JP3129960U - 掬い具兼容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】通常は容器として用いることができ、魚等を掬い出す場合には、より簡単かつ迅速に掬い出すことができるとともに、安価な掬い具兼容器を提供する。
【解決手段】底部2と、側部3と、上方が開口する開口部4と、開口部4に隣接して開口部4を囲繞する開口縁部5とを備え、開口縁部5は、上方視で、中心角が270°以上の円弧と円弧の両端点を結ぶ弦とで構成される図形状に形成され、弦に相当する部分を掬い部6とした掬い具兼容器1。水槽から魚を掬い出すような場合には、掬い部6として水槽の側壁に押し当てると、掬い部6と側壁とが線接触し、より簡単かつ迅速に魚を掬い上げることが可能になる。掬い具兼容器1は、金型を用いて樹脂等で一体成型することができるため、安価に製造することができる。
【選択図】図1

Description

本考案は、掬い具兼容器に関し、特に、通常は容器として用いることができ、魚等を掬い出す場合には、より簡単かつ迅速に掬い出すことができ、安価な掬い具兼容器に関する。
従来、バケツや洗面器等は、容器として種々の目的で利用されているが、容器以外にも、例えば、漁業等において、水槽等から魚を取り出したり、漁船等において、浸水を防ぐために船底から水を掬い出すための掬い具として利用することもある。そのような場合には、水槽や漁船等の側壁に容器の円形の開口縁部を押し当て、側壁とこの開口縁部との隙間をなくして水や魚を掬い出していた。
しかし、従来のバケツ又は洗面器等を使用すると、これらの開口部が円形なため、側壁とバケツ等の開口縁部との接する部分は一点のみとなり、魚や水等を掬い出しにくいという問題があった。さらに、通常、開口縁部を手で把持して掬い出し作業を行うため、使用者の手又は指が側壁等と開口縁部との間に位置することとなり、側壁等と開口縁部との隙間をなくす際の障害になるという問題があった。
そこで、本考案は、上記問題点に鑑みてなされたものであって、通常は容器として用いることができ、魚や水等を掬い出す際に、より簡単かつ迅速に掬い出すことができる掬い具兼容器を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本考案は、掬い具兼容器であって、底部と、側部と、上方が開口する開口部と、該開口部に隣接して該開口部を囲繞する開口縁部とを備え、該開口縁部は、上方視で、中心角が270°以上の円弧と該円弧の両端点を結ぶ弦とで構成される図形状に形成され、該弦に相当する部分を掬い部とすることを特徴とする。
そして、本考案によれば、開口縁部が中心角が270°以上の円弧部を備えるため、通常は容器として使用することができ、水槽から魚を掬い出すような場合には、開口縁部の上記弦に相当する部分を掬い部として水槽の側壁に押し当てると、掬い部と側壁とが線接触するため、より簡単かつ迅速に魚を掬い上げることが可能になる。また、この掬い具兼容器は、金型を用いて樹脂等で一体成型することができるため、安価に製造することができる。
また、本考案は、掬い具兼容器であって、底部と、側部と、上方が開口する開口部と、該開口部に隣接して該開口部を囲繞する開口縁部とを備え、該開口縁部は、上方視で、中心角が270°以上の円弧と、各々、該円弧の両端点から該円弧の中心から離れる方向に延びる第1及び第2の直線と、該第1及び第2の直線の該円弧との交点ではない方の両端点を結ぶ第3の直線とで構成される図形状に形成され、該第3の直線に相当する部分を掬い部とすることを特徴とする。
本考案によれば、前述の掬い具兼容器と同様に、通常は容器として使用することができるとともに、水槽から魚を掬い出すような場合には、掬い部と側壁とが線接触して簡単かつ迅速に魚を掬い上げることが可能になる。また、本考案にかかる掬い具兼容器は、掬い部が容器の円弧状縁部から突出するように形成されているため、底の深い容器であっても、魚等を掬い出す際に使用者の手又は指が側壁等と開口縁部との隙間をなくす際の障害になることもなく、より簡単かつ迅速に魚等を掬い上げることが可能になる。
前記掬い具兼容器において、前記掬い部に着脱可能な補強金具を備えることができる。これにより、庭先等において、土等の固いものを掻き取ったり、掘り出すような作業にも対応することができる。
前記掬い具兼容器において、前記側部又は前記開口縁部に、回動可能な手提げ用取っ手部を備えることができる。これにより、容器の持ち運びを容易に行うことができる。
以上のように、本考案によれば、通常は容器として用いることができ、魚等を掬い出す場合には、より簡単かつ迅速に掬い出すことができるとともに、安価な掬い具兼容器を提供することができる。
図1及び図2は、本考案にかかる掬い具兼容器の第1の実施の形態を示し、この掬い具兼容器1は、全体が洗面器状に形成され、底部2と、側部3と、開口部4を囲繞する開口縁部5と、掬い部6とで構成され、掬い具兼容器1全体が一体としてプラスチック等で成形される。
底部2は、平面視円形に形成され、底部2に連続する側部3は、下部から上部に向かって徐々に大径となる中空円錐台状に形成される。この側部3の上縁部には、開口縁部5が略々一周にわたって形成される。
開口縁部5の一部は、図2(a)に示すように、中心角θで特定される範囲において連続性が途切れ、直線状の掬い部6が設けられる。掬い部6は、傾斜面7の上縁部であって、傾斜面7は、側部3に段部8を介して連結される。尚、中心角θは、90°未満に設定される。
次に、上記構成を有する掬い具兼容器1の使用方法について説明する。
通常は、掬い具兼容器1を洗面器と同様に使用することができる。すなわち、掬い具兼容器1内に水を張って顔を洗ったり、風呂場で髪を洗ったり、台所で食器等を洗う際に使用するなど、種々の目的に使用することができる。
一方、例えば、水槽等から魚等を掬い出すような場合には、掬い具兼容器1の掬い部6を水槽の側壁に押し当て、魚等を掬い出す。この際、従来は容器の一点しか側壁に当接しなかったのに対し、本考案にかかる掬い具兼容器1では、直線状の掬い部6のすべてが側壁に当接するため、一度に沢山の魚等を容易に掬い上げることが可能となる。また、漁船等において船底に貯まった水を掬い出すような場合にも、上記と同様の動作で行うことができる。
次に、本考案にかかる掬い具兼容器の第2の実施の形態について、図3及び図4を参照しながら説明する。
この掬い具兼容器11は、全体がバケツ状に形成され、底部12と、側部13と、開口部14を囲繞する開口縁部15と、掬い部16と、手提げ用取っ手部18とで構成され、手提げ用取っ手部18を除く全体が一体としてプラスチック等で成形される。
底部12は、平面視円形に形成され、底部12に連続する側部13は、下部から上部に向かって徐々に大径となる中空円錐台状に形成される。この側部13の上縁部には、開口縁部15が略々一周にわたって形成される。
開口縁部15の一部は、図4(a)に示すように、中心角θで特定される範囲において連続性が途切れ、円弧の両端点から外側に延びる第1及び第2の直線16a、16bと、両直線16a、16bの両端点を結ぶ第3の直線16cとで構成される図形状に形成される部分が設けられ、この第3の直線16cに相当する部分が掬い部16として機能する。尚、中心角θは、90°未満に設定される。
次に、上記構成を有する掬い具兼容器11の使用方法について説明する。
通常は、掬い具兼容器11をバケツと同様に使用することができる。すなわち、掬い具兼容器11によって水を汲み上げたり、掃除をする際に水や洗浄液を入れるのに使用するなど、種々の目的に使用することができる。
一方、例えば、水槽等から魚等を掬い出すような場合には、掬い具兼容器11の掬い部16を水槽の側壁に押し当て、魚等を掬い出すこともでき、直線状の掬い部16のすべてが側壁に当接するため、一度に沢山の魚等を容易に掬い上げることが可能となる。また、漁船等において船底に貯まった水を掬い出すような場合にも、上記と同様の動作で行うことができる。
また、この掬い具兼容器11によれば、掬い部16が容器11の円弧状の縁部15から突出するように形成されているため、魚等を掬い出す際に使用者の手又は指が水槽の側壁等と開口縁部15との隙間をなくす際の障害になることもなく、より簡単かつ迅速に魚等を掬い上げることが可能になる。
次に、本考案にかかる掬い具兼容器の第3の実施の形態について、図5及び図6を参照しながら説明する。
図5は、図3及び図4に示した掬い具兼容器11の掬い部16に着脱可能な補強金具21を示し、この補強金具21は、曲折して連続する金属部22〜24と、これら金属部22〜24に互いに離間して固着される複数のゴム片26とで構成され、金属部22〜24の先端は、尖ったエッジ部25として形成される。
図6は、上記補強金具21を、先述の掬い具兼容器11の掬い部16に装着した状態を示す。このように補強金具21を装着することにより、庭先等で地面の土等を掬い出すような場合に、掬い部6を強化することができ、固い土を掻き出したり、掘り出したりすることも可能になる。尚、この補強金具21は、着脱可能であるため、取り外して洗うこともでき便利である。
尚、上記実施の形態においては、洗面器又はバケツとして通常用いることのできる容器を例にとって説明したが、例えば、通常洗い桶として使用される容器等、種々の容器に対して本考案を適用することができる。
本考案にかかる掬い具兼容器の第1の実施の形態を示す斜視図である。 図1の掬い具兼容器を示す図であって、(a)は上面図、(b)は正面図、(c)は側面図である。 本考案にかかる掬い具兼容器の第2の実施の形態を示す斜視図である。 図3の掬い具兼容器を示す図であって、(a)は上面図、(b)は正面図、(c)は側面図である。 本考案にかかる掬い具兼容器の第3の実施の形態に用いられる補強金具を示す図であって、(a)は上面図、(b)は正面図、(c)は(a)のA−A線断面図である。 図5の補強金具を装着した状態の掬い具兼容器を示す図であって、(a)は上面図、(b)は正面図、(c)は側面図である。
符号の説明
1 掬い具兼容器
2 底部
3 側部
4 開口部
5 開口縁部
6 掬い部
7 傾斜面
8 段部
11 掬い具兼容器
12 底部
13 側部
14 開口部
15 開口縁部
16 掬い部
16a 第1の直線
16b 第2の直線
16c 第3の直線
18 手提げ用取っ手部
21 補強金具
22 金属部
23 金属部
24 金属部
25 エッジ部
26 ゴム片

Claims (4)

  1. 底部と、側部と、上方が開口する開口部と、該開口部に隣接して該開口部を囲繞する開口縁部とを備え、
    該開口縁部は、上方視で、中心角が270°以上の円弧と該円弧の両端点を結ぶ弦とで構成される図形状に形成され、
    該弦に相当する部分を掬い部とすることを特徴とする掬い具兼容器。
  2. 底部と、側部と、上方が開口する開口部と、該開口部に隣接して該開口部を囲繞する開口縁部とを備え、
    該開口縁部は、上方視で、中心角が270°以上の円弧と、各々、該円弧の両端点から該円弧の中心から離れる方向に延びる第1及び第2の直線と、該第1及び第2の直線の該円弧との交点ではない方の両端点を結ぶ第3の直線とで構成される図形状に形成され、
    該第3の直線に相当する部分を掬い部とすることを特徴とする掬い具兼容器。
  3. 前記掬い部に着脱可能な補強金具を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の掬い具兼容器。
  4. 前記側部又は前記開口縁部に、回動可能な手提げ用取っ手部を備えることを特徴とする請求項1、2又は3に記載の掬い具兼容器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016131617A (ja) * 2015-01-16 2016-07-25 茂夫 奥村 すくい取り搬出具

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