JP3127623U - 包装用袋 - Google Patents

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幸吉 宮脇
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株式会社ミヤワキ
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Abstract

【課題】袋本体に設ける上端の開口部を内容物の充填用開口と取出し用の開口に二分し、粉粒体の充填時や詰め換え時に内容物がこぼれ出るのを確実に防ぐことができる包装用袋を提供する。
【解決手段】折り畳んだ状態で平坦となるよう形成した袋本体4の上端部に、内容物の充填後に熱シールで密封する充填用開口5と、袋本体4を形成するシート2から連なって充填用開口よりも上方に突出する突出部6を並べて設け、この突出部6を形成する二枚のシート2の周縁に沿って熱シール部7を施し、前記突出部6を形成する二枚のシート2間にチャック8がこの突出部6の幅方向の全長にわたって設けてある。
【選択図】図1

Description

この考案は、内容物の充填作業が容易に行え、内容物の取り出しも簡単に行えるようにした、詰め換え用内容物の包装に適した包装用袋に関する。
例えば、洗剤のような粉粒体は、厚紙等を用いた箱容器に収納した包装形態が取られているが、箱容器は多数回の繰り返し使用が可能な耐久性を有しており、これを粉粒体の消費後に廃棄していては資源の無駄になると共に、経済的にも損失となるので、粉粒体を包装用袋に詰めた状態で詰め換え用として販売し、箱容器を繰り返し使用できるようにすることが既に行われている。
従来、粉粒体を詰め換え用として販売するための包装用袋は、熱溶着性を有する二枚の矩形状シートを重ね合わせ、その両側部と下部を熱シールすることにより、上端が開口部となる袋本体を形成し、この袋本体に開口部から粉粒体を充填した後、開口部を熱シールによって封止することにより、粉粒体を包装すると共に、粉粒体の詰め換え時に熱シール部分を切り取ることで開口部を開くようになっている。
また、粉粒体を箱容器に詰め換えることなく、そのままで粉粒体の取り出しが繰り返してできるように、袋本体の開口部の近傍位置にチャックを設け、開封時にこのチャックと上端部の間の途中を切断し、チャックによって開口部の開閉ができるようにした包装用袋も提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−175945号公報
ところで、上記した従来の包装用袋は、上端の開口部が袋本体の幅方向全長にわたって形成されているため、ノズル等を用いた粉粒体の充填時に開口部は、ノズル径に対して必要以上に大きく開き、充填時の勢いがついた粉粒体が開口部の余剰部分から外部にこぼれ出る場合があるという問題がある。
また、粉粒体の詰め換え時に包装用袋の開口部が大きく開いていると、箱容器に対して移す粉粒体がこぼれやすいという問題もある。
そこで、この考案の課題は、袋本体に設ける上端の開口部を内容物の充填用開口と取出し用の開口に二分し、粉粒体の充填時や詰め換え時に内容物がこぼれ出るのを確実に防ぐことができる包装用袋を提供することにある。
上記のような課題を解決するため、この考案は、重ね合わせた二枚のシートの両側を熱シールすることにより、折り畳んだ状態で平坦となる袋本体を形成し、この袋本体の上端部に、内容物の充填後に熱シールで密封する充填用開口と、袋本体を形成するシートから連なって充填用開口よりも上方に突出する突出部を並べて設け、この突出部を形成する二枚のシートの周縁に沿って熱シールを施し、前記突出部を形成する二枚のシート間にチャックをこの突出部の幅方向の全長にわたって設けた構成を採用したものである。
上記突出部は、袋本体の略半分の幅を有する矩形に形成され、チャックは充填用開口の上端縁に合わせた高さ位置に設けられ、前記突出部が、このチャックと上端部の間に切断用のスペースを備えている構造とすることができる。
また、上記袋本体は、内容物を充填した状態で自立できるよう、底部がガゼットを形成するようになっているようにしてもよい。
ここで、上記袋本体は、熱シール可能な二枚の合成樹脂シートを用い、重ね合わせた両シートの両側部を熱シールによって接着し、両シート間の下部に二つ折したガゼットシートを挟み込み、その両端を両シートの両側部に熱シールし、ガゼットシートの両側下部を対応する合成樹脂シートの下縁と熱シールすることにより、袋本体の下部が自立できるように開く構造になっている。
また、上記充填用開口と突出部は、袋本体の幅方向を丁度二分するように設けられ、充填用開口の上端縁とチャックは略等しい高さ位置に設定され、前記突出部を切断用のスペースの部分で切断してチャックを開けば、突出部の残った部分が、内容物を取出すための筒口になる
この考案によると、袋本体の上端部に、内容物の充填後に熱シールで密封する充填用開口と、充填用開口よりも上方に突出する突出部を並べて設け、この突出部の周縁に沿って熱シールを施し、前記突出部を形成する二枚のシート間にチャックをこの突出部の幅方向の全長にわたって設けたので、充填用開口をノズル等を用いた内容物の充填に対応した大きさに設定でき、内容物の充填時に開口部分がノズル径に対して必要以上に大きく開かないので、充填時の勢いがついた内容物が開口の余剰部分から外部にこぼれ出るという問題を解決することができる。
また、突出部はチャックを残して切断することにより内容物の取出し用筒口となり、この筒口を小径に設定できるので、内容物の詰め換え時に包装用袋の開口量が適正となり、箱容器等に対して粉粒体を移す場合にこぼれにくくなる。
以下この考案の最良の実施の形態を説明する。
図示のように、包装用袋1は、熱シール可能な二枚の合成樹脂シート2、2を用い、重ね合わせた二枚のシート2、2の両側を熱シール部3で溶着することにより、折り畳んだ状態で平坦となる袋本体4を形成し、この袋本体4の上端部に、内容物の充填後に熱シールで密封する充填用開口5と、袋本体4を形成するシート2、2から連なって充填用開口5よりも上方に突出する突出部6が並べて設けられている。
上記突出部6は、この突出部6を形成する二枚のシート2、2の両側と先端部を周縁に沿った熱シール部7で溶着すると共に、前記突出部6を形成する二枚のシート2、2間に雌雄一対となるチャック8がこの突出部6の幅方向の全長にわたって設けられている。
上記突出部6は、袋本体4の略半分の幅を有する矩形に形成され、チャック8は充填用開口5の上端縁に合わせた高さ位置に設けられ、前記突出部6が、このチャック8と上端部の間に切断用のスペース9を備えている。
また、上記袋本体4は、内容物を充填した状態で自立できるよう、両シート2、2間の下部に二つ折したガゼット底シート10を挟み込み、その両端を両シート2、2の両側部に熱シール部3で溶着し、ガゼット底シート10の両側下部を対応する合成樹脂シート2、2の下縁と熱シール部11で溶着することにより底部がガゼットを形成している。
また、上記充填用開口5と突出部6は、袋本体4の幅方向を丁度二分しており、充填用開口5の上端縁とチャック8は略等しい高さ位置に設定され、前記突出部6を切断用のスペース9の部分で切断してチャック8を開けば、突出部6の残った部分が、内容物である粉粒体A等を取出すための筒口になる。
この考案の包装用袋は、上記のような構成であり、充填用開口5が開放されたままの扁平状態で、洗剤のような粉粒体Aの充填に供給され、粉粒体Aを充填するには、図2のように、充填用開口5を開き、そこにノズルで定量の粉粒体を充填すればよく、この粉粒体Aの充填により袋本体4の下部が広がり、自立可能な状態になる。
上記充填用開口5は、袋本体4の幅の略半分になっているので小径に設定でき、ノズル等を用いた内容物Aの充填に対応した大きさになり、内容物Aの充填時に開口部分がノズル径に対して必要以上に大きく開かないので、充填時の勢いがついた内容物Aが開口の余剰部分から外部にこぼれ出るという問題がない。
粉粒体の充填が完了すると、図4のように、充填用開口5の上端縁全長に熱シール部12を施して封止することにより、内容物Aを密封収納した出荷が可能な包装姿になる。
上記のような包装姿の包装用袋1から内容物Aを取出す場合は、突出部6のチャック8と上端部の間に設けた切断用のスペース9の途中を刃物でチャック8に平行して切断し、突出部6の上端側を除去することにより、残った突出部6はチャック8によって開閉自在となる。
残った突出部6はチャック8を開くことで内容物Aの取出し用筒口となり、この筒口は袋本体4の幅の略半分になっているので小径に設定でき、内容物Aの詰め換え時に包装用袋1の開口量が適正となり、箱容器等に対して粉粒体を移す場合にこぼれにくくなるという利点がある。
この考案に係る包装用袋の一部切り欠き正面図 この考案に係る包装用袋の充填用開口を開いた状態を示す斜視図 (a)は図1の矢印a−aでの拡大した縦断面図、(b)は図1の矢印b−bでの拡大した縦断面図 この考案に係る包装用袋に内容物を充填した包装姿の斜視図 図4の矢印c−cでの拡大した縦断面図
符号の説明
1 包装用袋
2 合成樹脂シート
3 熱シール部
4 袋本体
5 充填用開口
6 突出部
7 熱シール部
8 チャック
9 切断用のスペース
10 ガゼット底シート
11 熱シール部

Claims (3)

  1. 重ね合わせた二枚のシートの両側を熱シールすることにより、折り畳んだ状態で平坦となる袋本体を形成し、この袋本体の上端部に、内容物の充填後に熱シールで密封する充填用開口と、袋本体を形成するシートから連なって充填用開口よりも上方に突出する突出部を並べて設け、この突出部を形成する二枚のシートの周縁に沿って熱シールを施し、前記突出部を形成する二枚のシート間にチャックをこの突出部の幅方向の全長にわたって設けた包装用袋。
  2. 上記突出部は、袋本体の略半分の幅を有する矩形に形成され、チャックは充填用開口の上端縁に合わせた高さ位置に設けられ、前記突出部が、このチャックと上端部の間に切断用のスペースを備えている請求項1に記載の包装用袋。
  3. 上記袋本体は、内容物を充填した状態で自立できるよう、底部がガゼットを形成するようになっている請求項1又は2に記載の包装用袋。
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