JP3125472U - 即席カップ麺の飲食用具 - Google Patents

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Abstract

【課題】 即席カップ麺は便利な食べ物となっているけれど、カップに熱湯を注いでそのまま飲食するため、カップに熱が伝って熱くなるため、直接手に持っての移動は困難で危険を伴い、飲食時にはなるべくカップに触れないように注意が必要で、汁を吸うにも大変であることや、食事のマナーの上でもカップを自由に持てないことに問題がある。
【解決手段】 側面3に突設した持ち手5を有する有底4の支持部2が、上部2Aは円筒形に形成されると共に、下部2Bは下方に向かって短径となる円筒状に形成される。支持部2の深さ2Vを即席麺のカップ6の高さ6Hより短尺とする。即席麺のカップ6の下部が支持部2の下部2Bに当接すると共に、即席麺のカップ6の上部が突出して支持部2内に収納支持可能とした。
【選択図】 図6

Description

本考案は即席麺、だしや具等を収容したカップに熱湯を注入し、だしが湯に溶け、麺や具がほぐれたらそのまま飲食できる食品である、いわゆる即席カップ麺の飲食用具に関するものである。
即席カップ麺は麺や具等がカップの中に収容されており、そのカップに熱湯を注いで麺等のほぐれる時間をまって、そのまま飲食できるものであるから、煮炊きする必要はなく、そのための鍋や出来上がった麺等を食器に移す手間や、後片付けも簡単になる等、便利な食べ物となっているのである。
上記のように、即席カップ麺は便利な食べ物となっているけれど、カップに熱湯を注いでそのまま飲食するため、カップに熱が伝って熱くなり、直接カップを手に持っての移動に注意を要し危険も伴い、また、飲食時にはなるべくカップに触れないようにしがちとなり、汁を吸うにも大変であることや、食事のマナーの上でもカップを自由に持てないことで問題となるのである。
側面に突設した持ち手を有する支持部が、下方に向かって短径となる円筒状に形成され、この支持部の傾斜した側周内面に即席麺のカップが係止し、カップの上部が突出して支持可能としたことを特徴とする即席カップ麺の飲食用具としたものである。
側面に突設した持ち手を有する支持部を円筒形又は円形に形成し、この支持部の内周径を即席麺のカップの上方部位の外周径より短くし、カップの上方部位が支持部の上端に係止し、即席麺のカップの上部が突出して支持可能としても良い。
また、側面に突設した持ち手を有する支持部が、下方に向かって短径となる円筒状に形成されると共に底を有し、且つ、支持部の深さを即席麺のカップの高さより短尺とし、即席麺のカップの上部が突出して支持部内に収納支持可能としたものとしても良く、即席麺のカップが、支持部の底及び側周内面と当接して収納支持可能とすることもできる。
側面に突設した持ち手を有する有底の支持部が、上部は円筒形に形成されると共に、下部は下方に向かって短径となる円筒状に形成され、且つ、支持部の深さを即席麺のカップの高さより短尺とし、即席麺のカップの下部が支持部の下部に当接すると共に、即席麺のカップの上部が突出して支持部内に収納支持可能としたものでもよい。
さらに、側面に突設した持ち手を有する支持部が、円筒形に形成されると共に底を有し、この支持部の内周径を即席麺のカップの上方部位の外周径より短くし、カップの上方部位が支持部の上端に係止し、即席麺のカップの上部が突出して収納支持可能としてもよい。
即席麺のカップが本考案の支持部に支持されるため、熱湯の注入や持ち運び、並びに飲食に関してカップに直接触れずに、カップを支持し、持ち手を持ってすることが出来、安全に行える効果を有するのである。
また、カップを支持部に支持又は収納支持した際、カップの上部が支持部より上方へ突出しているため、カップの収納や取出しが容易となり、カップ内の汁を吸う場合もカップの上縁から従来どおり支障なく行える効果を有するものとなる。
そして、支持部を下方に向かって短径となる円筒状に形成したものや、有底としてカップを収納することで安定した支持となり、カップの上部を除いて本案具に収納されるため外見上も体裁がよくなり、有底のものは通常の手持ち容器としての用途にも利用できる効果も発揮できるのである。
次に本考案の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は本考案の即席カップ麺の飲食用具1の一実施の形態を示す正面図であり、支持部2を、下方に向かって短径となる円筒状に形成したもので、支持部2の傾斜した側周面3に持ち手5が突設して形成されている。
この支持部2の傾斜した側周内面3Aに、図2に示すように即席麺のカップ6が係止し、カップ6の上部が突出して支持が可能となるものである。
図3は本考案の他の実施の形態を示す断面図であり、支持部2を円筒形に形成し、この円筒形の側周面3の内周径3Rを即席麺のカップ6の上方部位の外周径6Rより短くしてある。
そこで、カップ6の上方部位が側周面3の上端3Bに係止し、カップ6の上部が突出して支持可能となるのである。
この場合、支持部2の上下幅(高さ)は任意に設計でき厚みのみの円形(図4)とすることも可能である。
図5は本考案の他の実施の形態を示す一部縦断正面図であり、側周面3に突設した持ち手5を有する支持部2が、下方に向かって短径となる円筒状に形成されると共に底4を有する。
そして、支持部2の深さ2Vは、収納する即席麺のカップ6の高さ6Hより短尺としてあり、即席麺のカップ6の上部が側周面3の上端3Bから突出して支持部2内に収納されると共に支持可能としたものである。
また、即席麺のカップ6が、支持部2の底4及び側周内面3Aと当接するように設定すれば、カップ6をしっかりと収納支持可能とすることになる。
図6は、本考案の他の実施の形態を示す一部縦断正面図であり、支持部2は側周面3に突設した持ち手5及び底4を有し、支持部2の上部2Aは円筒形に形成されると共に、下部2Bは下方に向かって短径となる円筒状に形成されている。
さらに、支持部2の深さ2Vは即席麺のカップ6の高さ6Hより短尺としてあり、即席麺のカップ6は下部が支持部2の下部2Bに当接すると共に、即席麺のカップ6の上部が突出して支持部2内に収納されると同時に支持可能となるものである。
図7は本考案の他の実施の形態を示す縦断正面図であり、側周面3に突設した持ち手5を有する支持部2が、円筒形に形成されると共に底4を有している。
この円筒形の側周面3の内周径3Rは、即席麺のカップ6の上方部位の外周径6Rより短くしてあり、カップ6の上方部位が側周面3の上端3Bに係止するため、即席麺のカップ6の上部が突出して収納されると共に、支持可能となるものである。
即席麺のカップ6の大きさ種類はメーカーによって共通性があり、数種類の大きさのものを用意すればほとんどのサイズのカップ6に対応可能となる。
また、本考案具1を構成する支持部2、底4や持ち手5の材質についての限定はなく、プラスチック、木、陶磁器、ガラス等での成形が可能であり、さらに、各図に示すように持ち手5は、側周面3と環状となるように形成するのが持った場合に安定し安全であるけれど、この形状に限定されるものではない。
本考案の即席カップ麺の飲食用具の一実施の形態を示す正面図である。 即席麺のカップを支持部に支持した使用状態を示す一部縦断正面図である。 本考案の他の実施の形態の使用状態を示す縦断正面図である。 本考案の他の実施の形態を示す正面図である。 本考案の他の実施の形態の使用状態を示す一部縦断正面図である。 本考案の他の実施の形態の使用状態を示す一部縦断正面図である。 本考案の他の実施の形態の使用状態を示す縦断正面図である。
符号の説明
1 飲食用具
2 支持部
2A 上部
2B 下部
2V 深さ
3 側周面
3A 側周内面
3B 上端
3R 内周径
4 底
5 持ち手
6 カップ
6R 外周径
6H 高さ

Claims (5)

  1. 側面に突設した持ち手を有する支持部が、下方に向かって短径となる円筒状に形成され、この支持部の傾斜した側周内面に即席麺のカップが係止し、カップの上部が突出して支持可能としたことを特徴とする即席カップ麺の飲食用具。
  2. 側面に突設した持ち手を有する支持部を円筒形又は円形に形成し、この支持部の内周径を即席麺のカップの上方部位の外周径より短くし、カップの上方部位が支持部の上端に係止し、即席麺のカップの上部が突出して支持可能としたことを特徴とする即席カップ麺の飲食用具。
  3. 側面に突設した持ち手を有する支持部が、下方に向かって短径となる円筒状に形成されると共に底を有し、且つ、支持部の深さを即席麺のカップの高さより短尺とし、即席麺のカップの上部が突出して支持部内に収納支持可能としたことを特徴とする即席カップ麺の飲食用具。
  4. 側面に突設した持ち手を有する有底の支持部が、上部は円筒形に形成されると共に、下部は下方に向かって短径となる円筒状に形成され、且つ、支持部の深さを即席麺のカップの高さより短尺とし、即席麺のカップの下部が支持部の下部に当接すると共に、即席麺のカップの上部が突出して支持部内に収納支持可能としたことを特徴とする即席カップ麺の飲食用具。
  5. 側面に突設した持ち手を有する支持部が、円筒形に形成されると共に底を有し、この支持部の内周径を即席麺のカップの上方部位の外周径より短くし、カップの上方部位が支持部の上端に係止し、即席麺のカップの上部が突出して収納支持可能としたことを特徴とする即席カップ麺の飲食用具。
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