JP3129964U - 自動開閉傘 - Google Patents

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Abstract

【課題】自動開閉傘において使用者の意図に反した開閉を防止する。
【解決手段】傘の軸となる伸縮式中棒2の下端部には、使用者が把持する握柄3が設けられている。握柄3には、傘の開閉を操作する操作ボタン11が設けられている。握柄3には、操作ボタン11を挟むようにしてその両側に2本のガイド溝13−1、13−2が形成されており、ガイド溝13−1、13−2の間には、ボタンカバー12が装着されている。ボタンカバー12は、ガイド溝13−1、13−2に沿って握柄3の上下方向にスライド可能である。ボタンカバー12を下方にスライドさせると、操作ボタン11が露出した操作可能状態となる。また、ボタンカバー12を上方にスライドさせると、操作ボタン11がボタンカバー12に覆われた操作不可能状態となる。
【選択図】図1

Description

本考案はボタンの操作によって傘骨を自動的に開閉作動させ得る自動開閉傘に関する。
従来、スプリングなどの付勢手段を利用して、自動的に開くように構成された傘は、「ジャンプ傘」や「ワンタッチ傘」と一般に称されて広く普及している。また、近年にあっては、自動的に開くだけではなく、同様にスプリングなどの付勢手段を利用して自動的に閉じるように構成された自動開閉傘も広く普及している。
このような自動開閉傘には、その開閉作動を行わせるための操作ボタンが設けられている。この操作ボタンは、使用者が傘を持った状態でも操作できるように、使用者が把持する握柄部分やその近傍設けられているが、使用者が指で簡易に押し込み操作できるように、握柄の表面に露出されて設けられていたり、若しくは握柄から突出されて設けられているのが一般的である(例えば、特許文献1参照)。
特願平7−26283号公報
しかしながら、この様に操作ボタンが露出若しくは突出していると、使用者の意図に反して、誤って操作ボタンが押し込まれてしまうことがあり、こうした際に傘が不意に開閉作動してしまうという問題があった。
本考案は、上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、使用者の意図に反した開閉を防止し得る自動開閉傘を提供することにある。
上記課題を解決するために、本考案に係る自動開閉傘にあっては、握柄に設けられた操作ボタンと、該操作ボタンの操作に応じて自動的に傘骨を開閉動作させる自動開閉機構とを備えた自動開閉傘において、該握柄に該操作ボタンを開閉自在に覆うボタンカバーを設けたことを特徴とする。
ここで、前記ボタンカバーは、前記握柄に摺動自在に設けられ、前記操作ボタンが露出した操作可能状態と、該ボタンカバーが該操作ボタンを覆う操作不可能状態とに切替可能である構成となし得る。
本考案によれば、自動開閉傘において使用者の意図に反した不意の開閉を防止することができる。
以下、本考案に係る自動開閉傘の最良の実施形態について、添付図面を参照しながら説明する。
===全体構成例===
図1は、本考案に係る自動開閉傘1の一実施形態を開傘状態で示した概略側面図である。図示するように、自動開閉傘1は、傘の軸となる伸縮式中棒2と、使用者が把持する握柄3とを有している。伸縮式中棒10は入れ子パイプによる3段伸縮式であって、握柄3は当該伸縮式中棒2の下端部に設けられている。また、伸縮式中棒2の上端部には上ろくろ4が設けられる一方、当該上ろくろ4の下方にはスライダ5と下ろくろ6とが伸縮式中棒2に外挿されて設けられており、当該スライダ5と下ろくろ6とは、連結されたままの状態で伸縮式中棒2に沿って摺動するようになっている。
上ろくろ4には、傘生地9を張るための複数の親骨8が放射状に保持されている。下ろくろ6には、各親骨8に1対1対応されて設けられた受骨7が保持されている。受骨7の先端は、後述する元親骨81の中央部に回動自在に枢支されて連結されており、親骨8と受骨7とによって傘骨が構成されている。
親骨8は、元親骨81と中親骨82と先親骨83との3つの骨から構成されている。元親骨81と中親骨82、及び中親骨82と先親骨83とは、それぞれ回動自在に枢支ピンを介して連結されている。また、図示していないが、元親骨81と中親骨82とには、元親骨81の開閉動作を中親骨82に伝えて従動させるための四辺形リンク機構が組み付けられており、同様に中親骨82と先親骨83とには、中親骨82の開閉動作を先親骨83に伝えて従動させるための四辺形リンク機構が組み付けられている。また、元親骨81の開閉動作を中親骨82に伝えて従動させる四辺形リンク機構には、傘骨を折畳作動方向に付勢するスプリングが設けられている。一方、伸縮式中棒2の内部には当該伸縮式中棒2を短縮させた時に押し縮められて弾性力を蓄えるスプリングと、このスプリングを縮み状態に係止する係止手段とが組み込まれている。
そして、この係止手段は握柄3に設けられた操作ボタン11によって、スプリングの弾性力を解放するようになっており、当該弾性力が解放されることでスプリングと共に伸縮式中棒2が伸長する。また、当該スプリングの伸長変位を下ロクロ6に伝える変位伝達手段も設けられている。この変位伝達手段は、スプリングの下部に係脱自在に設けられたスリーブと、このスリーブに一端が止着されるとともに当該伸縮中棒2の内外に沿って配設されて他端が下ロクロ6に止着されて設けられた紐とからなる。つまり、スプリングの伸長変位は紐を介して下ロクロ6に伝えられるようになっていて、伸縮中棒2が伸長されるとこれに伴って下ロクロ6が上方に牽引されて自動開閉傘1が開傘動作されるようになっている。
即ち、閉傘時に操作ボタン11を押し込むと、伸縮中棒2が伸長すると共に下ろくろ6が伸縮式中棒2に沿って上方にスライドする。そして、下ろくろ6に連結された受骨7が元親骨81を上方に押し上げ、元親骨81と中親骨82と先親骨83とが放射状に広がる。これにより、傘骨とこれに張られた傘生地とが開いた開傘状態になる。なお、伸縮中棒2内に設けられるスプリングの付勢力(弾性力)は、前述した傘骨の四辺形リンクに組み込まれて傘骨を折畳作動させるスプリングの付勢力(弾性力)よりも大きく設定される。
一方、開傘時に操作ボタン11を押し込むと、前記紐を係止したスリーブが伸縮中棒2内のスプリングから離脱されて紐に作用する張力が解放されるようになっている。このため、開傘時に操作ボタン11が押し込まれると、下ろくろ6が伸縮式中棒2に沿って傘の下方にスライドして受骨7が下方に移動する。またこれと同時に、元親骨81の開閉動作を中親骨82に伝えて従動させるための四辺形リンク機構に組み込まれて、傘骨を折畳側に付勢している前記スプリングによって、傘骨が折畳方向に作動されるようになっている。
即ち、下ろくろ6の下方への移動に伴い元親骨81は、上ろくろ4との連結部分を中心として伸縮式中棒2側に回動する。このとき、元親骨81に連結された中親骨82と先親骨83も四辺形リンクによって伸縮式中棒2側に折り畳まれて従動される。これにより、傘生地9が閉じた閉傘状態になる。つまり、伸縮式中棒2内に組み込まれたスプリングと係止手段、及び変位伝達手段、並びに四辺形リンクに組み込まれたスプリングとによって傘の自動開閉機構が構成されている。
ところで、本考案にあっては、前記操作ボタン11には、ボタンカバー12が設けられている。図2はボタンカバー12が開状態のときの正面図であり、図3はボタンカバー12が閉状態のときの正面図、図4は図3のB−B断面図である。
図2〜図4に示すように、握柄3にはボタンカバー12を装着する2本のガイド溝13−1、13−2が伸縮式中棒2の軸方向に沿って上下に延びて設けられている。これら2本のガイド溝13−1、13−2は操作ボタン11を挟むようにして両側に配置されており、ボタンカバー12は両ガイド溝13−1、13−2に両側部が摺動自在に係合されて装着される。即ち、ボタンカバー12の両側部には、ガイド溝13−1,13−2の被係合部14に嵌合する係合部13が設けられていて、ボタンカバー12は当該ガイド溝13−1、13−2に沿って上下にスライドする。
ボタンカバー12を下方向にスライドさせると、図2に示すように、操作ボタン11が露出し、操作ボタン11の操作が可能な状態となる。一方、ボタンカバー12を上方向にスライドさせると、図3に示すように、操作ボタン11がボタンカバー12に覆われ、操作ボタン11は操作が不可能な状態となる。
操作可能状態では、操作ボタン11が露出しており、操作ボタン11を押し込んで、傘を開いたり、閉じたりすることができる。また、操作不可能状態では、操作ボタン11がボタンカバー12に覆われているため、使用者の手が操作ボタン11に接触したり操作ボタン11が何かに衝突するなどして押し込まれてしまうことを防止することができる。よって、ボタンカバー12で操作ボタン11を覆っておくことで、使用者の意図に反して自動開閉傘が不意に開閉作動してしまうことを防止することができる。また、ボタンカバー12が握柄3に設けられているため、使用者は、自動開閉傘1をさしているときでも、親指だけを使ってボタンカバー12をスライドさせることができる。
以上、上記実施の形態は本考案の理解を容易にするためのものであり、本考案を限定して解釈するためのものではない。本考案は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本考案にはその等価物も含まれる。
例えば、本実施の形態における自動開閉傘1は、親骨8が折り畳まれる折り畳み傘であったが、長傘の状態で自動的に開閉する自動開閉傘、所謂、ジャンプ傘も本考案に含まれる。また、本実施の形態で示した折り畳み部分の構造は、一つの例であり、これに限定されるわけではない。
さらに、ボタンカバーの構成も上述したものに限定されない。例えば、ボタンカバーのスライド方向は、上下方向でなくても、横方向や斜め方向でもよい。また、ボタンカバーをスライドさせるのではなく回動させるような構成にしてもよい。
自動開閉傘の構成を概略的に示す側面図である。 ボタンカバーが開状態のときの握柄の正面図である。 ボタンカバーが閉状態のときの握柄の正面図である。 図3のB−B線部矢視断面図である。
符号の説明
1 自動開閉傘
2 伸縮式中棒
3 握柄
4 上ろくろ
5 スライダ
6 下ろくろ
7 受骨
8 親骨
9 傘生地
11 操作ボタン
12 ボタンカバー
13−1、13−2 ガイド溝

Claims (2)

  1. 握柄に設けられた操作ボタンと、該操作ボタンの操作に応じて自動的に傘骨を開閉動作させる自動開閉機構とを備えた自動開閉傘であって、
    該握柄に該操作ボタンを開閉自在に覆うボタンカバーを設けたことを特徴とする自動開閉傘。
  2. 前記ボタンカバーが前記握柄に摺動自在に設けられており、前記操作ボタンが露出した操作可能状態と、該ボタンカバーが該操作ボタンを覆う操作不可能状態とに切替可能であることを特徴とする請求項1記載の自動開閉傘。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013094569A (ja) * 2011-11-04 2013-05-20 Mitsubishi Electric Corp 炊飯器

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