JP3130161U - 蜂蜜濾過器 - Google Patents
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Abstract
【課題】 動力を必要としなく、簡易な構造を採用し、取り扱いを容易にして少量生産に対応可能な蜂蜜濾過器を提供する。
【解決手段】 蜂巣箱から得られた粗蜂蜜原料を、濾過器本体4内の上下方向に配置する複数の濾過材5a、5b、5cで濾過して採取する蜂蜜濾過器であって、濾過器本体4は、上枠6と、中間枠7と、収容タンク8とが重ねられ、かつ濾過材5a、5b、5cの網目を上方から下方へは細かくしている。これによって、自然落下による濾過となし、動力を不要にし、かつ構造をシンプルにして小型化を可能にした。
【選択図】 図1
【解決手段】 蜂巣箱から得られた粗蜂蜜原料を、濾過器本体4内の上下方向に配置する複数の濾過材5a、5b、5cで濾過して採取する蜂蜜濾過器であって、濾過器本体4は、上枠6と、中間枠7と、収容タンク8とが重ねられ、かつ濾過材5a、5b、5cの網目を上方から下方へは細かくしている。これによって、自然落下による濾過となし、動力を不要にし、かつ構造をシンプルにして小型化を可能にした。
【選択図】 図1
Description
本考案は、蜂蜜の精製に使用する蜂蜜濾過器に関する。
従来、天然蜂蜜を濾過する手段としては、直列接続された複数の濾過器から構成される濾過装置に対し、蜂巣より遠心分離によって得られた粗蜂蜜を、ケイソウ土と混合した後、この混合物を加圧ポンプによって濾過装置に圧送し、混合物が複数の濾過器内を連続通過することによって濾過が行われている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、従来の濾過装置にあっては、加圧ポンプなどの動力圧送手段を用いて濾過しているため、装置自体が大型で複雑となり、かつ動力を必要とするため、大規模大量生産用には適しているも、特に貴重で少量しか得られない日本ミツバチの蜂蜜採取にはコストが高すぎて対応できず、このため少量生産用の簡易でコストの安価な濾過装置が望まれていた。
本考案は、動力を必要としなく、簡易な構造を採用し、取り扱いを容易にして少量生産に対応可能な蜂蜜濾過器を提供することにある。
本考案は、蜂巣箱から得られた粗蜂蜜原料を濾過して採取する蜂蜜濾過器であって、粗蜂蜜原料の供給口を上部に備えるとともに、下部に濾過した蜂蜜を収容する蜂蜜収容部を備えた濾過器本体と、この濾過器本体内の上下方向に間隔をおいて配置された複数の濾過材と、を備え、この複数の濾過材は、上側に位置する濾過材の網目に対して、下側に位置する濾過材の網目を細かくし、この複数の濾過材を通過させて粗蜂蜜原料から不純物を除去した蜂蜜を蜂蜜収容部に回収することを特徴とする。
上記構成とするので、粗蜂蜜原料は自然落下によって各濾過材を通過することにより、各網目に対応した不純物が順次除去されるように濾過されるため、動力が不要となり、小型化を図ることができる。
また、濾過器本体は、上枠と、中間枠と、収容タンクとを含み、上枠は粗蜂蜜原料の供給口を上部に備えるとともに、下部に複数の濾過材のうち第一の濾過材が位置させられ、中間枠は、上枠が載置される中間接続口を上部に備えるとともに、下部に複数の濾過材のうち第二の濾過材が位置させられ、収容タンクは、中間枠が載置されるタンク接続口を上部に位置させられ、このタンク接続口に複数の濾過材のうち第三の濾過材が位置されられ、収容タンクの上に中間枠を重ね、さらに該中間枠の上に上枠を重ねた状態で、上下方向の上側から第一の濾過材、次に第二の濾過材、さらに第三の濾過材とが間隔をおいて順次配置され、第一の濾過材の網目よりも第二の濾過材の網目を小さくし、該第二の濾過材の網目よりも第三の濾過材の網目を更に小さくしたので、各網目に対応した不純物を順次除去させるようにした各濾過材を備える各構成部材が積み重ねられた構成であるため、構造をシンプルにすることができ、かつ組立・分解が容易であるため、少量生産に対応させた安価な蜂蜜濾過器を提供できる。
また、中間枠はステンレス製の帯状部材の一端側及び他端側を内外でオーバーラップさせるように円形に曲げた中間枠本体からなり、該中間枠本体は自由状態における内径を縮径するためのクランプ手段を備え、該クランプ手段は、オーバーラップ個所で外側に位置する中間枠本体の一端側の外側面に基部を位置させる引張りレバーと、中間枠本体の他端側であってオーバーラップ個所から外れた中間枠本体の外側面に基部を位置させる係合リングとを備え、引張りレバーに係合リングを引っ掛け、引張りレバーを他端側に引き起こして倒して中間枠本体の内径を縮径可能となし、クランプ手段による縮径時における中間枠本体の上部には、上枠の下部が内側に位置する状態で、この上枠を載置する中間接続口が形成されるとともに、中間枠本体の内側の下部に形成される係合溝内には、第一の濾過材の網目よりも細かくした網目で形成されるステンレス製網体からなる第二の濾過材の周縁が嵌合されて締め付け固定され、該第二の濾過材を取り替え可能にしたので、網目が細かく損傷しやすい濾過材でも使用でき、複数の濾過材の各網目の組み合わせ選択自由度が大きくなり、不純物の種類が異なる各種粗蜂蜜原料でも、濾過した蜂蜜の品質(純度など)安定化を図ることができる。また、オーバーラップ個所では内外の帯状部材が密着してシールされ、粗蜂蜜原料の漏れが防止できる。
また、複数の濾過材のうち最下側に位置する濾過材は、樹脂製からなる濾過布であることにより、それ自体を重ねて使用でき、これによって濾過効率や、濾過精度を調整することができる。
また、収容タンクのタンク接続口の周縁部に載置される段差部と、中間枠の下部の周縁部が載置される内フランジ片とを有するステンレス製からなる環状の受枠を備え、該受枠を収容タンクと中間枠との間に配置し、この受枠上に樹脂製からなる濾過布を被せ、該濾過布を挟むように中間枠を受枠の内フランジ片上に載置することにより、この濾過布が液体のシール材として機能するため、特に濾過布は網目が細かいので、粗蜂蜜原料が濾過布の濾過能力を超えた場合の外部への逆流や、外部からの塵や、埃などの侵入を防止できる。さらに受枠の外フランジ片の外側で垂れ下がっている第三の濾過材を、収容タンクのフランジ片にクリップで挟持固定することができ、これによって粗蜂蜜原料の重さによって濾過布が内側に引っ張られても、挟持個所から外れることなく使用できる。
また、受枠の内フランジ片の内側には、ステンレス製網体からなる補助網体が設けられ、該補助網体によって濾過布を保持し、濾過中の粗蜂蜜原料の重さによって生じる垂れを規制するようにしたことにより、粗蜂蜜原料の重さによって濾過布に垂れが生じても、その垂れを補助網体で規制できるため、濾過布が挟持個所から外れる不具合を確実に防止できる。
また、収容タンクの下部には、タンク内部に回収された蜂蜜を取り出すための取出口が設けられ、該取出口には開閉弁が接続され、該開閉弁によって取出口を開閉可能にすることにより、濾過器を移動することなく、清浄化した蜂蜜を採取できる。
以下、本考案の実施の形態を図面に示す実施例を参照して説明する。図1は、本考案の蜂蜜濾過器の部分断面図、図2は蜂蜜濾過器の分解図である。図1及び図2において、蜂蜜濾過器1は、粗蜂蜜原料の供給口2を上部に備えるとともに、下部に濾過した蜂蜜を収容する蜂蜜収容部3を備えた濾過器本体4と、この濾過器本体4内の上下方向に間隔をおいて配置された複数の濾過材としての第一ないし第三の濾過材5a、5b、5cとを備えている。この第一ないし第三の濾過材5a、5b、5cは、上方に位置する濾過材の網目(目開き)に対して、下方に位置する濾過材の網目を細かくしている。
濾過器本体4は、上枠6と、中間枠7と、収容タンク8とを含み、それぞれは、別体で形成され、収容タンク8の上に中間枠7を重ね、さらに中間枠7の上に上枠6を重ねて配置している。なお、上枠6の上には、ステンレス製からなる蓋9が載せられる。
上枠6はステンレス製で筒状に形成され、粗蜂蜜原料の供給口2を上部に備えるとともに、下部に複数の濾過材のうち第一の濾過材5aが位置させられている。この第一の濾過材5aは、上枠6の下部に形成される縮径部6aの内側に固定される。この第一の濾過材5aはステンレス製網体からなり、目開きを1.72mm程度、線径を0.4mm程度となした12メッシュのものを使用している。
中間枠7の上部には、上枠6の縮径部6aが内側に位置する状態で、この上枠6が載置される中間接続口7aを備えるとともに、下部に複数の濾過材のうち第二の濾過材5bが位置させられている。この第二の濾過材5bはステンレス製網体からなり、目開きを0.28mm程度、線径を0.23mm程度となした50メッシュのものを使用している。
また、第二の濾過材5bは取替え可能であり、具体的には、図5に示すように、ステンレス製からなる帯状部材の一端側及び他端側を内外でオーバーラップさせるようにして円形に曲げて中間枠本体7bが形成される。この中間枠本体7bには、自由状態における自身の内径を縮径するためのクランプ手段7cを備えている。このクランプ手段7cは、中間枠本体7bのオーバーラップ個所Xでの一端側の外側面に基部を位置させる引張りレバー7dと、中間枠本体7bの他端側であってオーバーラップ個所Xから一端側寄りに外れた外側面に基部を位置させる係合リング7eとを備えている。
そして、クランプ手段7cの引張りレバー7dに係合リング7eを引っ掛け、引張りレバー7dを矢印方向C(他端側)に引き起こして倒すことによって係合リング7eを介して中間枠本体7bの内径が縮径される。この縮径によって、図4に示すように、中間枠本体7bの内側の下部に形成される円弧状の係合溝7f内に、第二の濾過材5bの一部を形成する断面円形状の周縁リム5b1が嵌合された状態で締め付け固定される。また、引張りレバー7dを矢印方向C(他端側)に引き起こしているため、オーバーラップ個所Xでは内外の帯状部材が密着してシールされ、粗蜂蜜原料の漏れが防止できる。
収容タンク8は、中間枠7が載置されるタンク接続口8aを上部に備えたプラスチック製のタンク本体8bからなり、該タンク本体8bのタンク接続口8aの周縁部には、フランジ片8cが形成されている。また、タンク本体8bの下部には、内部に回収された蜂蜜を取り出すための開閉弁8dが設けられる。
この開閉弁8dは、図6に示すように、先端にフランジ部8eを有する取出パイプ8fの基端を、タンク本体8bの底部に近い下部に形成される取出口8kに接続し、タンク本体8b内と外部を連通させている。また、取出パイプ8fのフランジ部8e端面には、開閉プレート8gが設けられる。この開閉プレート8gの一端側は、フランジ部8e端面に軸支され、開閉プレート8gを矢印方向に操作することによって取出パイプ8fの出口を開閉させている。この例にあってはタンク本体8bをステンレス製によって形成し、タンク本体8b内の底部側には、タンク本体8b内に回収された蜂蜜を外部に取り出しやすくするために、傾斜プレート8hが設けられている。
収容タンク8と中間枠7との間には、環状に形成される受枠10が配置される。この受枠10はステンレス製からなり、その上部には収容タンク8のフランジ片8cの外周縁よりも外側まで突出される外フランジ片10aが形成されるとともに、下部には中間枠7の下部を支持し、かつ収容タンク8のタンク接続口8aの内側に位置する内フランジ片10bが形成される。この外フランジ片10aと内フランジ片10bとは、筒状に形成される連結部10cを介して一体形成され、該連結部10cには、収容タンク8のフランジ片8c上に載置される段差部dが形成される。これら外フランジ片10a、内フランジ片10b、連結部10cの接続形態はゆるやかな円弧状で連続させている。
図4に示すように、この受枠10を収容タンク8と中間枠7との間に配置し、この受枠10上に第三の濾過材5cとしての布状の濾過布を被せ、該濾過布を挟むように中間枠7を受枠10の内フランジ10片bに載置している。この濾過布はポリエステル、ポリエチレンなどの樹脂製からなり、目開きを200μm程度、線径を60μm程度となした100メッシュのものを使用している。
また、受枠10の内フランジ片10bの内側には、ステンレス製からなる補助網体11を、別体もしくは一体で設けることができる。この補助網体11によって、濾過布を保持し、濾過中の粗蜂蜜原料の重さによって生じる垂れを規制できる。
本考案の蜂蜜濾過器の使用方法について説明する。図7に示すように、蜂蜜収容部としての収容タンク8のタンク接続口8a周縁部(フランジ片8c)上に、受枠10の段差部10dを位置させて受枠10を載置する(図7(a))。
つぎに、受枠10上に第三の濾過材5cとしての濾過布を被せた後(図7(b))、収容タンク8のフランジ片8cの外側から垂れ下がっている個所を、クリップ12によってフランジ片8cに固定する(図7(c))。
その後、中間枠7の下部を受枠10の内フランジ片10b上に載置して濾過布を挟み込む(図7(d))。
さらに、この中間枠7の中間接続口7a周縁部上に、上枠6の縮径部6aを位置させて上枠6を載置することによって濾過機本体4の組み立てが終了する(図7(e))。
なお、濾過布のクリップ12よる固定は、中間枠7を受枠10上に載置して濾過布を挟み込んだ後に、実施することもできる。
つぎに、受枠10上に第三の濾過材5cとしての濾過布を被せた後(図7(b))、収容タンク8のフランジ片8cの外側から垂れ下がっている個所を、クリップ12によってフランジ片8cに固定する(図7(c))。
その後、中間枠7の下部を受枠10の内フランジ片10b上に載置して濾過布を挟み込む(図7(d))。
さらに、この中間枠7の中間接続口7a周縁部上に、上枠6の縮径部6aを位置させて上枠6を載置することによって濾過機本体4の組み立てが終了する(図7(e))。
なお、濾過布のクリップ12よる固定は、中間枠7を受枠10上に載置して濾過布を挟み込んだ後に、実施することもできる。
そして、ミツバチのなかで、特に日本ミツバチの蜂巣は崩れやすく、遠心分離器を使用することができないため、蜂巣をまるごと掻きだして取り出し、蜂巣中に含まれる花粉、蜂の子などを除去した蜂巣を潰して粗蜂蜜原料とし、この粗蜂蜜原料を供給口2から上枠6内に投入する。その後は、蓋9を供給口2に載せ(図7(f))、蜜が溶けやすい温度環境のもとで静置する。
これによって、上方に位置する第一の濾過材5aから第三の濾過材5cを粗蜂蜜原料が通過する過程で、それぞれの濾過材の網目(目開き)に対応した不純物が除去され、純度が高められながら最終的に収容タンク8内に清浄化された蜂蜜として回収される。
これによって、上方に位置する第一の濾過材5aから第三の濾過材5cを粗蜂蜜原料が通過する過程で、それぞれの濾過材の網目(目開き)に対応した不純物が除去され、純度が高められながら最終的に収容タンク8内に清浄化された蜂蜜として回収される。
第三の濾過材5cとしての濾過布は樹脂製であり、かつ受枠10の内フランジ片10bと中間枠7で挟まれていることにより、かかる個所で液体のシール材として機能する。特に濾過布は網目が細かく粗蜂蜜原料が濾過能力を超えた場合において、粗蜂蜜原料の液位置が上昇した場合の外部への逆流を防止できる。また、濾過布はそれ自体を重ねて使用することも可能であり、この場合には、同じようなメッシュのものを重ねたり、異なるメッシュのものを適宜重ねて使用でき、これによって濾過効率や、濾過精度を調整することができる。
2 供給口
3 蜂蜜収容部
4 濾過器本体
5a 第一の濾過材
5b 第二の濾過材
5c 第三の濾過材
6 上枠
6a 縮径部
7 中間枠
7a 中間接続口
7b 中間枠本体
7c クランプ手段
7d 引張りレバー
7e 係合リング
7f 係合溝
8 収容タンク
8a タンク接続口
8c フランジ片
8d 開閉弁
8k 取出口
10 受枠
10a 外フランジ片
10b 内フランジ片
10d 段差部
11 補助網体
12 クリップ
X オーバーラップ個所
3 蜂蜜収容部
4 濾過器本体
5a 第一の濾過材
5b 第二の濾過材
5c 第三の濾過材
6 上枠
6a 縮径部
7 中間枠
7a 中間接続口
7b 中間枠本体
7c クランプ手段
7d 引張りレバー
7e 係合リング
7f 係合溝
8 収容タンク
8a タンク接続口
8c フランジ片
8d 開閉弁
8k 取出口
10 受枠
10a 外フランジ片
10b 内フランジ片
10d 段差部
11 補助網体
12 クリップ
X オーバーラップ個所
Claims (8)
- 蜂巣箱から得られた粗蜂蜜原料を濾過して採取する蜂蜜濾過器であって、
前記粗蜂蜜原料の供給口を上部に備えるとともに、下部に濾過した蜂蜜を収容する蜂蜜収容部を備えた濾過器本体と、
この濾過器本体内の上下方向に間隔をおいて配置された複数の濾過材とを備え、
この複数の濾過材は、上側に位置する前記濾過材の網目に対して、下側に位置する前記濾過材の網目を細かくし、この複数の濾過材を通過させて粗蜂蜜原料から不純物を除去した蜂蜜を前記蜂蜜収容部に回収することを特徴とする蜂蜜濾過器。 - 前記濾過器本体は、上枠と、中間枠と、収容タンクとを含み、前記上枠は前記粗蜂蜜原料の供給口を上部に備えるとともに、下部に前記複数の濾過材のうち第一の濾過材が位置させられ、前記中間枠は、前記上枠が載置される中間接続口を上部に備えるとともに、下部に前記複数の濾過材のうち第二の濾過材が位置させられ、前記収容タンクは、前記中間枠が載置されるタンク接続口を上部に備えるとともに、このタンク接続口に前記複数の濾過材のうち第三の濾過材が位置させられ、
前記収容タンクの上に前記中間枠を重ね、さらに該中間枠の上に前記上枠を重ねた状態で、上下方向の上側から前記第一の濾過材、次に前記第二の濾過材、さらに前記第三の濾過材とが間隔をおいて順次配置され、前記第一の濾過材の網目よりも前記第二の濾過材の網目を小さくし、該第二の濾過材の網目よりも前記第三の濾過材の網目を更に小さくしたことを特徴とする請求項1に記載の蜂蜜濾過器。 - 前記中間枠はステンレス製の帯状部材の一端側及び他端側を内外でオーバーラップさせるように円形に曲げた中間枠本体からなり、該中間枠本体は自由状態における内径を縮径するためのクランプ手段を備え、該クランプ手段は、前記オーバーラップ個所で外側に位置する前記中間枠本体の前記一端側の外側面に基部を位置させる引張りレバーと、前記中間枠本体の前記他端側であって前記オーバーラップ個所から外れた前記中間枠本体の外側面に基部を位置させる係合リングとを備え、前記引張りレバーに前記係合リングを引っ掛け、前記引張りレバーを前記他端側に引き起こして倒して前記中間枠本体の内径を縮径可能となし、前記クランプ手段による縮径時における前記中間枠本体の上部には、前記上枠の下部が内側に位置する状態で、この上枠を載置する中間接続口が形成されるとともに、前記中間枠本体の内側の下部に形成される係合溝内には、前記第一の濾過材の網目よりも細かくした網目で形成されるステンレス製網体からなる第二の濾過材の周縁が嵌合されて締め付け固定され、かつオーバーラップ個所では内外の帯状部材が密着してシールされるように、前記第二の濾過材を取り替え可能にしたことを特徴とする請求項2に記載の蜂蜜濾過器。
- 前記複数の濾過材のうち最下側に位置する濾過材は、樹脂製からなる布状の濾過布であることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の蜂蜜濾過器。
- 前記収容タンクのタンク接続口の周縁部に載置される段差部と、前記中間枠の下部の周縁部が載置される内フランジ片とを有するステンレス製からなる環状の受枠を備え、該受枠を前記収容タンクと前記中間枠との間に配置し、この受枠上に前記樹脂製からなる布状の濾過布を被せ、該濾過布を挟むように前記中間枠を前記受枠の前記内フランジ片上に載置することを特徴とする請求項4に記載の蜂蜜濾過器。
- 前記受枠の前記内フランジ片の内側には、ステンレス製網体からなる補助網体が設けられ、該補助網体によって前記濾過布を保持し、濾過中の粗蜂蜜原料の重さによって生じる垂れを規制するようにしたことを特徴とする請求項5に記載の蜂蜜濾過器。
- 前記収容タンクの下部には、タンク内部に回収された蜂蜜を取り出すための取出口が設けられ、該取出口には開閉弁が接続され、該開閉弁によって取出口を開閉可能にすることを特徴とする請求項2ないし6のいずれか1項に記載の蜂蜜濾過器。
- 蜂巣箱から得られた粗蜂蜜原料を濾過して採取する蜂蜜濾過器であって、
該蜂蜜濾過器は、それぞれ別体で形成する上枠と、中間枠と、収容タンクとを含み、該収容タンクの上に前記中間枠を重ね、さらに該中間枠の上に前記上枠を重ねて配置し、
該上枠はステンレス製で筒状に形成され、前記粗蜂蜜原料の投入口を上部に備えるとともに、下部には縮径部が形成され、この縮径部の内側には、ステンレス製網体からなる第一の濾過材が固定され、
前記中間枠はステンレス製からなる帯状部材の一端側及び他端側を内外でオーバーラップさせるように円形に曲げた中間枠本体からなり、該中間枠本体は自由状態における内径を、縮径するためのクランプ手段を備え、
該クランプ手段は、前記オーバーラップ個所で外側に位置する前記中間枠本体の前記一端側の外側面に基部を位置させる引張りレバーと、前記中間枠本体の前記他端側であって前記オーバーラップ個所から外れた前記中間枠本体の外側面に基部を位置させる係合リングとを備え、前記引張りレバーに前記係合リングを引っ掛け、前記引張りレバーを前記他端側に引き起こして倒して前記中間枠本体の内径を縮径可能となし、
前記クランプ手段による縮径時における前記中間枠本体の上部には、前記上枠の前記縮径部が内側に位置する状態で、この上枠を載置する中間接続口が形成されるとともに、前記中間枠本体の内側の下部に形成される係合溝内には、前記第一の濾過材の網目よりも細かくした網目で形成されるステンレス製網体からなる第二の濾過材の周縁が嵌合されて締め付け固定され、かつオーバーラップ個所では内外の帯状部材が密着してシールされ、
前記収容タンクは、前記中間枠が重ねられるタンク接続口を上部に備えるとともに、下部にはタンク内部に回収された蜂蜜を取り出すための開閉弁が設けられ、
前記タンク接続口の周縁部には、フランジ片が形成され、該フランジ片の上に、ステンレス製で環状に形成される受枠が配置され、該受枠の上部には前記収容タンクの前記フランジ片の外周縁よりも外側まで突出される外フランジ片が形成されるとともに、下部には前記中間枠の下部を支持し、かつ前記収容タンクの前記タンク接続口の内側に位置する内フランジ片が形成され、この外フランジ片と前記内フランジ片との間には、前記収容タンクの前記フランジ片の上に載置される段差部が形成され、
この受枠を前記収容タンクと前記中間枠との間に配置し、この受枠の上に前記第二の濾過材の網目よりも細かくした網目で形成される樹脂製からなる布状の第三の濾過材を被せ、該第三の濾過材を挟むように前記中間枠を前記受枠の前記内フランジ片に載置するとともに、前記受枠の前記外フランジ片の外側で垂れ下がっている前記第三の濾過材を、前記収容タンクの前記フランジ片にクリップで挟持固定することを特徴とする蜂蜜濾過器。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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CN108176069A (zh) * | 2018-02-28 | 2018-06-19 | 陕西杨凌陕特农业发展有限公司 | 一种蜂蜜浓缩装置 |
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