変位しようとするが、この方向には前進位置ガイド部12が待ち受けているため、図15に示すように被押圧部30は前進位置ガイド部12に当接し、テーパ面状滑り面31が前進位置ガイド部12のテーパ状滑り面13に沿って滑り、円周方向一方に更に回転変位する。したがって、被押圧部30は押圧部25のテーパ状滑り面26から前進位置ガイド部12のテーパ状滑り面13へ乗り移ることになる。
尚、上記説明は、図14に示したように押圧部25のテーパ状滑り面26が前進位置ガイド部12のテーパ状滑り面13よりも前進方向に変位するまで押ボタン22を深く押圧操作した場合を説明しているが、押圧部25のテーパ状滑り面26と前進位置ガイド部12のテーパ状滑り面13とが面一状になれば被押圧部30は乗り移ることができる。したがってこの場合には、図14の状態が省略されて、図13の状態から一気に図15の状態へ移行することとなり、いずれにしても押圧部25のテーパ状滑り面26と前進位置ガイド部12のテーパ状滑り面13とは円周上一部が円周方向にオーバーラップしているので、乗り移りは円滑に行なわれる。
次いで、前進位置ガイド部12のテーパ状滑り面13に沿って変位した被押圧部30は図7の状態に復帰し、これにて前進位置で停止する。図15に押ボタン22は図示していないが、押ボタン22は回転子28の被押圧部30とともに前進変位するので、筐体2に対して没入した位置となる。
また、回転子28の被押圧部30が図12の後退位置から図7の前進位置へ前進変位すると、この回転子28の前進変位に伴って固定子33および軸34も前進変位する。したがって、軸34先端部のパイロット弁体53が弁体47を押圧するとともにパイロット孔52が閉塞され、パイロット孔52が閉塞すると連通孔51を介してパイロット弁室50内にパイロット圧力が貯えられるので、閉弁力が増大する。したがって弁体47が弁座46に完全着座し、吐水が止められることになる。
上記構成の押ボタン水栓1によれば、以下の作用効果が発揮される。
すなわち先ず、上記構成の押ボタン水栓1においては、操作部21が、押ボタン22を押圧操作するたびにこの押ボタン22が前進位置で停止するのと後退位置で停止するのを繰り返す構造とされるとともに、弁作動部41が、押ボタン22が前進位置で停止したときに弁閉状態となるとともに後退位置で停止したときに弁開状態となる構造とされているために、押ボタン22を押圧するのみの瞬間的な操作によって止水・吐水を切り替えることが可能とされている。したがって、切替え操作に時間を要さず、よって使い勝手の良い水栓装置を提供することができる。
また、操作部21の詳細構造について、前進停止位置にある押ボタン22を押圧して押圧力を解除すると、押ボタン22によって押圧され前進した回転子28がバネ手段35の弾性によって後退復帰し、このとき回転ガイド部16にガイドされて回転し、後退位置ガイド部15に係合して後退停止位置にて停止する。また、後退停止位置にある押ボタン22を押圧して押圧力を解除すると、押ボタン22によって押圧され前進した回転子28がバネ手段35の弾性によって後退復帰し、このとき前進位置ガイド部12にガイドされて回転し、更に係合して前進停止位置にて停止する。したがって、回転子28は押ボタン22を押圧するたびに前進停止および後退停止を繰り返し、これに固定子33および軸34が従動する。このような機構であるため、操作部21は、押ボタン22、回転子28、固定子33、軸34およびバネ手段35ならびにガイド部11よりなる6つの構成要素を備えていれば良く、その構造は至って簡単なものとされている。したがって、上記特許文献掲載の従来対比で構造が簡単で、故障しにくい水栓装置を提供することができる。
また、押ボタン22の回り止め構造について、押ボタン22の外周面に係合突起23および第二係合突起24が設けられ、前者の係合突起23が後退位置ガイド部15の溝に係合するとともに後者の第二係合突起24が前進位置ガイド部12の内面部に別途設けた係合溝14に係合する構成とされているために、回り止めの突起23,24の数(6箇所)が後退位置ガイド部15の溝の数(3箇所)よりも多く設定され、これにより回転子28が回転変位する際に生じるトルク反力を多くの突起23,24が分散して受け止めることが可能とされている。したがって、突起23,24が破損しにくく摺動しやすいことから、押ボタン22が長期間に亙って円滑に作動する。
また、回転子28の回転構造について、押ボタン22のテーパ面状滑り面26と回転ガイド部16または前進位置ガイド部12のテーパ面状滑り面13,17とが円周上一部オーバーラップして配置されているために、回転子28の被押圧部30が押ボタン22のテーパ面状滑り面26から回転ガイド部16または前進位置ガイド部12のテーパ面状滑り面13,17へ円滑に乗り移ることが可能とされている。したがって、乗り移りに際してのガタツキが少ないことから、操作部21が長期間に亙って円滑に作動する。
更にまた、弁作動部41の詳細構造について、弁座46および弁体47よりなる主弁に対して、パイロット弁室50、連通孔51、パイロット孔52およびパイロット弁体53を有するパイロット弁が組み合わされる構成とされているために、パイロット弁室53に導入される1次圧を有効に利用して主弁を円滑に閉弁させることが可能とされている。したがって、パイロット弁によって大きな閉弁圧が確保されることから、弁作動部41がコンパクトな構造でありながら円滑に作動する。
本考案の実施例に係る押ボタン水栓の正面図 図1の状態から外蓋を取り外した状態の正面図 図2の状態から押ボタンを取り外した状態の正面図 図3の状態から回転子を取り外した状態の正面図 同押ボタン水栓の断面図 (A)および(B)ともガイド部の構造を示す説明図 操作部の作動を示す説明図 操作部の作動を示す説明図 操作部の作動を示す説明図 操作部の作動を示す説明図 操作部の作動を示す説明図 操作部の作動を示す説明図 操作部の作動を示す説明図 操作部の作動を示す説明図 操作部の作動を示す説明図
符号の説明
1 押ボタン水栓
2 筐体
3 外蓋
4 メインボディ
5 内カバー
11 ガイド部
12 前進位置ガイド部
13,17,26,31 滑り面
14 係合溝
15 後退位置ガイド部
16 回転ガイド部
21 操作部
22 押ボタン
23 係合突起
24 第二係合突起
25 押圧部
28 回転子
29 リング部
30 被押圧部
33 固定子
34 軸
35,36 バネ手段
41 弁作動部
42 入力ポート
43 入力側流路
44 出力ポート
45 出力側流路
46 弁座
47 弁体
48 ダイアフラム
49 センタープレート
50 パイロット弁室
51 連通孔
52 パイロット孔
53 パイロット弁体

Claims (5)

  1. 押ボタンを押圧操作するたびに前記押ボタンが前進位置で停止するのと後退位置で停止するのを繰り返す操作部と、前記押ボタンが前進位置で停止したときに弁閉状態となるとともに後退位置で停止したときに弁開状態となる弁作動部とを筐体に組み付けてなることを特徴とする押ボタン水栓。
  2. 押ボタンを押圧操作するたびに前記押ボタンが前進位置で停止するのと後退位置で停止するのを繰り返す操作部と、前記押ボタンが前進位置で停止したときに弁閉状態となるとともに後退位置で停止したときに弁開状態となる弁作動部とを筐体に組み付けてなる押ボタン水栓であって、
    前記操作部は、前記筐体に対して回り止めされかつ前進後退変位可能に組み付けられた押ボタンと、前記筐体および押ボタンに対して前進後退変位可能かつ回転変位可能に組み付けられた回転子と、前記筐体または押ボタンに対して回り止めされかつ前記回転子にしたがって前進後退変位するよう組み付けられた固定子と、前記固定子にしたがって前進後退変位するよう組み付けられた軸と、前記回転子、固定子および軸を後退方向へ弾性付勢するバネ手段とを有し、
    前記押ボタンは、前記回転子を前進方向に押圧する押圧部を有し、前記回転子は、前記押圧部によって押圧される被押圧部を有し、前記押圧部および被押圧部は、押圧部が被押圧部を押圧したときに被押圧部が円周方向一方に回転変位するよう互いに対応するテーパ面状の滑り面を有し、
    前記筐体は、前記回転子の被押圧部の変位をガイドするガイド部を内面部に有し、前記ガイド部は、前記バネ手段で付勢された回転子の被押圧部が係合することにより回転子を前進位置で停止させる前進位置ガイド部と、前記バネ手段で付勢された回転子の被押圧部が溝に沿って後退方向に変位することにより回転子を後退位置まで変位させる後退位置ガイド部とを円周上交互に有し、前記前進位置ガイド部とその円周方向一方に配置した後退位置ガイド部との間には、前進位置ガイド部にある回転子の被押圧部を回り止めするとともにこの被押圧部が押ボタンの押圧部によって押圧されたときにこの被押圧部を前進位置ガイド部から後退位置ガイド部へと回転変位させるようテーパ面状の滑り面を設けた回転ガイド部を有し、前記前進位置ガイド部は回転子の被押圧部が滑り込んで来るようこれもテーパ面状の滑り面を有することを特徴とする押ボタン水栓。
  3. 請求項2記載の押ボタン水栓において、
    押ボタンは、その外周面に設けた係合突起が、筐体の内面部に設けた溝状の後退位置ガイド部と円周方向に係合するとともに、同じくその外周面に設けた第二係合突起が、筐体の内面部に設けた前進位置ガイド部の内面部に設けられた係合溝と円周方向に係合することにより、筐体に対して回り止めされていることを特徴とする押ボタン水栓。
  4. 請求項2または3に記載の押ボタン水栓において、
    押ボタンの押圧部によって押圧される回転子の被押圧部が押ボタンのテーパ面状滑り面から回転ガイド部または前進位置ガイド部のテーパ面状滑り面へ乗り移りやすいように、押ボタンのテーパ面状滑り面と回転ガイド部または前進位置ガイド部のテーパ面状滑り面とは円周上一部がオーバーラップして配置されていることを特徴とする押ボタン水栓。
  5. 請求項1ないし4の何れかに記載の押ボタン水栓において、
    弁作動部は、筐体に設けた入力ポートに通じる入力側流路と、同じく筐体に設けた出力ポートに通じる出力側流路と、前記両流路間に設けられた弁座と、前記筐体に架設したダイアフラムおよび前記ダイアフラムに組み付けたセンタープレートの組み合わせよりなり前記弁座に接離する弁体と、前記弁体の背面側に設けられたパイロット弁室と、前記入力側流路およびパイロット弁室を連通させるよう前記弁体に設けられた連通孔と、前記パイロット弁室および出力側流路を連通させるよう前記弁体に設けられたパイロット孔と、前記軸の先端に設けられ、前記パイロット孔を開閉するパイロット弁体とを有し、
    前記軸は、その前進時に前記パイロット弁体にて前記パイロット孔を閉塞するとともに前記弁体が前記弁座に着座する位置まで前進し、その後退時に前記パイロット孔を開放するとともに前記弁体が前記弁座から離れるのを許容する位置まで後退することを特徴とする押ボタン水栓。
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