JP3131008U - トリミングドッグウィッグ - Google Patents

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Abstract

【課題】 実物の犬と変わらない感触と外観を有し、はさみやバリカンの切れが良く、取り扱い・作製が簡単で練習の効果が遺憾なく発揮されるトリミングドッグウィッグを提供すること。
【解決手段】 尻尾を差し込み式とし、前後の両足が胴体に枢着されて前後に可動でき且つ着脱できるようにした犬型本体と、犬型本体の外面に被着される実物の毛皮からなることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本考案は、実物犬同様にカット練習ができるトリミングドッグウィッグに関する。
トリマーや練習生等のカット技術を向上させるための対象として実物の犬を用いる従来の手法に代わり、生体を傷つける危険性がなく安心して使用のできるドッグウィッグが提案されている(例えば特許文献1及び特許文献2参照)。
特開2006−343507号公報 特開2005−31603号公報
特許文献1に記載された技術は、外装布を取り替えるだけで何度でもカット練習をすることができ且つ足先部を取り替えるだけで何度でも爪切り練習をすることができるとしたもので、そのために動物や人工の毛が植毛された外装布を備え、外装布は型本体の外面に着脱可能に設けられ、また四肢の先端部に模擬血液が充填された爪が設けられた足先部が着脱可能に備えられていることを主旨としている。この技術は外装布を着脱可能としたことで何度でもカット練習ができるとしているが、事ほど左様にカット練習がたやすくできるものではない。元来動物の外皮は当然ながら毛が皮膜と一体となっているところ、人工的な外装布でこれに相当するものを製作するには相当の労力と費用を要することは勿論植毛手段によって形成された外装布自体動物の毛皮とは異質なものであり、また使用済みの外装布を取り外して新たな外装布を取り付けるという作業も容易なものではない。而して外装布を取り付ける型本体の内部にはいくつかのパーツで構成された芯部材が配置されており、これらの製作にもそれなりの作業手数がかかることが理解される。すなわちこの従来技術は型本体が高価となるため必然外装布を着脱可能として型本体の長期にわたる継続的使用を所期したものと考えられるが、むしろ前記したように着脱可能な外装布自体に取り付け手数がかかるという矛盾を有している。
特許文献2に記載された技術は、生体同様の臨場感をもってカット練習ができることを特徴とし、そのために犬型本体の外面に、所定の長さを有する長毛と産毛に相当する短毛を交互に配列して密生させた布地を被せるという手法を採っている。この技術は外観上実物に近似してはいるが、布地の上に人工毛を植毛するものであるからそれなりの手数を要するとともに毛自体が本物ではなく、したがって手触り感に劣るとともに合成繊維等の素材は油分を含んでいるためカットしづらく、バリカンやはさみの刃先が欠けたり切れ味が劣化するなどの問題点があった。
本考案はこのような従来の諸不利に鑑みて提案されたものであり、その目的とするところは、実物と同様の感触があり、バリカンやはさみ入れ作業がスムースに行われ、それらの刃こぼれを生じることもなくカット練習の能率アップが所期され、取り扱いも容易なトリミングドッグウィッグを提供しようとするものである。
すなわち本考案は、尻尾を差し込み式とし、前後の両足が胴体に枢着されて前後に可動でき且つ着脱できるようにした犬型本体と、該犬型本体の外面に被着される実物の毛皮からなることを特徴としている。
前記の犬型本体は、合成樹脂等を素材とする内部を空洞とした一体形成物であることを特徴とする。
犬型本体の両足は上部と下部からなり、接合個所に設けた軸部を支点として下部が前後に可動できることを特徴とする。
本考案は犬型本体の外面に被着したものが実物の毛皮であり、人工毛と異なって不自然な油分などを含まないためはさみやバリカンの通りが良く、刃こぼれするようなこともないため長く使用でき、なかんずく動物の毛皮をそのまま犬型本体に被せるため感触も実物と変わりがなく、実際のトリミング同様に違和感なくカット練習ができて技術の確実な向上が所期される。
犬型本体を合成樹脂などの一体形成物としたことで型により容易に作製され、胴体以外のパーツも尻尾と前後の両足ですむため内部に複雑な芯材を配置する必要もなく、またカット練習の終了した胴体は廃棄処分にすることで面倒な人工毛の植毛や外装布の交換などの手数も省け、畢竟すると従来品に比べ安価に提供できる実益もある。
尻尾は抜き差しできるように差し込み式であり、前後の両足は枢着部より簡単に取り外し取り付けができるため夫々新規のものと交換ができて複数回の繰り返し練習ができ、更に胴体に取り付けられている前後の両足は枢着部を支点として可動できるので、あたかも実物の犬の足を持ち上げる要領で足の後ろ側をカット練習するなどに都合がよい。また両足を上下の部分で構成し、接合個所より下部足を可動できるようにすることで足毛のカット練習が一層細部にわたって実行できる。
図面に基づき本考案を説明すると、図1において10はプラスチック合成樹脂等を素材とする犬型本体で成型により得られる。犬型本体10は内部を空洞とするが、場合により適度の重量を持ち本体10を安定させるための別体(不図示)を内蔵させたり、胴体11の中程部下面に支持棒20を固定するための挿孔12を形成することができる。支持棒20によりカット練習時の犬型本体10の妄動を防止できる。
犬型本体10には胴体11に尻尾14を取り付ける。この尻尾14は胴体11に差し込み式に設けるもので、胴体11に形成した小孔13内に尻尾14の細径部14aを挿着するが、引っ張ることにより細径部14aは小孔13から脱出させることができ、したがって用済みのものを新しいものと交換することができる。
15は前後の両足で、上端が胴体11に枢着され、この枢着部16を支点として両足15は前後に可動できる。そして枢着部16の軸を取り外すことによって両足15を胴体11から取り出すことができ、用済みのものを新たなものと交換できる。
両足15を上部15aと下部15bで構成し両方を相互に接合してその個所を軸で止めると、軸部17を支点として下部15bを前後に可動でき、したがって足の細部まで実際の犬を扱う要領で動かすことができる。
図2は上記の犬型本体10の外面全体に実物の毛皮30を被着し、目や鼻などの部品を取り付けて本物の犬同様の体裁に仕上げた例を示す。毛皮30はカットに向くものであれば種類に限定はなく、例えばラム、マトンなどは当然として白色、グレイなどの染毛に向くタイプのものはより好ましい。従来の人工毛である合成繊維などの毛糸素材はきれいに染め上げることが難しいため、どうしても模造品であることが外見されるとともに、油分を含むためバリカンやはさみの切れ味が鈍くなるなどの諸不利を有しているところ、このような実物の毛皮30を使用することで自然な染毛を形成することが可能となり、はさみなどを入れてもカットに抵抗感がなく切れ味が劣化する恐れもないため使用器具の寿命を保つことのできる副次的効果もある。
毛皮30を被せたことで外観はもちろん感触も実物同様であるため、技術習得が確実となり、更にはカット練習者の興趣感を満足させて学習意欲を増進させることにも通じる利点がある。なお毛皮30は胴体11′、尻尾14′、両足15′ごとに被着されるが、それらは全面が毛で覆われているため外からは全く区別されず、あたかも剥製のような臨場感があって従来品とは異なる優れた外観を呈する。
毛皮30は動物の体から皮膜ごと除去したものであるから、従来のように別体の布材を必要とせず、直接犬型本体10に接着剤を用いて貼着することができ、胴体のカット練習が終わって用済みとなった後はそのまま廃棄処分にすることで面倒な張り替え作業等を省略できる。なお犬型本体10の両足15が可動できるため足の細部にわたって実物同様にカットができ、技術習得が遺漏なく行えるものである。
図示したものは一例であるから、犬型本体10の形状・大きさ・材料、尻尾14、両足15の形状及び取付手段等も特に限定はなく、また毛皮30の種類・色合い・毛の長さ、更には犬型本体10への被着方法なども本考案の目的効果を奏する範囲において自由に選択できること勿論である。
(a)は本案に使用する犬型本体の外観図であり、(b)は足部分の接合状態を示す側面図である。 犬型本体に実物の毛皮を被着した外観図である。
符号の説明
10 犬型本体
11 胴体
14 尻尾
15 両足
15a 上部
15b 下部
30 毛皮

Claims (3)

  1. 尻尾を差し込み式とし、前後の両足が胴体に枢着されて前後に可動でき且つ着脱できるようにした犬型本体と、該犬型本体の外面に被着される実物の毛皮からなることを特徴とするトリミングドッグウィッグ。
  2. 犬型本体が、合成樹脂等を素材とする内部を空洞とした一体形成物であることを特徴とする請求項1記載のトリミングドッグウィッグ。
  3. 両足は上下の部分からなり、接合個所に設けた軸部を支点として下部が前後に可動できることを特徴とする請求項1又は2記載のトリミングドッグウィッグ。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109102749A (zh) * 2018-07-19 2018-12-28 姜美琴 一种用于练习宠物剪毛用模型及方法

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