JP3125741U - 洋式便器 - Google Patents

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昭夫 小山
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Abstract

【課題】便座及び便器本体が破壊されたり、自傷事故を生じにくい構造とした洋式便器を提供する。
【解決手段】上水管及び排出管に接続される給水口10及び排出口9を設けた上部開口のステンレス鋼からなる洋式便器本体2と、該便器本体2の上部開口縁の内外に張出した状態で該便器本体2の上部を覆って強力接着剤による接着により一体化された軟質樹脂材料からなる便座3とを備える。
【選択図】 図3

Description

本考案は、例えば精神病患者を収容するための隔離病室、受刑者の独房など、特殊環境下におかれた閉鎖室内の備品として設置される洋式便器に関するものである。
周知のように、洋式便器は一般に便器本体と、便器本体の上面に開閉可能に設けられた便座及び必要に応じて蓋とを有する。便器本体の材質は陶器、また便座及び蓋の材質は硬質プラスチック素材などから構成されている。
ところで、前記精神病患者を収容するための隔離病室、受刑者、あるいは未決囚が収監される独房など、特殊環境下におかれた閉鎖室内には、排泄のための必需品として便器が備えられ、特に最近では和式便器に替えて、腰掛式の便座付洋式便器が用いられている。
ところが、患者や受刑者、あるいは未決囚などでは精神的に不安定な状態となって、自暴自棄になっている例が多いため、これらの人の蛮用や、積極的破壊行動により、便座を破損したり、便器本体から取外してしまう場合が多かった。また、便器本体が陶器製であるため、本体まで壊されたり、その逆に硬質であることから便器本体に頭などをぶつけることにより、自傷事故を引き起すなどの可能性が高い。
そこで、本考案は以上の課題を解決するものであって、便座及び便器本体が破壊されたり、自傷事故を生じることのない構造とした洋式便器を提供するものである。
前記目的を達成するため、本考案の洋式便器1は、上水管及び排出管に接続される給水口10及び排出口9を設けた上部開口のステンレス鋼からなる洋式便器本体2と、該便器本体2の上部開口縁の内外に張出した状態で該便器本体2の上部を覆って強力接着剤による接着により一体化された軟質樹脂材料からなる便座3とを備えたことを特徴としている。
また、前記便座3は、その裏面に、無端状に凹溝状の嵌合溝14が一体に形成されており、該嵌合溝14が前記便器本体2の上面の内側に一体的に形成されたフランジ部5に嵌合して、フランジ部5の上面と内外面を覆い、強力接着剤による接着により便器本体2と一体化されていることを特徴とする。
さらに、前記便座3は、表面に緻密なスキン層3aを有するとともに、内部を軟質発泡層3bとしたクッション性を有する断熱性樹脂材質であることを特徴とする。
従って本考案によれば、便座は便器本体に固定されたままであり、外力を加えて取外そうとしてもそのままの形態を保つ。また便器本体はステンレス鋼からなっているため、清潔で掃除しやすい上に、頑丈であり破壊行動によっても原形が維持される。また便器に頭をぶつけて自傷しようとしても、クッション性の便座が便器本体の上面を大きく覆っているため、便座の持つクッション性により、怪我などを負うことがない。
また、便座の表面は緻密なスキン層によって覆われているため、爪などによってむしり取ることが不能であり、しかも断熱性を有しているため、冬などの排泄時において臀部との接触が冷たいことがなく、快適な使用感を得ることができる。
以下、本考案の最良の形態につき、添付図面を参照して説明する。
図1は本考案に係る洋式便器の平面図、側面図及び背面図、図2は便座を上面及び底面側から見た斜視図、図3は図1の側面図におけるA−A線断面図、図4は図3のB部拡大断面図である。
図において、洋式便器1は、便器本体2と、便器本体2の上面周縁に一体的に接合された便座3とからなっている。
便器本体2は、床面に4つのアンカーボルトを介して固定される設置マウント4の上部より一体に立上がるとともに、上面に平面視略卵形の内側フランジ5を設けた上面開口する外装ケース6と、外装ケース6の内側にロート状をなして一体化された排出用のボウル7と、ボウル7の底部に形成された排出用開口に一端を接続されたサイホン管8を介して前記設置マウント4の底部側に導出され、かつ床上に突出する図示ない排出管に接続される排出口9と、外装ケース6の後部上側に突設され、かつ図示しない上水管に接続される給水口10とを備えている。便器本体2は、上記いずれの各部もステンレス鋼及びその接合部を溶接によって一体化したものからなっている。フランジ部5は、開口部を下向きとした断面略コ形に形成され、外装ケース6及びボウル7の上縁の全内周に、一体的に形成されている。
なお、前記内側フランジ5の外側とボウル7の外周部上部内側との間には特に図3に示すように、通水ガイド溝11が形成され、給水口10から流入した洗浄水は、ガイド溝11を通じてボウル7の全周よりボウル7の内側に供給され、排出物を洗い流しつつ、排出口9を通じて排出管側に排出されるようになっている。また、符号12は、ボウル7に着脱可能に取付けられ、かつ前記サイホン管8の点検用開口を閉塞する蓋である。
前記便座3は、合成樹脂の発泡成形体からなるもので、特に図2に示すように、上面側は日常よく見かける内側開口した平面視略卵形の便座形状をなしているが、底面側は前記便器本体2の内側フランジ5に嵌合する嵌合溝14が形成され、図3に示すように、この嵌合溝14をフランジ5に強力接着剤を介して嵌合接着することにより便座本体2の上面開口の内外周部に張りだした状態で一体に接合される。従って、使用者が便器を破損しようとしたり、自傷しようとして角部にぶつけようとしても、便座3によるソフトな部分にぶつかるだけであり、これにより、使用者の安全性を確保できることになる。
そして、前記便座3は、特に図4に拡大して示すように、その表面側には無発泡で緻密なスキン層3aが形成され、内部は独立気泡とした軟質発泡層3bとしたものであり、従って、表面をひっかいた程度では傷が付きにくく、しかも適度な弾力性と断熱性を備え、これらの特性によって、特に冬などにおいて、便座3がむき出しであっても着座した際に臀部に冷たさを感ずることなく、しかも適度な弾力性によって快適な座り心地性を有する。なお、図においては、スキン層3aと軟質発泡層3bを区分けしているが、実際にはスキン層3aは適宜な厚みであって、軟質発泡層3bに連続している。
また図4において、符号15は便座3の嵌合溝14と内側フランジ5間に介在された前述の接着剤であり、この接着剤は高強度接着剤が用いられ、便座3の接着後は、外力によっても容易にはがされることがなく、当初形状が維持されるものとなる。
本考案に係る洋式便器の平面図、側面図及び背面図である。 便座を上面及び底面側から見た斜視図である。 図1の側面図におけるA−A線断面図である。 図2のB部拡大断面図である。
符号の説明
1 洋式便器
2 便器本体
3 便座
3a スキン層
3b 発泡層
5 フランジ部
9 排出口
10 給水口
14 嵌合溝

Claims (3)

  1. 上水管及び排出管に接続される給水口(10)及び排出口(9)を設けた上部開口のステンレス鋼からなる洋式便器本体(2)と、該便器本体(2)の上部開口縁の内外に張出した状態で該便器本体(2)の上部を覆って強力接着剤による接着により一体化された軟質樹脂材料からなる便座(3)とを備えたことを特徴とする洋式便器。
  2. 前記便座(3)は、その裏面に、無端状に凹溝状の嵌合溝(14)が一体に形成されており、該嵌合溝(14)が前記便器本体(2)の上面の内側に一体的に形成されたフランジ部(5)に嵌合して、フランジ部(5)の上面と内外面を覆い、強力接着剤による接着により便器本体(2)と一体化されていることを特徴とする請求項1記載の洋式便器。
  3. 前記便座(3)は、表面に緻密なスキン層(3a)を有するとともに、内部を軟質発泡層(3b)としたクッション性を有する断熱性樹脂材質であることを特徴とする請求項1又は2記載の洋式便器。
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