JP3128991U - 中折れ式イヤリング - Google Patents

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Abstract

【課題】一対のイヤリング本体の凹面側の内周面に沿ってそれぞれ一対の板バネを配置し、板バネどうしを係合させて板バネの反発力と耳たぶにかかる圧力とを適度に調整することができる中折れ式イヤリングを提供する。
【解決手段】一対のイヤリング本体の凹面側の内周面に沿ってそれぞれ配置され、かつその先端を自由端として前記回転軸の内側において上下に重なるように保持された一対の板バネを備え、さらに、前記板バネ先端の角度を、一対のイヤリング本体が閉じた状態で耳当て部が近接した状態においては一対の板バネは先端が重なった状態で保持され、一対のイヤリング本体が開く方向に動作する際には、下側の板バネ先端が上側の板バネ下面に突き当たって一対のイヤリング本体を閉じる方向に付勢するよう保持したことを特徴とする中折れ式イヤリング。
【選択図】図5

Description

この考案は中折れ式のイヤリングに関するものである。
従来、中折れ式のイヤリングとしては、一対の挟着部材を連結する連結部分において、その一方の挟着部材に設けた軸受部の内側にバネ板を取り付け、他方の挟着部材に設けた回転部の端部に上記バネ板が係合して、上記挟着部材を耳たぶを挟み付ける方向に付勢するようにしたもの(実用新案登録第366337号公報・・・特許文献1、特開平7−327715号公報・・・特許文献2、特開平10−257908号公報・・・特許文献3、特開2001−61519号公報・・・特許文献4、特開2001−104024号公報・・・特許文献5、特開2002−165619号公報・・・特許文献6、登録実用新案第3095482号公報・・・特許文献7をそれぞれ参照)。
実用新案登録第366337号公報 特開平7−327715号公報 特開平10−257908号公報 特開2001−61519号公報 特開2001−104024号公報 特開2002−165619号公報 登録実用新案第3095482号公報
これらの中折れ式のイヤリングは一般的に、一方の挟着部材に設けた軸受部の内側にバネ板を取り付け、他方の挟着部材に設けた回転部の端部に上記バネ板が係合して、上記挟着部材を耳たぶを挟み付ける方向に付勢するようにしたものであるが、挟着部材が耳たぶを確実に挟み付けるには板バネの反発力を強くする必要があり、逆にあまり強くしすぎると、耳たぶにかかる圧力によって使用中に短時間で耳たぶが痛くなってしまうという欠点があった。
また、挟着部材には貴金属が使われることが多く、使用中に板バネとの摩擦で磨耗して板バネの反発力が短い期間に聞きにくくなってしまうという欠点も見られる。
そこで本考案は、一対のイヤリング本体の凹面側の内周面に沿ってそれぞれ一対の板バネを配置し、板バネどうしを係合させて板バネの反発力と耳たぶにかかる圧力とを適度に調整することができるようにして、従来イヤリングの上記問題点を解消できる中折れ式イヤリングを提供することを目的とする。
この考案の中折れ式イヤリングは前記課題を解決するため、互いに凹面側を向き合うようにその一端を回転軸によって軸着し、他端を耳当て部として開放した一対の円弧状をなすイヤリング本体と、前記一対のイヤリング本体の凹面側の内周面に沿ってそれぞれ配置され、かつその先端を自由端として前記回転軸の内側において上下に重なるように保持された一対の板バネとを備え、
さらに、前記板バネ先端の角度を、
一対のイヤリング本体が閉じた状態で耳当て部が近接した状態においては一対の板バネは先端が重なった状態で保持され、
一対のイヤリング本体が開く方向に動作する際には、下側の板バネ先端が上側の板バネ下面に突き当たって一対のイヤリング本体を閉じる方向に付勢するとともに、
一対のイヤリング本体が一定の角度以上に開いた状態となった場合には、前記付勢が解除されるか、逆の向きに付勢されるよう保持したことを特徴とするものである。
この考案の中折れ式イヤリングは、上記一対の板バネが、イヤリング本体の開放端側においてイヤリング本体の内周面に固着されていることをも特徴とするものである。
この考案の中折れ式イヤリングは、上記一対の板バネが、回転軸の内側の自由端部分を直線的に形成したことをも特徴とするものである。
この考案の中折れ式イヤリングは、上記耳当て部が、イヤリング本体の開放端部をロール状に巻き込んで筒状の耳当て部とされていることをも特徴とするものである。
一対のイヤリング本体の凹面側の内周面に沿ってそれぞれ一対の板バネを配置し、板バネどうしを係合させてイヤリング本体の開閉操作を行うようにしたので、板バネの反発力と耳たぶにかかる圧力とを適度なものに調整することができ、長時間使用してもあまり耳たぶが痛くなることがない。
しかも板バネ間に作用する反発力で耳たぶを確実に挟みつけるので、簡単に耳たぶから外れ落ちてしまうことのない中折れ式イヤリングを提供することができるようになった。
また従来例においては、耳たぶにかかる圧力を適度なものに調整するため、一方の挟着部材に取り付けた板バネが当接する他方の挟着部材に設けた回転部の端部の角度を、研磨等によって微調整する必要があるが、この考案の中折れ式イヤリングにおいては他方の板バネに当接する一方の板バネの取付位置を調整するだけで耳たぶにかかる圧力を適度なものに調整することができ、生産効率が大幅に向上した。
以下、この考案の中折れ式イヤリングの実施の形態を、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1はこの考案の中折れ式イヤリングのイヤリング本体を閉じた状態の側面図、図2はその斜視図、図3は閉じた状態を別の角度から見た斜視図、図4はその平面図、図5は開いた状態の斜視図、図6はその平面図、図7は閉じた状態の側面図である。
図示の中折れ式イヤリング11は、一対の円弧状をなすイヤリング本体12,13を備えるとともに、イヤリング本体12,13を互いに凹面側を向き合うようにその一端を回転軸14によって軸着して開閉自在としている。図では上記イヤリング本体12,13は金や銀、プラチナ等の貴金属製であることが望ましく、貴金属素材のプレートをプレス加工等によって成形するにより所定の形状に形成したものである。
円弧状に形成された上記イヤリング本体12,13は、上記回転軸14へ取り付けるための軸筒15部分から円弧状本体16部分を経て、先端の開放部分の開放端部をロール状に巻き込み、筒状の耳当て部17を形成している。
また前記一対のイヤリング本体12,13の円弧状本体16部分には、その凹面側の内周面に沿って一対の板バネ18,19がそれぞれ配置され、かつその先端を自由端20,21として前記回転軸14の内側において上下に重なるように保持されている。
上記一対の板バネ18,19は、回転軸14の内側の自由端20,21部分を直線的に形成することにより、両者がほぼ平行に重なるよう形成されていて、イヤリング本体12,13の開放端の耳当て部17が、耳たぶを一定の弾性力で挟み付けるように考慮されている。
上記一対の板バネ18,19は、イヤリング本体12,13の開放端側においてイヤリング本体12,13の内周面に形成した抜け止め片22,23によって固着しており、その先端には上述のように自由端20,21が形成されている。
そして、図1ないし図4のように、一対のイヤリング本体12,13が閉じた状態でかつ耳当て部17が近接した状態においては、一対の板バネ18,19先端の自由端20,21が重なった状態で保持されている。
次に、図5ないし図7のように、一対のイヤリング本体12,13が開いた状態においては、下位置の板バネ18の自由端20先端が、上位置の板バネ19の自由端21の下面に突き当たるように係合し、一対のイヤリング本体12,13が所定の角度以上に開くと両者は90°以上の角度となるので、一対のイヤリング本体12,13は開いた状態の保持されるのである。
すなわち、一対のイヤリング本体12,13が閉じた状態から一対のイヤリング本体12,13が開く方向に動作する際には、下位置の板バネ18の自由端20先端が上位置の板バネ19の自由端21の下面に突き当たりながら開いていく。その際、一対の板バネ18,19先端の自由端20,21がなす角度が90°までの角度においては、板バネ18,19はイヤリング本体12,13が閉じる方向に付勢する。
また、一対の板バネ18,19先端の自由端20,21がなす角度が90°以上の角度になた場合には、上記板バネ18,19はイヤリング本体12,13が開く方向に付勢するよう作用する。
この考案においては、一対のイヤリング本体12,13の凹面側の内周面に沿って一対の板バネ18,19を配置し、かつその先端を自由端20,21として互いに係合させているので、上記一対の板バネ18,19のそれぞれの弾性力は、互いに協同して作用するようになる。
したがって、板バネ18,19の反発力と耳たぶにかかる圧力とをソフトでかる適度なものに調整することが可能となり、この考案の中折れ式イヤリングを長時間使用してもあまり耳たぶが痛くなることがない。
また、イヤリング本体12,13は所定のデザインを施すことが可能であり、イヤリング本体12,13の一方を耳たぶの裏側に、他方を耳たぶの表側に配置して装着使用したり、それを反対の向きにして使用することもできる。
なお、前記実施例はイヤリングデザインがほぼ円形であるが、デザインはこれに限定されるものではなく、任意に種々採用することができる。
この考案は中折れ式イヤリングとして提供したが、イヤリングとしてのみならず、装身具の用途であれば種々の用途に使用することができることはいうまでもない。
この考案の中折れ式イヤリングのイヤリング本体を閉じた状態の側面図である。 その斜視図である。 閉じた状態を別の角度から見た斜視図である。 その平面図である。 開いた状態の斜視図である。 その平面図である。 閉じた状態の側面図である。
符号の説明
12,13 イヤリング本体
14 回転軸
15 軸筒
16 円弧状本体
17 耳当て部
18,19 板バネ
20,21 自由端
22,23 抜け止め片

Claims (4)

  1. 互いに凹面側を向き合うようにその一端を回転軸によって軸着し、他端を耳当て部として開放した一対の円弧状をなすイヤリング本体と、前記一対のイヤリング本体の凹面側の内周面に沿ってそれぞれ配置され、かつその先端を自由端として前記回転軸の内側において上下に重なるように保持された一対の板バネとを備え、
    さらに、前記板バネ先端の角度を、
    一対のイヤリング本体が閉じた状態で耳当て部が近接した状態においては一対の板バネは先端が重なった状態で保持され、
    一対のイヤリング本体が開く方向に動作する際には、下側の板バネ先端が上側の板バネ下面に突き当たって一対のイヤリング本体を閉じる方向に付勢するとともに、
    一対のイヤリング本体が一定の角度以上に開いた状態となった場合には、前記付勢が解除されるか、逆の向きに付勢されるよう保持したことを特徴とする中折れ式イヤリング。
  2. 一対の板バネが、イヤリング本体の開放端側においてイヤリング本体の内周面に固着されていることを特徴とする請求項1記載の中折れ式イヤリング。
  3. 一対の板バネが、回転軸の内側の自由端部分を直線的に形成したことを特徴とする請求項1または2記載の中折れ式イヤリング。
  4. 耳当て部が、イヤリング本体の開放端部をロール状に巻き込んで筒状の耳当て部とされていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の中折れ式イヤリング。
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