JP3131411U - 自動車用反射止めパッド - Google Patents

Abstract

【課題】光線を吸収する効果を有し、車内のエアを消臭し清浄化するなどの効果もあり、その上面に設置された品物が滑らない自動車用反射止めパットの提供。
【解決手段】自動車のダッシュボードの頂面に設置され、下層と、中層と、上層とを含み、下層と中層と上層とのダッシュボードの頂面に設けられたエア吹出口に対応する箇所では貫通孔が開設してあり、貫通孔に濾過層が設けてある自動車用反射止めパッドにおいて、上層と中層とは、竹炭成分を持つろ過層である自動車用反射止めパッド。
【選択図】図１

Description

本考案は、自動車用反射止めパッドに係り、特に、竹炭層を有することにより、光線を吸収して反射を防止できると共に、エアを清浄化する効果を有する自動車用反射止めパッドに関するものである。

目下、自動車の安全運転はもっとも重要な課題であり、自動車メーカから提供される自動車は乗員に対する安全性が極めて高いが、自動車を運転しているときに、外部の光線がダッシュボードの頂面に反射されてウィンドシールドガラスに入射して運転者の目に反射するので、運転者は、迷惑され、又は判断ミスをし易く、酷い場合には、交通事故になる可能性があり、また、運転者の目に反射する状況を持続すると、運転者は疲労し易いので、反射止めパッドを使用することが必要になり、反射止めパッドによれば、外部の光線がウィンドシールドガラスに入射しなくなり、自動車の内装およびダッシュボードの紫外線の長期照射による、劣化、退色や亀裂を回避可能であり、且つウィンドシールドガラスの明るさも向上になり、夜間の山道運転および登坂運転ももっと安全になる。

上記反射止めパッドは、図４に示すように、自動車のダッシュボードの頂面に合う形状にカットされ、下層６と、中層７と、上層８とを含む、ダッシュボードの頂面に設けられたエア吹出口に対応する箇所では貫通孔６１，７１，８１がそれぞれ開設してあり、前記貫通孔６１，７１，８１には濾過層９が組付けてあり、且つ前記上層８が紡ぎ糸で織られたものである。

しかしながら、このような反射止めパッドは、外部の光線がダッシュボードの頂面に反射されてウィンドシールドガラスに入射して運転者の目に反射することを防止可能であると共に、自動車の内装およびダッシュボードの紫外線の長期照射による、劣化、退色や亀裂を回避可能であるが、車内のエアを清浄化するなどの効果がない。

本考案の主な目的は、光線を吸収する効果を有し、車内のエアを消臭し清浄化するなどの効果もあり、その上面に設置された品物が滑らないになる自動車用反射止めパッドを提供することにある。

上記目的を達成するためになされた本願の第１考案は、自動車のダッシュボードの頂面に設置され、下層と、中層と、上層とを含み、前記下層と中層と上層との前記ダッシュボードの頂面に設けられたエア吹出口に対応する箇所では貫通孔が開設してあり、前記貫通孔に濾過層が設けてある自動車用反射止めパッドにおいて、前記上層と前記中層とは、竹炭成分を持つろ過層であることを特徴とする自動車用反射止めパッドであることを要旨としている。

本願の第２考案では、前記上層は紡ぎ糸で織られたものであり、前記紡ぎ糸の上面には竹炭層が付着してあることを特徴とする、第１考案の自動車用反射止めパッドであることを要旨としている。

本願の第３考案では、前記中層はスポンジであることを特徴とする、第１考案の自動車用反射止めパッドであることを要旨としている。

本願の第４考案では、前記中層は熱焙り綿であることを特徴とする、第１考案の自動車用反射止めパッドであることを要旨としている。

本願の第５考案では、前記中層は敷き綿であることを特徴とする、第１考案の自動車用反射止めパッドであることを要旨としている。

本願の第６考案では、前記下層と中層と上層とのエッジにはエッジ被覆が縫ってあることを特徴とする、第１考案の自動車用反射止めパッドであることを要旨としている。

本願の第７考案では、前記エッジ被覆は紡ぎ糸で織られたものであり、前記紡ぎ糸に竹炭層が付着してあることを特徴とする、第６考案の自動車用反射止めパッドであることを要旨としている。

本考案の自動車用反射止めパッドによれば、次のような効果がある。
（イ）本考案の上層が竹炭成分を持つ紡ぎ糸で織られたものであり、前記紡ぎ糸に竹炭層が付着してあり、前記竹炭層は、黒いので、光線を吸収する効果を有し、更に、車内のエアを消臭し清浄化するなどの効果もある。

（ロ）本考案のエッジにエッジ被覆が縫ってあり、前記エッジ被覆は、竹炭成分を持つ紡ぎ糸で織られたものであるので、光線を吸収する効果を有し、そして車内のエアと竹炭層との接触面積を増加する効果があり、車内のエアを消臭し清浄化することもできる。

（ハ）前記下層と上層との間には竹炭層を有する中層が挟んであり、竹炭成分が消臭、濾過、清浄などの機能を有し、車内のエアを竹炭成分に接触することにより、車内のエアがろ過されもっと清浄化になる。

（ニ）本考案の中層は、スポンジでもいいし、熱焙り綿でもいいし、敷き綿でもよく、それらが柔らかくて緩衝性を持つので、設置された品物を滑らないようにする効果がある。

以下、添付図面を参照して本考案の好適な実施の形態を詳細に説明する。

まず、図１と図３を参照する。本考案の自動車用反射止めパッドは、下層１と、濾過層２と、中層３と、上層４と、エッジ被覆５と、を含む。

前記下層１は、自動車のダッシュボードの頂面に合う形状にカットされ、ダッシュボードの頂面に設けられたエア吹出口に対応する箇所では貫通孔１１が開設してある。

前記濾過層２は、網状な織物であり、エアに含んでいる細菌やホコリを濾過する効果を有する。

前記中層３は、自動車のダッシュボードの頂面に合う形状にカットされ、ダッシュボードの頂面に設けられたエア吹出口に対応する箇所では貫通孔３１が開設してあり、竹炭層３２を有し、且つ前記中層３は、竹炭成分を持つ、スポンジでもいいし、熱焙り綿でもいいし、敷き綿でもよく、黒いので、光線を吸収する効果を有し、そして車内のエアを消臭し清浄化する効果もある。

前記上層４は、竹炭成分を持つ紡ぎ糸で織られたものであり、自動車のダッシュボードの頂面に合う形状にカットされ、ダッシュボードの頂面に設けられたエア吹出口に対応する箇所では貫通孔４１が開設してあり、前記紡ぎ糸の上面には竹炭層４２が付着してある。

前記エッジ被覆５は紡ぎ糸で織られたものであり、前記紡ぎ糸に竹炭層が付着してある。

次に、図２と図３を参照して本考案の組付方法を詳細に説明する。まず、本考案の下層１を下に向いてダッシュボードの頂面に放置し、そうすると、外部の光線がダッシュボードの頂面に反射されてウィンドシールドガラスに入射して運転者の目に反射することを防止することができ、そして、ダッシュボードの頂面に設けられたエア吹出口から吹出されたエアが濾過層２を通過すると、エアに含んでいる細菌やホコリが濾過され、エアが消臭されて清浄化になり、且つ下層１と上層４との間に設けられ竹炭成分を持つ中層３により、車内のエアが本考案の内部に侵入していると中層３と接触するので、竹炭成分の消臭、殺菌と清浄化などの機能により、車内のエアがもっと清浄化になり、また、前記中層３は、スポンジでもいいし、熱焙り綿でもいいし、敷き綿でもよく、それらが柔らかくて緩衝性を持つので、設置された品物を滑らないようにする効果がある。

本考案の構造を示す分解斜視図である。 本考案の組合状態の斜視図である。 本考案の側面断面図である。 従来のものの構造を示す分解斜視図である。

符号の説明

１ 下層 ２ 濾過層
３ 中層 ４ 上層
５ エッジ被覆 ６ 下層
７ 中層 ８ 上層
９ 濾過層 １１ 貫通孔
３１ 貫通孔 ４１ 貫通孔
６１ 貫通孔 ７１ 貫通孔
８１ 貫通孔

Claims (7)

1. 自動車のダッシュボードの頂面に設置され、下層と、中層と、上層とを含み、前記下層と中層と上層との前記ダッシュボードの頂面に設けられたエア吹出口に対応する箇所では貫通孔が開設してあり、前記貫通孔に濾過層が設けてある自動車用反射止めパッドにおいて、
   前記上層と前記中層とは、竹炭成分を持つろ過層であることを特徴とする、
   自動車用反射止めパッド。
2. 前記上層は紡ぎ糸で織られたものであり、前記紡ぎ糸の上面には竹炭層が付着してあることを特徴とする、請求項１に記載の自動車用反射止めパッド。
3. 前記中層はスポンジであることを特徴とする、請求項１に記載の自動車用反射止めパッド。
4. 前記中層は熱焙り綿であることを特徴とする、請求項１に記載の自動車用反射止めパッド。
5. 前記中層は敷き綿であることを特徴とする、請求項１に記載の自動車用反射止めパッド。
6. 前記下層と中層と上層とのエッジにはエッジ被覆が縫ってあることを特徴とする、請求項１に記載の自動車用反射止めパッド。
7. 前記エッジ被覆は紡ぎ糸で織られたものであり、前記紡ぎ糸に竹炭層が付着してあることを特徴とする、請求項６に記載の自動車用反射止めパッド。

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