JP3127233U - 収納家具の棚板昇降固定構造及び本構造を有する棚付き収納家具 - Google Patents

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Abstract

【課題】 所望の高さに棚を移動して固定できる棚付き家具の提供。
【解決手段】 棚板付き収納家具等の棚板を支持する柱4の側面内に、適当な幅の凹溝で該溝の内側両側壁に張出しリブ6aを備えた溝を有するガイドレール6を柱の上下方向に設け、このレール6にレール内を自由に上下移動させることができる棚板固定用プレート5を装着してなり、棚板固定用プレート5がプレート本体5aと締め付けプレート5bと固定用ネジ5cとで構成され、棚板固定用プレート5をガイドレール6の任意の位置に移動させ、固定用ネジ5cを締めてプレート本体5aと締め付けプレート5bとでガイドレール6内の前記リブ6aを挟持することによって固定用プレート5を固定して棚板2を所望の高さに支持するようにしたことを特徴とする棚板の昇降固定構造。
【選択図】 図3

Description

この考案は、棚板付き収納家具で、家具本体の上下方向へ棚板を無段階に移動させることができ、任意の位置に設定できる棚板の昇降機構に関するものである。
家具などにおける従来の棚板の高さ調節としては、家具等の例えば4隅の柱の上下方向に一定間隔で係り止め穴が設けられていて、棚板を取り付けるべき所要の高さの位置の係り止め穴に係り止めピンを挿入固定し、このピンによって棚板を支持する方式のものが知られている。
従来の係り止め穴方式による棚板の設置方法では、係り止め穴が一定ピッチで設けられているため、設定すべき棚板の高さもこの係り止め穴の高さに左右され、段階的で収納物に応じた細かい高さ設定ができなかった。
この考案は、それらを解決するために、移動棚板の細かい高さ設定ができるようにすることで効率的に収納スペースを確保し、収納家具の棚板を無段階に昇降させることができる棚板の設置構造を提供することを目的とする。
この考案の棚板設置構造は、棚板付き収納家具等の棚板を支持する柱の側面内に、適当な幅の凹溝で該溝の内側両側壁に張出しリブを備えた溝を有するガイドレールを柱の上下方向に設け、このレールにレール内を自由に上下移動させることができる棚板固定用プレートを装着しており、棚板固定用プレートがプレート本体と締め付けプレートと固定用ネジとで構成され、棚板固定用プレートをガイドレールの任意の位置に移動させ、固定用ネジを締めてプレート本体と締め付けプレートとでガイドレール内の前記リブを挟持することによって固定用プレートを固定して棚板を所望の高さに支持するようにしたことを特徴とする棚板の昇降固定構造よりなる。
棚板固定用プレートは、固定用ネジを緩めることでガイドレールに沿って移動させることができ、任意の箇所に再固定できる。
またこの考案は、上記ガイドレールと固定用プレートによるほかに、更に、棚板の適当な箇所に棚板の表裏に達する貫通孔を設け、この貫通孔に外周にネジ山を設けた長いネジ棒からなる支持棒を挿通・立設し、この支持棒に螺着させたナット状の固定具によって棚板を任意の箇所に固定することを特徴とする。
この支持棒は、棚板の中央のみならず任意の位置に必要数だけ設けることができる。
この支持棒を設けることによって、両端だけで支持したのでは強度が不充分となるような長さの棚板でも充分に支持できる。
この考案によれば、棚板固定用プレートは、固定用ネジを緩めることでガイドレールに沿って上下に移動させることができ、任意の箇所に再固定でき、棚板の上下の収納スペースを任意に設定することができる。また、長いボルト様の支持棒を設けることで、棚板を任意の高さに強固に固定することができる。
この考案において、収納家具及び棚板は木製でも金属製でもよく、収納家具の柱に設けるガイドレールは、柱が木製の場合には別途作製した金属製若しくはプラスチック製のガイドレールを柱に埋設するが、柱が金属製の場合には柱と一体的に作製してもよい。ガイドレールの溝内に設ける張出しリブは、溝の開口面と同じ箇所でもよいが、好ましくは棚板固定用プレートのプレート本体の厚さ分だけ溝内に落ち込んだ箇所に設けるとよい。
棚板固定用プレートは、ガイドレールの張出しリブに強固に固定できるように、プレート本体又は締め付けプレートのいずれか一方若しくは両方のリブに接する側の面にゴム又はプラスチック層を設けるとよい。
リブの表面又はリブに接する固定用プレートのプレート本体若しくは締め付けプレートの面を凹凸面としてもよい。
棚板固定用プレートは、直接棚板に固定した形で使用されてもよく、また、F型のように頂部に棚板受けを有する形状として棚板を載置する形状としてもよい。
この考案の棚板取り付け構造は、通常、棚板の四隅に位置する柱に設けて棚板を支持するが、必要に応じて更に、棚板の長さや幅方向の中間の箇所に設けてもよい。
このほか、この考案の棚板固定用プレートによる保持構造に加えて、必要に応じて棚板を上下方向に貫通するネジ捧状の支持棒を設け、この支持棒に螺着させたナット状の固定具で棚板を支持するようにしてもよい。
支持棒の外周に設けるネジ溝(ネジ山)の幅は小さいため、棚板固定用プレートによる位置決めにあわせて、棚板を任意の高さに取り付けることができる。内面に雌ネジを切ったナット状の固定具は、棚板の裏面(下面)にだけ装着しても良く、また表裏両面に装着させて棚板を締め付けるようにしても良い。固定具の形状は、通常のナットと同様に六角形のものでも良いが、棚板の下面を支持する固定具は中央にナット部のある長方形の板状のものやナットより大きめの円盤のものとしても良い。
この考案において、棚板は一枚物の板体のほかに、引出し等の付いた棚部材なども同様に任意の高さに設定することができる。
この考案の実施例を図面にしたがって説明するが、この考案はこれらに限定されるものではない。
図1は、この考案の一実施例の正面図である。1は家具本体の天板、2は棚板、3は引出し3aが一体の構造となっている棚部材、4は脚(柱)で本体の前後左右に4本備えられている。脚4の内部には、図2及び図3に示すようにガイドレール6が内蔵されている。
図2は脚4の断面図で、図3は脚4をガイドレール6側から見た正面図である。図からわかるように、断面凹型のガイドレール6は溝6bの開口面を外側に向けて脚4内に埋設されていて、溝6b内の張出しリブ6aは脚4の表面より棚板固定用プレート5のプレート本体5aの厚さ分だけガイドレール6の内側の位置に設けられている。
棚板固定用プレート5は、図4に示すように、プレート本体5aと締め付けプレート5bと固定用ネジ5cとからなり、本例の場合、締め付けプレート5bの締付け面にゴムシート層5dを設けている。図中、5e、5fはネジ孔を示す。
棚板固定用プレート5は脚4に埋め込まれたガイドレール6内に挿入され、レール6に沿って上下方向に移動され、所要の箇所で固定用ネジ5cで締付けプレート5bを締付けることによって、プレート本体5aと締め付けプレート5bとの間が狭まりガイドレール6の張出しリブ6aを挟み込むことによってレール6上に固定され、棚板2が所定の位置に固定される。
図5は、棚板固定用プレート5を棚板2に直接装着した例を示す。図に示すように、固定用プレート5のプレート本体5aに設けられたネジ孔5fにネジ(又はボルト)51を通して棚板2にプレート5を装着する。
図1において、7は外周にネジ山を設けた支持棒で、棚板2及び棚部材3の任意の箇所にこの支持棒7を挿通し得る孔を設け、支持棒7は家具の上下に達する長さで所要数だけ設ける。本例の場合は4本設けてある。
図6(B)は支持棒7で棚板2を固定した状態を示す図で、所望の高さに移動させた棚板2の両面を支持棒7に螺着させたナット(固定具)8で挟んで固定した状態を示す。図6(A)は固定具としてのナット8の上面図である。
図7は棚板2を固定する前の状態を示す図で、棚板2を矢印で示すように上方又は下方に移動させてナット状の固定具で固定する。ナット状の固定具は、ナット8とワッシャー状の支持板9は一体となっていても離れた別体となったものでも良い。図7は固定具がナット8と支持板9が別々になっている例を示し、この場合、例えば図示するように棚板の下面を支える支持板9を大きな円盤9aなどとしても良い。
この考案は、棚板固定用プレートを本体脚部に取り付けたガイドレール上を自由に移動させることができ、その任意の位置で固定でき、固定用プレートを棚板と連結させておくことで、棚板を上下自由に昇降させ無段階に所望の高さに固定できる。そのことで、棚板の上に載せる収納物に応じて紬かく高さを変えられ、収納部の無駄を少なくできる。よって、収納スペースを有効利用することができる。
以上、この考案を棚板を例として説明したが、同様にして引出し等を備えた棚部材3についても同様に適用でき、同様な効果を得ることができる。
この考案の一実施例を示す斜視図である。 この考案の家具の脚(柱)の断面図である。 この考案の家具の脚(柱)の正面図である。 棚板固定用プレートの取り付け状態を示す斜視図である。 棚板固定用プレートの構成を示す図である。 支持棒による棚受け部分の一例を示す説明図である。 この考案の棚受け部分の他の例を示す説明図である。
符号の説明
1 天板
2 棚板
3 引出し付き棚部材
4 脚
5 棚板固定用プレート
5a プレート本体
5b 締め付けプレート
5c 固定用ネジ
6 ガイドレール

Claims (3)

  1. 棚板付き収納家具等の棚板を支持する柱の側面内に、適当な幅の凹溝で該溝の内側両側壁に張出しリブを備えた溝を有するガイドレールを柱の上下方向に設け、このレールにレール内を自由に上下移動させることができる棚板固定用プレートを装着しており、棚板固定用プレートがプレート本体と締め付けプレートと固定用ネジとで構成され、棚板固定用プレートをガイドレールの任意の位置に移動させ、固定用ネジを締めてプレート本体と締め付けプレートとでガイドレール内の前記リブを挟持することによって固定用プレートを固定して棚板を所望の高さに支持するようにしたことを特徴とする棚板の昇降固定構造。
  2. ガイドレールと棚板固定用プレートのほかに、棚板の任意の箇所に表裏に達する貫通孔を設けるとともに、該貫通孔に外周にネジ山を設けた長いネジ棒からなる支持棒を通して立設し、該支持棒に螺着させたナット状固定具によって棚板を支持するようにしたことを特徴とする請求項1記載の棚板の昇降固定構造。
  3. 請求項1又は2記載の棚板の昇降固定構造を有する棚付き収納家具。
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