JP3127064B2 - サンプル中の微生物の検出方法 - Google Patents

サンプル中の微生物の検出方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はサンプル中の微生物の強
化した検出方法およびその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】サンプルの微生物の検出方法は一般に時
間がかかりそして骨の折れる臨床的方法である。普通行
う場合には、少量のサンプル、いわゆる接種材料を微生
物増殖促進培地へ置く。次いでこの系を適当な条件で培
養し、適当な時間経過後に結果を読み取る。
【0003】プレートを毎日検査しスコアを付ける。微
生物の推測される種類および使用する培地の種類に応じ
て、増殖していないプレートは一般に4〜8日間廃棄さ
れない。非常に高濃度の微生物を有する少量のサンプル
については、上記手段は良好に働く。増殖可能な微生物
が低濃度のためにかなり多量の液状サンプルが必要な場
合にはサンプルを液状培地の数倍量で希釈し、混合物を
培養して増殖を検出する。普通、増殖可能な微生物の存
在を試験する滅菌サンプルたとえば血液サンプルは、増
殖の検出が可能になるまで1〜数日間を要するであろ
う。ビンを毎日詳しく調べる。増殖していないビンは一
般に5〜7日間は廃棄されない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】すなわち、この培養時
間を減らす必然性がある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記のことは本発明方法
により実現される。簡単には、本発明方法において、サ
ンプル容器は複数のより小さい領域に分画されており、
微生物の存在について各領域毎に別々にモニターされう
る。サンプルをこの容器へ入れて培養し各領域毎にモニ
ターすると、培養およびモニターを行う個々の領域に含
まれるサンプルの液量はサンプル全体の量よりも少ない
ので検出が迅速になる;なぜなら、微生物検出は濃度依
存性現象であり、モニターする液量が少なければ微生物
汚染の存在を検出しうる濃度まで微生物を培養するため
の時間は短くてすむからである。
【0006】図1は、格子組式区画部(interlo
cking dividers)を用いてサンプルを複
数の区画へ分けるための好ましい装置を表し;(a)は
一面を貫通した装置を示し;(b)は側面図であり;そ
して(c)は格子組式区画部の詳細図である。
【0007】本発明は、サンプルを複数のより小さい領
域に分け、そして各領域毎に別個に分析することにより
微生物の検出を強化して必要な検出時間を短くすること
による、微生物検出を強化する便利な方法を提供するも
のである。検出は検出系における細菌の総数ではなく濃
度に依存するため、サンプルをより小さい領域に分け個
々の領域において微生物の培養、検出を行うことにより
サンプルを区画せずに分析を行うよりも、迅速にそして
全体的に低濃度で細菌の検出をすることができるであろ
う。
【0008】例として述べれば、ベクトン、ディキンソ
ン アンド カンパニー(Becton,Dickinson and Comp
any) により市販されているBACTEC(登録商標)
血液培養分析器システムが陽性結果を得るためにほぼ1
×10CFU/mlの限界濃度を必要とする。初期接
種材料を培養培地で50mlまで希釈して50ml中に
わずか1CFUを含む場合(即ち、0.02CFU/m
lの場合)、以下に詳しく述べるようにこの限界濃度を
達成するために合計26世代が必要であろうと計算する
ことができる。即ち、サンプルは総量が50mlなので
検出限界濃度1×10CFU/mlに到達するには、
50×1×10=5×107CFU(≒225.6CF
U)まで増殖させなければならない。一方、微生物は一
世代毎に1細胞が2細胞に分裂し、1CFUが2CFU
となる。従って、1CFUの微生物が5×107CFU
となるためには、約26世代培養する必要がある。平均
世代時間を30分とし、増殖開始前に遅れ(lag)が
ないと仮定すると、これは検出時間13時間に換算でき
る 。
【0009】本発明の好ましい実施態様において、サン
プル50mlを各々0.5mlの100個の区画へ分け
る。この場合、各区画の液量は0.5mlなので、1X
10CFU/mlの有効濃度に到達するためには、
0.5×1×10=5×105CFUまで増殖すること
を必要とするであろう。これは微生物を含む区画におい
て19世代(219≒5×105)すなわち(上述のよう
に世代時間が30分、かつ時間的遅れがないと仮定し
て)約9.5時間で達成され、50mlのサンプルを分
画せずに培養して検出する場合より3.5時間の短縮と
なる。サンプル50mlを各々0.05mlの1000
個の区画へ分けると、各々の生物が1×10CFU/
ml以上に増殖するためにはわずか16世代(216≒5×
104)すなわち8時間しか必要としない。
【0010】検査される区画の数およびこれら区画の容
積を特定用途にしたがってまたは装置の制限的指令によ
り変化させることができることは容易に認識される。区
画が相互に有効に離れているかぎりは、この分画を達成
するさらに別の手段は重要ではない。
【0011】図1はこの分画に対する好ましい装置を示
し、これは格子組式区画部により一面を複数の区画に分
けられた培養ビンからなる。これらは別々の区画を平行
六面体形状に形成し、各々は同じ容積である。実際の使
用ではこれら区画部の高さは、使用する場合、培養する
間たとえば振とう器のような攪拌装置中での培養の間に
容量を完全に含むのに十分でなければならない。
【0012】実際には、接種材料をビンへ入れ、次にこ
のビンを区画部を含む一面上に置きサンプルを別々の区
画へ分ける。次いでビンを培養し、いずれかの都合のよ
い方法で増殖について分析する。好ましい分析方法に
は、比色法、蛍光測定法、放射測定法、比濁法および赤
外線分析法がある。
【0013】区画の形状および/ または容積は、各区画
について同一形状および容積が好ましいが変更可能なこ
とは認識されるべきである。
【0014】微生物の迅速な検出に加えてこの方法は先
行技術より有利な2 つの別の主な利点を有する。第一
は、この方法が菌血症または敗血症の定量化を可能にす
る。第二は、この方法が多種微生物とも適合性があるこ
とであり、この方法はほとんどの環境下で生物の初期レ
ベルが低い限りは混合種から単離した培養物を作るであ
ろう。
【0015】ワムポール ラボラトリーズ(Wampole Lab
oratories)より市販されてるアイソレーター(Isolator)
7.5 ミクロバイアルチューブ(Microbial Tube)は、遠心
分離により血液種から微生物を濃縮するための装置およ
びシステムである。この方法は30分の遠心回転で25工程
を越える手法を含む非常に時間と手間のかかるものであ
る。この方法はこれが元の血液サンプルにおける微生物
の数を推定しうるただ1 つの商業ベースの方法であるの
で、広く受け入れられてきた。ドーン(Dorn)らによるこ
の方法の評価(J.Clin.Micr.,9.p391-396) により、
遠心分離法によってのみもたらされる定量化は機会的感
染と皮膚の不潔とを区別しそして抗生物質療法の効果を
判定するにおいて幾つかの場合有用であることを証明し
た" 、と結論した。スリバン(Sullivan)ら(Pediatric
s,69,699-702) は子供の菌血症の程度は臨床疾患の深
刻さと関連することを示した。
【0016】本発明方法において、原サンプルにおける
微生物の数の推定は増殖を示した区画の数を数えるのと
同じくらい簡単である。陽性凹部(well)の数が全
凹部の数と比較して少ない場合、この推定は非常に正確
であることが予想されうる。陽性凹部の数が増えると、
推定の正確度および信頼性が悪くなる。しかしながら、
迅速な検出が最も都合のよいほとんどの種類の型たとえ
ば血液は一般に10CFU/ml未満の微生物数を有す
る。培地で希釈すれば、凹部の10%未満が陽性になる
であろう。
【0017】さらに、原サンプルにおける二種以上の微
生物の存在はほとんどのシステムで大きな問題である。
これは血液培養において重要で、しばしば発生する。多
種微生物菌血症が化膿性エピソードの18% 程の多さで報
告されそしてより高い死亡率に結びつく。全サンプルを
一つのビンへ入れるような場合、迅速に増殖する微生物
たとえば大腸菌に対し非常に容易で、他の存在する生物
が失われる。他の生物は検出されないかまたは同定およ
び感受性試験のために単離したコロニーを増殖するのに
さらに18〜24時間を必要とする。
【0018】本発明方法において、少数の生物が存在す
る場合、各生物が別々の凹部へ入る可能性が高い。数種
が存在する場合、したがって各陽性凹部は一つの生物の
結果であり、したがって純粋な培養物であることが予想
されうる。もし一種( たとえば大腸菌) が原サンプル中
で主流の場合、ほとんどの陽性凹部に培養物があること
が期待される; しかし残りの陽性凹部における別の種の
増殖に影響を及ぼしたり妨げたりするものではない。す
なわち、複数の微生物の検出が非常に簡易化される。
【0019】さらに、微生物の世代時間が長い、たとえ
ばミコバクテリアたとえば結核と関連するものの場合、
検出時間が非常に少なくなる。これにより診断がより速
くなり、そして治療をより早期に開始することができ
る。
【0020】
【実施例】以下の実施例は本発明の特定の好ましい実施
態様を提供するものであるが、全ての実施態様の例示で
あることを意図するものではない。
【0021】実施例1 本発明方法の利点を説明するために、血液サンプルの8
mlアリコートを培養培地中80mlまで希釈したサン
プルが、1X10CFU/mlの限界濃度に到達する
のに必要な時間を測定するために、世代時間が20分、
30分または12時間であり、かつ、増殖開始前にそれ
ぞれ30分、30分および1日の遅れ(ラグ)があると
仮定して一連の計算を行った。結果を表1に示す。
【0022】
【表1】 表1 世代時間 総CFU 限界値までの時間 短縮した時間 8ml血液中 (分) a−b (CFU/ml) a b 20分 1(0.125) 560 420 140 分 2(0.250) 540 420 120 分 8(1.0) 500 420 80 分 16(2.0) 480 420 60 分 32(4.0) 460 420 40 分 30分 1(0.125) 825 615 210 分 2(0.250) 795 615 180 分 8(1.0) 735 615 120 分 16(2.0) 705 615 90 分 32(4.0) 675 615 60 分 日数 日数 12時間 1(0.125) 14.25 10.75 3.5日 +1日の 2(0.250) 13.75 10.75 3日 遅れ 8(1.0) 12.75 10.75 2日 16(2.0) 12.25 10.75 1.5日 32(4.0) 11.75 10.75 1日 注 a.サンプルを分画しない通常のシステムで測定し
た場合、測定1回 b.各々0.666mlの区画部を120個を有する本
発明装置で測定した場合明らかなように、本発明のシス
テムは特に生物の初期濃度が薄いか、または世代時間が
長い場合に時間が著しく短縮する。
【0023】実施例2 市販の細菌検出システムと本発明方法の比較スピードを
評価するために、このシステムを微量滴定トレーを用い
て再現する。使用する三つのシステムを以下に記載す
る。
【0024】蛍光微量滴定トレー(本発明): トレーの製造;蛍光化合物トリス4,7−ジフェニル−
1,10−フェナントロリン ルテニウム(II) クロリ
ド (Ru(DPP)3 Cl2 )を、ワッツ(Watts)およ
びクロスビィ(Crosby)の方法(J.Am.Chem.Soc.,9
3,3184(1971)) を用いて合成した。総量3.6mgの化
合物を2.0mlジメチルスルホキシド(D-5879,シグマ
ケミカル社, ミズリー州, セントルイス) に溶かし、次
いで得られた溶液を攪拌しながら、1300mlシリコー
ンゴム形成溶液(水性エマルジョン#3-5024, ダウコー
ニング社、ミシガン州ミットランド) へゆっくり加え
た。次いで混合物の35μl アリコートを96個の凹部
を有する平らな底面の白色微量滴定トレー(#011-010-7
901、ダイナテック社(Dynatech)、バージニア州シャン
ティリー) の各凹部へ分散させ、このシステムを続いて
一晩低湿度( 25%RH未満)、60℃の培養器中で硬
化した。硬化後、このトレーを以下の試薬の各々を用い
て、各凹部を数回浸漬または充填することにより洗浄
し、そして空にする;(a)無水エタノール、(b)
0.1Mリン酸塩緩衝液pH7.2、(c)加熱蒸留水
(約45℃)および(d)雰囲気温度蒸留水。
【0025】バキュテイナー(Vacutainer) RTSB3
0mlに生物懸濁液5mlを接種した。次いで、ブロス懸濁
液を複数の250μl 凹部を有する蛍光トレーへピペッ
トで入れた。このトレーを蓋で覆い、湿った35℃培養
器へ入れた。蛍光レベルを測定するために、トレーをフ
ルオロスカン(Fluoroskan)II 蛍光光度計(480-490帯域
瀘波励起フィルター/570 カットオン発光フィルター)
へ入れた。もし96箇所の凹部の平均について50以上の
蛍光度(fluorescent counts)を有する場合、凹部は陽
性であると考える。各陽性凹部から100μl を除き、
希釈しそしてTSA皿へ入れて生物同定を証明した。陰
性凹部を試験して何らの生物も存在しないことを証明し
た。
【0026】放射分析用(14C)BACTECRのヒツ
ジ血液を含まない6B血液培養ビン 注射器を用いて、14C培地を含むビンに生物懸濁液5ml
を接種した。ビンを振とう器中で37℃にて培養し、B
ACTECR460 読み取り器を用いて時々読み取った。
ビンがもし14C02 0.0075μCi以上を有する場
合、陽性と考えられた。この放射レベルは増殖指数(Gr
owth Index Number)30に相当する。BACTECRビ
ンを、増殖指数が30以上であるかまたは二つの連続し
た読み取り値の間の変化が10以上になるまで読み取っ
た。100μl のサンプルを各ビンから取り出し、生物
同定を証明するために薄くプレーティングした。生物を
有しない対照ビンもまた培養しそして試験品とした。
【0027】放射分析用(14 C)BACTECRのヒツ
ジ血液を有する6B血液培養ビン 注射器を用いて、脱フィブリン化ヒツジ血液5mlを上記
のように同じBACTECRビンへ加えそして混合し
た。次いで培地/血液混合物5mlを除き、生物懸濁液5
mlをビンへ加えた。ビンを振とう器中で37℃にて培養
し、BACTECR460 読み取り器を用いて時々読み取
った。増殖指数が30以上になるかまたは二つの連続し
た読み取り値の変化が10より大きくなるまでBACT
ECRビンを読み取った。サンプルを各ビンから除き、
プレーティングして、生物同定を証明した。生物を有し
ない対照ビンもまた培養しそして試験品とした。
【0028】二つの異なった生物、大腸菌 ATCC 25922
およびシュードモナス マルトフィラ(Pseudomonas ma
ltophila)BBL#7301(アミカシン8μg/ml含有) を用
いて各系を検査した。結果を表2に示す。
【0029】
【表2】 表2 大腸菌 ATCC #25922 BACTECR BACTECR 微量滴定凹部 ビン ビン w/o S.B. w/S.B. #陽性試験 11 5 2 平均検出時間 8.25 12 13 (時間) 微量滴定凹部の検出時間 100% 145% 158% (パーセントとして) シュードモナス マルトフィラ BBL #7301 (8μg/mlアミカシン) BACTECR BACTECR 微量滴定凹部 ビン ビン w/o S.B. w/S.B. #陽性試験 2 4 4 平均検出時間 12 41.0 40.0 (時間) 微量滴定凹部の 検出時間 100% 342% 208% (パーセントとして) 大腸菌 次の実験において、全ての陽性微量滴定凹部(限界値は
平均を越える50蛍光度と等しい)は大腸菌の純粋培養
物を含むことがわかった。様々な陰性凹部からのサンプ
リングの結果、生物が無かった。陽性BACTECRビ
ンはまた純粋培養物を有していた。
【0030】明らかなように、微量滴定凹部に対する検
出時間はBACTECRビンよりも約45〜58%早
い。
【0031】シュードモナス マルトフィラ 次の実験において、全ての陽性微量滴定凹部(限界値は
平均を越える50蛍光度と等しい)はシュードモナスの
純粋培養物を含むことがわかった。様々な陰性凹部から
のサンプリングの結果、生物が存在しなかった。陽性B
ACTECRビンはまた純粋培養物を有していた。
【0032】明らかなように、検出のためのBACTE
CRビン時間は、本発明の時間の200%を越えた。
【0033】上記で説明した本発明の多くの修正および
変法がその精神および範囲を逸脱することなくおこなわ
れうることは明らかである。記載された明細書の実施態
様は実施例のためのみに与えられており、本発明は特許
請求の範囲によってのみ限定される。
【図面の簡単な説明】
【図1】aは、本発明装置の一例を示す一面透視平面図
である。bは、aの装置の側面図である。cは、aの装
置の格子組式区画部を示す拡大斜視図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (73)特許権者 595117091 1 BECTON DRIVE, FR ANKLIN LAKES, NEW JERSEY 07417−1880, UNI TED STATES OF AMER ICA (72)発明者 ジェームズ・エフ・モンソニー アメリカ合衆国メリーランド州21209, ボルティモア,ベイリーフ・コート 2310 (72)発明者 デヴィッド・ティー・スティット アメリカ合衆国メリーランド州21053, フリーランド,ゴア・ミル・ロード 20050 (72)発明者 デニス・ハーディー・バロウズ アメリカ合衆国メリーランド州21207, ボルティモア,ウッドグリーン・サーク ル 6555 (56)参考文献 英国公開2106539(GB,A) 「改訂5版 細菌学実習提要」丸善, (昭和55年4月20日)p550 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C12Q 1/04 C12M 1/24 C12M 1/34

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 微生物の増殖を助ける条件下で液状サン
    プルを培養し、前記サンプルを微生物増殖についてモニ
    ターすることを含む液状サンプルにおける微生物の存在
    を確認する方法において、その中に含まれる微生物数が
    下記領域数よりも少ないサンプルを用い、該サンプルを
    多数の独立した領域へ分けて培養を行い、そして微生物
    増殖について各々の領域を別々にモニターすることから
    なる、上記領域の分割をしないで培養した場合よりも、
    迅速にサンプル中の微生物の存在を確認する方法。
  2. 【請求項2】 微生物の増殖を比色法または蛍光分析法
    によりモニターする請求項1の方法。
  3. 【請求項3】 サンプルを物理的境界により複数の別々
    の領域へ分ける請求項1の方法。
  4. 【請求項4】 サンプルをマイクロタイタープレート上
    の複数の別々の領域へ分ける請求項1の方法。
  5. 【請求項5】 サンプルを格子組式区画部により複数の
    別々の領域へ分ける請求項4の方法。
  6. 【請求項6】 サンプルが血液である、請求項1−5に
    いずれか1項に記載の方法。
JP05236715A 1992-09-22 1993-09-22 サンプル中の微生物の検出方法 Expired - Fee Related JP3127064B2 (ja)

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US07/926,729 US5716798A (en) 1992-09-22 1992-09-22 Enhanced detection of microorganisms in samples

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JPH06205697A JPH06205697A (ja) 1994-07-26
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