JP3127862U - 陳列什器 - Google Patents

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Abstract

【課題】 時間とコストをかけることなく棚体の間隔を自在に設定することができる陳列什器を提供する。
【解決手段】 陳列什器9は、上下に間隔をあけて配置される棚体10、12及び14と、隣接する棚体10、12及び14の各々を連結する支柱11a〜11d及び支柱13a〜13dと、最下段の棚体14のコーナー部の各々の下面に取り付けられたキャスター15a〜15c及び15d(図示せず)とから構成されている。上述の支柱の各々は、押出し方向において所望の長さL及びLに切断された押出成形品である。このように構成することによって、時間とコストをかけることなく、商品に合わせて隣接する棚体10、12及び14の間隔を自在に設定でき、陳列什器9の使い勝手が向上する。
【選択図】図2

Description

この考案は陳列什器に関し、特に棚の上面に商品を陳列する組立て式の陳列什器に関するものである。
図8は従来の陳列什器の概略斜視図であり、図9は図8で示した陳列什器の概略構成を示した分解斜視図である。
これらの図を参照して、平板部66とその周縁の上方及び下方に立ち上がる側板部67とからなる平面視矩形形状の棚体60、62及び64の各々が上下に等間隔に配置されている。棚体60、62及び64のコーナー部の各々の上面及び下面に形成された差込口68に長さLの支柱61a〜61d及び支柱63a〜63dを差し込み、隣接する棚体60、62及び64の各々を連結している。最下段の棚体64のコーナー部の各々の下面には、陳列什器が床面等を可動するようにキャスター65a〜65c及び65d(図示せず)が取り付けられている。尚、棚体60、62及び64並びに支柱61及び63はポリプロピレン等の樹脂を用いた射出成形品である。
以上より、従来の組立て式の陳列什器59は構成されている。
上記のような従来の陳列什器では、上述のように、射出成形により形成される樹脂製の支柱を使用している。射出成形により形成される支柱は、その長さが金型により決定されるため、複数の金型を製作しない限り、図9に示すように各段の支柱の長さLは一定となる。すなわち、支柱の長さにより決定される上下に隣接する棚体の間隔も一定となる。陳列する商品の大きさ等用途に応じてこの棚体の間隔を変えるためには、新たな支柱の長さに合わせた金型を製作する必要があり、時間とコストがかかる。したがって、商品に合わせて棚体の間隔が相違する陳列什器のバリエーションを設定することが困難になる。
この考案は、上記のような課題を解決するためになされたもので、時間とコストをかけることなく棚体の間隔を自在に設定することができる陳列什器を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、請求項1記載の考案は、陳列什器であって、上下に間隔をあけて配置される少なくとも2つの棚体と、隣接する棚体の各々を連結する支柱とを備え、支柱は、押出し方向において所望の長さに切断された押出成形品よりなるものである。
このように構成すると、支柱を所望の長さに容易に設定することができる。
請求項2記載の考案は、請求項1記載の考案の構成において、棚体の各々は、平面視が同一の矩形形状に形成され、支柱の各々は、その断面がL字状に形成され、その両端部の各々が棚体の各々の平面視におけるコーナー部の各々に沿って配置されるものである。
このように構成すると、棚体の有効利用面積が大きくなり、かつ支柱が横方向から加わる力に対する合理的な強度を発揮する。
請求項3記載の考案は、請求項2記載の考案の構成において、棚体の各々は、コーナー部の各々の上面及び下面に支柱の各々を連結するための差込口が形成されるものである。
このように構成すると、棚体の各々はいずれの段にも使用することができる。
以上説明したように、請求項1記載の考案は、支柱を所望の長さに容易に設定することができるため、隣接する棚体の間隔を自在に設定することができ、使い勝手が向上する。
請求項2記載の考案は、請求項1記載の考案の効果に加えて、棚体の有効利用面積が大きくなり、かつ支柱が横方向から加わる力に対する合理的な強度を発揮するため、より多くの、かつより重量のある商品を陳列することができ、効率的な陳列什器となる。
請求項3記載の考案は、請求項2記載の考案の効果に加えて、棚体の各々はいずれの段にも使用することができるため、容易に所望の段数の陳列什器を組み立てることができる。
図1はこの考案の第1の実施の形態による陳列什器の概略斜視図であって、従来例で示した図8に対応した図である。図2は図1で示した陳列什器の概略構成を示した分解斜視図であり、従来例で示した図9に対応した図である。図3は図1で示した陳列什器の平面図であり、図4は図1で示した陳列什器の中の1つの棚体の底面図であり、図5は図3で示したV−Vラインの断面図である。
これらの図を参照して、陳列什器9は、上下に間隔をあけて配置される棚体10、12及び14と、隣接する棚体10、12及び14の各々を連結する支柱11a〜11d及び支柱13a〜13dと、最下段の棚体14のコーナー部の各々の下面に取り付けられたキャスター15a〜15c及び15d(図示せず)とから構成されている。
棚体10は、ポリプロピレン等の樹脂を用いた射出成形品であり、平面視において矩形形状を有し、平板部16と、その周縁の上方及び下方に立ちあがる側板部17とから構成されている。棚体10のコーナー部の各々の上面27及び下面28には、支柱を連結するための差込口18a〜18d及び差込口19a〜19dが支柱の断面形状に合わせて形成されている。棚体10のコーナー部の各々の下面28には、差込口19a〜19dの各々の内側にキャスターを連結することができる差込口20a〜20dが中空円柱状に形成されている。他の棚体12及び14も棚体10と同一構成を有する。
支柱11aは、ポリプロピレン等の樹脂を用いた押出成形品であり、L字状の断面を有し、長さLに形成されている。他の支柱11b〜11dも支柱11aと同一構成を有する。又、支柱13aは、ポリプロピレン等の樹脂を用いた押出成形品であり、支柱11aと同一断面を有し、長さLに形成されている。他の支柱13b〜13dも支柱13aと同一構成を有する。支柱11a〜11d及び支柱13a〜13dの各々は、棚体10、12及び14の各々の平面視におけるコーナー部の各々に沿って垂直方向に配置されている。
図6は図3で示したA部分の拡大図である。
図6を参照して、上述した支柱を連結するための差込口18aは、支柱11aの断面形状に合わせてL字状の開口が側壁17に沿って棚体10のコーナー部の上面に形成されている。その開口の内面側には、ほぼ半円形状の断面を有する8つの突起33が、側壁17のほぼ上面34から棚体10の上面27まで棒状に形成されている。支柱の差込口18aの大きさは、これらの突起33によって、支柱の差込口18aに差し込まれた部分が両側から押さえつけられた状態となるように設定されている。また、突起33の上面34側の端部は、支柱の差込みを容易にするために半球形状に形成されている。他の差込口18b〜18d及び差込口19a〜19dも差込口18aと同様に構成されている。
ここで、上述した支柱の製造方法について説明する。
図7は、図1で示した陳列什器に用いられている支柱の製造過程の一部の概略を示した模式図である。
図を参照して、二点鎖線で示されるように、断面L字状に長尺物の棒状体35が押出成形により形成される。
次に、支柱11aは、棒状体35を押出し方向において長さLで切断することによって製造される。同様に、支柱13aも棒状体35を押出し方向において長さLで切断することによって製造される。これによって、同一断面形状の支柱11a及び13aとして使用することができる。
ここで、上述のように構成された陳列什器9の組立てについて説明する。
図2を中心に参照して、まず、長さLの支柱11aの一方端部を棚体10の差込口19aに棚体10の下面28に当接するまで差し込み、その他方端部を棚体12の差込口21aに棚体12の上面29に当接するまで差し込む。他の支柱11b〜11dも支柱11aと同様に差し込み、棚体10と棚体12を連結する。次に、長さLの支柱13aの一方端部を棚体12の差込口22aに棚体12の下面30に当接するまで差し込み、その他方端部を棚体14の差込口24aに棚体14の上面31に当接するまで差し込む。他の支柱13b〜13dも支柱13aと同様に差し込み、棚体12と棚体14を連結する。尚、上述のように、突起33によって、支柱11aの差込口19aに差し込まれた部分が両側から押さえつけられるため、支柱11aの差込み状態が安定する。次に、キャスター15aの軸を最下段の棚板14の下面に形成された差込口26aに差し込み、取り付ける。他のキャスター15b、15c及び15d(図示せず)もキャスター15aと同様に取り付ける。このようにして、上下に隣接する棚体の間隔が相違する陳列什器9が完成する。
以上より、上記の実施の形態では、押出成形品よりなる支柱11a〜11d及び支柱13a〜13dは、押出し方向において各々長さL及びLに切断することによって形成される。すなわち、押出成形により形成された棒状体35を所望の長さで切断すると、所望の長さの支柱を容易に得ることができる。したがって、時間とコストをかけることなく、商品に合わせて隣接する棚体10、12及び14の間隔の各々を自在に設定でき、陳列什器9の使い勝手が向上する。更に、断面L字状の支柱11a〜11d及び支柱13a〜13dの各々の両端部の各々が棚体11、12及び14の各々の平面視におけるコーナー部の各々に沿って配置されるため、棚体12及び14の有効利用面積が大きくなる。又、いずれの方向に対しても支柱11a〜11d及び支柱13a〜13dの各々の断面係数が所定値以上に確保されるため、横方向から加わる力に対する合理的な強度を発揮し、効率的な陳列什器となる。更に、棚体10、12及び14は同一形状であり、いずれの段にも使用することができるため、容易に所望の段数の陳列什器9を組み立てることができる。
尚、上記の実施の形態では、棚体は平面視矩形形状に形成されているが、他の形状であってもよい。
又、上記の実施の形態では、棚体は側板部を有しているが、支柱を連結するための差込口が形成されていれば、側板部はなくてもよい。
更に、上記の実施の形態では、棚体に支柱を連結するための差込口が形成されているが、棚体に突出部を形成し支柱を中空形状として、支柱にその突出部を差し込むようにしてもよい。
更に、上記の実施の形態では、棚体は3つで構成されているが、棚体は少なくとも2つ以上あればよい。
更に、上記の実施の形態では、棚体の各々には平面視におけるコーナー部の各々の上面及び下面に支柱の各々を連結するための差込口が形成されているが、最上段の棚体の上面及び最下段の棚体の下面には差込口が形成されなくてもよい。又は、棚体の側面に差込口が形成されてもよい。
更に、上記の実施の形態では、支柱の断面はL字状に形成されているが、押出成形により形成することができるものであれば、他の断面形状であってもよい。
更に、上記の実施の形態では、隣接する棚体の各々を連結している支柱は4つで構成されているが、棚体の各々を安定して連結することができれば、支柱は1つ以上あればよい。
更に、上記の実施の形態では、垂直方向に配置された支柱の各々が棚体の各々の平面視におけるコーナー部の各々に沿って配置されているが、棚体のいずれの部分に配置されてもよい。
更に、上記の実施の形態では、最下段の棚体の下面にキャスターが取り付けられているが、キャスターはなくてもよい。又は、キャスターに代えて、短い支柱等、最下段の棚体を床面から所定の高さに浮かすことができるものを取り付けてもよい。
この考案の第1の実施の形態による陳列什器の概略斜視図である。 図1で示した陳列什器の概略構成を示した分解斜視図である。 図1で示した陳列什器の平面図である。 図1で示した陳列什器の中の1つの棚体の底面図である。 図3で示したV−Vラインの断面図である。 図3で示したA部分の拡大図である。 図1で示した陳列什器に用いられている支柱の製造過程の一部の概略を示した模式図である。 従来の陳列什器の概略斜視図である。 図8で示した陳列什器の概略構成を示した分解斜視図である。
符号の説明
9…陳列什器
10,12,14…棚体
11,13…支柱
18,19,21,22,24,25…差込口
尚、各図中同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (3)

  1. 陳列什器であって、
    上下に間隔をあけて配置される少なくとも2つの棚体と、
    隣接する前記棚体の各々を連結する支柱とを備え、
    前記支柱は、押出し方向において所望の長さに切断された押出成形品よりなる、陳列什器。
  2. 前記棚体の各々は、平面視が同一の矩形形状に形成され、
    前記支柱の各々は、その断面がL字状に形成され、その両端部の各々が前記棚体の各々の平面視におけるコーナー部の各々に沿って配置される、請求項1記載の陳列什器。
  3. 前記棚体の各々は、前記コーナー部の各々の上面及び下面に前記支柱の各々を連結するための差込口が形成される、請求項2記載の陳列什器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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