JP3128307U - ファスナー - Google Patents

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まこと 仲内
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仲内株式会社
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Abstract

【課題】この考案は、噛み合い務歯を除く左右の一対のファスナーテープの全面に各種の模様、絵柄等を連続的に印刷したファスナーを提供する。
【解決手段】務歯とファスナーテープとからなるファスナーにおいて、一対の務歯が噛み合った状態においてインクジェット方式による印刷により衣服等に各種の模様等を着色し、その後、噛み合った務歯の表面に付着したインクジェット方式による印刷により印刷された絵柄部を擦過除去することにより務歯を除く全ての一対のファスナーテープ部分に連続した模様からなる絵柄部が形成されるようにした。
【選択図】図1

Description

考案の詳細な説明
この考案は、務歯を除くファスナーテープの全面を後染め染色してなる着色ファスナーは、存在しない。しかしながら、務歯を除くファスナーテープの全面に各種の模様、絵柄等を連続的に印捺したファスナーは、最近のように豊かなファッション性を求められる時代には特に強く要請されている。
従来、ファスナーに使用されているファスナーテープは無地のものが大部分である。その理由は、ファッション製品においてファスナーが使用される部分には前布で隠されることが多いためファスナーテープのファッションはほとんど無視されていた。
しかし、近時ファッション製品が多様化してきてファスナーに使用されているファスナーテープの全面にもファッション性が強く求められるようになってきた。例えば、このような要請に応えるものとして、噛み合ったファスナー素材の務歯表面と布テープをほぼ同じ平面に位置させた状態で印捺することにより、対向側面の務歯列の個所を除き、該務歯列からわずかな縦間隔をおいて布テープ部の表面にプリント模様を形成するものがある。(例えば、特許文献1)
特開2001−145506号
考案の解決しようとする課題
前記の特許文献1のような布テープ部の表面にプリント模様を形成するものは、それなりのファッション性を備えているが、但し、両側の務歯列からわずかな縦間隔には無模様列が形成されるので、務歯を除くファスナーテープの全面に連続的な模様が形成されることがないため、これが衣類等のファッション性を大きく減殺するという問題点がある。
課題を解決するための手段
本考案は、上記の問題点に鑑み、務歯とファスナーテープとからなるファスナーにおいて、一対の務歯が噛み合った状態においてインクジェット方式による印刷により着色し、その後噛み合った務歯の表面にインクジェット方式による印刷により着色を除去することにより務歯を除く全ての一対のファスナーテープ部分に連続した模様が形成されるようにしたものである。
ファスナーaは、左右一対のファスナーテープ1と、左右一対の噛み合い自在の務歯2とからなっている。
本件考案の務歯を除くファスナーテープの全面に模様を付してなるファスナーaへのインクジェット方式による印刷工程は以下のように行われる。
1.ファスナーの全面への印刷工程
左右一対の務歯2を噛み合わせた状態で、本来必要な模様等の絵柄部3をインクジェット方式による印刷を左右一対のファスナーテープ1と、左右一対の務歯2の全面に印刷する。したがって、当然のことながらインクジェット方式による印刷による絵柄部3は、噛み合っている一対の務歯2の表面にも付着している。インクジェット方式によるカラー印刷された絵柄3は、各種の色彩の模様、記号、文字、図形を含むものである。4は、スライダーである。5は、プルタブである。
2.噛み合った務歯表面の印刷部分の除去
上述の印刷手段では、当然のことながら、インクジェット方式による印刷により噛み合っている一対の務歯2の表面には絵柄部3が付着している。この絵柄部3は細かなサンドペーパー等により擦過除去する。
3.インクジェット方式による印刷に使用されるインク
本件考案で使用されるインクは、テキスタイル用プリンタ用インク(染料インク)である。 染料インクとして、分散染料インク又は反応染料インクが使用される。いずれのインクを選ぶかはファスナーテープ1の生地の特性の上から選ばれる。
4.印刷後のコーティング
ファスナーテープ1に対してインクジェット方式による印刷した状態では、ファスナーテープ1の風合いが硬く、その耐水性、耐洗濯性に問題がある場合には、それを改善するのに、コーテイング剤を塗布することによって、これらの欠点を改善することができる。例えば、このようなコーテイング剤として株式会社デンエンチョウフ.ロマンと、伊藤忠商事株式会社にて販売されているコーテイング剤を使用する。
左右一対のファスナーテープ1の外端部4は、服地に縫着される。左右一対のファスナーテープ1に印刷される模様等の絵柄部3は、基本的には服地の模様等の絵柄部に応じてコーディネートされ、ファスナーテープ1が服地のファッション性を損なうことはない。
考案の効果
本願考案のファスナーテープの全面に模様を付してなるファスナーでは、一対のファスナーテープの全域に模様等の絵柄部を連続的に印刷ができるので、衣服のファッション性を損なうことがないがないため、本願考案のファスナーは、衣服のファッションから孤立するのでなく、衣服等の模様等の絵柄全体の中で渾然一体的に違和感なくファッションの欠かせない一部となるものである。
務歯を噛み合い状態としたファスナーの一部省略平面図 上方の務歯をを開放した状態としたファスナーの一部省略平面図
符号の説明
1..ファスナーテープ
2..務歯
3..模様等の絵柄部
4..スライダー
5..プルタブ
a...ファスナー

Claims (1)

  1. 務歯とファスナーテープとからなるファスナーにおいて、一対の務歯が噛み合った状態においてインクジェット方式による印刷により着色し、その後噛み合った務歯の表面にインクジェット方式による印刷により着色を除去することにより務歯を除く全ての一対のファスナーテープ部分に連続した絵柄部が形成されるようにしたことを特徴とするファスナー。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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