JP3127459B2 - 高圧放電灯 - Google Patents

高圧放電灯

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JP3127459B2 JP02257098A JP25709890A JP3127459B2 JP 3127459 B2 JP3127459 B2 JP 3127459B2 JP 02257098 A JP02257098 A JP 02257098A JP 25709890 A JP25709890 A JP 25709890A JP 3127459 B2 JP3127459 B2 JP 3127459B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、両端を封止した外管内に発光管を収容して
なる2重管構造の高圧放電灯に関する。
(従来の技術) 一般に高圧放電灯は、外管内に発光管を収容して2重
管構造をなしている。
従来の場合、外管形状はBTまたはB型などのように片
端部のみを封止する片口金形構造をなしている。しかし
ながら、このような構造は外管内部に発光管を囲ってこ
の発光管を支持する枠形状のサポートやステム等が必要
であり、このため外管が大形になるなどの不具合があ
る。
このため、最近、第5図に示すような両口金形の2重
管構造の放電灯が開発されている。
すなわち、図の例は高圧ナトリウムランプを示し、1
は石英チューブからなる外管であり、この外管1の両端
部は圧潰封止部2、2により封止されている。
これら圧潰封止部2、2にはモリブデンMoなどからな
る金属箔3、3が封止されており、これらMo箔3、3に
は、Moワイヤなどからなる内部導入線4、4および外部
導入線5、5が溶接されている。外部導入線5、5には
給電端子6、6が溶接されている。
上記外管1内には発光管10が収容されている。発光管
10は透光性アルミナチューブなどからなるバルブ11の両
端部をセラミックやニオビウムからなるディスク12、12
で閉塞して構成してある。上記閉塞ディスク12、12には
電極13、13を取付けてある。これら閉塞ディスク12、12
には上記電極13、13と接続されたニオブチューブからな
る導電体14、14が取り付けられている。これら導電体1
4、14はばね部材15、15およびサポート16、16を介して
前記内部導入線4、4に接続されている。
上記ばね部材15、15はニオビウムやタンタルなどのワ
イヤからなり、このワイヤばね部材15、15は中央部が上
記導電体14に溶接されているとともに、両端部が略コ字
形に形成された上記サポート16の両端部に溶接されてい
る。このサポート16は内部導入線4、4に溶接されてい
る。
このような構成においては、発光管10を両端封止形の
外管1に収容し、この発光管10の両端を、封止部2、2
を介して導入された内部導入線4、4に支持させている
ので、外管1の径を従来のBTまたはB型などに比べて、
20〜40%も小形化することができ、使用分野が広くな
り、普及度が拡大する。
ところで、石英チューブからなる外管1内に、透光性
アルミナなどのようなセラミックチューブからなる発光
管10を収容して両端部を固定すると、石英チューブとア
ルミナチューブの熱膨脹差が発生し、点滅のたびに伸縮
差が生じる。
これを吸収するため、発光管10と内部導入線4、4の
間にばね部材15、15を設けてある。
このばね部材15、15は、アルミナチューブからなる発
光管10が外管1に対して熱膨脹差を生じると弾性的に伸
長し、これにより伸縮差を吸収し、外管1の封止部2や
発光管10の破損を防止している。
また、この場合、発光管10をばね部材15、15で支持す
ることになるから、耐振強度が低下する心配があり、こ
れを補うためにSUS材からなる略コ字形のサポート16に
上記ワイヤばね部材15を張り渡して支持している。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、このような構成の2重管形放電灯は、
封止前の発光管10が上記ワイヤばね部材15とMo箔3とで
支えられることになり、これら両者はともに弾性変形し
易いため、発光管10を含むマウントが傾く場合がある。
すなわち、発光管10を外管1に挿入して外管1の端部
を圧潰封止する場合は、第6図に示すように、発光管10
およびMo箔2の位置を外管1の中心軸上に保持し、Mo箔
2は正しく伸びている必要がある。
しかし、第7図に示す通り、外部導入線5をマウント
チャック18で挾持してマウントを支持した場合や、外管
1の加熱軟化された端部を圧潰して押圧した場合など
に、Mo箔3が座屈変形したり、ワイヤばね部材15が弾性
変形することがあり、このため、マウントが傾いたまま
で封止されてしまう場合がある。
また、第5図のように組立てられた放電灯は、振動や
衝撃が加えられるとワイヤばね部材15が弾性変形して発
光管10が外管1の中心軸から偏心したり傾く場合があ
り、ワイヤばね部材15や内部導入線4が折れ曲がったり
切断する心配もある。
本発明はこのような事情にもとづきなされたもので、
発光管が外管内に傾いて封止されるのを防止し、かつ使
用中においても発光に支障をきたすことなく発光管を外
管の中心軸上に保持することができる高圧放電灯を提供
しようとするものである。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 本発明は、両端に圧潰封止部を有する外管と;各圧潰
封止部に封入された金属箔と;各金属箔に接続され、外
管に導出された導入線と;両端に金属導入体を有した閉
塞部を備え、外管内に収容された発光管と;一端が各金
属導入体に接続されるとともに他端が各導入線に接続さ
れ、発光管が管軸方向に変位するのを吸収する金属線材
を曲成したばね部材と;各導入線に接続され、外管の内
面に接続して発光管を外管の中心軸上に保持する弾性リ
ングにより形成されるホルダーと;を具備していること
を特徴とする。
(作用) 本発明によれば、発光管の導入線に取着した弾性リン
グにより形成されているホルダーが外管の内面に当たっ
てこれらの偏心方向の移動を防止する。よって、発光管
が外管内に傾いて封止されるのを防止することができ、
また使用中にあっても発光管を外管の中心軸上に確実に
保持することができる。
(実施例) 以下本発明について、第1図および第2図に示す第1
の実施例にもとづき説明する。
この実施例においては、第5図に示す従来の構造を改
造したものであり、従来と同一部材には同一番号を付し
てその説明を省略する。
本実施例で従来と異なる点は、内部導入線4、4の内
端部にワイヤリング(弾性リング)からなるホルダー2
0、20を取着したことである。
ホルダー20は、例えばSUS材により形成され、一端が
上記内部導入線4、4の内端部に溶接されているととも
に、他端は径方向に伸びかつ外管1の内面に沿ってリン
グ形状に伸びており、このリング部分が外管1の内面に
当接可能となっている。
つまり、リング部はやっと外管1に挿入可能な程度
に、この外管の内径より僅かに小さく形成されており、
このリング部は弾性変形可能となっている。
このような構成によれば、第7図に示されたように、
マウントを外管1に封止する場合、ホルダー20が外管1
の内面に当たって内部導入線4の偏心を防止するから、
サポート16の傾きを防止し、Mo箔3の座屈を防止すると
ともに、発光管10の傾きを防止する。
また、このように構成されたランプを使用中に、石英
チューブからなる外管1と透光性アルミナチューブから
なる発光管10とが熱膨脹差により伸縮差が生じても、こ
れらの伸縮差はばね部材15が弾性変形して吸収し、よっ
て外管1の封止部2や発光管10の破損が防止される。
そして、振動や衝撃が加わっても、発光管10の軸方向
への変動は上記ばね部材15の弾性変形により吸収し、か
つ径方向への変動は、内部導入線4に取着したホルダー
20が外管1の内面に当たってその偏心移動を防止する。
よって、発光管10は外管1の中心軸上に確実に保持され
る。
第3図および第4図は本発明の第2の実施例を示す。
本実施例で第1の実施例と異なる点は、第1の実施例
のワイヤばね部材15およびサポート16に代わって、U字
形ばね部材30を用いた点である。
すなわち、U字形ばね部材30はニオビウムなどからな
り、U字部分の一端が発光管10側の導電体14に溶接され
ているとともに他端が内部導入線4に溶接されている。
このような構成においても、石英チューブからなる外
管1と透光性アルミナチューブからなる発光管10とが熱
膨脹差により伸縮差が生じても、これらの伸縮差はU字
形ばね部材30の弾性変形により吸収することができ、よ
って外管1の封止部2や発光管10が破損するのが防止さ
れる。
そして、振動や衝撃が加わっても、発光管10の軸方向
への変動は上記U字形ばね部材30の弾性変形により吸収
し、かつ径方向への変動は、内部導入線4に取着したホ
ルダー20が外管1の内面に当たってその偏心移動を防止
する。よって、発光管10は外管1の中心軸上に確実に保
持される。
なお、本発明は上記各実施例に制約されるものではな
い。
すなわち、ホルダー20は、内部導入線4の端部に取着
することに限らず、第1実施例のサポート16や第2の実
施例のU字形ばね部材30に溶接してもよく、または発光
管10の端部、例えば導電体14に溶接してもよい。
また、ホルダー20は円板形状であってもよく、また第
1実施例のサポート16の両端部に溶接された板ばねから
なり、これら板ばねが外管の内面に弾接するようなホル
ダーであってもよい。
さらに、本発明は外管1の端部が圧潰封止された形状
のものに制約されず、機密キャップで密封封止されるよ
うな両端口金または両端端子タイプであってもよい。
そして、本発明は高圧ナトリウムランプに限らず、高
圧水銀灯、メタルハライドランプなどであってもよい。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、外管内に収容し
た発光管の両端部を導入線に対して、この発光管が軸方
向に変位するのを吸収するばね部材を介して支持した放
電灯において、発光管の端部またはばね部材もしくは導
入線に、上記外管の内面に接触して発光管を外管の中心
軸上に保持する弾性リングにより形成されているホルダ
ーを取着したので、外管と発光管との間の熱膨脹差や振
動、衝撃などによる発光管の軸方向変位は上記ばね部材
で吸収し、また振動、衝撃などによる発光管の偏心方向
の変位はホルダーが外管の内面に当たってその変動を防
止する。よって、発光管が外管内に傾いて封止されるの
を防止することができるとともに、使用中にあっても発
光管を外管の中心軸上に確実に保持することができ、発
光管を外管の所定位置に支持することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例を示す高圧ナトリウムラ
ンプの断面図、第2図はその端部の斜視図、第3図は本
発明の第2の実施例を示す高圧ナトリウムランプの断面
図、第4図はその端部の斜視図、第5図は従来の高圧ナ
トリウムランプの断面図、第6図および第7図は端部を
封止する場合の説明図である。 1……外管、2……圧潰封止部、3……金属箔、4……
内部導入線、10……発光管、13……電極、14……導電
体、15、30……ばね部材、16……サポート、20……ホル
ダー。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭63−82365(JP,U) 実開 昭58−91853(JP,U) 実開 昭60−181853(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01J 61/34 H01J 5/48

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】両端に圧潰封止部を有する外管と; 各圧潰封止部に封入された金属箔と; 各金属箔に接続され、外管に導出された導入線と; 両端に金属導入体を有した閉塞部を備え、外管内に収容
    された発光管と; 一端が各金属導入体に接続されるとともに他端が各導入
    線に接続され、発光管が管軸方向に変位するのを吸収す
    る金属線材を曲成したばね部材と; 各導入線に接続され、外管の内面に接続して発光管を外
    管の中心軸上に保持する弾性リングにより形成されるホ
    ルダーと; を具備していることを特徴とする高圧放電灯。
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