JP3126555U6 - ゴルフクラブ用キャディーバッグ - Google Patents

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ジョ、シュチェン
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チューホアユーシェンゴンス
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Abstract

【課題】ゴルフクラブをより速く収納したり取り出すことのできるキャディーバッグを提供する。
【解決手段】クラブヘッドを収納するヘッドカバーと、その下方に位置し、クラブシャフトを収納するシャフトカバーを有するキャディーバッグであり、ヘッドカバーとシャフトカバーとは、頚部を通して連結し、頚部の正面にクラブヘッドを通過させるための開口部を設け、シャフトカバーの正面にシャフトを通過させるために弾力のある縦方向の間隙部を設け、シャフトカバーの縦方向の弾性のある間隙部の方向が前記頚部の開口部と一致することを特徴とする。
【選択図】図2

Description

技術領域
本考案は、スポーツ用品に関し、特にゴルフクラブ用キャディーバッグに関する。
従来の技術
ゴルフ運動は、上品でレジャー向きのスポーツでありながら、コストの高いスポーツである。必要品としてのクラブの値段が高いので、ゴルフクラブの保護は、ゴルファーの関心事である。
クラブを保護する為に、普通に布或いは織物等で作られるキャディーバッグを使用する。前記キャディーバッグは、クラブヘッドとシャフトとをそれぞれ収納するヘッドカバーとシャフトカバーとの二つの部分からなる。通常、シャフトカバーには、長くて、縦方向の開口部を設け、開口の両側に開閉用のジッパー或いはマジックテープを取り付ける。
クラブをキャディーバックに入れるとき、ジッパー或いはマジックテープを開けて、クラブをキャディーバックの開口部から中に入れ,バッグをジッパー或いはマジックテープで閉じる。クラブを取り出すとき、ジッパー或いはマジックテープを開き、キャディーバックの開口部からクラブを取り出す。前記の操作は、明らかに複雑で、不便である。
考案の内容
本考案の目的は、現行技術におけるクラブの取出等操作の複雑という欠点を補い、ゴルフクラブをより速く収納したり取り出すことのできるキャディーバッグを提供することである。
本考案の技術内容は、次の通りである。即ち、
クラブヘッドを収納するヘッドカバーと、その下方に位置し、クラブシャフトを収納するシャフトカバーを有するキャディーバッグであり、ヘッドカバーとシャフトカバーとは、頚部を通して連結し、頚部の正面にクラブヘッドを通過させるための開口部を設け、シャフトカバーの正面にシャフトを通過させるために弾力のある縦方向の間隙部を設け、シャフトカバーの縦方向の弾性のある間隙部の方向が前記頚部の開口部と一致することを特徴とする。
ゴルフクラブを収納する時、クラブヘッドを頚部の開口部からヘッドカバーに入れ、シャフトカバーとシャフトとの間に軽く圧力を加えると、シャフトをカバー側部の弾性のある間隙部からカバーに押し込むことができる。それを取り出す時、シャフトカバー側部の弾性のある間隙部の方向から軽く引張ると、シャフトをキャディーバッグから滑らせて取り出すことができる。これにより、クラブの出し入れの操作は、簡単で便利である。
本考案は、以下の方法でその目的を実現させることができる。即ち、
前記弾性のある間隙の両側のシャフトカバーの上部には、シャフトを収納しやすいようにするガイド部が設けられ、シャフトを弾性のある間隙部からキャディーバッグに入れるのが一層便利になる。
一実施例によれば、前記ガイド部は、弾性のある間隙部の間隙の両側から頚部の開口部に向かって伸び、且つその周縁が逆八字状に外部へ開く拡開部を成している。これによって、シャフトは、拡開部の開いた隅部から弾性のある間隙部を簡単に押し分けることができ、キャディーバッグに簡単に入ることができる。
別の実施例によれば、前記ガイド部は、シャフトカバーの弾性のある間隙部の上部から頚部の開口部に向かって次第に広くなっても良い。次第に広くなる間隙自体が開く形になるため、シャフトを入れるとき、弾性のある間隙部を押し分ける抵抗力が非常に小さくなる。
前記シャフトカバーの内壁に開口部の間隙を変えることができる弾性ホルダが設けられ得、これによりシャフトカバーが長期にわたって弾性を維持できるようにする。ホルダの内側及び外側に布、織物等柔らかでつるつるした材料を被せて、シャフトに対する摩擦を減少させることができる。
前記弾性ホルダは、金属薄片のシェル構造或いは金属線のフレーム構造でも良いし、又、プラスチック薄片のシェル構造或いはプラスチックのフレーム構造でも良い。薄片シェル構造の弾性ホルダの横断面は、間隙のあるリング状である。弾性ホルダは、多くの節構造からなる構造も可能で、必要に応じ、節構造部を増減して、長さの異なるバッグに使用することができる。
前記頚部の内壁に、ヘッドカバーをシャフトカバーに対して、ヘッドカバーの頚部の開口部の大きさが変化するように上下方向に揺動可能にするヒンジを設けることができる。これにより、クラブを収納するとき、ヘッドカバーを動かして開口部の寸法を増大し、ヘッドを容易にキャディーバックに収納することができる。
前記ヘッドカバーとシャフトカバーとを連結する頚部の開口部は、寸法が自由に変化し得る伸縮材料で構成され、シャフトカバーの弾性のある間隙部の開閉を容易にし、且つヘッドカバーのシャフトカバーとの関係での揺動を容易にし、また、これにより頚部の開口部をできるだけ縮小し、塵埃と水蒸気がキャディーバックに入らないようにすることができる。
現在のゴルフクラブと比べて、本考案は、以下の長所がある。即ち、
1)クラブの取出しまたは収納が簡単で、使用が便利且つ迅速に行い得る。
2)キャディーバックの内壁に弾性ホルダを設けて、外力からのショックを防止することができる。
実施例
図1は、現行技術のもとに作られるゴルフクラブキャディーバッグの外観概念図である。それは、織物で作られ、クラブヘッドを収納するヘッドカバー1とシャフトを収納するシャフトカバー2からなる。ヘッドカバー1とシャフトカバー2とは連結して一体をなす。シャフトカバー2には、縦方向に長く開口する開口部が設けられる。開口部の両側には開閉できるジッパー4が設けられる。クラブを収納するとき、シャフトカバー2にあるジッパー4を開けて、ヘッドをシャフトカバー2の縦方向の開口部からキャディーバッグに入れる。クラブを取り出すときは、シャフトカバー2のジッパー4を開けて、シャフトカバー2の縦方向の開口部から取り出す。これらの操作は、複雑で且つ不便である。
本考案の実施例1を、図2に示す。即ち、
本考案キャディーバッグには、クラブヘッドAを収納するヘッドカバー1と、ヘッドカバーAの下方のシャフトBを収納するシャフトカバー2を有し、ヘッドカバー1とシャフトカバー2は、頚部3を通して連結する。頚部3の正面にはクラブヘッドAを収納し又は取り出すための、開口部31が設けられる。シャフトカバー2の正面にはシャフトBを取り出すために、弾性のある縦方向の間隙部21が設けられ、この間隙部21は頚部3の開口方向と一致する方向を有する。弾性のある間隙部21の両側にあるシャフトカバー2の上部に、シャフトBをシャフトカバー2に入れやすいようにするためのガイド部22が設けられ、当該ガイド部22は、シャフトBをより簡単に弾性のある間隙部21から分けるために設けられるものである。本実施例において、当該ガイド部22は、シャフト2にある弾性ある間隙部21の両側から、頚部3の開口部31に向かって伸びる拡開部分221であり、逆「八」の字を形成する。(図3を参照されたい。それは、図2のC−Cの断面図である。)
クラブをキャディーバッグに収納する時、クラブヘッドAを頚部3の開口部31からヘッドカバー1に入れ、シャフトBを拡開部分221の逆「八」字の開いている隅部に軽く押し込み、これによって、弾性のある間隙部21の間隙が次第に大きくなり、最后に、シャフトBはシャフトカバー2に入り込む。図4は、実施例1の概念図で、クラブをキャディーバッグに入れる前の状態を示すものである。図5は、クラブをキャディーバッグに入れた後の状態を示す図である。
本考案のシャフトカバー2の内壁に開口部の間隙を変化させることのできる弾性のあるホルダ20が設けられる。シャフトの摩擦を減少する為に、ホルダは、布、織物等柔かいなめらかな材料で被覆される。本実施例のキャディーバッグのヘッドカバー1とシャフトカバー2は、ホルダ20とホルダを被覆する織物からなる。織物は、その外層の織物と柔かい材料で作られる内層の織物からなる。シャフトカバー2の背面の外層織物には、ホルダ20の取り付け口が設けられ、取り付け口にヒンジが設けられる。ホルダ20の構造図は、図6に示すとおり、針金を曲げて熔接したものである。ホルダ20の形状を安定させ、且つ弾性のある間隙部21の両側の剛性を増大させるために、ホルダ20の背面の横方向に連結物26を溶接し取り付けることもできる。
本考案の実施例2を、図7に示す。
本実施例が実施例1と違うところは、シャフトカバー2の弾性のある間隙部21の上部に設けられるガイド部22において、シャフトカバー2の弾性のある間隙部21の上部と頚部3の開口部31との間に、次第に広くなる間隙222が設けられる点である。次第に広くなる間隙222は逆八字を形成しないが、そのものは、開いている。
クラブを収納する時、クラブヘッドAをヘッドカバー1に入れ、シャフトBを弾性のある間隙部21の上部にある次第に広くなる間隙222の開いている部分から押し込み、これによって、弾性のある間隙部21の間隙が次第に大きくなって、最終的にシャフトBは、シャフトカバー2に入り込む。
図8に示すように、実施例2のキャディーバッグ内壁にホルダ20が設けられる。このホルダは、ヘッドカバーホルダ部分27とシャフトカバーホルダ部分28との二つの部分からなり、この二つの部分は、頚部3のところにヒンジ32を通して連結する。ヘッドカバーホルダ部分27は、シャフトカバーホルダ部分28と違って、上下に動くことができ、これによって、頚部3の開口部31の大きさを変化することができる。図7に示すとおり、頚部3の開口部31の両側に寸法が自由に変化することのできる伸縮材料24が設けられ、ヘッドカバー1とシャフトカバー2の側壁とを連結する。これによって、ヘッドカバー1を後ろに移動した後、それをもとの位置に戻すことができる。
本考案の実施例3を、図9に示す。即ち、
本考案の実施例3が本考案の実施例1と違うところは、ホルダ20が弾性のある片状のプラスチックで作られ、単にシャフトカバー2の内に設けられる点である。ホルダ20の全体が筒状で、上から下に向かって次第に小さくなる。ホルダ20の断面は環状であり、弾性のある間隙部21の間隙の大きさを変化することができる。弾性のある間隙部21の両側の周縁は、外側に向かって開いていき、反転拡開部分221を形成する。シャフトBを弾性のある間隙部21の反転拡開部分221からシャフトカバー2の中に押し込んだとき、クラブヘッドAは、ホルダ20の上方のヘッドカバー1に懸架される状態になる。
図10に本考案の実施例4を示す。即ち、
本考案の実施例4と本考案の実施例3と違うところは、ホルダ20を短い筒状のホルダ部材となし、多くの関節状結合部によって組み合わせ、節結合の構造体とすることが可能である点である。当該短筒状体の両端に相互に連結する部材を設ける。即ち、短筒状体の一端の内側に環状の凹部33を設け、その反対側の一端の外側に凹部33に対応するところに環状の突部34を設ける。ユーザーの必要に応じて、かかる構造の多数の短筒状体を環状の凹部33と環状の突部34において組み合わせて連結することにより、ホルダ20の長さを調整する。
は、従来のゴルフクラブ用キャディーバッグの外観概念図、 は、本考案のゴルフクラブ用キャディーバッグの実施例1の外観概念図、 は、図2のC-C断面図、 は、本考案のゴルフクラブ用キャディーバッグの実施例1において、クラブをキャディーバッグに収納する前の状態の概念図、 は、本考案のゴルフクラブ用キャディーバッグの実施例1において、クラブをキャディーバッグに収納した後の状態の概念図、 は、本考案の実施例1における、ホルダの構造の概念図、 は、本考案の実施例2における、キャディーバッグの外観の概念図、 は、本考案の実施例2における、ホルダ構造の側面図、 は、本考案の実施例3における、ホルダ構造の概念図、 は、本考案の実施例4における、ホルダ構造の概念図である。
符号の説明
A クラブヘッド
B シャフト
1 ヘッドカバー
2 シャフトカバー
20 ホルダ
21 弾性のある間隙部
22 ガイド部
221 反転拡開部
222 次第に広くなる間隙
24 伸縮材料
26 連結物
27 ヘッドカバーホルダ部分
28 シャフトカバーホルダ部分
3 頚部
31 開口部
32 ヒンジ
33 環状の凹部
34 環状の凸部
クラブを保護する為に、普通に布或いは織物等で作られるキャディーバッグを使用する。前記キャディーバッグは、クラブヘッドとシャフトとをそれぞれ収納するヘッドカバーとシャフトカバーとの二つの部分からなる。通常、シャフトカバーには、長くて、縦方向の開口部を設け、開口の両側に開閉用のジッパー或いは面ファスナーを取り付ける。
クラブをキャディーバックに入れるとき、ジッパー或いは面ファスナーを開けて、クラブをキャディーバックの開口部から中に入れ,バッグをジッパー或いは面ファスナーで閉じる。クラブを取り出すとき、ジッパー或いは面ファスナーを開き、キャディーバックの開口部からクラブを取り出す。前記の操作は、明らかに複雑で、不便である。

Claims (10)

  1. クラブヘッド(A)を収納するヘッドカバー(1)と、ヘッドカバー(1)の下方のシャフト(B)を収納するシャフトカバー(2)を有するゴルフクラブ用キャディーバッグにおいて、前記ヘッドカバー(1)とシャフトカバー(2)は、頚部(3)を通して連結し、前記頚部(3)の正面にクラブヘッド(A)を取り出すための、開口部(31)が設けられ、前記シャフトカバー(2)の正面にシャフト(B)を取り出すための、弾性のある縦方向の間隙部(21)が設けられ、前記シャフトカバー(2)の弾性のある間隙部(21)は、頚部(3)の開口部(31)と同方向に設けられることを特徴とするゴルフクラブ用キャディーバッグ。
  2. 請求項1記載のゴルフクラブ用キャディーバッグにおいて、前記弾性のある間隙部(21)の両側のシャフトカバー(2)の上部にシャフト(B)をシャフトカバー(2)から取り出しやすくするためのガイド部(22)が設けられることを特徴とするキャディーバッグ。
  3. 請求項2記載のゴルフクラブ用キャディーバッグにおいて、前記ガイド部(22)は、シャフトカバー(2)の弾性のある間隙部(21)の両側から頚部(3)の開口部(31)に向かって延びる反転拡開部(221)であることを特徴とするキャディーバッグ。
  4. 請求項2記載のゴルフクラブ用キャディーバッグにおいて、前記ガイド部(22)は、シャフトカバー(2)の弾性のある間隙部(21)の上部から頚部(3)の開口部(31)に向かって次第に広くなる間隙(222)であることを特徴とするキャディーバッグ。
  5. 請求項2記載のゴルフクラブ用キャディーバッグにおいて、前記シャフトカバー(2)の内壁には、開口部の間隙の広さが変化することのできる弾性ホルダ(20)が設けられることを特徴とするキャディーバッグ。
  6. 請求項5記載のゴルフクラブ用キャディーバッグにおいて、前記弾性ホルダ(20)は薄いシェル構造或いはフレーム構造であることを特徴とするキャディーバッグ。
  7. 請求項5記載のゴルフクラブ用キャディーバッグにおいて、前記弾性ホルダ(20)は、複数のホルダ部材が節結合する構造であることを特徴とするキャディーバッグ。
  8. 請求項5記載のゴルフクラブ用キャディーバッグにおいて、前記弾性ホルダ(20)は、プラスチック製或いは金属製であることを特徴とするキャディーバッグ。
  9. 請求項5記載のゴルフクラブ用キャディーバッグにおいて、前記頚部(3)の内壁に、ヘッドカバー(1)をシャフトカバー(2)に対して動かすことができ、これによって頚部の開口部(31)の大きさを変化することができるヒンジを設けることを特徴とするキャディーバッグ。
  10. 請求項5記載のゴルフクラブ用キャディーバッグにおいて、前記ヘッドカバー(1)と前記シャフトカバー(2)とを連結する前記頚部(3)の開口部(31)の両側の側壁は、伸縮材料で構成されることを特徴とするキャディーバッグ。
JP2006006162U 2006-04-26 2006-07-31 ゴルフクラブ用キャディーバッグ Expired - Fee Related JP3126555U6 (ja)

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