JP3131205B1 - 縦型加熱装置 - Google Patents

縦型加熱装置

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JP3131205B1
JP3131205B1 JP11331009A JP33100999A JP3131205B1 JP 3131205 B1 JP3131205 B1 JP 3131205B1 JP 11331009 A JP11331009 A JP 11331009A JP 33100999 A JP33100999 A JP 33100999A JP 3131205 B1 JP3131205 B1 JP 3131205B1
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文夫 渡辺
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Abstract

【要約】 【課題】 ボート27の多くの段で半導体ウエハを、面
方向及び段方向の双方において均一な温度に加熱する。 【解決手段】 縦型加熱装置は、加熱処理される加熱物
が収納される空間を周囲から囲む化学的、熱的に安定し
た材料からなるチューブ8、9と、このチューブ8、9
の内部を加熱するヒータ12、13、15とを有する。
ここで、前記ヒータ12、13、15は、加熱物の周囲
を円筒状に囲んで配置した第一のヒータ12と、加熱物
の上に対向して配置した第二のヒータ13と、加熱物の
下に対向して配置した第三のヒータ15からなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、縦に長い単体加熱
物または縦に積層された複数の加熱物を、その周囲から
加熱する縦型加熱装置に関し、例えば、半導体ウエハを
縦に積層した状態で熱CVD処理を行うため、それら半
導体ウエハを周囲から均一に加熱することを目的とした
縦型加熱装置に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体製造プロセスにおけるキーテクノ
ロジーは、高精度な熱コントロールである。大型集積回
路(超LSI)のますますの微細化と高速化、さらには
低コスト化が要求されるに伴って、超LSIの製造プロ
セスで形成される薄膜は、さらに薄く、高品位が要求さ
れようになっている。
【0003】半導体製造装置の中でも最も古くから主要
装置として使われてきているバッチ式熱拡散装置(縦型
拡散装置)においても、次のような特性条件が求められ
ている。 (オ)処理温度は800〜1100℃と高温、 (カ)面内温度分布が±3℃以下、 (キ)処理温度が高いので重金属汚染が一切ないこと、 (ク)昇温降温速度100℃/min以上が望めるこ
と、 (ケ)エコロジーの観点から省電力型でなければならな
いこと、
【0004】多数枚(100枚以上)の半導体ウエハを
一度に処理する拡散装置は、プロセス技術の発達の初期
段階においては、多数の半導体ウエハをボート上に縦向
きに並べる横型から発達した。しかし、半導体ウエハの
大口径化と、クリンルーム内に占める床面積を最小にす
るために途中から縦型拡散装置が多用されるようになっ
た。この縦型拡散装置は、ラック状のボートに半導体ウ
エハを5〜6mm間隔に積層し、その周囲からウエハを
加熱し、そこに反応ガスを導入し、熱CVDの手段で処
理するものである。
【0005】この縦型拡散装置は、アウターチューブと
称される石英または金属シリコンを含浸させた炭化ケイ
素焼結体の反応管の中に、ガス流路を形成するためもイ
ンナーチューブと称される周面に小さな穴を多数開けた
石英または炭化ケイ素焼結体のパイプを配置し、このイ
ンナーチューブの中にボートが配置される構造になって
いる。反応性ガスはアウターチューブとインナーチュー
ブの間の隙間を流れ、半導体ウエハ上にドーパンドが拡
散し、或いは熱−化学反応によって薄膜が形成される。
アウターチューブの外側は、一般に大気圧となってお
り、所定の温度を得るため、アウターチューブを囲むよ
うに配置された断熱材の内側に発熱線を配線した電気炉
が構成されている。
【0006】
【発明が解決しようとしている課題】この縦型拡散装置
は上下に長く、またヒータは大気中に配置されるため、
幾つかの欠点がある。例えば、アウターチューブの上端
や下端から放出される熱により、特にアウターチューブ
の上端や下端に近い部分のボートに搭載された半導体ウ
エハがその間の半導体ウエハより温度が低くなり、ボー
トの段によって温度の部分的なむらが発生する。
【0007】そのため、均一な温度が確保される部分よ
りボートの長さを長くし、さらにはボートの余分な長さ
の部分にダミーの半導体ウエハを装填し、これらのダミ
ーのウエハを熱リフレクタとして使用する等の手段が採
用されている。この結果、必要以上に長いボートに多数
のダミーウエハを装填する必要があり、装置の高さが高
くなる等の課題があった。
【0008】本発明は、このような従来の縦型拡散装置
における課題に鑑み、ボートの多くの段で半導体ウエハ
を、面方向及び段方向の双方において均一な温度に加熱
することができ、従ってダミーの半導体ウエハを使用せ
ずに半導体ウエハを加熱処理することが可能な縦型加熱
装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明では、前記の目的
を達成するため、ボード27の周囲を加熱するヒータ1
2だけでなく、ボード27の上端と下端側にもヒータ1
3、15を配置し、これにより、ボード27の上端から
下端にわたって、全ての段において半導体ウエハを均一
に加熱できるようにしたものである。
【0010】本発明による縦型加熱装置は、加熱処理さ
れる加熱物が収納される空間を周囲から囲む化学的及び
熱的に安定した材料からなるチューブ8、9と、このチ
ューブ8、9の内部を加熱するヒータ12、13、15
とを有する。ここで、前記ヒータ12、13、15は、
加熱物の周囲を円筒状に囲んで配置した第一のヒータ1
2と、加熱物の上に対向して配置した第二のヒータ13
と、加熱物の下に対向して配置した第三のヒータ15か
らなる。
【0011】加熱物の周囲を円筒状に囲む第一のヒータ
12は、加熱物を加熱するメインヒータとして機能す
る。これに対して、加熱物のそれぞれ上と下に対向する
よう配置した第二と第三のヒータ13、15は、それぞ
れ加熱物の上面と下面側から逃げる熱を補充し、加熱物
の縦方向の温度分布において、その両端での温度降下を
補償する。これにより、加熱物の上から下にわたって加
熱温度を均一にすることができる。
【0012】前記加熱物の外周面を囲む第一のヒータ1
2は、長尺板状のU字形に連なったヒータ部材31が
熱物の周囲に並べて吊り下げられた状態で複数本配置さ
れ、且つ閉じたサークル状に順次直列に接続されてい
る。このような円筒形のヒータ12は、グラファイトヒ
ータの成形体により、ヒータ部材31を閉じたサークル
状に接続することができる。そして、このヒータ部材3
1を接続する結線回路の離れた3つの位置に電極36を
設けることにより、トライアングル状の三相結線ヒータ
を構成することができ、安価な商用三相電源からヒータ
12に電力を供給することが可能となる。
【0013】このような円筒形の第一のヒータ12のよ
うな円筒状の面発熱ヒータでは、円周方向の温度のばら
つきが±0.3℃以下という均熱性が得られる。そし
て、面発熱で高電気抵抗を有するヒータ部材31を得る
には、極めて薄いヒータ部材31としなければならな
い。この点について、ヒータ部材31を上から下に吊り
下げるようにして円筒状に配置することにより、ごく薄
いヒータ部材31でも容易に円筒形に配置することがで
きる。
【0014】またこのような第一のヒータ12の構造に
おいては、前記ヒータ部材31、31の一部をトリミン
グすることにより、部分的な電気抵抗を調整することが
できる。すなわち、ヒータ部材31、31のトリミング
された部分では、トリミングされていない部分より電気
の流れに対して直交する断面の面積が小さくなるため、
抵抗が大きくなり、発熱量が増大する。
【0015】前記加熱物のそれぞれ上と下に対向するよ
う配置した第二と第三のヒータ13、15は、円板形の
ヒータ部材51、61の内周と外周から円周方向に交互
に放射状にスリット53、54、63、64を入れてリ
ング状に連続している。このような円板状のヒータ部材
51、61は、グラファイトヒータ等の成形体により、
ヒータ部材51、61を閉じたサークル状に接続するこ
とができる。そして、このヒータ部材51、61の互い
に離れた3つの位置に電極56、66を設けることによ
り、トライアングル状の三相結線ヒータを構成すること
ができ、安価な商用三相電源からヒータ13、15に電
力を供給することが可能となる。
【0016】このようなヒータ13の構造において、ヒ
ータ13の内周から外周に向かってその断面を薄くする
ことによって、その電気抵抗を調整することができる。
すなわち、円板形のヒータ部材51の内周と外周から円
周方向に交互に放射状にスリット53、54を入れてヒ
ータ13を構成した場合、ヒータ部材51の内周側に比
べて外周側のスリット53、54の間の幅が広くなる。
その分だけヒータ部材51の内周側より外周側の厚さを
薄くすることにより、ヒータ部材51の内周側と外周側
との電流の流れと直交する断面の面積を概ね均等に調整
し、発熱量のばらつきを解消することができる。
【0017】さらに、前記加熱物の下面に対向するよう
配置した第三のヒータ15は、チューブ8、9の下端を
封止し、加熱物を有する空間と気密に仕切られたキャッ
プ6の内部に収納する。こうすることにより、第三のヒ
ータ15側から加熱物を有する空間側に塵等が進入する
のを防止することができる。さらに、キャップ6の内部
に、そこに収納された第三のヒータ15を外部に対して
断熱する断熱部材22を収納し、断熱効果を高めること
もできる。
【0018】
【発明の実施の形態】次に、図面を参照しながら、本発
明の実施の形態について、具体的且つ詳細に説明する。
図1は、本発明による縦型加熱装置の全体を示してお
り、ラック状のボート27に円板形の半導体ウエハであ
る加熱物を装填し、この加熱物を上下に間隔をあけて並
べて保持した状態で熱CVD処理する縦型拡散装置に縦
型加熱装置を適用した例である。
【0019】容器1は、全体として円筒形の周壁4を有
し、この周壁4の上面が蓋体16により気密に閉じられ
ている。さらに周壁4の下端面は、リング状の継手3を
介して底板2の上面外周部分に気密に接合されている。
容器1の周壁4や蓋体16は、アルミニウム等の熱伝導
が良好な金属により形成され。特に周壁4の内面には、
グラファイト塗装等、輻射熱を吸収しやすいような表面
処理が施されている。
【0020】容器1の底板2の中央部は開口しており、
ここに石英や金属シリコンを含浸させた炭化ケイ素等の
化学的に安定な材料からなるキャップ6を気密に嵌め込
み、さらにこれをキャップ封止蓋23で気密に閉じてい
る。ボート27は、このキャップ6の上に立設されてい
る。
【0021】前記底板2から円筒形のインナーチューブ
8が立設され、このインナーチューブ8が前記ボート2
7をその周囲から囲む。このインナーチューブ8は、石
英または金属シリコンを含浸させた炭化ケイ素焼結体等
の化学的、熱的に安定した材料で形成されている。この
インナーチューブ8の周壁には多数の通孔が開設され、
インナーチューブ8の上端は開口している。
【0022】容器1の外面には、冷却パイプ20が取り
付けられ、この冷却パイプ20に流通する水、その他の
冷却液により、容器1が冷却されるようになっている。
容器1の蓋体16には、真空バルブ19を介して真空ポ
ンプ(図示せず)が接続されている。
【0023】容器1の前記底板2と継手3の間に、アウ
ターチューブ9の下端部から外側に張り出したフランジ
が気密に挟持され、これによってボート27及びインナ
ーチューブ8の周囲と上面を囲むように、アウターチュ
ーブ9が容器1の内部に立設されている。このアウター
チューブ9は、インナーチューブ8と同様に石英または
金属シリコンを含浸させた炭化ケイ素焼結体等の化学
的、熱的に安定した材料で形成されている。
【0024】アウターチューブ9は上端を閉じた円筒形
を呈し、その下端部のフランジは、容器1の周壁4の下
端部と継手2との間に気密に挟持されている。このた
め、アウターチューブ9は、前記ボート27及びインナ
ーチューブ8の周囲を気密に囲み、その内側に気密な空
間を形成している。
【0025】前記容器1の底板2には、インナーチュー
ブ8とアウターチューブ9との間の空間に反応ガスを導
入する反応ガス導入口24と、インナーチューブ8の内
側の空間から反応ガスを排出する反応ガス排出口25と
が設けられている。図示の例では、反応ガス排出口25
が前記キャップ6と一体になっており、且つ同キャップ
6の中央を貫通して設けられている。また、この反応ガ
ス排出口25を通して、真空ポンプ(図示せず)によ
り、アウターチューブ9の内部からガス分子を排除する
ことにより、アウターチューブ9の内側の空間が真空状
態とされる。
【0026】容器1の周壁4の下端と前記継手3の間
に、ダストシールド18の下端部から外側に張り出した
フランジが気密に挟持され、これによってアウターチュ
ーブ9の周囲と上面を囲むように、ダストシールド18
が容器1の内部に立設されている。このダストシールド
18は、インナーチューブ8やアウターチューブ9と同
様に、石英または金属シリコンを含浸させた炭化ケイ素
焼結体等の化学的、熱的に安定した材料で形成されてい
る。このダストシールド18の外側は、容器1と共に気
密な空間を形成している。前記真空バルブ19を介して
蓋体16に接続した真空ポンプにより、ダストシールド
18の外側の空間を真空とすることができる。
【0027】なお、ダストシールド18の外側の空間を
真空とするのは、真空断熱効果を得るのと、ヒータ1
2、13や容器1の酸化を防止するためであるが、断熱
部材7、10により十分な断熱効果が得られ、ヒータ1
2、13や容器1の酸化が問題とならない場合は、その
空間を真空とすることは必ずしも必要ではない。
【0028】容器1内にあって、前記のダストシールド
18の周囲には、ヒータ12、13が配置されている。
ダストシールド18の周囲には、円筒形の第一のヒータ
12が配置され、この第一のヒータ12は、ダストシー
ルド18の周囲を円筒状に囲んでいる。後述するよう
に、この第一のヒータ12の3本の端子26を絶縁した
状態で容器1の外に取り出し、電源(図示せず)に接続
する。端子26は、冷却パイプ21により冷却される。
【0029】また、ダストシールド18の上端面には、
円板状の第二のヒータ13が対向している。後述するよ
うに、この第二のヒータ13の3本の端子56を絶縁状
態で容器1の外に取り出し、電源(図示せず)に接続す
る。この端子56もまた、冷却パイプ21により冷却さ
れる。
【0030】さらに、ボート27の下面に対向してその
下に円板リング状の第三のヒータ15を配置している。
この第三のヒータ15は、容器1の底板2の中央に気密
に嵌め込んだ前記キャップ6の中に反応ガス排出口25
を囲むように配置されている。さらにキャップ封止蓋2
3の内の前記第三のヒータ15の下には、断熱部材22
が充填されている。キャップ6の下面の開口部は、キャ
ップ封止蓋23で気密に閉じられ、第三のヒータ15の
端子14をこのキャップ封止蓋23から外部に気密に引
き出し、電源に接続する。なお、図示はしてないが、キ
ャップ6の内部を真空にするため、前記真空ポンプは、
このキャップ6にも接続する。
【0031】図2は、ダストシールド18の周囲を囲む
円筒状の第一のヒータ12の例を示す。この第一のヒー
タ12は、長尺な板状のヒータ部材31、このヒータ部
材31の上端を接続するための接続ブロック32、この
接続ブロック32を放射状に固定するための固定リング
33及び一部の接続ブロック32に取り付けられる棒状
の端子36とを有する。図示の例では、ヒータ部材31
と接続ブロック32とが12個ずつ使用され、端子36
が3本使用されている。ヒータ部材31と接続ブロック
32の数は、ヒータ12の全体としての径の大きさ等に
応じて任意に設定できる。
【0032】固定リング33は、Al23、BN、Si
34等の耐熱性絶縁セラミックからなるリング状のもの
である。グラファイトやセラミック等で作られたネジ3
5により、固定リング33の外周側に12個の接続ブロ
ック32を等角度間隔で放射状に固定するもので、その
ためのネジ孔を有している。
【0033】接続ブロック32は、後述するヒータ部材
31と同材質のグラファイトからなるもので、個々の接
続ブロック32は、平面形状が5角形を呈している。そ
の幅は、円を12等分した幅よりやや狭い。接続ブロッ
ク32の少なくとも3個には、その先端側の上面に、電
極36の下端が固定される。また、接続ブロック32の
少なくとも3個には、電極36より径の大きな通孔46
が設けられている。
【0034】ヒータ部材31は、中央にスリット42を
有する長尺なグラファイト板からなっている。すなわ
ち、このヒータ部材31は、上端から下端近くまでスリ
ット42を入れ、事実上U字形に連なった長尺板状のグ
ラファイト板である。その上端には、ネジを通す通孔4
1が設けられている。
【0035】図示のヒータ部材31の下端側は、その厚
さ方向にトリミングされ、これによりヒータ部材31の
下端側の断面積が一部小さくなっている。このトリミン
グにより、ヒータ部材31の下端側の断面積が一部小さ
くなるため、単位面積当たりの電流密度がその分だけ大
きくなり、電気抵抗が増大し、ヒータ部材31の下端部
の発熱量を増大させることができる。
【0036】接続ブロック32は、固定リング33の外
周側に等角度間隔で配列され、この状態で接続ブロック
32の基端側が固定リング33にネジ35で固定され
る。この状態では、接続ブロック32が円周方向に間隔
を置いた状態で固定リング33の外周に放射状に配列さ
れる。
【0037】なお、電極36を取り付ける接続ブロック
32が3つおきに配置される。そしてこれらの接続ブロ
ック32に電極36の下端が固定され、立設される。ま
た、通孔46を有する接続ブロック32も3つおきに配
置され、電極36を有する接続ブロック32と通孔46
を有する接続ブロック32との間に1つずつの接続ブロ
ック32が配置される。
【0038】接続ブロック32の先端面には、前記ヒー
タ部材31の上端を固定し、ヒータ部材31を接続ブロ
ック32から上端から吊り下げると共に、隣接するヒー
タ部材31を接続ブロック32を介して順次接続する。
すなわち、ヒータ部材31のスリット42の両側の一対
の上端を隣接する接続ブロック32の先端面に当て、ヒ
ータ部材31の一対の上端を隣接する接続ブロック32
の先端面にそれぞれネジ34で固定する。これにより、
前記ヒータ部材31を円筒状に配列すると共に、これら
ヒータ部材31を接続ブロック32を介して閉じたルー
プ状に直列に接続する。
【0039】このようにして組み立てられたヒータ12
は、図1に示すようにして容器1とダストシールド18
との間に挿入され、ダストシールド18の周囲を囲むよ
うに配置される。電極36は、容器1の蓋体26に対し
て絶縁部材を介して絶縁された状態で容器1の外部に気
密に引き出し、電源に接続する。互いに離れた3つの接
続部材32に前記の電極36を、を設けることにより、
閉じたループ状に接続されたヒータ部材31の3カ所設
けた電極36を介して電源を接続することになる。これ
により、トライアングル状の三相結線ヒータを構成する
ことができ、三相電源からヒータに電力を供給すること
が可能となる。
【0040】図3と図4は、ダストシールド18の上面
に対向させた第二のヒータ13を示している。これらの
図に示すように、第二のヒータ13は、グラファイトか
らなるヒータ部材51からなり、このヒータ部材51
は、中央にセンターホール52を有するドーナツ円板状
のものである。このヒータ部材51は、そのセンターホ
ール52の周囲の部分が厚く、外周部分にわたって次第
に薄くなるような勾配を有している。
【0041】ヒータ部材51の内周と外周から円周方向
に交互に放射状にスリット53、54が形成され、これ
によりヒータ部材51は、その円周方向に向けて蛇行す
るように連続している。従って、グラファイト製の成形
体であるヒータ部材51を閉じたサークル状に接続する
ことができる。そして、ヒータ部材51の外周部の12
0゜ずつはなれた3点には、部分的に平面の電極取付部
55が形成され、ここに棒状のグラファイトからなる電
極56が立設されている。
【0042】前記電極56は、前述した第一のヒータ1
2の接続ブロック32の通孔46を非接触で貫通し、さ
らに容器1の蓋体26に対して絶縁部材を介して絶縁さ
れた状態で容器1の外部に気密に引き出し、電源に接続
する。前記の電極56は、閉じたループ状に接続された
ヒータ部材51の3カ所に等間隔で設けられているた
め、トライアングル状の三相結線ヒータを構成すること
ができ、三相電源からヒータに電力を供給することが可
能となる。
【0043】このようなヒータ部材51の形状では、ヒ
ータ部材51の内周側に比べて外周側のスリット53、
54の間の幅が広くなる。その分だけヒータ部材51の
内周側より外周側の厚さを薄くすることにより、ヒータ
部材51の内周側と外周側との電流の流れと直交する断
面の面積を概ね均等に調整し、発熱量のばらつきを解消
することができる。
【0044】図5と図6は、ボート27の下面に対向さ
せた第三のヒータ15を示している。これらの図に示す
ように、第三のヒータ15は、グラファイトからなるヒ
ータ部材61からなり、このヒータ部材61は、中央に
センターホール62を有するドーナツ円板状のものであ
る。
【0045】ヒータ部材61の内周と外周から円周方向
に交互に放射状にスリット63、64が形成され、これ
によりヒータ部材61は、その円周方向に向けて蛇行す
るように連続している。従って、グラファイト製の成形
体であるヒータ部材61を閉じたサークル状に接続する
ことができる。そして、ヒータ部材61の外周部の12
0゜ずつはなれた3点には、棒状のグラファイトからな
る電極66が下方に向けて立設されている。
【0046】前記電極66は、絶縁状態でキャップ封止
蓋23の外部に気密に引き出し、電源に接続する。前記
の電極66は、閉じたループ状に接続されたヒータ部材
61の3カ所に等間隔で設けられているため、トライア
ングル状の三相結線ヒータを構成することができ、三相
電源からヒータに電力を供給することが可能となる。
【0047】なお、図示の第三のヒータ15のヒータ部
材61は、全体に同じ厚さであるが、前記第二のヒータ
13のように、そのセンターホール62の周囲の部分が
厚く、外周部分にわたって次第に薄くなるような勾配を
形成してもよい。このようなヒータ部材61の形状で
は、ヒータ部材61の内周側に比べて外周側のスリット
63、64の間の幅が広くなる。その分だけヒータ部材
61の内周側より外周側の厚さを薄くすることにより、
ヒータ部材61の内周側と外周側との電流の流れと直交
する断面の面積を概ね均等に調整し、発熱量のばらつき
を解消することができる。
【0048】容器1の内側、具体的には容器1の周壁4
及び蓋体16の内側であって、前記第一と第二のヒータ
12、13の外側に、グラファイト等の第一の断熱部材
10が挿入されている。この第一の断熱部材10は、容
器1の内部に固定されている。この第一の断熱部材10
は、ダストシールド18の周囲を覆う部分が無く、その
部分が開いている。この断熱部材10は、赤外線を反射
する反射部材に代えることができ、また前記のような断
熱部材10の内面に反射面を形成してもよい。
【0049】さらに、この第一の断熱部材10の周壁部
分の外側に、同第一の断熱部材10と同様の材質からな
る円筒形の第二の断熱部材7が配置されている。この第
二の断熱部材7は、容器1の外部からの遠隔操作によ
り、上下に移動出来るように設けられている。
【0050】また、図示の縦型加熱装置では、容器1の
蓋体16の外周部分に、円筒形の内部空間を有する断熱
部材収納部17を立ち上げている。図1に実線で示すよ
うに、第二の断熱部材7が下方にあるときは、この第二
の断熱部材7がダストシールド18の周囲を完全に覆
う。他方、図1に二点差線で示すように、第二の断熱部
材7を上方に移動させたとき、この第二の断熱部材7は
前記断熱部材収納部17内に収納される。この状態で
は、第二の断熱部材7がダストシールド18の周囲から
完全に待避させられる。従って、断熱部材7の移動スト
ロークが大きくとれ、それだけ断熱部材7、10の開口
率を大きくとることができる。特に、第一の断熱部材1
0のダストシールド18の周囲を覆う部分が無く、開い
ているので、ダストシールド18の周囲部分の断熱部材
7、10の開口率をほぼ100%とすることができる。
【0051】なお、断熱部材収納部17は、容器1の底
板2側に設けてもよく、この場合は、第二の断熱部材7
を下方に移動させて断熱部材収納部17内に収納する。
また、断熱部材収納部17は、容器1の蓋体16と底板
2の双方側に設けてもよい。この場合は、第二の断熱部
材7を上下に分け、それぞれ上方と下方に移動させて断
熱部材収納部17内に収納する。
【0052】このような構造を有する縦型加熱装置で
は、容器1の内部に配置された第一、第二及び第三のヒ
ータ12、13、15でボート27をそれぞれその周囲
と上下から加熱し、ボート27に装填された加熱物を加
熱処理する。このとき、図1に実鎖線で示すように、第
二の断熱部材7を下方に移動させた状態で加熱する。こ
うすることにより、ダストシールド18の周囲が、2つ
の断熱部材7、10で完全に囲まれるので、高い断熱性
が得られる。これにより、ヒータ12、13、15によ
るボート27の加熱を効率よく行うことができ、ボート
27に装填された加熱物の昇温速度を速く、且つ加熱物
の円周方向の温度分布の均一性を保って加熱することが
可能となる。
【0053】さらに、加熱物の加熱処理が終わり、ヒー
タ12、13、15の発熱を停止したとき、図1に二点
鎖線で示すように、第二の断熱部材7を下方に移動さ
せ、断熱部材収納部17内に収納する。これにより、ダ
ストシールド18の周囲の部分の断熱部材7、10が完
全に開き、ダストシールド18の内側から輻射熱が容器
1の周壁4側に放射され、同周壁4に吸収される。周壁
4に吸収された熱は、冷却パイプ20を通して送られて
くる冷却水に吸収され、循環する冷却水により搬送され
る。これにより、加熱処理後のダストシールド18内の
降温速度を早くすることができ、ダストシールド18内
を短時間で常温に戻すことができる。
【0054】図7は、図1に示すような縦型加熱装置の
試験機を使用し、加熱試験を行った結果である。加熱経
過時間(分)を横軸に、ボート27に加熱物として黒鉛
のダミーウエハを装填し、その1、10、30、50、
70、90、110、130、150段目のダミーウエ
ハの5カ所の平均温度T(℃)を縦軸に示した。
【0055】容器1はAl製とし、その高さは1204
mm、直径500mmとした。アウターチューブ9はS
iC製とし、その高さは970mm、直径302mmと
した。第一のヒータ12は、高さ1002mm、幅8
5.2mm、スリット幅8mm、厚さ5mmのグラファ
イト製長尺板状の12枚のヒータ部材31を、直径36
0mmの円筒形配列とした。第二のヒータ13は、グラ
ファイト製とし、その外径300mm、内径60mm、
中央部厚さは23mm、周辺部厚さは5mmとした。
【0056】高さ900mm、直径266mmのSiC
製のインナーチューブ8の中にボート27を配置し、こ
のボート27に上下ピッチ5.2mmで8インチのダミ
ーウエハを150枚装填した。ダストシールド18の外
側を1×10-4Paに減圧した状態で、前記第一、第二
及び第三のヒータ12、13、15に三相交流を流し、
加熱しながら前記の段数の各ダミーウエハの中心と周囲
4カ所の合計5カ所の温度を測定し、それらの平均を図
7に示している。
【0057】図7では、前記ヒータ12、13、15に
それぞれ合計で毎時3.3kW、4.2kW、5.9k
W、6.6kW、8.8kWの電力を供給し、加熱開始
から10分以上経過し、温度が定常状態に達したときの
測定結果を示している。それぞれ、600.5℃、70
0.6℃、801.0℃、900.7℃、1001.5
℃の温度で定常状態に達している。
【0058】図7に示すように、1段目のダミーウエハ
の面内温度のばらつきは±0.6℃〜0.8℃であり、
それぞれの平均温度に対し、±0.08%〜±0.12
%である。130段目のダミーウエハの面内温度のばら
つきは何れも±0.3℃〜±0.9℃であり、それぞれ
の平均温度に対し、±0.04%〜±0.11%であ
る。
【0059】段方向の温度分布は、1段目から150段
目まで、±0.6℃〜±1.5℃であり、それぞれの平
均温度に対し、±0.075%〜±0.17%である。
このように、150段の全段にわたってダミーウエハが
極めて均一な温度で加熱されていることが分かる。
【0060】図8は、図1に示すような縦型加熱装置の
試験機を使用し、第三のヒータ15を発熱させずに加熱
試験を行った結果である。すなわち、第一と第二のヒー
タ12、13にそれぞれ合計で毎時3kW、3.8k
W、5.5kW、6kW、8kWの電力を供給し、加熱
開始から10分以上経過し、温度が定常状態に達したと
きの測定結果を示している。第一段目のダミーウエハ
は、前述の加熱試験とほぼ同じ温度で定常状態に達して
いる。
【0061】図8に示すように、第1段から第70段目
までのダミーウエハは、面内温度分布及び段方向温度分
布共に、概ね均等な温度を維持している。しかし、それ
以降のダミーウエハの温度は、第1段から第70段目ま
でのダミーウエハに比べて、温度が急激に低下してい
る。最下段の150段目のダミーウエハの温度は、第1
段から第70段目までのダミーウエハの温度より約20
0℃〜320℃以上低下している。従って、実際の半導
体ウエハの熱処理において、第70段目以降の半導体ウ
エハは、熱処理に必要な所要の温度が得られず、熱処理
が不完全にならざるを得ない。そのため、歩留まりが低
下するのを避けられない。
【0062】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明による縦型加
熱装置では、ボートの多くの段で半導体ウエハを、面方
向及び段方向の双方において均一な温度に加熱すること
ができる。従ってダミーの半導体ウエハを使用せずに、
換言すると、必要以上に高いボート27を使用せずに、
半導体ウエハを加熱処理することが可能な縦型加熱装置
を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による縦型加熱装置の例を示す概略縦断
側面図である。
【図2】同縦型加熱装置に使用される円筒形ヒータの一
例を示す斜視図である。
【図3】同縦型加熱装置に使用される円板形ヒータの一
例を示す平面図である。
【図4】図3のA−A線縦断側面図である。
【図5】同縦型加熱装置に使用される円板形ヒータの一
例を示す平面図である。
【図6】図5のB−B線縦断側面図である。
【図7】本発明による縦型加熱装置の例により加熱試験
を行った結果としてボートの段数と加熱温度との関係を
示すグラフである。
【図8】本発明による縦型加熱装置の例により第三のヒ
ータを発熱させずに加熱試験を行った結果としてボート
の段数と加熱温度との関係を示すグラフである。
【符号の説明】
1 容器 8 インナーチューブ 9 アウターチューブ 12 第一のヒータ 13 第二のヒータ 15 第三のヒータ 31 第一のヒータのヒータ部材 36 第一のヒータの電極 51 第二のヒータのヒータ部材 53 第二のヒータのスリット 54 第二のヒータのスリット 56 第二のヒータの端子 61 第三のヒータのヒータ部材 63 第三のヒータのスリット 64 第三のヒータのスリット 66 第三のヒータの端子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平10−189564(JP,A) 特開2000−12476(JP,A) 特開 平9−148315(JP,A) 特開 平4−179223(JP,A) 特開 平4−139381(JP,A) 実開 昭61−129335(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/205 H01L 21/22 - 21/24 H01L 21/31 H01L 21/365 H01L 21/38 - 21/40 H01L 21/469 H01L 21/86

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加熱処理される加熱物が収納される空間
    を周囲から囲むように立設された円筒形の化学的及び
    的に安定した材料からなるチューブ(8)、(9)と、
    このチューブ(8)、(9)の内部を加熱するヒータ
    (12)、(13)、(15)とを有する縦型加熱装置
    において、前記ヒータ(12)、(13)、(15)
    は、加熱物の周囲を円筒状に囲んで配置した第一のヒー
    タ(12)と、加熱物の上に対向して配置した第二のヒ
    ータ(13)と、加熱物の下に対向して配置した第三の
    ヒータ(15)からなり、前記加熱物の周囲にある第一
    のヒータ(12)は、長尺板状のU字形に連なったヒー
    タ部材(31)が加熱物の周囲に並べて上端から吊り下
    げられた状態で複数本配置され、且つ閉じたサークル状
    に順次直列に接続されていることを特徴とする請求項1
    に記載の縦型加熱装置。
  2. 【請求項2】 前記加熱物の周囲にある第一のヒータ
    (12)は、互いに離れた3つの位置に設けた電極(3
    6)により、三相結線されていることを特徴とする請求
    に記載の縦型加熱装置。
  3. 【請求項3】 前記加熱物の上に対向するよう配置した
    第二のヒータ(13)は、円板形のヒータ部材(51)
    の内周と外周から円周方向に交互に放射状にスリット
    (53)、(54)を入れてリング状に連続しているこ
    とを特徴とする請求項1または2に記載の縦型加熱装
    置。
  4. 【請求項4】 前記加熱物の上に配置した第二のヒータ
    (13)は、互いに離れた3つの位置に設けた電極(5
    6)により、三相結線されていることを特徴とする請求
    に記載の縦型加熱装置。
  5. 【請求項5】 加熱物の上に配置した第二のヒータ(1
    3)は、内周から外周に向かってその断面を薄くするこ
    とによって電気抵抗が均一化されていることを特徴とす
    る請求項3または4に記載の縦型加熱装置。
  6. 【請求項6】 前記加熱物の下に配置した第三のヒータ
    (15)は、円板形のヒータ部材(61)の内周と外周
    から円周方向に交互に放射状にスリット(63)、(6
    4)を入れてリング状に連続していることを特徴とする
    請求項1〜の何れかに記載の縦型加熱装置。
  7. 【請求項7】 前記加熱物の下に対向するよう配置した
    第三のヒータ(15)は、互いに離れた3つの位置に設
    けた電極(66)により、三相結線されていることを特
    徴とする請求項5または6に記載の縦型加熱装置。
  8. 【請求項8】 前記加熱物の下に対向するよう配置した
    第三のヒータ(15)は、チューブ(8)、(9)の下
    端を封止し、加熱物側を有する空間と気密に仕切られた
    キャップ(6)の内部に収納されていることを特徴とす
    る請求項1〜の何れかに記載の縦型加熱装置。
  9. 【請求項9】 キャップ(6)の内部には、そこに収納
    された第三のヒータ(15)を外部に対して断熱する断
    熱部材(22)が収納されていることを特徴とする請求
    に記載の縦型加熱装置。
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