JP3126332U - 組立式棚の遮光具の取付具 - Google Patents

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Abstract

【課題】組立式棚にカーテンレール、ブラインド、カフェカーテンの棒体を簡単に取り付けられる取付具を開発する。その際、部品点数が少なく、簡単な構成で誰でも組み立てられ、製造単価が低く抑えられ、かつできるだけ多くのサイズの組立式棚に対応可能な構成としたい。
【解決手段】前板と後板を接続する接続部を組立式棚のフランジに掛着し、遮光具のブラケットのボルトを前板の円孔に遊貫し後板のネジ孔に螺着して該ブラケットをフランジに螺着固定する組立式棚の遮光具の取付具を提供する。また、前板にカフェカーテンの棒体を挟着固定する棒体固定板を有する組立式棚の遮光具の取付具を提供する。
【選択図】 図4

Description

本考案は、金属線材から成るフランジ付の棚板を有する組立式棚に遮光具を取り付けるための、組立式棚の遮光具の取付具であって、前板、後板、前板と後板を接続する接続部、から構成され、組立式棚のフランジの金属線材に接続部が掛着されることによりフランジの正面に前板を、フランジの背面に後板を位置させることができ、遮光具のブラケットを螺着するボルトが遊貫される円孔が前板に穿設され、該ボルトが螺着されるネジ溝を有するネジ孔が後板に穿設され、前板の円孔と後板のネジ孔は正面視にてその中心が一致するように穿設されていることを特徴とする組立式棚の遮光具の取付具に関するものである。
あるいは金属線材から成るフランジ付の棚板を有する組立式棚に遮光具を取り付けるための、組立式棚の遮光具の取付具であって、前板、後板、前板と後板を接続する接続部、前板の端部から前板と一体に前方に突設された棒体固定板、から構成され、組立式棚のフランジの金属線材に接続部が掛着されることによりフランジの正面に前板を、フランジの背面に後板を位置させることができ、固定用のボルトが遊貫される円孔が前板に穿設され、該ボルトが螺着されるネジ溝を有するネジ孔が後板に穿設され、前板の円孔と後板のネジ孔は正面視にてその中心が一致するように穿設されていることを特徴とする組立式棚の遮光具の取付具に関するものである。
昨今、核家族化の傾向が進み、さらに未婚の若者の一人暮らしの傾向が強まるにつれ、家具というものに対する考え方も大幅に変化し、従来の重厚で立派な家具よりも、むしろ移動や増設、組み換えに便利な組立式家具が好まれるようになってきた。特に、本棚や物置棚に関してはこの傾向が顕著で、様々な形式の組立式の本棚や物置棚が発売され、人気を呼んでいる。
図15a〜図15cに示す組立式棚Sもそのような組立式家具の1種であり、金属線材で構成された棚s1〜s4の夫々の4隅に円筒状のジョイントJが固着されており、ジョイントJにパイプPを貫通固定させることにより、各種の組み合わせが可能となるように構成されている。なお、Fは棚s1〜s4の夫々の4辺に設けられた補強用のフランジであり、やはり金属線材で構成され、波型の装飾が付されている。また、図15aは組立式棚Sの正面図であり、図15bは組立式棚Sの左側面図であり、図15cは組立式棚Sの平面図である。
組立式棚Sのようなタイプの組立式棚にカーテンやブラインド等の遮光具を取り付けるための発明がいくつか見られるが、そのうち、代表的なものを下記特許文献1、2に紹介する。下記特許文献1に開示されている「ラック用カーテン付けアタッチメント」は、「支柱」(図15aのパイプP)に装着するアタッチメントであり、確実かつ強固にカーテンレールを取付けることができる。しかし、このアタッチメントは、特定の組立式棚の特定部材に対して特化された構成であるゆえに、組立式棚の構成が少しでも変化すれば全く対応できないという欠陥を有する。
また、「支柱」に装着するという点から、「支柱」間のスパンが長くなった場合に、カーテンレールの弛みに対応できない。とくに、「パイプ製カーテンレール15」はパイプ径が細いので、「支柱」間のスパンが短い場合でも、簡単に弛んでしまうことが予想される。あるいは、「ワイヤー製カーテンレール16」は、その構成から、相当の弛みが予想され、外観上まことに好ましくない。なお、上記構成の「アタッチメント」では、市販のカーテンレールやブラインドを取付けることは不可能である。
また、下記特許文献1に開示されている「ラック用カーテン付けアタッチメント」の他の種類は、「取付具」を「第1、第2プレート」に対向して設けた「フック」で「棚板」の「縁枠」(図15aのフランジF)を上下から挟んで「棚板」に固定するという構成であるが、夫々が別部材である「第1、第2プレート」で「棚板」を上下から挟着するという点で、構造的な弱さが指摘できる。
すなわち、下記特許文献1の図5に見るように、「第1プレート22」と「第2プレート24」と「レール保持具26」が1本の「ねじ31」で螺着される形であるが、上下の「フック21、23」の「外枠8a」に対する掛着具合が浅く、不安定で、1本の「ねじ31」で全体の固定状態を維持できるかどうかという疑問が残る。特に、「カーテンレール15」に「カーテン18」を吊設して開閉動作を行った場合には、「アタッチメント20」に相当の荷重が掛かることが予想されるのでなおさらである。また、この「アタッチメント20」では、やはり市販のカーテンレールやブラインドは取付けられない。
さらに、装着できるカーテンレールはやはり細いパイプ製とならざるを得ず、スパンが短くても弛みの発生は避けられない。図6、図8には「パイプ製カーテンレール15」が水平に伸びているように描かれているが、実際にはこのようにはならず、どうしても中間部が弛んでしまうこととなる。このように、特許文献1の発明には、様々な問題点が指摘されるが、他の発明・考案においてもやはり同様の問題点が存していた。
上記の諸問題を解決しようとして出願されたのが、下記特許文献2である。特許文献2は、本願出願人の出願になるもので、現時点では未公開であるため、出願番号にて記載している。下記特許文献2の発明により、組立式家具のうち、図15a〜図15cに示す組立式棚Sのように、棚s1〜s4に垂直のフランジF部分を有する組立式棚に対して、カーテンやブラインドのような遮光具を安定的に装着し得る「組立式家具用カーテン取付具」が提供されることとなった。特に、カーテンのフックを安定的に摺動でき、かつスパンの中間部にても弛み等の変形を起こしにくい平板状のレール体を備えた組立式家具用カーテン取付具が提供できた。さらに、レール体を組立式家具に固定する固定具を、組立式棚のフランジ部に強固に固着することにより安定的なカーテンの吊設が実現されることとなった。
また、カーテンには様々な種類のものがあるが、カーテン上部に複数のリングを設け又は複数の孔を穿設して、複数のリング又は孔に棒体を挿通して水平に開閉する所謂「カフェカーテン」と呼称される種類のカーテンも多く用いられると思われる。特許文献2の発明は、このような種類のカーテンに対しても確実に対応できる構成であり、さらに、窓用のブラインド装置も装着できるような構成のものとして提供されることとなった。
しかしながら、その後も研究開発を続けた結果、特許文献2の発明においても、さらに改良すべき諸点が見出されることとなった。まず、特許文献2の発明においては、取付具がレール体2と固定具3からなり、さらに固定具が2つの部材から成っていて、部品点数が多く、組み立てに手間を要した。特にレール体2は長尺部材であり、組立式棚Sの正面幅に応じて各種の長さのものを用意しなければならないという不便さも存した。現今では、カーテンは、通常市販のカーテンレールに吊設される場合が最も多いので、組立式棚Sに市販のカーテンレールを固着するための取付具を開発すれば、特別な構成のレール体を提供する必要はなくなる。また、市販のカーテンレールは殆どのものが伸縮自在であるので、組立式棚Sの正面幅に簡単に対応させることが可能である。
むろん、特許文献2の発明に市販のカーテンレールを装着することも可能である。特許文献2の実施例3にては市販のブラインドのブラケットを装着する場合が記載されているが、同様の要領にて市販のカーテンレールのブラケットを装着することができる。しかし、その場合には、特許文献2の発明のレール体2は、組立式棚Sの正面幅と略同一の延長を有する必要がないことは明白である。また、同じことは特許文献2の実施例2にて所謂「カフェカーテン」を取り付ける場合にも言えることであり、この場合にもレール体2の組立式棚Sの正面幅と略同一の延長は本来必要がない。また、市販のカーテンレールや市販のブラインドのブラケットを装着する場合には、補助版26という特別の部材を用いなければならないが、これは、レール体2を組立式棚Sに固定具3によって取り付け、さらにレール体2にブラケットを取り付けるという2重の構成になっているところから生じる構成であって、ブラケットを直接組立式棚Sに取り付けるための全体が一体となった取付具を開発すれば、無駄が省けて、より簡便で、簡単に取り付けられ、使いやすい構成が実現できるのではないかと考えた。
特開2003‐61760号公報 特願2005‐220438号
叙上より、本考案の解決すべき課題を以下のように設定した。
<課題1>
金属線材から成るフランジ付の棚板を有する組立式棚にカーテンやブラインドなどの遮光具を取り付けるための、組立式棚の遮光具の取付具であって、市販のカーテンレールのブラケットや市販のブラインドのブラケットを簡単に取り付けられるような構成の取付具を開発する。その際、部品点数をできるだけ減らし、簡単な構成で誰でも組み立てられ、製造単価もできるだけ低く抑えられるものとしたい。
<課題2>
カーテン上部に設けられた複数のリングに棒体を挿通して成る、所謂「カフェカーテン」も簡単に装着可能な構成としたい。
<課題3>
金属線材から成るフランジ付の棚板を有する組立式棚は複数のメーカーから各種のサイズのものが市販されている。したがって、現在市場で入手可能な組立式棚のうち、できるだけ多くの組立式棚に対応可能な構成としたい。
本考案は上記課題を解決するためになされたものであって、下記の解決手段を提供するものである。
<解決手段1>
金属線材から成るフランジ付の棚板を有する組立式棚に遮光具を取り付けるための、組立式棚の遮光具の取付具であって、前板、後板、前板と後板を接続する接続部、から構成され、組立式棚のフランジの金属線材に接続部が掛着されることによりフランジの正面に前板を、フランジの背面に後板を位置させることができ、遮光具のブラケットを螺着するボルトが遊貫される円孔が前板に穿設され、該ボルトが螺着されるネジ溝を有するネジ孔が後板に穿設され、前板の円孔と後板のネジ孔は正面視にてその中心が一致するように穿設されていることを特徴とする組立式棚の遮光具の取付具。
<解決手段2>
金属線材から成るフランジ付の棚板を有する組立式棚に遮光具を取り付けるための、組立式棚の遮光具の取付具であって、前板、後板、前板と後板を接続する接続部、前板の端部から前板と一体に前方に突設された棒体固定板、から構成され、組立式棚のフランジの金属線材に接続部が掛着されることによりフランジの正面に前板を、フランジの背面に後板を位置させることができ、固定用のボルトが遊貫される円孔が前板に穿設され、該ボルトが螺着されるネジ溝を有するネジ孔が後板に穿設され、前板の円孔と後板のネジ孔は正面視にてその中心が一致するように穿設されていることを特徴とする組立式棚の遮光具の取付具。
<解決手段3>
前板と後板の間隔が3mm〜9mmの範囲内に構成されていることを特徴とする解決手段1あるいは解決手段2に記載の組立式棚の遮光具の取付具。
<解決手段4>
後板の横幅が7mm〜12mmの範囲内に構成されていることを特徴とする解決手段1あるいは解決手段2あるいは解決手段3に記載の組立式棚の遮光具の取付具。
本考案の解決手段1の考案によれば、金属線材から成るフランジ付の棚板を有する組立式棚に遮光具を取り付けるための、組立式棚の遮光具の取付具であって、前板、後板、前板と後板を接続する接続部、から構成され、組立式棚のフランジの金属線材に接続部が掛着されることによりフランジの正面に前板を、フランジの背面に後板を位置させることができ、遮光具のブラケットを螺着するボルトが遊貫される円孔が前板に穿設され、該ボルトが螺着されるネジ溝を有するネジ孔が後板に穿設され、前板の円孔と後板のネジ孔は正面視にてその中心が一致するように穿設されているので、市販のカーテンレールのブラケットや市販のブラインドのブラケットを組立式棚に簡単に取り付けられる。また、組立式棚の左右に2点の取付具を螺着するだけで良いので、部品点数も最小限ですみ、誰でも組み立てられる簡単な構成が実現できた。部品点数が少なく長尺の部材もないので、製造単価も低く抑えられる。
すなわち、本考案の解決手段1の考案は、市販のカーテンレールのブラケットや市販のブラインドのブラケットを組立式棚に直接に取付けられる取付具として構成されているものなので、これ以上に簡単な構成の取付具はあり得ない。しかも、1個の取付具は部品点数が1個の単体として構成され、1本のボルトを前板の円孔に挿通して後板のネジ孔に螺着するだけなので、誰でも簡単に装着でき、しかも組立式棚のフランジを前板と後板によって前後から挟着する形で螺着されるので、確実かつ強固に固定できる。
本考案の解決手段2の考案によれば、金属線材から成るフランジ付の棚板を有する組立式棚に遮光具を取り付けるための、組立式棚の遮光具の取付具であって、前板、後板、前板と後板を接続する接続部、前板の端部から前板と一体に前方に突設された棒体固定板、から構成され、組立式棚のフランジの金属線材に接続部が掛着されることによりフランジの正面に前板を、フランジの背面に後板を位置させることができ、固定用のボルトが遊貫される円孔が前板に穿設され、該ボルトが螺着されるネジ溝を有するネジ孔が後板に穿設され、前板の円孔と後板のネジ孔は正面視にてその中心が一致するように穿設されているので、左右対称の構成の一対の取付具を組立式棚の左右に螺着することにより、カーテン上部に設けられた複数のリングに棒体を挿通して成る、所謂「カフェカーテン」も簡単に装着可能となる。すなわち、バネを内蔵した伸縮自在の棒体(公知技術)の両端を外側に付勢させた状態にて左右の棒体固定板の間に挟着固定することにより、伸縮自在の棒体が組立式棚の前面に固定される。あらかじめこの棒体を所謂「カフェカーテン」の複数のリングに挿通しておけば、簡単に「カフェカーテン」が実現されるものである。
この場合にも、1個の取付具は部品点数が1個の単体として構成され、1本のボルトを前板の円孔に挿通して後板のネジ孔に螺着するだけなので、誰でも簡単に装着でき、しかも組立式棚のフランジを前板と後板で前後から挟着する形で螺着されるので、確実かつ強固に固定できる。
本考案の解決手段3の考案によれば、解決手段1の考案あるいは解決手段2の考案において、前板と後板の間隔が3mm〜9mmの範囲内に構成されているので、現在市販されている殆どの種類の組立式棚に適応可能となる。すなわち、現在市販されている組立式棚を可能な限り取り寄せて調べてみた結果、各棚のフランジ部分の厚さの最大値、つまりフランジを構成している最も太い金属線材の直径は、3mm弱〜8mm強の間に収まっていることが判明した。したがって、前板と後板の間隔を3mm〜9mmの範囲内とすることにより、現在市販されている殆どの種類の組立式棚のフランジを前板と後板にて確実に挟着することができる。実際には、前板と後板の間隔が3mmのもの、4mmのもの、5mmのもの、6mmのもの、7mmのもの、8mmのもの、9mmのものの合計7種類程度を制作すれば、現在市販されている殆どの種類の組立式棚に適応可能であるといえよう。
本発明の解決手段4の発明によれば、解決手段1の考案あるいは解決手段2の考案あるいは解決手段3の発明において、後板の横幅が7mm〜12mmの範囲内に構成されているので、現在市販されている殆どの種類の組立式棚に適応可能となる。すなわち、現在市販されている組立式棚においては、棚板の平面部分を構成している複数の金属線材の間隔が、最も狭いもので12mm強である。したがって、上記複数の金属線材の間に差し込まれる可能性のある後板の横幅の最大値を12mm以下とすることにより、現在市販されている殆どの種類の組立式棚に適応可能となる。なお、最小値の7mmは、取付具を螺着するボルトの軸の直径からくる限定である。取付具を螺着するボルトは、軸の直径が3.5〜4mm程度のものが多く使われるが、前板に穿設される円孔は、このようなボルトが遊嵌できる直径が必要であるため、該円孔の直径の最小値は4.5〜5mm程度となる。前板には、このサイズの円孔の周囲にある程度肉部分が必要となるため、横幅の最小値を7mmとしたものである。
本考案を実施するための最良の形態を、以下に図面を参照しながら詳細に説明する。なお、以下の実施例1は市販のカーテンレールのブラケットあるいは市販のブラインドのブラケットを装着できるように構成した実施例であり、実施例2は所謂カフェカーテンのレールとなる市販の伸縮自在の棒体を挟着できるように構成した実施例である。
<実施例1の構成>
実施例1の取付具A1は、図1a〜図3bに見るように、長方形状の前板1(横幅d1)、前板1より横幅の狭い長方形状の後板2(横幅d2でd2<d1)、上部でアーチ状に前板1と後板2を接続する接続部3から構成されている。実施例1の取付具A1にては、前板1、後板2、接続部3は1枚の板状材を曲折し不要部分を切除して加工されたもので、全体が一体として構成されている。
前板1には、正面視で左右の中心に、円孔1a、1bが縦に並んで穿設されている。円孔1a、1bは同じ大きさで、その直径は、取付具A1を組立式棚Sに螺着固定するボルトB(図4、図6参照)の軸が遊貫可能なサイズとされる。ボルトBは、前述のように軸の直径が3.5〜4mm程度のものが多く使われるので、円孔1a、1bの直径は、4.5〜5mm程度となる。また、後板2には、正面視で左右の中心に、ネジ孔2a、2bが縦に並んで穿設されている。ネジ孔2a、2bは同じ大きさで、取付具A1を組立式棚Sに螺着固定するボルトB(図4、図6参照)の軸のネジ山に対応するネジ溝を有しており、その直径はボルトBの軸が螺着可能なサイズとされる。
接続部3は前板1の上端部と後板2の上端部を一体に接続しており、図1cに見るように、その側面視の形状はアーチ型であるが、これは、図4、図6に見るように、組立式棚SのフランジFの上端部の水平の線材F1の断面形状(円形)に適合させたものである。前板1、後板2、接続部3は、先述のように1枚の板状材から成っており、全体が一体として構成されている。
取付具A1にては、前板1と後板2の間の間隔d3(図1c参照)は、3〜9mmの範囲内に構成されている。図4、図6に見るように、間隔d3はフランジFの線材F1の直径に等しいかやや上回る程度に構成されるのが望ましいので、間隔d3の値は線材F1の直径に依存することとなる。市販の組立式棚SのフランジFの線材F1の直径は、前述のように3mm弱〜8mm強の間に入ってくるが、各メーカーによってその値はまちまちである。そこで、理想的には、各メーカーの組立式棚の各種類をすべて調査して、夫々の組立式棚のフランジの線材に合わせた間隔d3を有する取付具A1を製作すれば良いということになるが、この方法は実製作上多数の製品が必要となり、また新たな組立式棚が現れる都度対応する必要が生じて困難である。実際上は、図4、図6に見るボルトBを強く螺着することにより後板2が前方に引付けられて変形するので、線材F1の直径よりやや広い間隔d3であっても、フランジFの下端部の水平の線材F2は、前板1と後板2の間に強く挟着され、これにより取付具A1はフランジFに確実に固定される。したがって、間隔d3は、3〜9mmの範囲内で1mm刻みに、3mm、4mm、5mm、6mm、7mm、8mm、9mm程度のものを用意しておけば、殆どすべてのメーカーの組立式棚の各種類に対応可能なものである。
前板1の横幅d1は、上述の4.5mm〜5mm程度の円孔1a、1bが穿設できる値(7mm程度)以上であれば適宜決定できるが(実施例1ではd1=30mm)、後板2の横幅d2は7mm〜12mmの範囲内とすることが望ましい(実施例1ではd2=12mm)。組立式棚Sの各棚s1、s2、…は、通常は、図15cに見るように、左右方向に密に配設された細い線材ssと、これに直交して疎に配設された太い線材sbの組み合わせによって構成されており、このタイプの組立式棚Sの正面のフランジFに取付具A1を取付ける場合には、線材sbの配設された場所を外して螺着固定すれば良いので、後板2の横幅d2に7mm〜12mmの範囲内という限定を設ける必要はない。しかし、取付具A1を図15cの左右のフランジFに取付ける必要がある場合や、あるいは、メーカーによっては線材ssが前後方向に密に配設されている例もある。このような場合には、図8に見るように、後板2の横幅d2が隣接する線材ss、ssの間の間隔ds以下でないと、後板2がどちらかの線材ssに妨害されて取付不能となってしまう。ゆえに、横幅d2は常に間隔ds以下とする必要がある。そこで、各メーカーの組立式棚における間隔dsを調べてみると、入手できた限りでは間隔dsが12mmを下回るものは見られなかった。したがって、ここから横幅d2の最大値は12mmと決定された。また、最小値は前述のような理由により、7mmとされる。
<実施例1の作用>
実施例1の取付具A1を用いて、市販のカーテンレールCRを、組立式棚Sに取付ける方法を図4、図5を用いて説明する。図5に見るように、取付具A1を組立式棚Sの左端用と右端用に2個用意する。但し、左右のパイプP、P間のスパンが長い場合には、適宜中間に取付具A1を増設する。左右の取付具A1の取付け方法は全く同じであるので、左端の取付具A1の取付け方法を図4にて説明する。
図4に見るように、前板1が正面に、後板2が背面にくるようにして、取付具A1の接続部3をフランジFの上端部の水平の線材F1に掛着する。そして、カーテンレールCR(図5参照)のブラケットRCの取付孔HCを取付具A1の前板1の円孔1aに合わせてボルトBを挿通する。ボルトBは取付孔HC、円孔1aに遊貫されるが、後板2のネジ孔2aには螺着されるので、そのままボルトBを螺進させ、ボルトBの回転が停止されるまで強く締め込む。これにより、ブラケットRCは取付具A1に螺着固定されるが、この状態で、取付具A1の前板1と後板2がフランジFを前後から強く挟着するので、ブラケットRCは取付具A1を介してフランジFに螺着固定されることとなる。このようにして左端のブラケットRCの取付けが完了すれば、同じ要領にて右端のブラケットRCを取付ける(図5参照)。これにより、カーテンレールCRは組立式棚Sの棚s1のフランジFに取付けられる。
この際、フランジFには、上端部の線材F1と下端部の線材F2の中間部分に波型の細い線材F3が補強と装飾を兼ねて配設されているので、左右の取付具A1,A1は、円孔1aが線材F3と重ならない位置に配設されなければならない。しかしながら、カーテンレールCRのブラケットRC、RCの間隔によっては、どちらかの取付具A1の円孔1aが線材F3と重なる場合もあり得る。したがってそのような場合には、ブラケットRCの取付孔HCを下方の円孔1bに合わせてボルトBを挿入する。すなわち、円孔1a、1bが両方共線材F3に重なるということは有り得ないので、実際上は円孔1a、1bのうち、線材F3に重なっていない状態の円孔を利用すれば良い。ただし、左右の取付具A1,A1において、片方は円孔1aを用い、他方は円孔1bを用いるということはできない。このような方法も不可能ではないが、この場合にはカーテンレールCRが傾斜して取付けられることになり、機能的にも外観的にもよろしくない。したがって、左方の取付具A1において円孔1aを用いた場合には必ず右方の取付具A1においても円孔1aを用い、左方の取付具A1において円孔1bを用いた場合には必ず右方の取付具A1においても円孔1bを用いるものとする。
カーテンレールCRは伸縮自在で長さの調節が可能なものが殆どであるので、円孔1aあるいは円孔1bを用い、適宜カーテンレールCRを伸縮させることにより、カーテンレールCRを図5に見るように組立式棚Sの棚s1のフランジFに取付けることができる。なお、図4、図5にてはシングルカーテン用のカーテンレールCRの取付け方法を示しているが、ダブルカーテン用のカーテンレール(図示せず)にてもブラケット(図示せず)の取付け方法は全く同一であるので、ダブルカーテン用のカーテンレール(図示せず)も取付具A1,A1を用いてまったく同じ方法で組立式棚Sの棚s1のフランジFに取付けることができる。
次に、実施例1の取付具A1を用いて、市販のブラインドBLを、組立式棚Sに取付ける方法を図6、図7を用いて説明する。図7に見るように、取付具A1を組立式棚の左端用と右端用に2個用意する。但し、左右のパイプP、P間のスパンが長い場合には、適宜中間に取付具A1を増設する。左右の取付具A1の取付け方法は全く同じであるので、左端の取付具A1の取付け方法を図6にて説明する。
図6に見るように、前板1が正面に、後板2が背面にくるようにして、取付具A1の接続部3をフランジFの上端部の水平の線材F1に掛着する。そして、ブラインドBL(図7参照)のブラケットRBの取付孔HBを取付具A1の前板1の円孔1aに合わせてボルトBを挿通する。ボルトBは取付孔HB、円孔1aに遊貫されるが、後板2のネジ孔2aには螺着されるので、そのままボルトBを螺進させ、ボルトBの回転が停止されるまで強く締め込む。これにより、ブラケットRBは取付具A1に螺着固定されるが、この状態で、取付具A1の前板1と後板2がフランジFを前後から強く挟着するので、ブラケットRBは取付具A1を介してフランジFに螺着固定されることとなる。このようにして左端のブラケットRBの取付けが完了すれば、同じ要領にて右端のブラケットRBを取付ける(図7参照)。これにより、ブラインドBLは組立式棚Sの棚s1のフランジFに取付けられる。なお、この際、前板1の円孔1bを用いることもできる点は、先に説明したカーテンレールCRのブラケットRCの取付けの場合と全く同様である。ブラインドBLはカーテンレールCRのように伸縮自在ではないが、ブラケットRBは基本的にはブラインドBLの上端のどの位置でも取付けられるので、フランジFに螺着固定する取付具A1、A1の位置は、自由に決めることができる。
なお、カーテンレールCRの取付けの場合でもブラインドBLの取付けの場合でも、図8に見るように、取付具A1を螺着固定するフランジFの線材F1に対して棚s1を構成する細い線材ss、ss、……が直角に配設されている場合には、後板2を線材ss、ssの間に挿入して取付具A1を螺着しなければならないが、後板2の横幅d2は線材ss、ssの間隔dsより小に構成されているので、挿入は常に可能である。またこの際、波型の線材F3が前板1の円孔1a、1bの両方を同時に塞ぐということは起こり得ないので、円孔1a、1bのどちらかを用いれば、螺着固定が可能となる。
<実施例2の構成>
実施例2の取付具A21(図9c参照)、A22(図11参照)は1対にて使用される。その構成は完全に左右対称であるので、取付具A21の構成を詳しく説明する。取付具A21は、図9a〜図9dに見るように、長方形状の前板4(横幅d4)、前板4より横幅の狭い長方形状の後板5(横幅d5でd5<d4)、上部でアーチ状に前板4と後板5を接続する接続部6、前板4の左端から前板4と一体に前方に突設された棒体固定板7から構成されている。また、前板4は左右に長く、接続部6は前板4の右端部近傍に配設されている。実施例2の取付具A21にては、前板4、後板5、接続部6、棒体固定板7は1枚の板状材を曲折し不要部分を切除して加工されたもので、全体が一体として構成されている。
前板4の右端近傍には、円孔4a、4bが縦に並んで穿設されている。円孔4a、4bは同じ大きさで、その直径は、取付具A1を組立式棚Sに螺着固定するボルトB(図12参照)の軸が遊貫可能なサイズとされる。ボルトBは、前述のように軸の直径が3.5〜4mm程度のものが多く使われるので、円孔4a、4bの直径は、4.5〜5mm程度となる。また、後板5には、正面視で円孔4aと重なる位置にネジ孔5aが、円孔4bと重なる位置にネジ孔5bが夫々穿設されている。ネジ孔5a、5bは同じ大きさで、取付具A21を組立式棚Sに螺着固定するボルトB(図12参照)の軸のネジ山に対応するネジ溝を有しており、その直径はボルトBの軸が螺着可能なサイズとされる。なお、図9dにては、ボルトBが円孔4a、ネジ孔5aにも、円孔4b、ネジ孔5bにも挿通螺入が可能であることを示しており、実際はボルトBは円孔4a、ネジ孔5aに挿通螺入するか、円孔4b、ネジ孔5bに挿通螺入するかのどちらかで良い。
接続部6は前板4の右端近傍の上端部と後板5の上端部を一体に接続しており、図9bに見るように、その側面視の形状はアーチ型であるが、これは、図12に見るように、組立式棚SのフランジFの上端部の水平の線材F1の断面形状(円形)に適合させたものである。前板4、後板5、接続部6は、先述のように1枚の板状材から成っており、全体が一体として構成されている。
取付具A21にては、前板1と後板2の間の間隔d6(図9b参照)は、3〜9mmの範囲内に構成されているが、この点は実施例1の取付具A1における間隔d3と同様であるので詳述は避ける。取付具A1と同様、間隔d6が、3〜9mmの範囲内で1mm刻みに、3mm、4mm、5mm、6mm、7mm、8mm、9mm程度のものを用意しておけば、殆どすべてのメーカーの組立式棚の各種類に対応可能となる。
前板4の横幅d4が実施例1の取付具A1の前板1(図1a参照)の横幅d1よりかなり長めに構成されている理由は、図13に見るように、組立式棚Sにおいては、殆どのメーカーの製品において、左右のパイプP、Pの近傍に太い線材sbが配設されているということによる。すなわち、太い線材sbの端部がフランジFの線材F1のすぐ下に露出された状態であり、前板4の横幅が短いと円孔4a、4bがこの近傍に位置してしまい、波型の線材F3の配置によっては、太い線材sbの端部と波型の線材F3が同時に円孔4a、4bに重なって螺着固定が困難になる可能性が生じるからである。したがって、殆どのメーカーの製品において、太い線材sbの端部が位置する部分を避けるために前板4の横幅d4を延伸して円孔4a、4bをできるだけ右方に位置させ、上記事態を回避せんとするものである。各メーカーの組立式棚の調査から、前板4の横幅d4は80mm程度が適切であるという結果が得られた(実施例2ではd4=80mm)。
なお、後板5の横幅d5は実施例1の取付具A1の後板2の横幅d2同様7mm〜12mmの範囲内とすることが望ましい。その理由は実施例1にて詳述したので繰り返さない。さらに、棒体固定板7の奥行きd7(図9b、図9c参照)は、図12に示すように市販の伸縮自在の棒体RDがある程度の余裕をもって固定可能な値とする必要があるが、今、棒体RDが棒体固定板7に当接する部分の直径を20mm程度とした場合、奥行きd7は、50mm程度の値で良いと考えられる(実施例2ではd7=50mm)。
図11に示す取付具A22は、上に説明した取付具A21と完全に左右対称の構成であり、前板8は前板4に、後板9は後板5に、接続部10は接続部6に、棒体固定板11は棒体固定板7に、夫々対応する。また、円孔8a、8bは円孔4a、4bに、ネジ孔9a、9bはネジ孔5a、5bに夫々対応する。また、ボルトBは円孔8a、ネジ孔9aに挿通螺入するか、円孔8b、ネジ孔9bに挿通螺入するかのどちらかで良い。なお、図14aに示す取付具A21´、図14bに示す取付具A22´は、夫々接続部6´、10´を横長に構成して、フランジFの線材F1へ掛着される際の安定度を増した例である。すなわち、取付具A21´における接続部6´は取付具A21における接続部6の3倍近い横幅に構成されており、取付具A22´における接続部10´は取付具A22における接続部10の3倍近い横幅に構成されている。これにより、取付具A21´、A22´はさらに安定的にフランジFに螺着固定されるものである。
<実施例2の作用>
実施例2の取付具A21、A22を用いて、カフェカーテンCCを組立式棚Sに取付ける方法を図12、図13によって説明する。カフェカーテンCCは、あらかじめリングR、R、…に市販の伸縮自在の棒体RDを挿通した状態とする。図13に見るように、取付具A21を組立式棚Sの左端に、取付具A22を組立式棚Sの右端に夫々取付ける。取付具A21、A22の取付け方法は略同様であるので、左端の取付具A21の取付け方法を図12にて説明する。
図12に見るように、前板4が正面に、後板5が背面にくるようにして、取付具A21の接続部6をフランジFの上端部の水平の線材F1に掛着する。そして、前板4の円孔4aにボルトBを挿通し、後板5のネジ孔5aにボルトBを螺入する。そのままボルトBを螺進させ、ボルトBの回転が停止されるまで強く締め込む。これにより、取付具A21の前板4と後板5がフランジFを前後から強く挟着するので、取付具A21はフランジFに螺着固定される。このようにして左端の取付具A21の取付けが完了すれば、同じ要領にて右端の取付具A22を取付ける(図13参照)。この場合、左端の取付具A21においてボルトBを円孔4a、ネジ孔5aに挿通螺入しているので、右端の取付具A22においてはボルトBを円孔8a、ネジ孔9a(図11参照)に挿通螺入する。この際、フランジFの波型の細い線材F3の配置によっては、左端にてボルトBを円孔4b、ネジ孔5bに(取付具A21)、右端にてボルトBを円孔8b、ネジ孔9bに(取付具A22)、夫々挿通螺入してもよい。
これにより、フランジFの左端に取付具A21が、フランジFの右端に取付具A22が、夫々螺着固定された状態(図13参照)となるので、取付具A21の棒体固定板7と取付具A22の棒体固定板11により棒体RDを挟着固定すれば、カフェカーテンCCの取付けが完成である。先述のように、棒体RDは市販の伸縮自在の棒体であるので、延長方向に付勢された状態にて棒体固定板7、11により挟着することにより、完全に渡設固定されるものである。
本考案は、上記のように、金属線材から成るフランジ付の棚板を有する組立式棚に、市販のカーテンレール付のカーテン、市販のブラインド、そして市販の伸縮自在の棒体を利用したカフェカーテンという3種類の遮光具を簡単に取付けることができるものである。特殊な形態のものを除くと、巷間に良く使用されている遮光具の種類は上記3種類であるから、本考案の取付具により、組立式棚の使用者は、自分の用途や好みに応じて、組立式棚に自在に遮光具を取付けることができるようになり、極めて便利である。金属線材から成るフランジ付の棚板を有する組立式棚は、現在多くの家庭や事務所にて幅広く用いられているものであるから、本考案の産業上の利用可能性もまた大きなものがあるといって過言ではない。
(a)本考案の実施例1の取付具の正面図である。(b)本考案の実施例1の取付具の背面図である。(c)本考案の実施例1の取付具の右側面図である。 図1aのA−A線断面図である。 (a)本考案の実施例1の取付具の正面右上から見た外観斜視図である。(b)本考案の実施例1の取付具の背面右上から見た外観斜視図である。 本考案の実施例1の取付具を用いて組立式棚に市販のカーテンレールのブラケットを取付ける方法を説明する説明図である。 本考案の実施例1の取付具を用いて組立式棚に市販のカーテンレールのブラケットを取付ける方法を説明する説明図である。 本考案の実施例1の取付具を用いて組立式棚に市販のブラインドのブラケットを取付ける方法を説明する説明図である。 本考案の実施例1の取付具を用いて組立式棚に市販のブラインドのブラケットを取付ける方法を説明する説明図である。 本考案の実施例1の取付具を用いて組立式棚に市販のカーテンレールのブラケットを取付ける方法を説明する説明図である。 (a)本考案の実施例2の取付具の正面図である。(b)本考案の実施例2の取付具の右側面図である。(c)本考案の実施例2の取付具の平面図である。(d)本考案の実施例2の取付具の外観斜視図である。 図9aのB−B線断面図である。 本考案の実施例2の取付具の外観斜視図である。 本考案の実施例2の取付具を用いて組立式棚に市販の伸縮自在の棒体を取付ける方法を説明する説明図である。 本考案の実施例2の取付具を用いて組立式棚に市販の伸縮自在の棒体を取付ける方法を説明する説明図である。 (a)本考案の実施例2の取付具の別の形態の取付具の外観斜視図である。 (b)本考案の実施例2の取付具の別の形態の取付具の外観斜視図である。 (a)本考案の取付具が取付けられる組立式棚の1種の正面図である。 (b)本考案の取付具が取付けられる組立式棚の1種の左側面図である。 (c)本考案の取付具が取付けられる組立式棚の1種の平面図である。
符号の説明
1 前板
1a 円孔
1b 円孔
2 後板
2a ネジ孔
2b ネジ孔
3 接続部
4 前板
4a 円孔
4b 円孔
5 後板
5a ネジ孔
5b ネジ孔
6 接続部
6´ 接続部
7 棒体固定板
8 前板
8a 円孔
8b 円孔
9 後板
9a ネジ孔
9b ネジ孔
10 接続部
10´ 接続部
11 棒体固定板
A1 取付具
A21 取付具
A21´ 取付具
A22 取付具
A22´ 取付具
B ボルト
BL ブラインド
CC カフェカーテン
CR カーテンレール
F フランジ
F1 線材
F2 線材
F3 線材
HB 取付孔
HC 取付孔
J ジョイント
P パイプ
R リング
RB ブラケット
RC ブラケット
RD 棒体
S 組立式棚
d1 横幅
d2 横幅
d3 間隔
d4 横幅
d5 横幅
d6 間隔
d7 奥行き
ds 間隔
sb 線材
ss 線材
s1 棚
s2 棚
s3 棚
s4 棚


Claims (4)

  1. 金属線材から成るフランジ付の棚板を有する組立式棚に遮光具を取り付けるための、組立式棚の遮光具の取付具であって、前板、後板、前板と後板を接続する接続部、から構成され、組立式棚のフランジの金属線材に接続部が掛着されることによりフランジの正面に前板を、フランジの背面に後板を位置させることができ、遮光具のブラケットを螺着するボルトが遊貫される円孔が前板に穿設され、該ボルトが螺着されるネジ溝を有するネジ孔が後板に穿設され、前板の円孔と後板のネジ孔は正面視にてその中心が一致するように穿設されていることを特徴とする組立式棚の遮光具の取付具。
  2. 金属線材から成るフランジ付の棚板を有する組立式棚に遮光具を取り付けるための、組立式棚の遮光具の取付具であって、前板、後板、前板と後板を接続する接続部、前板の端部から前板と一体に前方に突設された棒体固定板、から構成され、組立式棚のフランジの金属線材に接続部が掛着されることによりフランジの正面に前板を、フランジの背面に後板を位置させることができ、固定用のボルトが遊貫される円孔が前板に穿設され、該ボルトが螺着されるネジ溝を有するネジ孔が後板に穿設され、前板の円孔と後板のネジ孔は正面視にてその中心が一致するように穿設されていることを特徴とする組立式棚の遮光具の取付具。
  3. 前板と後板の間隔が3mm〜9mmの範囲内に構成されていることを特徴とする請求項1あるいは請求項2に記載の組立式棚の遮光具の取付具。
  4. 後板の横幅が7mm〜12mmの範囲内に構成されていることを特徴とする請求項1あるいは請求項2あるいは請求項3に記載の組立式棚の遮光具の取付具。

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