JP3129578U - リサイクルボックス - Google Patents

Abstract

【課題】家庭でも簡単安価に設置可能であり、ペットボトルや空き缶などの形のかさばるものを押しつぶして１枚板のようにして容量を小さくし収集、運搬を容易にし、リサイクルに役立たせる。
【解決手段】ペールボックス内上方にペットボトル、空き缶などの投入口を設け、投入口下方に２本の星型ローラを一定間隙の対向状態に設けると共に、チェンを介してモーター駆動で回転させるものとなす。
【選択図】図１

Description

本考案はペットボトル、空き缶などのリサイクルに関する考案である。

従来はペットボトルや空き缶などはつぶさずにそのままの形で収集に出していたので量がかさばって手間が掛かっていた。また、つぶすための幾つかの提案装置があるが、構成が複雑で安価なものではない。
実開平７−３８８９号

ペットボトルや空き缶などをつぶして体積を少なくして収集に出して、前述の欠点を解決した構造で安価な装置を市販に供しようとするものである。

本考案は、２本の星型ローラーをペールボックスに内上方取付け、投入口からペットボトルや空き缶を入れると「つぶれた１枚の板状」の形になって出てくる。その具体的構成は、ペールボックス内上方にペットボトル、空き缶などの投入口を設け、該投入口下方に２本の星型ローラを一定間隙の対向状態に設けると共に、チェンを介してモーター駆動で回転させるものとなす。このさい、上記投入口には開閉蓋が取付けてあり、開閉蓋を開けるとソレノイドバルブが働き、且つモーター駆動でペットボトルや空き缶がつぶれた板状になって下に落ちて溜まるのである。

ペットボトルや空き缶をつぶすことによって体積が減少して「ごみ集積場」も収納がしやすくなり、運搬にも便利になり資源リサイクルに協力することができる。本考案装置は構造が簡単で保安点検も容易であり、安価に製造可能である。

ペールボックス内に２本の星型ローラー９，９を一定間隙の対向状態に取付け、モーター駆動７でチェン１１を介して回転させる。危険防止のため「安全装置」として投入口には使用しない時には（電源ＯＦＦ）蓋２をして、ストッパーを設けて開閉不可能にしてある。電源スイッチ５はプル型スイッチの２個を幼児の手の届かない高い所に取付けてある。８はチェン張り用のスプリング、１０は同チェン張り用のローラである。なお、３はソレノイドバルブであって、投入口開閉蓋２に隣接して設けてあり、該投入口開閉蓋２が開けられるとき、これと関連して作動するようになっている。１２は緊急時の逆転スイッチである。

以下、添付図面に従って説明する。普通使用のときはスイッチ５を入れると３のソレノイドバルブが働きロックがはずれ２の投入口開閉蓋が使用可能な状態になり、駆動用モーター７が回る。而して、ペットボトルを開放された投入口から投入すると星型ローラー９，９の間隙によりペットボトルがつぶれて板状になって下に落ちて溜まる。
緊急のときはスイッチ１２を押すと駆動用のモーター７が逆回転してローラーに挟まった状態のものが取り出すことができる。

ペールボックス内部の部品配置の側面図である。

符号の説明

１ ペール本体
２ 投入口開閉蓋
３ 開閉蓋固定用ソレノイドバルブ
４ 投入口
５ プル型スイッチ
６ ギアーボックス
７ 駆動用モーター
８ チェン張り用スプリング
９ 星型ローラー
１０ チェン張り用ローラー
１１ 駆動用チェン
１２ 緊急時の逆回転スイッチ

Claims (2)

1. ペールボックス内上方にペットボトル、空き缶などの投入口を設け、該投入口下方に２本の星型ローラを一定間隙の対向状態に設けると共に、チェンを介してモーター駆動で回転させるものとなしたことを特徴とするリサイクルボックス。
2. 上記投入口には開閉蓋が取付けてあり、開閉蓋を開けるとソレノイドバルブが働き、且つモーター駆動でペットボトルや空き缶がつぶれて板状になって下に落ちて溜まることを特徴とする請求項１記載のリサイクルボックス。

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