JP3126899U - プローブ - Google Patents
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Abstract
【課題】プローブの針が損壊した場合に、作業者がプローブ本体を測定装置から直接に引き出し可能であり、測定装置を分解する必要がなく、速やかな交換が可能なプローブ。
【解決手段】中空のチューブ形状を呈し、その内部に弾性部材(30)が設けてあるプローブ本体(10)と、前記プローブ本体(10)に挿入されて一端が前記弾性部材(30)に当接することによって前記プローブ本体(10)の内部を移動自在な針(40)と、中空のチューブ形状を呈し、前記プローブ本体(10)を嵌めるスリーブ(50)とを有し、前記スリーブ(50)は、前記プローブ本体(10)を保持可能な内壁(53)を有し、一端には前記針(40)を挿通可能な貫通孔(52)が開設され、他端には前記プローブ本体(10)を挿入又は抜き出すための開口(51)が開設されている。
【選択図】図1
【解決手段】中空のチューブ形状を呈し、その内部に弾性部材(30)が設けてあるプローブ本体(10)と、前記プローブ本体(10)に挿入されて一端が前記弾性部材(30)に当接することによって前記プローブ本体(10)の内部を移動自在な針(40)と、中空のチューブ形状を呈し、前記プローブ本体(10)を嵌めるスリーブ(50)とを有し、前記スリーブ(50)は、前記プローブ本体(10)を保持可能な内壁(53)を有し、一端には前記針(40)を挿通可能な貫通孔(52)が開設され、他端には前記プローブ本体(10)を挿入又は抜き出すための開口(51)が開設されている。
【選択図】図1
Description
本考案は、測定するためのプローブに係り、特に、プローブ本体の外周にプローブを保持するためのスリーブを設けることにより、速やかに交換可能なプローブに関するものである。
プローブは、作製された各種の電子素子および回路板を測定するためのものであり、例えば、測定装置に取り付けるとともに電子素子または回路板等の被測定物に接触させて測定を行い、その測定結果がケーブルを経由してコンピュータに伝送されて、被測定物の良否を判断するものである。
次に、台湾特許M271159号において提案された「測定装置」を参照する。これは、従来のプローブと測定装置との構造の改良提案であり、主に、測定装置の台座には、針ボードと、挟みボードと、押上げボードと、プローブとが設けてある。前記針ボードには、被測定物(例えばプリント回路板)の被測定点に対応するピンホールが設けてあり、前記プローブは、プローブ本体と、バネと、針とから構成されたものである。前記プローブ本体は、針ボードにあるピンホールに挿入され、一端には信号をコンピュータに伝送するためのケーブルが設けてあり、バネの弾性力により、針が中空のプローブ本体内に弾性的に伸縮可能であり、そのため、前記プローブが針ボードの上で位置決めすることができるようになっている。前記挟みボードと押上げボードとには、前記針ボードにあるピンホールに対応する貫通孔が開設してある。なお、前記針が挟みボードと押上げボードとにある貫通孔を挿通して押上げボードから突出する。被測定物を前記押上げボードの上に載置して、測定装置によって被測定物の被測定点をプローブの針に接触させ、電気信号がプローブ本体の後端に接続されたケーブルを経由して測定機器に伝送されて測定作業を実施する。
しかしながら、前記従来の測定装置に組み付けられるプローブでは、長期間にわたる使用によって針が損壊し易い。また、破損した場合にはプローブ全体を交換することが必要であり、このときのプローブの交換プロセスとしては、測定装置の台座を分解して、損壊されたプローブを探してプローブを取り除き、新品のプローブを位置決めた後にカバーを取り付ける、という工程が必要であった。そのため、従来のプローブ及び測定装置とによれば、プローブの交換作業は極めて不便であり、ひいては測定作業の作業効率が極めて低かった。
本考案は、前記のような問題に鑑みてなされたものであり、プローブの針が損壊したときに、作業者がプローブ本体を測定装置から直接に引き出すことが可能であり、測定装置を分解することなく、プローブを速やかに交換可能なプローブを提供することを目的とする。
上記目的を達成するためになされた本考案は、中空のチューブ形状を呈し、その内部に弾性部材(30)が設けてあるプローブ本体(10)と、前記プローブ本体(10)に挿入されて一端が前記弾性部材(30)に当接することによって前記プローブ本体(10)の内部を移動自在な針(40)と、中空のチューブ形状を呈し、前記プローブ本体(10)を嵌めるスリーブ(50)とを有し、前記スリーブ(50)は、前記プローブ本体(10)を保持可能な内壁(53)を有し、一端には前記針(40)を挿通可能な貫通孔(52)が開設され、他端には前記プローブ本体(10)を挿入又は抜き出すための開口(51)が開設されていることを要旨としている。
また、本考案では、前記スリーブ(50)は、測定装置(60)の内部に配置して固定され、該固定状態において、前記プローブ本体(10)は、前記スリーブ(50)及び前記測定装置(60)とから離脱可能であることを要旨としている。
また、本考案では、前記貫通孔(52)の内径は前記プローブ本体(10)の外径よりも小さいことを要旨としている。
本考案のプローブによれば、プローブの針が損壊した場合に、作業者がプローブ本体を測定装置から直接に引き出すことが可能であるため、測定装置を分解する必要がなくなり、プローブを速やかに交換することができる。
以下、添付図面を参照して本考案の好適な実施の形態を詳細に説明する。
まず、図1を参照して説明する。図1は、本考案によるプローブの全体斜視図である。本考案のプローブは、図1に示すように、プローブ本体10と、針(ピン)40と、スリーブ50とから構成される。前記プローブ本体10は、中空のチューブ形状を呈し、一端に固定ロッド20が一つ設けてある。プローブ本体10及び固定ロッド20には、固定ロッド20の取付け位置に応じて位置決め溝11,21が設けてあり、前記位置決め溝11,21により固定ロッド20が前記プローブ本体10の端部に位置決めされる。図2に示すように、プローブ本体10の内部には一つ以上の弾性部材30が設けてある。また、プローブ本体10の他端には、前記プローブ本体10に挿入される針40が設けられ、且つ、針40が弾性部材30に当接していることによって、前記弾性部材30の弾性力により針40がプローブ本体10の内部を長手方向に移動自在となっている。また、本実施の形態では、前記プローブ本体10を嵌めるスリーブ50が設けられ、前記スリーブ50は、中空のチューブ形状を呈し、前記プローブ本体10を保持可能な内壁53を有している。図3に示すように、スリーブ50の一端には、前記針40を挿通可能な貫通孔52が開設されており、前記貫通孔52の内径は前記プローブ本体10の外径よりも小さく、プローブ本体10が貫通孔52を挿通できないようになっている。また、前記スリーブ50の他端には、前記プローブ本体10を挿入又は抜き出すための開口51が開設されている。
次に、図4を参照して説明する。図4は、本考案によるプローブを測定装置に取り付けた状態を示す断面図である。図4に示すように、本考案のプローブが測定装置60に配置され、前記測定装置60の内部には固定ゾーン61が一つ設けてあり、前記固定ゾーン61によりスリーブ50が測定装置60から離脱できないようになっている。前記プローブ本体10は、スリーブ50に嵌められ、その針40が貫通孔52を挿通して測定装置60から突出するようになっている。図5に示すように、被測定物70を測定する際に、前記針40を被測定物70に接触させていくと、被測定物70による押圧力によって弾性部材30が内部へ後退するように弾性変形し、これに伴って針40が移動する。一方、前記スリーブ50の内壁53は、前記プローブ本体10を保持可能な締めつけ強度を実現できる内径で設定されており、前記プローブ本体10は被測定物70の押圧力によってスリーブ50から離脱することがない。このように、被測定物70を測定することができる。
また、長時間の測定により針10が損壊した場合の交換作業について説明する。測定装置60から突出するプローブ本体10の上端部に、スリーブ50の締め付け力よりも強い上方向への引っ張り力を加えることにより、プローブ本体10は、スリーブ50の内壁53による保持状態が解除され、プローブ本体10はスリーブ50と測定装置60とから引き出すことができる。損壊したプローブ本体10をスリーブ50及び測定装置60とから引き出した後、新品の針40を備えたプローブ本体10を測定装置60の外部から前記測定装置60の内部に固定されたスリーブ50に直接に挿入することにより、プローブの交換作業が完成する。この結果、本考案のプローブによれば、プローブの針が損壊したときに、作業者がプローブ本体10を測定装置60から直接に引き出すことが可能であり、測定装置を分解する必要がないため、プローブの速やかな交換を実現することができる。
また、長時間の測定により針10が損壊した場合の交換作業について説明する。測定装置60から突出するプローブ本体10の上端部に、スリーブ50の締め付け力よりも強い上方向への引っ張り力を加えることにより、プローブ本体10は、スリーブ50の内壁53による保持状態が解除され、プローブ本体10はスリーブ50と測定装置60とから引き出すことができる。損壊したプローブ本体10をスリーブ50及び測定装置60とから引き出した後、新品の針40を備えたプローブ本体10を測定装置60の外部から前記測定装置60の内部に固定されたスリーブ50に直接に挿入することにより、プローブの交換作業が完成する。この結果、本考案のプローブによれば、プローブの針が損壊したときに、作業者がプローブ本体10を測定装置60から直接に引き出すことが可能であり、測定装置を分解する必要がないため、プローブの速やかな交換を実現することができる。
上記の通り、種々の実施の形態および変形例を説明したが、本考案はこれらの内容に限定されるものではない。本考案の技術的思想の範囲内で考えられるその他の態様も本考案の範囲内に含まれる。
10 プローブ本体
20 固定ロッド
11,21 位置決め溝
30 弾性部材
40 針
50 スリーブ
51 開口
52 貫通孔
53 内壁
60 測定装置
61 固定ゾーン
70 被測定物
20 固定ロッド
11,21 位置決め溝
30 弾性部材
40 針
50 スリーブ
51 開口
52 貫通孔
53 内壁
60 測定装置
61 固定ゾーン
70 被測定物
Claims (3)
- 中空のチューブ形状を呈し、その内部に弾性部材(30)が設けてあるプローブ本体(10)と、
前記プローブ本体(10)に挿入されて一端が前記弾性部材(30)に当接することによって前記プローブ本体(10)の内部を移動自在な針(40)と、
中空のチューブ形状を呈し、前記プローブ本体(10)を嵌めるスリーブ(50)とを有し、
前記スリーブ(50)は、前記プローブ本体(10)を保持可能な内壁(53)を有し、一端には前記針(40)を挿通可能な貫通孔(52)が開設され、他端には前記プローブ本体(10)を挿入又は抜き出すための開口(51)が開設されていること
を特徴とするプローブ。 - 前記スリーブ(50)は、測定装置(60)の内部に配置して固定され、該固定状態において、前記プローブ本体(10)は、前記スリーブ(50)及び前記測定装置(60)とから離脱可能であることを特徴とする請求項1に記載のプローブ。
- 前記貫通孔(52)の内径は前記プローブ本体(10)の外径よりも小さいことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のプローブ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2006007128U JP3126899U (ja) | 2006-09-01 | 2006-09-01 | プローブ |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2006007128U JP3126899U (ja) | 2006-09-01 | 2006-09-01 | プローブ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3126899U true JP3126899U (ja) | 2006-11-09 |
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2006
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