JP3130919U - 健康器具 - Google Patents
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Abstract
【課題】利用者が乗った状態で回転しにくく、安全な利用が可能な健康器具を提供する。
【解決手段】健康器具10は、利用者が体の一部を乗せてバランスをとるための健康器具であり、可撓性を有し、回転可能な形状を呈する中空体11と、中空体11に形成された孔11aを塞ぐ栓12と、中空体11の内部に移動可能に設けられた砂13と、を備えており、中空体11は、内部に空気が充填された状態で、球形を呈し、中空体11の外径φ1は、55〜75cmである。
【選択図】図1
【解決手段】健康器具10は、利用者が体の一部を乗せてバランスをとるための健康器具であり、可撓性を有し、回転可能な形状を呈する中空体11と、中空体11に形成された孔11aを塞ぐ栓12と、中空体11の内部に移動可能に設けられた砂13と、を備えており、中空体11は、内部に空気が充填された状態で、球形を呈し、中空体11の外径φ1は、55〜75cmである。
【選択図】図1
Description
本発明は、健康器具に関する。
従来の健康器具として、バランスボールがある(例えば、特許文献1参照)。バランスボールは、可撓性を有するボールであり、内部に空気が充填されている。利用者は、このバランスボールに、体の一部を乗せた状態で各種エクササイズを行うことにより、バランス感覚を養う。
実用新案登録第3105923号公報
しかしながら、従来のバランスボールは、利用者の荷重によって回転してしまう。そのため、初心者、高齢者等が安全に利用するためには、バランスボールを床面に設置したリング(滑り止めワッシャー)等に嵌め、回転を規制する必要があった。
本考案は、前記した問題を解決すべく創案されたものであり、利用者が乗った状態で回転しにくく、安全な利用が可能な健康器具を提供することを課題とする。
前記課題を解決するため、本考案の健康器具は、利用者が体の一部を乗せてバランスをとるための健康器具であって、可撓性を有し、回転可能な形状を呈する中空体と、前記中空体の内部に移動可能に設けられた錘と、を備えることを特徴とする。
前記健康器具は、前記中空体に形成された孔を塞ぐ栓をさらに備え、前記錘は、前記孔から出し入れ可能な粒状物又は液体であることが望ましい。
前記中空体の外観は、前記中空体の内部に気体が充填された状態で、球形又は略円柱形を呈することが望ましい。
前記中空体は、内部に気体が充填された状態で、球形を呈し、前記中空体の外径は、55〜75cmであることが望ましい。
また、前記中空体は、内部に気体が充填された状態で、略円柱形を呈し、前記中空体の外径は、12〜18cmであり、前記中空体の全長は、85〜100cmであることが望ましい。
本考案によれば、利用者が乗った状態で回転しにくく、安全な利用が可能な健康器具を提供することができる。
以下、本考案の実施形態について、適宜図面を参照しながら説明する。同様の部分には同一符号を付し、重複する説明を省略する。
(第一の実施形態)
図1は、本考案の第一の実施形態に係る健康器具を示す一部破断図である。図1に示すように、第一の実施形態に係る健康器具10は、利用者が体の一部を乗せてバランスをとるためのものであり、中空体11と、栓12と、砂13と、を備えている。
図1は、本考案の第一の実施形態に係る健康器具を示す一部破断図である。図1に示すように、第一の実施形態に係る健康器具10は、利用者が体の一部を乗せてバランスをとるためのものであり、中空体11と、栓12と、砂13と、を備えている。
中空体11は、可撓性を有し、回転可能な形状を呈するものであり、その外観は、内部に砂13及び空気(気体)が充填された状態で球形を呈している。中空体11は、合成樹脂(例えば、ポリ塩化ビニル(PVC))等から形成されており、可撓性を有する。中空体11の外径φ1は、55〜75cmである。中空体11には、中空体11の外部と内部とをつなぐ孔11aが形成されている。中空体11は、透明又は半透明であってもよく、不透明であってもよい。
栓12は、孔11aを塞ぐためのものであり、孔11aに挿入される軸部12aと、軸部12aの端部に形成された頭部12bと、を備えている。
砂13は、粒状物の一例であり、中空体11の内部に移動可能に設けられた錘である。砂13には、衛生処理(例えば、加熱殺菌処理)が施されている。砂13は、孔11aを介して中空体11から出し入れ可能である。
栓12は、孔11aを塞ぐためのものであり、孔11aに挿入される軸部12aと、軸部12aの端部に形成された頭部12bと、を備えている。
砂13は、粒状物の一例であり、中空体11の内部に移動可能に設けられた錘である。砂13には、衛生処理(例えば、加熱殺菌処理)が施されている。砂13は、孔11aを介して中空体11から出し入れ可能である。
続いて、健康器具10の製造方法の一例について説明する。まず、一体成形により中空体11を製造するとともに、栓12を製造する。続いて、中空体11に孔11aから空気を入れてある程度膨らませてから中空体11に孔11aから砂13を入れる。これで、健康器具10が完成する。なお、健康器具10を流通・販売経路に出す際には、異常がある健康器具10に異常があるか否かを調べ、異常があるものを取り除く。まず、中空体11に孔11aから空気をさらに入れて膨らませて球形とし、孔11aを栓12で塞ぐ。その状態で24時間おき、異常(空気漏れ等)があるか否かを調べる。続いて、栓抜きCOを用いて、異常がなかった中空体11から栓12を外し、空気を抜く。続いて、砂13が入れられて空気が抜かれた状態の中空体11と、栓12と、栓抜きCOとを1セットとして箱詰めして販売する。また、中空体11に空気を充填するためのポンプ(図示せず)をセットに組み込むこともできる。
使用時には、中空体11に空気を充填して栓12で孔11aを塞ぎ、球形とする。
使用時には、中空体11に空気を充填して栓12で孔11aを塞ぎ、球形とする。
続いて、健康器具10の使用例について説明する。図2は、本考案の第一の実施形態に係る健康器具の使用例を示す模式図である。
図2に示すように、利用者Pは、臀部で健康器具10に乗り、エクササイズを行う。また、利用者Pは、腹部又は背中で健康器具1に乗り、エクササイズを行うこともできる。したがって、健康器具10は、利用者Pのバランス感覚を養うことができる。このとき、中空体11の内部に移動可能に設けられた砂13が錘の役目を果たすので、利用者Pが乗った状態で健康器具10が回転しにくくなる。具体的には、中空体11が回転すると、砂13に作用する重力が、中空体11に対してその回転を止める方向に作用する。また、中空体11の回転終了後しばらくたつと、砂13は中空体11の内部の底に移動するので、砂13に作用する重力のうち、中空体11の回転方向の成分はゼロとなる。したがって、健康器具10は、その回転を規制するためのリング等を使用しなくても、安全な利用が可能である。また、健康器具10は、孔11aから砂13を入れることができるので、容易に製造可能である。
また、中空体11内の空気量を調整することで、エクササイズの難易度を調整することができる。より詳細には、中空体11内の空気量を少なくすると、利用者Pの荷重による中空体11の変形の度合いが大きくなり、中空体11の接地面積及び利用者Pとの接触面積が大きくなるので、中空体11が回転しにくくなるとともに、中空体11の利用者Pに対する支持性能が高くなるので、エクササイズの難易度が低くなる。一方、中空体11内の空気量を多くすると、利用者Pの荷重による中空体11の変形の度合いが小さくなり、中空体11の接地面積及び利用者Pとの接触面積が小さくなるので、中空体11が回転しやすくなるとともに、中空体11の利用者Pに対する支持性能が低くなるので、エクササイズの難易度が高くなる。
ここで、砂13の質量は、1〜4kgであることが望ましく、2kgであることがより望ましい。本実施形態の中空体11の質量が約1kgであるので、砂13の質量を前記した範囲に設定することにより、錘としての機能と持ち運びやすさとを両立させることができる。
(第二の実施形態)
図3は、本考案の第二の実施形態に係る健康器具を示す一部破断図である。図3に示すように、第二の実施形態に係る健康器具20は、利用者が体の一部を乗せてバランスをとるためのものであり、中空体21と、栓22と、水23と、を備えている。
図3は、本考案の第二の実施形態に係る健康器具を示す一部破断図である。図3に示すように、第二の実施形態に係る健康器具20は、利用者が体の一部を乗せてバランスをとるためのものであり、中空体21と、栓22と、水23と、を備えている。
中空体21は、可撓性を有し、回転可能な形状を呈するものであり、その外観は、内部に水23及び空気(気体)が充填された状態で略円柱形を呈している。すなわち、中空体21の中間部分21aは、外観が円柱形を呈しており、中空体21の両端部21b,21cは、膨らみを有する形状を呈している。中空体21は、合成樹脂(例えば、ポリ塩化ビニル(PVC))等から形成されており、可撓性を有する。中空体21の外径は、12〜18cmであり、中空体21の全長hは、85〜100cmである。中空体21には、中空体21の外部と内部とをつなぐ孔21dが形成されている。孔21dは、使用時に邪魔にならないよう、中空体21の両端部21b,21c又はその近傍に形成されていることが望ましい。中空体21は、透明又は半透明であってもよく、不透明であってもよい。
栓22は、孔21dを塞ぐためのものであり、孔21dに挿入される軸部22aと、軸部22aの端部に形成された頭部22bと、を備えている。
水23は、中空体21の内部に移動可能に設けられた錘である。水23は、孔21dを介して中空体21に出し入れ可能である。
栓22は、孔21dを塞ぐためのものであり、孔21dに挿入される軸部22aと、軸部22aの端部に形成された頭部22bと、を備えている。
水23は、中空体21の内部に移動可能に設けられた錘である。水23は、孔21dを介して中空体21に出し入れ可能である。
続いて、健康器具20の使用例について説明する。図4は、本考案の第二の実施形態に係る健康器具の使用例を示す模式図である。
図4に示すように、利用者Pは、背中で健康器具20に乗り、エクササイズを行う。このとき、利用者Pは、背骨を健康器具20の全長方向に合わせて乗る。したがって、健康器具20は、利用者Pのバランス感覚を養うことができる。このとき、中空体21の内部に移動可能に設けられた水23が錘の役目を果たすので、利用者Pが乗った状態で健康器具20が回転しにくくなる。具体的には、中空体21が回転すると、水23に作用する重力が、中空体21に対してその回転を止める方向に作用する。また、中空体21の回転終了後しばらくたつと、水23は中空体21の内部の底に移動するので、水23に作用する重力のうち、中空体21の回転方向の成分はゼロとなる。したがって、健康器具20は、健康器具10は、その回転を規制するためのリング等を使用しなくても、安全な利用が可能である。
ここで、水23の質量は、○〜○kgであることが望ましく、○kgであることがより望ましい。本実施形態の中空体21の質量が約○kgであるので、水23の質量を前記した範囲に設定することにより、錘としての機能と持ち運びやすさとを両立させることができる。
以上、本考案の実施形態について説明したが、本考案は前記実施形態に限定されず、本考案の要旨を逸脱しない範囲で適宜設計変更可能である。例えば、利用者Pは、健康器具10,20を両手又は両足で挟んで持ち上げる動作を行うことにより、健康器具10,20をウェイトトレーニングに使用することができる。また、利用者Pは、健康器具10,20を持ちながら太極拳のポーズをとることもできる。
また、中空体11に砂13に代えて水23を入れてもよく、中空体21に水23に代えて砂13を入れてもよい。また、中空体の内部に設けられる粒状物は、砂に限定されず、錘としての役目を果たすものであれば、その材料、形状、大きさは問わない。また、中空体の内部に設けられる液体は、水に限定されず、錘としての役目を果たすものであればよい。さらに、粒状物、液体以外の錘を中空体の内部に設けることも可能である。
また、中空体の孔を塞ぐ栓は、図示したものに限定されず、逆止弁構造を有し、錘としての粒状物又は液体が孔から漏れにくい構造とすることすることもできる。
10,20 健康器具
11,21 中空体
11a,21d 孔
12,22 栓
13 砂(粒状物、錘)
23 水(液体、錘)
11,21 中空体
11a,21d 孔
12,22 栓
13 砂(粒状物、錘)
23 水(液体、錘)
Claims (5)
- 利用者が体の一部を乗せてバランスをとるための健康器具であって、
可撓性を有し、回転可能な形状を呈する中空体と、
前記中空体の内部に移動可能に設けられた錘と、
を備えることを特徴とする健康器具。 - 前記中空体に形成された孔を塞ぐ栓をさらに備え、
前記錘は、前記孔から出し入れ可能な粒状物又は液体である
ことを特徴とする請求項1に記載の健康器具。 - 前記中空体の外観は、前記中空体の内部に気体が充填された状態で、球形又は略円柱形を呈することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の健康器具。
- 前記中空体の外観は、前記中空体内部に気体が充填された状態で、球形を呈し、
前記中空体の外径は、55〜75cmである
ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の健康器具。 - 前記中空体の外観は、前記中空体の内部に気体が充填された状態で、略円柱形を呈し、
前記中空体の外径は、12〜18cmであり、
前記中空体の全長は、85〜100cmである
ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の健康器具。
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JP5702498B1 (ja) * | 2014-09-04 | 2015-04-15 | 浦 ともよ | ボールカバー |
JP2018099278A (ja) * | 2016-12-20 | 2018-06-28 | 株式会社 ノースラン | 運動トレーニング器具 |
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