JP3129697B2 - 生体電極接続部構造 - Google Patents

生体電極接続部構造

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JP3129697B2 JP10166966A JP16696698A JP3129697B2 JP 3129697 B2 JP3129697 B2 JP 3129697B2 JP 10166966 A JP10166966 A JP 10166966A JP 16696698 A JP16696698 A JP 16696698A JP 3129697 B2 JP3129697 B2 JP 3129697B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、人工心肺装置など
の医療用電子機器において使用する生体電極接続構造に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】このような生体電極接続構造の使用環境
には、種々の電子機器が置かれている場合が多いので、
電子機器と接続される信号線ケーブルには、電波ノイズ
を拾わないようにシールドされた同軸ケーブルが用いら
れるが、その先端の、生体に接触する電極片でのシール
ドも必要である。そこで、この点を配慮した生体電極接
続構造として、例えば、実開昭57ー2006号公報や
実開昭57ー74011号公報に所載ものが知られてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、一方に
おいて、生体に接触する電極片は、常に清潔を維持し、
生体間での細菌の感染防止を配慮する必要がある。その
ため、生体に接触する電極片を含む先端素子は、生体毎
に新しいものと交換され、使い捨てされる形式にする
か、あるいは、取り外しが可能で、消毒、洗浄が容易、
可能でなければならない。
【0004】本発明は、上記事情に基づいてなされたも
ので、その目的とするところは、生体に接触する電極片
を含む先端素子を、電波シールドの状態に保持しなが
ら、しかも、容易に、交換あるいは取り外し可能にした
生体電極接続構造を提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】このため、本発明では、
生体に接触する電極片に信号線ケーブルを接続すると共
に、該信号線ケーブルをシールドした同軸のシールド被
覆体に、前記電極片をシールドするシールド電極を接続
した構造において、前記電極片を取り付けた絶縁ホルダ
ーには、前記シールド電極が設けられており、前記電極
片およびシールド電極の各接続端子が、前記絶縁ホルダ
ーの背部のソケットに配置されており、また、前記信号
線ケーブル側の絶縁ホルダーには、前記信号線ケーブル
の接続プラグおよび前記シールド被覆体に接続されるシ
ールド電極接点が設けられ、前記ソケットにおいて、前
記電極片およびシールド電極の各接続端子に着脱自在に
接続されていることを特徴とする。
【0006】この場合、本発明の好ましい実施の形態と
しては、前記電極片側の絶縁ホルダーが円盤状で、そこ
に設けた電極片が、これをカバーするように設けられた
前記シールド電極でシールドされており、そのソケット
の中央で前記電極片の接続端子に前記接続プラグが着脱
自在に接続され、また、前記ソケットの外周で前記シー
ルド電極の接続端子にシールド電極接点が着脱自在に接
続され、同時に、前記ソケットに、前記信号線ケーブル
側の絶縁ホルダーが着脱自在に嵌合される構造である。
更に、要すれば、前記信号線ケーブル側の絶縁ホルダー
は、中央に前記接続プラグを配置すると共に、前記ソケ
ットに弾性的に嵌合するC字形の嵌合部を具備するのが
よい。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面を参照して具体的に説明する。図3において、符号1
7は本発明に係わる生体電極接続構造の先端素子であっ
て、シールド同軸ケーブル12を介して、例えば、生体
信号を処理する医療用電子機器14に接続される。この
使用環境には、他にも人工心肺装置などの医療用電子機
器15や生体に刺激を与える医療用電子機器16などが
設置されている。
【0008】この同軸ケーブル12の先端部には、コー
ドクリップとしての絶縁ホルダー2(例えば、弾性を有
する合成樹脂製である)が設けられており、上述の先端
素子17は、この絶縁ホルダー2に対して着脱自在に装
着できる構造になっている。即ち、本発明に係わる生体
電極接続構造は、基本的には、生体に接触する、例え
ば、円環状の電極片13にシールド同軸ケーブル12の
内側の信号線ケーブル(図示せず)を接続すると共に、
該信号線ケーブルをシールドした同軸のシールド被覆体
に、電極片13を電波ノイズからシールドするための、
例えば、円板状のシールド電極6を接続した構造であ
る。
【0009】このような構成において、前述の先端素子
17として、電極片13を取り付けた、例えば、円板状
の絶縁ホルダー1は、そこに、上述のシールド電極6が
設けられており、電極片13の接続端子3a(これは絶
縁ホルダー1の中央に設けた小円板状の電極接点3から
上方に貫通する円筒状のもので、電極接点3は絶縁ホル
ダー1の下面において導電性ゲル体4を介して、電極片
13に電気的に接続されている)およびシールド電極6
の接続端子6aが、絶縁ホルダー1の背部に突出する円
筒状のソケットの内側および外側に配置されている。
【0010】また、信号線ケーブル側の絶縁ホルダー2
には、前記信号線ケーブルの接続プラグ7(例えば、弾
性金属片で構成される)および前記シールド被覆体に接
続される、例えば、弧状のシールド電極接点8が設けら
れ、それらの接点部7aおよび8aは、前記ソケットに
おいて、電極片13(即ち、電極接点3)およびシール
ド電極6の各接続端子3aおよび6aに着脱自在に接続
されている。
【0011】特に、この実施の形態では、シールド同軸
ケーブル12はケーブルベンド11を介して、その信号
線ケーブルとシールド被覆体とを2系統に分離してお
り、一方の信号線ケーブルは、別にシールド被覆された
信号線ケーブル10として、絶縁ホルダー2の内部を通
り、接続プラグ7まで導かれ、その先端10aを接続プ
ラグ7の基端に電気的に接続している。同様に、他方の
シールド被覆体は、シールドケーブル9として、絶縁ホ
ルダー2の内部を通り、シールド電極接続点8まで導か
れ、その先端9aをシールド電極接続点8に電気的に接
続している。この電気的接続は半田付けなどの手段によ
ればよい。
【0012】また、この実施の形態では、絶縁ホルダー
1に設けた電極片13が、これをカバーするように設け
られたシールド電極6でシールドされており、その絶縁
ホルダー1のソケットの中央で、電極片13の接続端子
(即ち、電極接点3の接続端子3a)に接続プラグ7の
先端が着脱自在に接続(嵌合)され、また、前記ソケッ
トの外周でシールド電極6の接続端子6aにシールド電
極接点8が着脱自在に接続されると同時に、前記ソケッ
トに、前記信号線ケーブル側の絶縁ホルダー2が着脱自
在に嵌合される構造である。
【0013】更に、前記信号線ケーブル側の絶縁ホルダ
ー2は、中央2a上側に延びるステージ2fに接続プラ
グ7を配置すると共に、前記ソケットに弾性的に嵌合す
る、全体としてC字形の嵌合部2b、2cを具備し、ま
た、両嵌合部の基部2gからケーブルベンド11の分岐
部に向けて延びるクリップ操作腕部2d、2eを具備す
る。そして、このクリップ操作腕部2d、2eを摘むこ
とで、絶縁ホルダー2の弾性を利用して、嵌合部2b、
2cの相互を引き離し、それらで囲まれた内部空間を拡
げ、絶縁ホルダー1のソケットを、その内部空間内に案
内し、その摘み操作を解除することで、絶縁ホルダー2
の弾性復元力で、内部空間を縮小し、ソケットに対する
嵌合を達成するのである。なお、符号5はシールド電極
6の保護カバーである。
【0014】このような構成では、電極片13を含む先
端素子17には、電波ノイズに対するシールドがなされ
ており、しかも、その先端素子17が取り外し可能で、
交換や洗浄などが容易に行えるという利点が得られる。
【0015】この生体電極接続構造の先端素子17は、
実際の生体への装着に際しては、電極片13および導電
性ゲル体4を生体表面に接触させる。そして、それらか
ら電極接点3の接続端子3a、接続プラグ7を経由し
て、信号線ケーブル10へと生体信号を伝えるのであ
る。
【0016】この際、電極片13、導電性ゲル体4、電
極接点3は、シールド電極6およびその接続端子6aで
実質的に包まれていて、外部からの電波ノイズが内側に
侵入しないように、シ−ルドされる。なお、信号線ケー
ブル10はシールド同軸ケーブル12に到る間、それ自
体、同軸シールドされていて、上述と同様のシ−ルド効
果が得られる。
【0017】
【発明の効果】本発明は、以上詳述したようになり、生
体に接触する電極片に信号線ケーブルを接続すると共
に、該信号線ケーブルをシールドした同軸のシールド被
覆体に、前記電極片をシールドするシールド電極を接続
した構造において、前記電極片を取り付けた絶縁ホルダ
ーには、前記シールド電極が設けられており、前記電極
片およびシールド電極の各接続端子が、前記絶縁ホルダ
ーの背部のソケットに配置されており、また、前記信号
線ケーブル側の絶縁ホルダーには、前記信号線ケーブル
の接続プラグおよび前記シールド被覆体に接続されるシ
ールド電極接点が設けられ、前記ソケットにおいて、前
記電極片およびシールド電極の各接続端子に着脱自在に
接続されていることを特徴とする。
【0018】従って、生体信号を計測する経路の内、特
に、生体電極部におけるシールドが確実に成され、外部
からの電波ノイズの影響を実質的に受けないようにする
ことができ、しかも、生体電極部とケーブルとの間の接
続をプラグ形式で実現したので、生体に接触する部分の
交換、洗浄などが容易に行える効果も得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す一部分解斜視図であ
る。
【図2】同じく、縦断側面図である。
【図3】同じく、使用態様を示す概略斜視図である。
【符号の説明】
1 絶縁ホルダー 2 絶縁ホルダー 2a 中央 2b、2c 嵌合部 2d、2e クリップ操作腕部 2f ステージ 2g 基部 3 電極接点 3a 接続端子 4 導電性ゲル体 5 保護カバー 6 シールド電極 6a 接続端子 7 接続プラグ 7a 接続部 8 シールド電極接点 8a 接点部 9 シールドケーブル 9a 先端 10 信号線ケーブル 10a 先端 11 ケーブルベンド 12 シールド同軸ケーブル 13 電極片 14〜17 医療用電子機器

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 生体に接触する電極片に信号線ケーブル
    を接続すると共に、該信号線ケーブルをシールドした同
    軸のシールド被覆体に、前記電極片をシールドするシー
    ルド電極を接続した構造において、前記電極片を取り付
    けた絶縁ホルダーには、前記シールド電極が設けられて
    おり、前記電極片およびシールド電極の各接続端子が、
    前記絶縁ホルダーの背部のソケットに配置されており、
    また、前記信号線ケーブル側の絶縁ホルダーには、前記
    信号線ケーブルの接続プラグおよび前記シールド被覆体
    に接続されるシールド電極接点が設けられ、前記ソケッ
    トにおいて、前記電極片およびシールド電極の各接続端
    子に着脱自在に接続されていることを特徴とする生体電
    極接続部構造。
  2. 【請求項2】 前記電極片側の絶縁ホルダーは円盤状
    で、そこに設けた電極片は、これをカバーするように設
    けられた前記シールド電極でシールドされており、その
    ソケットの中央で前記電極片の接続端子に前記接続プラ
    グが着脱自在に接続され、また、前記ソケットの外周で
    前記シールド電極の接続端子にシールド電極接点が着脱
    自在に接続され、同時に、前記ソケットに、前記信号線
    ケーブル側の絶縁ホルダーが着脱自在に嵌合される構造
    であることを特徴とする請求項1に記載の生体電極接続
    構造。
  3. 【請求項3】 前記信号線ケーブル側の絶縁ホルダー
    は、中央に前記接続プラグを配置すると共に、前記ソケ
    ットに弾性的に嵌合するC字形の嵌合部を具備すること
    を特徴とする請求項2に記載の生体電極接続構造。
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