JP3131168B2 - 熱膨張補正機構 - Google Patents

熱膨張補正機構

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JP3131168B2
JP3131168B2 JP09023126A JP2312697A JP3131168B2 JP 3131168 B2 JP3131168 B2 JP 3131168B2 JP 09023126 A JP09023126 A JP 09023126A JP 2312697 A JP2312697 A JP 2312697A JP 3131168 B2 JP3131168 B2 JP 3131168B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、何れか一方が高温
環境にあり他方がそれよりも低い温度の低温環境にある
送り側搬送部と受け側搬送部との間で物品を移載すると
きに熱膨張を補正する熱膨張補正機構に関し、特にピッ
チ搬送式熱処理装置に好都合に適用される。
【0002】
【従来の技術】従来、熱処理装置のように、被処理物を
一方側から槽内に搬入して槽内を移動させ、他方側から
槽外に搬出する過程において、槽内外で異なった熱膨張
を伴う装置では、例えば搬入側を基準として搬出側まで
の最大熱膨張量を計算し、その結果に基づいて搬出側の
外部に設けられる移載装置の位置を設定するようにして
いた。又、予めこのような計算を行ってその結果を記憶
しておき、記憶したデータを用いて外部移載装置の位置
補正をしていた。
【0003】しかし、最大熱膨張量を計算する方法で
は、常温になったり使用温度が変わることがあるため、
槽内外移載装置のアライメントが不十分になり、クリア
ランスが不足して移載不良を起こすおそれがあった。
又、記憶データに基づいて運転温度域毎にアライメント
情報を出力する方法では、温度調節器等が介在するため
それだけアライメントが不正確になるという問題があっ
た。特に温度変化中には、熱膨張量が飽和していないた
め、そのときの温度と実際の熱膨張量とが正確に対応せ
ず、内外移載装置の位置の不一致によって被処理物を破
損させるおそれもあった。即ち、従来一般に行われてい
るオープンループ制御方式による位置調整では、調整精
度が不十分であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は従来技術に於
ける上記問題を解決し、熱処理装置等の熱膨張を伴う装
置における被処理物を精度良く確実に移載できる熱膨張
補正機構を提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、請求項1の発明は、何れか一方が高温環境
にあり他方がそれよりも低い温度の低温環境にある送り
側搬送部と受け側搬送部との間で物品を移載するときに
熱膨張を補正する熱膨張補正機構において、前記送り側
搬送部又は前記受け側搬送部のうちの低温環境にあるも
のを熱膨張する方向へ移動させる移動手段と、前記送り
側搬送部又は前記受け側搬送部のうちの高温環境にある
ものと連動するように前記低温環境側まで延設された位
置検出用部材と、該位置検出部材又は前記低温環境にあ
るもののうちの何れか一方に設けられた被検出部及び他
方に設けられた検出部であって前記送り側搬送部と前記
受け側搬送部とが前記熱膨張する方向にほぼ同じ位置に
なると前記検出部が前記被検出部を検出可能な位置に設
けられた前記被検出部及び前記検出部を備えた検出手段
と、前記検出部が前記被検出部を検出するように前記移
動手段の動作を制御する制御手段と、を有することを特
徴とする。
【0006】請求項2の発明は、上記に加えて、前記送
り側搬送部は、一方側から順次物品を入れて熱処理時間
の経過後に他方側から順次物品を取り出す熱処理装置の
前記他方側に設けられることを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】図1は本発明を適用した熱膨張補
正機構の構成例を示す。熱膨張補正機構は、熱膨張条件
の異なる送り側搬送部としての槽内移載機1と受け側搬
送部としての槽外移載機2の間で物品としての例えば液
晶ガラス基板から成るワークWを移載するときに熱膨張
差を補正する機構であり、移動手段としての移動装置
3、検出手段としての検出装置4、制御手段としての位
置調節器5等を備えている。槽内移載機1は、熱処理装
置であるクリーンオーブンの高温環境になる加熱槽10
0内に配置され、槽外移載機2はその外部、又は、外部
に必要に応じて設けられる冷却室200内等のクリーン
オーブン内よりも低い温度の低温環境部分に配設され
る。
【0008】槽内移送機1は、V溝ローラ等で構成され
る槽内移載路11を備えている。ワークWは、特に図示
していないが、槽内移載路11内に回転されるローラを
設けたり、槽内側にワークWを移載路の方向に押し出す
プッシャーを設ける等の方法により、槽内移載路11か
ら槽外移載路21へ移載される。ガラス基板のようなワ
ークWを搬送する場合には、図示の下側の槽内移載路1
1に対向するように、図示していないがワークWの上方
にも同様の移載路が設けられる。但し、倒れ防止ガイド
を設ける等の方法により、上方の移載路を省略すること
も可能である。槽外移載機2も、槽内移載機1と同様な
構造の槽外移載路21を備えている。
【0009】移動装置3は、低温環境にある槽外移載機
2を熱膨張する方向である図示のX方向へ移動させる装
置であり、冷却室200内に設置された固定台31、槽
外移載機2を搭載した移動台32、これらの間に介装さ
れ移動台32のX方向への移動をガイドするリニアガイ
ド33、固定台31に取り付けられたサーボモータ3
4、これに取り付けられ軸受35で回転自在に支持され
X方向に延設されたボールネジ36、移動台32に固定
されボールネジ36と螺合するナット37等によって構
成されている。なお、移動手段としては、ラックとピニ
オン機構、カムや偏心円板を用いた変位機構等、他の適
当な直線移動機構を用いることができる。
【0010】高温環境にある槽内移載機1から、これと
連動するように低温環境側である冷却室200まで位置
検出用部材としての検出ドグ41が延設されている。検
出装置4は、検出ドグ41又は槽外移載機2のうちの何
れか一方に設けられた被検出部及び他方に設けられた検
出部として、本例では検出ドグ41の先端に設けられた
遮光板41a、及び、移動台32と取付台とを介して槽
外移載機2に設けられた透過式ホトセンサ42を有す
る。センサ42は、移動台32の移動時に遮光板41a
が通過可能なように構成された発光/受光部42aを備
えている。これらは、槽内移載路11と槽外移載路21
とがX方向にほぼ同じ位置になると、センサ42が検出
ドグ41を検出可能な位置に設けられている。その結
果、このときには、発光/受光部42aの発光部の光が
検出ドグ41の遮光板41aで遮断されて受光部に到達
しなくなり、この条件でセンサ42がオンになる。
【0011】なお、本例では、槽内移載機1と連動する
検出ドグ41に遮光板41aを取り付け、槽外移載機2
側にセンサ42を取り付けるようにしているが、この反
対に、検出ドグ41をセンサ42の取付の可能な構造に
して検出ドグにセンサを取り付け、槽外移載機2側に遮
光板を取り付けるようにしてもよい。センサは、光透過
式でなく光反射式のものでもよい。又、槽内外移載路1
1、21の現実の位置関係を検出できるものであれば、
光学式に限らず、接触式や電気式等どのような形式のセ
ンサであってもよい。
【0012】位置調節器5は、センサ42が検出ドグ4
1を検出するように移動装置3の動作を制御する。即
ち、サーボモータ34を回転させてボールネジ36を回
転させ、ボールナット37を介して移動台32を移動さ
せ、センサ42が検出ドグ41を検出してオンになると
その移動を停止するように制御する。これにより、槽内
移載路11と槽外移載路21とがX方向にほぼ同じ位置
になって一直線状になり、ワークWの安全確実な移載が
可能になる。
【0013】図2は、上記のような熱膨張補正機構を適
用できる装置の一例である横搬送式熱処理用クリーンオ
ーブンの全体構造の一例を示し、図3はその部分構造の
一例を示す。クリーンオーブンは、加熱槽100及び冷
却室200で構成されている。加熱槽100では、ワー
クWが1タクトに一枚づつ一方側である入口101から
搬入され、内部で立てた状態で1ピッチづつ矢印A方向
に横移動され、所定の熱処理時間が経過すると他方側で
ある出口102から搬出され、その間、図示しない送風
機やヒータによって循環される熱風で所定の温度に加熱
される。符号103は高性能耐熱フィルタである。
【0014】冷却室200では、加熱槽100から搬出
され移載されたワークWが加熱槽とは反対の矢印B方向
に1ピッチづつ横移動され、出口201から搬出され
る。冷却室内では、図示しない換気送風機によって高性
能フィルタ202を介して冷却風が送られ、ワークWは
常温に近い適当な温度まで冷却される。なお本例では、
冷却室の入口203から冷却室内を経由して加熱槽10
0へワークWが搬入されるようになっている。
【0015】加熱槽100の出口102の内外位置に
は、詳細図示を省略しているが、図1に示すような熱膨
張補正機構が設けられている。又、クリーンオーブンに
は、図2では図示していないが、図3に示すようなワー
クの搬入、移動、移載等のための諸機構が設けられる。
【0016】ワーク搬入装置部分は、図3(a)及び
(b)に示す如く、冷却室側のもの及び加熱槽側のもの
に対してワークWの上下にそれぞれV溝ローラ204及
び104を設け、冷却室側に設けられるプッシャー20
5で矢印C方向にワークWを押し出し、上下のV溝ロー
ラで直立姿勢を保持しつつ搬送させるように構成されて
いる。加熱槽内のV溝ローラ104は、実線で示すワー
ク案内位置と二点鎖線で示す退避位置との間で移動可能
になっている。
【0017】加熱槽内におけるワーク移動部分は、同図
(c)及び(d)に示すように、図2の矢印A方向に一
定ピッチで多数配列された移動ワーク受け105及び固
定ワーク受け106を備えている。それぞれのワーク受
けは、矢印A方向に延設された支持ビーム105a及び
106aに取り付けられている。なお、この図では、説
明を分かりやすくするためにワーク受けをそれぞれ2個
づつ水平位置に示しているが、実際には、ワークWを傾
斜させて三点支持によって移動させるために、それぞれ
高さの異なった位置に3個づつ設けられる。
【0018】ワークの移動は、移動ワーク受け105
が、図2の矢印A方向及びその反対方向に上下動も加え
て四角形状に往復動作し、(c)に示す端にあるV溝ロ
ーラ104及び中間の固定ワーク受け106に乗せられ
たワークを取り上げ、1ピッチ矢印A方向に移動させ、
(d)に示すように固定ワーク受け106上に乗せるこ
とによって行われる。なお実際には、ワークWは前述の
如く傾斜した状態で3点で支持されて移動される。
【0019】図4はワーク移載装置部分の構造例を示
す。ワーク移載装置部分は、図3(a)のワーク搬入装
置部分と同様の構造になっていて、加熱槽側のもの及び
冷却室側のものに対してワークWの上下にそれぞれV溝
ローラ108及び206を設け、加熱槽側に設けられる
プッシャー109で矢印C´方向にワークWを押し出
し、上下のV溝ローラで直立姿勢を保持させつつ搬送さ
せるように構成されている。これらのV溝ローラは、実
線で示すワーク案内位置と二点鎖線で示す退避位置との
間で移動可能になっている。
【0020】固定ワーク受け106からV溝ローラ10
8へのワークの移動も、移動ワーク受け105によって
固定受け部間のワーク移動と同時に行われる。ワークW
は、V溝ローラ108部分では挟持可能なように起こさ
れ、V溝ローラ206部分では移動可能なように傾斜さ
れる。このようなワーク移載装置部分は、図1に示すワ
ーク移載装置の一例であり、V溝ローラ108及び20
6は、それぞれ図1に示す槽内移載路11及び槽外移載
路21に相当する。
【0021】冷却室内においても、図示しないが加熱槽
内のものと同様な装置が設けられ、同様にワークの移動
が行われる。即ち、ワークWは、V溝ローラ206部分
で倒されて移動ワーク受けによって固定ワーク受けに支
持変えされ、移動ワーク受けと固定ワーク受けとの間で
支持変えしつつ1ピッチづつ移動され、出口201(図
2)部分で起こされて搬出される。
【0022】以上のような装置において、加熱槽100
内の入口側及び出口側のV溝ローラ104及び108
は、ワークの移動方向に動かないので、加熱槽100の
本体部分又は固定ワーク受けの支持ビーム106aの延
長端部に取り付けられる。そして、本体部分又は支持ビ
ームは、この例ではワークの入口101側を基準として
出口102方向には熱膨張自在なように支持される。そ
の結果、入口側のV溝ローラ104の位置はほぼ一定で
あるが、出口側のV溝ローラ108は、加熱槽100の
冷態時、温度上昇時、熱処理温度への到達時、それから
一定時間経過後等の諸状態においてそれぞれ異なった熱
膨張量の発生によって異なった位置になる。
【0023】一方、冷却室200においても、上記入口
側に相当する位置のV溝ローラ204の位置を基準とし
て、上記出口側に相当する位置のV溝ローラ206は熱
膨張の影響を受け、使用条件によって多少異なった位置
になる。従って、加熱槽100と冷却室200との間の
ワーク移載装置部分のV溝ローラ108の位置と206
の位置は、熱膨張条件が異なることによってX方向にず
れてくる。このずれ量は種々の運転状態において複雑に
異なるので、これを精度良く計算することは極めて難し
い。
【0024】本発明を適用した図1の熱膨張補正機構に
よれば、V溝ローラ108に検出ドグ41を取り付け、
V溝ローラ206にセンサ42を取り付け、センサ42
が現実に検出ドグ41を検出するように位置調節器5が
移動装置3を動作させてV溝ローラ206を移動させる
ことになるので、クローズドループ制御方式によって槽
内外移載路であるV溝ローラ108、206の位置を確
実に一致させることができる。その結果、ワークWを加
熱槽100から冷却槽200へ安全、確実に移載するこ
とができる。
【0025】なお以上では、熱処理装置が横搬送式のも
のについて説明したが、下端からワークを入れて上端か
らワークを取り出すような上下搬送式の熱処理装置に対
しても本発明を適用できる。又、図2の例では、ワーク
の入口101側を基準として出口102方向には熱膨張
自在にし、出口側に移動装置3や検出装置4を設けるよ
うにしているが、この反対に、ワークの出口102側を
基準として入口101方向には熱膨張自在にし、入口側
に移動装置3や検出装置4を設けるような構成も可能で
ある。
【0026】更に、図2のようなピッチ搬送式の熱処理
装置では、温度が高く搬送長さが長いため熱膨張量が大
きいこと、種々の温度条件があると共に温度変化時等に
は循環空気と装置との間に複雑な熱伝達特性が介在する
ため計算し難い熱膨張が生じること、ガラス基板等のワ
ークの特性から精度の良い位置決めが必要であること、
等の諸事情があり、本発明が特に効果的に適用される。
しかし、本発明はこのような熱処理装置に限らず、熱膨
張に対して精密な位置補正をしなければならない諸装置
に適用できる。例えば、精密に一定温度に保たれた環境
下でなければ精度を保持できないような装置において、
従来のように精密な温度調節に依存する代わりに、本発
明の熱膨張補正機構を適用することによりより確実に機
械精度を保持することができる。
【0027】
【発明の効果】以上の如く本発明によれば、請求項1の
発明においては、低温環境にあるものとして例えば受け
側搬送部を熱膨張する方向へ移動させる移動手段を設け
ると共に、高温環境にある例えば送り側搬送部と連動す
るように低温環境側まで延設された位置検出用部材を設
け、更に位置検出用部材及び受け側搬送部のそれぞれに
取り付けられる被検出部及び検出部を、両搬送部が熱膨
張する方向にほぼ同じ位置になると検出部が被検出部を
検出できる位置に配設した検出手段を設け、制御手段に
より、検出部が被検出部を検出するように移動手段の動
作を制御するので、熱膨張条件の差によって送り側搬送
部と受け側搬送部とに位置ずれが生じても、そのずれが
クローズドループ制御方式によって確実に補正される。
その結果、両搬送部が熱膨張する方向に一致し、物品を
安全、確実に移載することができる。
【0028】そしてこの場合、低温環境側にある受け側
搬送部に移動手段を設けると共に、検出手段が高温環境
外に出るように高温環境側から低温環境側に位置検出用
部材を延設するので、これらの手段が耐熱性を備える必
要がないと共に、動作精度が良くなり装置の信頼性を向
上させることができる。
【0029】請求項2の発明においては、上記に加え
て、送り側搬送部が、一方側から順次物品を入れて熱処
理時間の経過後に他方側から順次物品を取り出す熱処理
装置の他方側に設けられるので、熱処理装置において、
温度が高く搬送長さが長いために大きな熱膨張量が発生
したり、種々の温度条件があると共に温度変化時には伝
熱特性が介在するために計算し難い熱膨張が生じても、
被検出部と検出部とによって現実の送り側及び受け側搬
送部の位置ずれを検出してこれを補正することにより、
搬送部を精度良く位置調整し、物品である例えばガラス
基板等の熱処理されるワークを安全、確実に移載するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した熱膨張補正機構の一例を示す
斜視図である。
【図2】上記熱膨張補正機構を適用できる装置の一例で
あるクリーンオーブンの概略全体構造を示す斜視図であ
る。
【図3】上記クリーンオーブンの部分構造の一例を示す
説明図で、(a)乃至(d)はそれぞれ、ワーク搬入装
置部分の正面状態、その側面状態、移動ワーク受けでワ
ークを受けている正面状態、及び固定ワーク受けでワー
クを受けている正面状態を示す。
【図4】上記クリーンオーブンの部分構造の一例を示す
説明図で、ワーク移載装置部分の正面状態を示す。
【符号の説明】
1 槽内移載機(送り側搬送部) 2 槽外移載機(受け側搬送部) 3 移動装置(移動手段) 4 検出装置(検出手段) 5 位置調節器(制御手段) 41 検出ドグ(位置検出用部材) 41a 遮光板(被検出部) 42 透過式ホトセンサ(検出部) 100 加熱槽(熱処理装置) 101 入口(一方側) 102 出口(他方側) W ワーク(物品)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 何れか一方が高温環境にあり他方がそれ
    よりも低い温度の低温環境にある送り側搬送部と受け側
    搬送部との間で物品を移載するときに熱膨張を補正する
    熱膨張補正機構において、 前記送り側搬送部又は前記受け側搬送部のうちの低温環
    境にあるものを熱膨張する方向へ移動させる移動手段
    と、前記送り側搬送部又は前記受け側搬送部のうちの高
    温環境にあるものと連動するように前記低温環境側まで
    延設された位置検出用部材と、該位置検出部材又は前記
    低温環境にあるもののうちの何れか一方に設けられた被
    検出部及び他方に設けられた検出部であって前記送り側
    搬送部と前記受け側搬送部とが前記熱膨張する方向にほ
    ぼ同じ位置になると前記検出部が前記被検出部を検出可
    能な位置に設けられた前記被検出部及び前記検出部を備
    えた検出手段と、前記検出部が前記被検出部を検出する
    ように前記移動手段の動作を制御する制御手段と、を有
    することを特徴とする熱膨張補正機構。
  2. 【請求項2】 前記送り側搬送部は、一方側から順次物
    品を入れて熱処理時間の経過後に他方側から順次物品を
    取り出す熱処理装置の前記他方側に設けられることを特
    徴とする請求項1に記載の熱膨張補正機構。
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