JP3130067U - 光拡散及び光収束の機能を有する光学膜シート - Google Patents

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Abstract

【課題】拡散及び収束機能のいずれをも有する光学微小構造を有する光学膜シートを提供する。
【解決手段】光学膜シートは光拡散及び光収束の機能を有する。光学膜シートは、基板と、前記基板表面上に配置される拡散収束層と、を備える。前記拡散収束層は、複数の拡散収束ユニットを有し、各拡散収束ユニットは、層表面上に配置される。各ユニットは、楕円形状のアーク表面を有し、各アーク表面は、長軸及び短軸を有している。アーク表面の曲率、長軸と短軸の比率、及び、アーク表面の軸方向、を変化させることで、拡散収束ユニット内で光屈折プロセスが生じるときに、光学膜シートは水平軸方向及び垂直軸方向の両方に沿って光拡散及び光収束機能を示す。
【選択図】図3

Description

この考案は、光学膜シートに関し、特に、拡散及び収束の2つの機能を統合する光学膜シートに関する。
名称“輝度増大膜の溝端部変形の防止”という国際特許出願第096/23649号パンフレットにおいて、図1に示したような収束膜シートが開示されている。収束膜シート1は、基板11と、該基板11表面上に配置された複数のプリズム柱12を備える。プリズム柱12は、第1ファセット面12a及び第2ファセット面12bを有する。
プリズム柱の内部屈折により、第1ファセット面12a及び第2ファセット面12bに対する光収束能力が提供される。しかしながら、特定の角度では、収束の輝度のピーク値が生じる。実際の光学的応用において、視野角が変化したときに、実効の無い多大な光欠損が生じ、輝度も劇的に低下する。バックライトモジュールが設けられる一方、光輝度を均一化するための拡散シートが上面及び下面それぞれに必要とされる。
それぞれ固定された軸方向を有するプリズム柱12を配置して収束膜シート1が構成されているという事実のため、これにより、光収束方向は、全てのプリズム柱に対して固定されている。実際の従来の製品において、水平方向の収束又は垂直方向の収束のいずれかの機能が、交互に実施される。しかしながら、水平方向の収束及び垂直方向の収束の2つの機能は、単一の製品において同時に提供できない。2つの方向に沿った収束が同一の製品中で望まれている場合、水平方向の収束能力を有する収束膜シートと、垂直方向の収束能力を有する他の収束膜シートとが前記製品中に必要となる。そして、プリズム柱に対する頂角が典型的に90度付近の鋭角であるので、擦過損傷の影響を受けやすい。それ故、光収束膜シートの実際の使用前に除去されるまでは保護膜が必要とされる。
図2に示されるように、拡散膜シート2は、透過基板21、基板21上面上に配置される拡散層22、基板21下面上に配置される反射シート23を備える。拡散層22は、複数の拡散粒子22a及び接着材料22bを備える。拡散粒子22aは、接着材料22b内に完全に埋め込まれるか、接着材料22b中に隆起するように埋め込まれる。いずれかの方法によって、粗面が拡散層22上に形成される。拡散層22を介して光が照射されるので、光拡散の所望の硬化が達成される。拡散粒子22aは、光拡散の目的に有利である透過性のボール形状の物体である。
上述の拡散膜シートは、任意の光収束の機能を有さない主要な光拡散の機能を有している。ノートブックコンピュータのバックライトモジュールで実施されるときに、冷陰極管(CCFL)の量的制限のために、対処光収束膜シートが必要とされる。
本考案における1つの目的は、拡散及び収束機能のいずれをも有する光学微小構造を有する光学膜シートを提供することである。
本考案における他の目的は、複数の光学膜シートの使用を置換し得る単一の光学膜シートを提供することである。
本考案におけるさらに他の目的は、光損失を最小化して輝度を向上する光学膜シートの使用量を最小化することである。
一実施の形態において、光拡散及び光収束の機能を有する光学膜シートは、第1表面及び該第1表面に対向する第2表面を有する基板と、前記基板の第1表面上に配置される拡散収束層と、を備え、前記拡散収束層は、複数の拡散収束ユニットを有し、各拡散収束ユニットは、アーク表面を有し、前記アーク表面の形状は、光学膜シートが光拡散及び光収束機能を示すことができるように形成されている。
本考案におけるこれらの及び他の目的及び利点は、様々な図で示された好適な実施の形態における後述の詳細な説明を読んだ後、当業者にとって明らかになるであろう。
図3及び図4に示されたように、本考案の第1実施の形態による拡散収束膜シート3は、基板31、拡散収束層32、及び帯電防止密集層33、を備え、拡散収束層32は、複数の拡散収束ユニット32aを備える。
基板31は、光の通過を可能とする上部表面31a及び下部表面31bを備える。拡散収束層32は、基板31の表面上にUV硬化透過性ポリエステルを第1コーティングすることによって作製され、そして、ポリエステルは、複数の拡散収束ユニット32aを形成するための微小構造を有する成形体によってロール加圧される。最終的に、複数の微小構造のポリエステルは、硬化処理を行うためにUV露光される。
生成した拡散収束ユニット32aは、微小構造の形態で存在し、各微小構造は、互いに非連続的な方法で隣接している。図5及び図6に示されたように、実質的にそれぞれの拡散収束ユニット32aは、楕円形状のアーク表面を有し、長軸に沿った長さLと、短軸に沿った長さWとを有している。比率は、短軸に沿ったアーク表面の長さ(W)に対して、長軸に沿ったアーク表面の長さ(L)で規定される。W:Lの比率は、1:1から1:8であってもよく、好ましくは、1:1から1:5であってもよい。好ましい実施の形態において、2つの隣り合う拡散収束ユニットは、非連続的に形成され、拡散収束ユニットの1つの長軸は、他の1つの拡散収束ユニットの長軸に平行である。長さLは、好ましくは20μmから80μmである。
図5に示されるように、アーク表面の地点の高さは、長軸に沿って変化し、基板31に対する最大高さHを有する。図6にも示されているように、アーク表面の地点の高さは、短軸に沿って変化し、基板31に対する最大高さHを有する。好ましくは、Hに対する値は、25μmから80μmである。
拡散収束ユニット32aのアーク表面は、光拡散及び収束機能を提供する。拡散収束ユニットの長さL及びWを変化させることで、拡散収束ユニットの長軸に沿ったより小さい屈折角、及び、拡散収束ユニットの短軸に沿ったより大きい屈折角が得られる。これにより、拡散収束ユニットの長軸及び短軸に沿って、異なる屈折能力が得られる。それ故、短軸に沿った照射光は、収束特性をより有しており、長軸に沿った照射光は、拡散特性をより有している。言い換えれば、比率(L/W)の変化させることで、1つの拡散収束ユニットにおいて、1つの軸に沿って主として拡散機能を、他の軸に沿って主として収束機能を、もたせることが可能となる。
図7及び図8を参照すると、第2実施の形態における拡散収束膜シート7は、任意の二つの隣り合う拡散収束ユニット72aが非連続的に形成され、1つの拡散収束ユニットの長軸が他の拡散収束ユニットの長軸と垂直であるという点で、図3及び図4に示したものとは異なっている。層71は、帯電防止密集層である。
垂直方向及び水平方向のそれぞれに長軸を有する拡散収束ユニット72aを拡散収束膜シート7が有しているので、それ故、光収束機能が垂直方向及び水平方向の両方に沿って提供される。水平方向における長軸を有する拡散収束ユニット72aに対して垂直方向における長軸を有する拡散収束ユニット72aの比率の量を決定することで、拡散される光量と収束される光量との比率が制御される。
図9及び図10を参照すると、第3実施の形態による拡散収束膜シート9は、拡散収束層92が一体形状のレンズ92aを有しているという点で、図2及び図4に示したものとは異なっている。好ましくは、レンズ92aは、半球体状レンズであり、第1及び第2実施の形態において示したような拡散収束ユニット形状と同様である。これらのレンズは、基板91表面に連続的に配置され、レンズ92aに対する材料は、透過拡散粒子92bと混合された合成樹脂を含む。これらの粒子は、拡散収束層92内に完全に埋め込まれるか、或いは隆起するように拡散収束層92中に埋められてもよい。層93は、帯電防止密集層である。拡散粒子92bの屈折率は、レンズ92aのものとは異なる。光が透過すると、レンズ92aが光を最初に拡散する。好ましくは、帯電防止密集層93は、拡散機能を提供するために、拡散粒子92bと混合される。拡散粒子92aは、第1及び第2実施の形態において引用された例にも適用してもよい。
本考案は好ましい実施の形態に基づいて説明されてきたが、このような開示は限定として解釈されないことを理解すべきである。様々な変形及び修正が、上述の開示を読んだ後で当業者には疑いなく明らかである。従って、添付の請求項は本考案の真の趣旨及び範囲内において全ての変形及び修正を含むものとして解釈される、ということが意図されている。
従来の収束シートにおける斜視図を示す。 従来の拡散シートにおける断面図を示す。 本考案の第1実施の形態による拡散収束膜シートの斜視図を示す。 図3における拡散収束膜シートの概略平面図を示す。 図3における拡散収束ユニットの長軸に沿って切断した概略断面図を示す。 図3における拡散収束ユニットの短軸に沿って切断した概略断面図を示す。 本考案の第2実施の形態による拡散収束膜シートの概略斜視図を示す。 図7における拡散収束膜シートにおける概略平面図を示す。 本考案の第3実施の形態による拡散収束膜シートの概略斜視図を示す。 図9の断面図を示す。
符号の説明
3、7、9 拡散収束膜シート
31、71、91 基板
32、72、92 拡散収束層
33、73、93 帯電防止密集層

Claims (13)

  1. 光拡散及び光収束の機能を有する光学膜シートであって、
    第1表面及び該第1表面に対向する第2表面を有する基板と、
    前記基板の第1表面上に配置される拡散収束層と、を有し、
    該拡散収束層は、複数の拡散収束ユニットを有し、
    各拡散収束ユニットは、アーク表面を有し、
    前記アーク表面の形状は、前記光学膜シートが光拡散及び光収束機能を示すように構成される、光学膜シート。
  2. 光拡散及び光収束の機能を有する光学膜シートであって、
    第1表面及び該第1表面に対向する第2表面を有する基板と、
    前記基板の第1表面上に配置される拡散収束層と、を有し、
    該拡散収束層は、複数の拡散収束ユニットを有し、
    各拡散収束ユニットは、アーク表面を有し、
    前記拡散収束層は、前記光学膜シートが光拡散及び光収束機能を示すように、拡散粒子で形成される、光学膜シート。
  3. 前記アーク表面は、長軸及び短軸を備え、
    前記短軸に沿ったアーク表面の第2の長さに対する、前記長軸に沿ったアーク表面の第1の長さの比率は、1:1から1:5の範囲である、請求項1又は請求項2に記載の光学膜シート。
  4. 前記第2の長さは、20μmから80μmである、請求項3に記載の光学膜シート。
  5. 任意の2つの隣り合う拡散収束ユニットは、非連続的に形成され、
    1つの前記拡散収束ユニットの長軸は、他の前記拡散収束ユニットの長軸と平行である、請求項3に記載の光学膜シート。
  6. 任意の2つの隣り合う拡散収束ユニットは、非連続的に形成され、
    1つの前記拡散収束ユニットの長軸は、他の前記拡散収束ユニットの長軸と垂直である、請求項3に記載の光学膜シート。
  7. 1つの前記拡散収束ユニットの長軸の、他の隣接する前記拡散収束ユニットの短軸への比率は、任意の値である、請求項3に記載の光学膜シート。
  8. 前記拡散収束層は、拡散粒子と混合されている、請求項1に記載の光学膜シート。
  9. 前記拡散粒子の屈折率は、前記拡散収束ユニットの屈折率と異なっている、請求項2又は請求項8に記載の光学膜シート。
  10. 前記拡散粒子は、前記拡散収束層中に完全に埋め込まれているか、隆起するように前記拡散収束層中に埋められている、請求項2又は請求項8に記載の光学膜シート。
  11. 前記拡散収束ユニットの前記基板に対する高さは、約25μmから80μmである、請求項1又は請求項2に記載の光学膜シート。
  12. 前記基板の第2表面上に配置された帯電防止密集層をさらに備える、請求項1又は請求項2に記載の光学膜シート。
  13. 前記帯電防止密集層は、前記拡散粒子と混合されている、請求項12に記載の光学膜シート。
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