JP3131210U - 地図帳 - Google Patents

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Abstract

【課題】水濡れしても本としての形態を損わず、かつ随時筆記具により記入可能なメモ欄を有する合成樹脂製の地図帳を提供する。
【解決手段】合成樹脂シートからなる複数枚のページ1,1…の切断面を表紙2の背表紙2aの内面に接着剤3により融着して一体化することにより綴じ合わせ、各ページ1,1…に地図が印刷されるとともに各ページの適所に筆記具による筆記可能なメモ欄5を設けたことにある。
【選択図】図2

Description

本考案は、登山やハイキングなどに携行して好適な地図帳に係り、特に雨に降られて濡れても損傷することのない地図帳に関する。
近時、中高年者の登山やハイキングが健康維持の観点からも活発に行われるようになっている。
登山やハイキングには地図が必携品であるが、折り畳まれた大きい地図では歩行の途中で開いて見るには面倒であり、雨天の際には特に困難である。
そこで地図を所要地区ごとに各ページに印刷した地図帳が、携帯に嵩張らず、見るときも該当するページを開いて見ることができ、地図としての機能を全うするうえで大変便利である。
しかるに従来からある地図帳は、通常のガイドブックと同様に紙製であるため、雨天時に濡れるとしわになって本としての形態を損い、濡れ具合いによっては使用不能に至る。
さりとて各ページをラミネート紙やプラスチックシートで構成すれば、水濡れに対しては強靱であっても、歩いたコースやそのときの色々な状況、データ等を地図上に書き込んで記録することができないという不便を伴うものとなる。
またページをプラスチックシートで構成すると、通常の製本用の糊では各ページを固定することができず、縫着による綴じ方では見開くとき綴じ目が固いため十分に開けず、特に地図帳の場合、左右のページの地図の繋がりが分りにくく、地図帳として十分に機能しないものとなる。
登録実用新案公報第3122141号 登録実用新案公報第3104214号
本考案は、雨に濡れても支障がなく、本としての形態を損うことのない地図帳を提供することにある。
また水濡れに対処し得ながら必要な事項を記録するメモとしてページの一部に鉛筆等の筆記具により記載することができる地図帳を提供することにある。
さらに各ページが合成樹脂シートで構成されていても、表紙に強固に固着して綴じることができ、水濡れしてもページの脱落を生じることのない地図帳を提供することにある。
本考案によれば、登山やハイキング時に携行しても嵩張らず、いつどこででも取り出して地図を見ることができ、仮に雨天で雨に濡れても各ページが合成樹脂シートで構成されているので、しわになったり破れたりするような不具合いの発生がなく、長期にわたって綺麗な状態で使用することができる。
また各ページが合成樹脂シートで構成されていても、そのページに筆記可能なメモ欄が設けられているので、登山時のコースや所要時間、天候、その他必要な事項を書き込んで記録することができ、後日の参考用データとして役立たせることができる。
さらに各ページは表紙の背表紙内面にページの端面と背表紙とに融合して溶着する接着剤により固着されているので、各ページと背表紙とが実質上一体構造となり、雨に濡れたり繰り返しページを開いても綴じ目が乱れたりページが脱落することがなく、長期にわたって本としての形態を損うことなく使用することができる。
前記のメモ欄は、地図を印刷する際にインク量を少なくすることにより構成しているので、特別な処理加工を必要とせず、安価に得られる。
図1は本考案による地図帳の外観例を、図2はページを開いた状態をそれぞれ示しており、所定枚数のページ1,1…が表紙2の背表紙2aの内面に接着して製本されている。
これらページ1および表紙2は共に合成樹脂、例えばポリ塩化ビニルで構成され、ページ1は厚さ0.1mm前後のシート材で構成されている。
前記表紙2とページ1,1…とによる製本に関しては、図3(A)〜(C)に例示するように接着剤3による融着によっている。
すなわち複数枚のページ1,1…の側端部1aをカットラインL−Lにより切断して切り揃え、その切断端1bが表紙2の背表紙2aの内面に接着される。
この接着に用いる接着剤3は、ダイマー酸と脂肪酸からできるポリアミドが用いられる。この接着剤3は、軟化点が163℃、23℃での最大引張り強度が4−8.0MPsであり、この接着剤3を軟化させて背表紙2aとページ1,1…の切断端1bとを接着させることにより両者が融合し、固化したのちは一体化されて強固に固定される。
前記各ページ1,1…には図2に例示するように所定区域毎の地図4が印刷され、そのページ1の下方位置にはメモ欄5が形成されている。
この地図4はオフセット印刷によりカラー印刷されており、メモ欄5は同じ版によりメモ欄5の領域のインク量を少なくすることにより筆記具による筆記が可能なメモ欄5とされている。このメモ欄5は必要に応じ罫線5aが入れられる。
このメモ欄5の部分を印刷するインク量は、他の地図4の部分を印刷するインク量の25〜35%程度とされる。
これによりメモ欄5の部分は地図4が薄すらと見える程度に印刷される。
したがって本考案による地図帳は、携帯に便利なブック状をなしているので、登山時に携行しても嵩張ることがなく、またいつどこででも取り出して地図を調べることができる。
特に各ページ1,1…は合成樹脂シートで構成されているので、雨天であっても水濡れを気にせずに地図4を見ることができ、仮に雨に濡れても傷むことがなく、長期にわたって本としての形態を損うことなく使用することができる。
また各ページ1,1…に筆記可能なメモ欄5が設けられているので、登山の途中で歩いたコースや所要時間、天候、その他記録しておきたいデータなどを鉛筆、ボールペンなどの筆記具により簡単に記入することができ、後の参考資料として役立たせることができる。
本考案による地図帳の一実施形態を示す外観斜視図。 同、ページを開いた状態の斜視図。 同、製本構造を示すもので、(A)はページの切断位置を示し、(B)は製本完了状態時を示し、(C)は(B)の部分拡大図を示す各説明図。 メモ欄の拡大図。
符号の説明
1 ページ
1a 側端部
1b 切断端
2 表紙
2a 背表紙
3 接着剤
4 地図
5 メモ欄
5a 罫線

Claims (7)

  1. 合成樹脂シートからなる複数枚のページの切断面を表紙の背表紙に接着剤により接合して綴じ合わせ、各ページの適所に筆記具により筆記可能なメモ欄が設けられていることを特徴とする地図帳。
  2. 前記ページおよび背表紙はポリ塩化ビニルで構成されている請求項1記載の地図帳。
  3. 前記接着剤は、ページと背表紙とを融着させるダイマー酸と脂肪酸からできるポリアミドが用いられている請求項2記載の地図帳。
  4. 前記各ページには所定地域の地図がカラー印刷され、この地図上の一部にメモ欄が区画印刷されている請求項1〜3のいずれか1項記載の地図帳。
  5. 前記各ページの地図はオフセット印刷によりカラー印刷され、前記メモ欄の範囲は地図部分よりインクを薄くして印刷することにより形成されている請求項1〜4のいずれか1項記載の地図帳。
  6. 前記オフセット印刷時に地図の範囲のインクを100%とするときメモ欄の範囲はその25〜35%のインク量として印刷することにより筆記可能なメモ欄とされている請求項5記載の地図帳。
  7. 前記各ページはエンボス加工され、水濡れしても各ページが貼り付かないようになされている請求項1〜6のいずれか1項記載の地図帳。
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