JP3127922U - 計量容器構造体 - Google Patents
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Abstract
【課題】本考案は、調味料などの液体を入れるボトルに取り付けて、片手で傾けて一定量の液体を計量し、取り出す器具を提供する。
【解決手段】蓋部分とほぼ球体をした計量容器部分からなり、蓋部分内の空間は2本の管のみで外部と接続する。その2本の管は上の計量容器部分内に伸び、内1本の先端は計量容器部分の容積の重心で止まり、他の1本の先端はボトルを垂直にした時に重心を通る水平面と同じか又はそれより上部で止まる。計量を目的として傾けたボトル内の液体が計量容器部分内で2本の管の先端を塞ぐ位置まで来ると、液体の流出が止まる。ボトルを戻し垂直になった時点で、重心を通る水平面で液体の量が固定され一定量が計量される。そのまま逆側に傾けて計量された液体を開口部から外部に排出する。その際ボトルと蓋部分の間の部分的な仕切りにより、計量された液体のみが排出できる。
【選択図】図2
【解決手段】蓋部分とほぼ球体をした計量容器部分からなり、蓋部分内の空間は2本の管のみで外部と接続する。その2本の管は上の計量容器部分内に伸び、内1本の先端は計量容器部分の容積の重心で止まり、他の1本の先端はボトルを垂直にした時に重心を通る水平面と同じか又はそれより上部で止まる。計量を目的として傾けたボトル内の液体が計量容器部分内で2本の管の先端を塞ぐ位置まで来ると、液体の流出が止まる。ボトルを戻し垂直になった時点で、重心を通る水平面で液体の量が固定され一定量が計量される。そのまま逆側に傾けて計量された液体を開口部から外部に排出する。その際ボトルと蓋部分の間の部分的な仕切りにより、計量された液体のみが排出できる。
【選択図】図2
Description
本考案は、液体を入れるボトルに取り付け、そのボトルを傾けることで中の液体を計量し、取り出すことが出来る、計量容器構造体に関する。
従来、ボトルに入った液体の中から一定の量の液体を計量して取り出す際に、別個の計量用器具を使用していた。
液体の入ったボトルとは別個の計量用器具を使用すると、そのボトルと計量用器具とをそれぞれ両手に持って計量するため、計量している間は他の作業ができなかった。また、計量用器具に入れた液体が多すぎたり、少なすぎたりすることがあった。本考案は、ボトルに入った液体の計量が片手ででき、また、常に一定の量を取り出すことができるものである。
本考案は、液体を入れるボトルに取り付ける蓋部分と、ほぼ球体をした計量容器部分とが2本の管のみによってつながれており、その2本の管は共に該計量容器部分の内部に伸び、その内の1本の先端が該計量容器部分の容積の重心位置で止まり、他の1本の管の先端が、該ボトルを垂直にした時に該重心を通る水平面と同じか又はそれより上部で止まるように取り付けられている。このため、該ボトルを、計量を目的として傾けると、該ボトル内の液体が管を通って該計量容器部分内部に流入し、その液体が該計量容器部分内部において2本の管の先端を塞ぐ位置まで来ると、それ以上の液体の流入が止まる。その後、該ボトルを逆方向に傾けると、まず垂直に戻された時点で、該計量容器内部に入った液体が、該重心を通る水平面まで戻ったところで止まり、一定量が計量される。計量された液体は、そのまま該ボトルを傾けて、該計量容器部分に形成された開口部より外部に排出される。以上の動作を全て片手で行うことができる。
上述のように、計量を目的として前記ボトルを傾けた時、液体が前記2本の管の口を塞ぐ位置に来るとそれ以上液体が流入することはなく、そのまま傾けていても液体の流出は止まっているため、傾ける角度や時間を気にする必要がない。
前記計量容器部分に伸びた前記2本の管の内、1本の管の先端が前記計量容器部分の容積の重心位置で止まり、他の1本の管の先端が、該ボトルを垂直にした時に該重心を通る水平面と同じか又はそれより上部で止まるように取り付けられているため、該ボトルを垂直に戻した時点で、常に該計量容器の容積のほぼ二分の一が計量され、その量はそのまま変化しない。
計量後の液体の排出を目的として前記ボトルを計量時とは逆側に傾けると、前記計量容器内の液体が外部に排出される。この時、該ボトル内の液体が前記蓋部分に流入するが、前記ボトルとの境界の、前記計量容器部分に設けた開口部とは逆側に部分的な仕切りがあるため、該蓋部分の空気の一部が該仕切りの該蓋部分の内側に溜まる。そして、該2本の管の先端部分にこの空気が留まっている間は該ボトルから該蓋部分に入った液体が2本の管のどちらにも流入することはなく、その間に、該計量容器に入った液体のみを前記開口部より外部に排出することが出来る。更に、空気穴としての開口部を該計量容器に設けることにより液体の排出が早くできる。
前記計量容器部分がほぼ球体であるため、重心の位置を決め易く、また計量後の液体が外部に排出され易い。
本考案の前記蓋部分の内部空間は、本考案を液体の入ったボトルに取り付けた際に、2本の管のみによって外部空間とつながり、その2本の管は前記計量容器の内部まで伸びる。液体を計量するために該ボトルを傾け、2本の管の先端が液体によって塞がれると、液体の流出が止まる。
前記ボトルを持った手を持ち替えることなく、その逆方向に傾けることによって、前記計量容器内に入った液体を外部に流出させるのであるが、その際、該ボトルが垂直なった時点で、該計量容器部分に入った液体の量が、計量容器の容積のほぼ二分の一になったところで止まり計量される。
続けて前記ボトルを液体の排出のために傾けると、前記ボトルとの境界の、前記計量容器部分に設けた開口部とは逆側に部分的な仕切りがあるため、該蓋部分内部にあった空気が仕切りの内側に溜まる。この時、該蓋部分内に伸びた2本の管の先端が該仕切りの内側にあるため、該2本の管の先端部分にこの空気が留まっている間は、該ボトル内の液体は2本の管のどちらへも流入することがなく、その間に、計量容器内部の液体のみが排出される。更に、空気穴としての開口部を該計量容器に設けることにより液体の排出が早くできる。
以下、添付図面に従って使い方を説明する。図1は、液体が入ったボトルに本考案を取り付けてそのボトルを片手に持ち、計量を目的として傾けた時の図である。このとき、ボトル本体(1)内部と空間を共有する蓋部分(2)の内部は、管(4)と管(5)の2本の管のみで計量容器部分(3)の内部と空間的につながる。ボトル(1)を傾けることによって、ボトル内の液体が蓋部分(2)内部から管(5)を通り計量容器部分(3)内部に入る。と同時に、計量容器部分の空気が他の管(4)を通り、本体ボトルと空間を共有する蓋部分内部に流入する。計量容器部分内に液体が入り、(4)、(5)両方の管の口を塞ぐところまで来ると、蓋部分内部への空気の流入が止まるため液体の流出も止まり、傾けたままでいても液体はそれ以上流出しない。
図2は、排出を目的として逆側にボトルを傾ける際、ボトルが垂直になった時点の図である。管(4)の、計量容器部分(3)内に伸びた先端は、計量容器部分の容積の重心(7)で止まり、他の1本の管(5)の先端は、ボトルを垂直にした時に重心(7)を通る水平面と同じか又はそれより上部で止まっているため、計量容器部分に入った液体は計量容器部分内部の容積のほぼ二分の一の量になったところで止まる。
図3は排出を目的として本体ボトルを図1の逆方向に傾けた図である。計量容器部分(3)内に計量された液体が開口部(8)より外部に排出される。この時、ボトル(1)内の液体が蓋部分(2)内部に流入するが、ボトル(1)と蓋部分(2)との境界の、計量容器部分に設けた開口部(8)とは逆側に、部分的な仕切り(6)があるため、蓋部分(2)内部の空気の一部が仕切り(6)の蓋部分の内側に溜まる。2本の管の先端部分にこの空気が留まっている間は、この2本の管のどちらにも液体が流入することはなく、そのため計量容器部分(3)に入った液体のみを開口部(8)より外部に排出することが出来る。また小さな空気穴(9)があることにより、液体を容易に外部に排出出来る。
図2は、排出を目的として逆側にボトルを傾ける際、ボトルが垂直になった時点の図である。管(4)の、計量容器部分(3)内に伸びた先端は、計量容器部分の容積の重心(7)で止まり、他の1本の管(5)の先端は、ボトルを垂直にした時に重心(7)を通る水平面と同じか又はそれより上部で止まっているため、計量容器部分に入った液体は計量容器部分内部の容積のほぼ二分の一の量になったところで止まる。
図3は排出を目的として本体ボトルを図1の逆方向に傾けた図である。計量容器部分(3)内に計量された液体が開口部(8)より外部に排出される。この時、ボトル(1)内の液体が蓋部分(2)内部に流入するが、ボトル(1)と蓋部分(2)との境界の、計量容器部分に設けた開口部(8)とは逆側に、部分的な仕切り(6)があるため、蓋部分(2)内部の空気の一部が仕切り(6)の蓋部分の内側に溜まる。2本の管の先端部分にこの空気が留まっている間は、この2本の管のどちらにも液体が流入することはなく、そのため計量容器部分(3)に入った液体のみを開口部(8)より外部に排出することが出来る。また小さな空気穴(9)があることにより、液体を容易に外部に排出出来る。
(1)液体の入ったボトル
(2)蓋部分
(3)計量容器部分
(4)前記蓋部分内部と前記計量容器部分内部の空間をつなぐ2本の管の内の1本で、その先端は該計量容器部分の内部に伸びて該計量容器部分の容積の重心位置で止まる
(5)前記2本の管の内の他の1本で、その先端は前記ボトルを垂直にした時に前記重心を通る水平面と同じか又はそれより上部で止まる
(6)前記ボトル(1)と前記蓋部分(2)との境界の、前記計量容器部分に設けた開口部とは逆側に設けた部分的な仕切り
(7)前記計量容器部分(3)の容積の重心点
(8)前記計量容器部分(3)に入った液体を外部に排出するための開口部
(9)前記計量容器部分(3)に入った液体を外部に排出するための空気穴としての開口部
(2)蓋部分
(3)計量容器部分
(4)前記蓋部分内部と前記計量容器部分内部の空間をつなぐ2本の管の内の1本で、その先端は該計量容器部分の内部に伸びて該計量容器部分の容積の重心位置で止まる
(5)前記2本の管の内の他の1本で、その先端は前記ボトルを垂直にした時に前記重心を通る水平面と同じか又はそれより上部で止まる
(6)前記ボトル(1)と前記蓋部分(2)との境界の、前記計量容器部分に設けた開口部とは逆側に設けた部分的な仕切り
(7)前記計量容器部分(3)の容積の重心点
(8)前記計量容器部分(3)に入った液体を外部に排出するための開口部
(9)前記計量容器部分(3)に入った液体を外部に排出するための空気穴としての開口部
Claims (4)
- 液体を入れるボトルに取り付けられる計量容器構造体であって、
該ボトルに取り付けた時に2本の管のみで外部と空間的につながる蓋部分と、
該蓋部分の上部に取り付けられ、該2本の管のみで該蓋部分と空間的につながる内部空間を持ち、計量後の液体を排出するための開口部が形成された、ほぼ球体をした計量容器部分と、
共に該計量容器部分の内部に伸びた該2本の管の内、1本の管の先端が該計量容器部分の容積の重心位置で止まり、他の1本の管の先端が、該ボトルを垂直にした時に該重心を通る水平面と同じか又はそれより上部で止まるように取り付けられた該2本の管と、を備えた計量容器構造体。 - 前記計量容器構造体の前記蓋部分であって、前記ボトルとの境界の、前記計量容器部分に設けた開口部とは逆側にのみ部分的な仕切りを設けた、該計量容器構造体の蓋部分。
- 前記2本の管であって、前記蓋部分内部に伸びた先が、共に前記ボトルとの境界面に設けた部分的な前記仕切りの該蓋部分内側になるように取り付けられた、2本の管。
- ボトルであって、
[請求項1]及び[請求項2]及び[請求項3]に記載の条件を備えたボトル。
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JP2006006575U JP3127922U (ja) | 2006-07-15 | 2006-07-15 | 計量容器構造体 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN113310545A (zh) * | 2021-06-02 | 2021-08-27 | 湛江健力源医疗用品有限公司 | 一种精密计量式自动集液-排液装置 |
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2006
- 2006-07-15 JP JP2006006575U patent/JP3127922U/ja not_active Expired - Fee Related
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