JP3125468U - 果実袋 - Google Patents

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幸雄 山口
正義 北村
純夫 森田
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日本農業資材株式会社
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Abstract

【課題】果実4を内袋内部に容易に挿入できるとともに、果実4を挿入した後に袋口を容易に集縛することができる果実袋を提供する。
【解決手段】上縁が開口した外袋2に上縁が開口した内袋3を内包させるとともに、外袋2の開口部21を締結する締結手段(針金24)を備える二重構造の果実袋1において、前記外袋2の開口部21は、前記内袋3の上縁から所定の距離をとって上方に位置し、前記内袋3の上縁外側は、前記外袋2の内側に貼り付けられ、少なくとも前記外袋2の開口部21から前記内袋3の上縁までの間に位置する外袋上部には上下方向に皺26を有することを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本考案は、梨等の果実の栽培に使用する二重の果実袋に関するものである。
梨等の果実の栽培においては、病害虫や鳥害などから果実を保護するとともに、果面の外観向上を図るために、果実の成長過程において果実に紙などで作られた袋をかぶせる袋掛けを行うことが普及している。この袋掛けに用いられる果実袋は一重構造のものと多重構造のものがあり、果実の種類や成長度合いに応じて適宜選択される。
従来、この種の果実袋としては外袋の内部に内袋を納める二重の果実袋であって、外袋に止金を設け、外袋の開口部と内袋の開口部とがほぼ同じ高さになるように外袋の内側と内袋の外側とを糊などで接着した果実袋がある(例えば特許文献1)。このような果実袋は、果実を収納したのち、その開口部を果実の果梗に向かって集縛することにより果実にかけられる。
特開2004−208658号公報
しかしながら、上記のような二重の果実袋においては開口部が二重になっているので、果実を内部に挿入できるように袋口を拡げる際に大きな労力を要していた。また、果実を挿入した後に袋口を集縛する際にも、二重の開口部が嵩張って大きな労力を要していた。また、袋口を集縛するときに袋口を柔らかくするために、事前に袋口を湿らす作業が必要であった。さらに、開口部を開く際に外袋の開口部だけを拡げて外袋と内袋の間に果実を挿入する虞があった。
本考案は、以上のような問題点を解決するためになされたものであって、果実を内袋内部に容易に挿入できるとともに、袋口を湿らす作業をすることなく果実を挿入した後に袋口を容易に集縛することができる果実袋を提供することを目的とする。
上記目的を達成するための本考案は、上縁が開口した外袋に上縁が開口した内袋を内包させるとともに、外袋の開口部を締結する締結手段を備える二重構造の果実袋において、前記外袋の開口部は、前記内袋の上縁から所定の距離をとって上方に位置し、前記内袋の上縁外側は、前記外袋の内側に貼り付けられ、少なくとも前記外袋の開口部から前記内袋の上縁までの間に位置する外袋上部には上下方向に皺を有することを特徴とする果実袋である。
本考案に係る果実袋は、外袋の開口部が内袋の上縁から所定の距離をとって上方に位置しているので、果実袋の上部は外袋のみの一重である。したがって、果実の被袋時に果実袋の開口部を拡げ易い。また、外袋の開口部を拡げると、外袋の内側に貼り付けられた内袋の上縁も拡がるので、果実を確実に内袋内部に挿入できる。また、果実袋の果実が挿入されて固定される部分は外袋と内袋との二重構造であるので、果実をしっかり保護できる。
また、果実袋の開口部が一重であるので二重の場合に比べて柔らかく、袋口を水で湿らさなくとも、開口部を容易に集縛できる。更に、外袋上部には上下方向に皺を有しているので、この皺が滑り止めとなって楽にしわ寄せをすることができ、開口部の集縛作業がより容易なものとなる。
以下、図面を参照しながら本考案の実施形態について説明する。果実袋1は外袋2内部に、外袋2の開口部21よりも下方に、上縁が位置するように内袋3が収納されている。外袋2は、例えば幅が15cm程度で高さが18cm程度の封筒形状であり、その上縁は開口部21を形成し、その下縁の中間部は外袋の一方の面を他方の面側に折り曲げて接着剤等で貼着することで底縁22を形成している。また、外袋2の下縁の両隅には雨水の排出や換気ができる孔23、23が設けられている。
なお、本実施例においては、外袋2の開口部21側を上方、外袋2の開口部21と反対側を下方という。また、上下方向の長さを高さ、左右方向の長さを幅という。
外袋2の開口部21は、一方の面の上縁が他方の面の上縁よりも中央部分が下方に窪んだ形状となっており、開口部21を拡げる際に拡げ易く、また、果実を挿入し易くしている。外袋2の開口部21から3cm程度下方の所定位置には、締結手段としての針金24が粘着テープ25などによりその長手方向を幅方向に向けて固定されている。
ここで、針金24は、例えば、幅が狭く、長い帯状のポリエステル樹脂材などの樹脂材を2枚重ねた間に鉄製の針金を挟み、上記2枚のポリエステル樹脂材を接合したものが用いられる。これにより、単に針金を用いる場合に比べて指に突き刺さる虞が軽減されるので、安全に果実袋1の集縛作業を行うことができる。また、上記のように帯状とすることで、針金24を粘着テープ25で果実袋1により確実に固定することができる。なお、締結手段は上述のような針金24が好適に用いられるが、例えば紐などの締結手段であってもよく、果実袋1を果梗の周囲に締め付けて固定することができるあらゆる締結手段を適用することができる。
また、外袋2の開口部21から下方に4cm程度までの間には、上下方向の皺26が幅方向に数ミリ間隔で設けられている。ここで、皺26とは、例えば上下方向の筋目が入るようにギャザー状に加工されたものやエンボス加工なされたもの、波形に加工されたものおよび縮緬加工されたもの等を含み、指で挟持した時に滑り止めの効果があるとともに皺26が折れ曲がることで集縛されやすいものであればよい。
一方、内袋3は高さが例えば14cmで幅が例えば14.5cm程度の筒状に形成されている。このように、内袋3は外袋2よりもやや小さい形状であるので、外袋2の内部に収納することができる。内袋3は外袋2の底縁22に内袋3の底縁32がほぼ重なるように収納され、内袋上縁33付近および底縁32付近の糊付け部31で、内袋3の外側と外袋2の内側とを接着剤等によって貼着される。
このように、内袋の底縁32と外袋の底縁22とはほぼ重なるとともに、外袋の高さは内袋の高さよりも4cm程度高いので、果実袋1は外袋2の開口部21から下方に4cm程度までの間が一重となっている。また、この一重となっている部分とほぼ同じ部分には皺26が形成されている。
次に、果実4に果実袋1を袋掛けする作業について図2および図3を参照しつつ説明する。果実袋1の上部の一重となっている部分を指で挟持して幅方向にずらすと、果実袋1の外袋2の開口部21が拡がる。このとき、内袋上縁33付近の糊付け部31で内袋3の外側と外袋2の内側が接着されているので、内袋3は外袋2の開口部21が拡がったことに対応して内袋上縁33付近が拡がる。そして、果実4が拡がった外袋2の開口部21および内袋3の上縁33を通って、内袋3内部に挿入される。
果実4が内袋3内部に挿入されると、外袋2の上部が果実4の果梗5に集められて、外袋2に固定されている針金24を用いて縛られる。これにより、果実袋1は果実4を内部に内包した状態で固定される。
このように、果実袋1の上部が内袋3を有さず外袋2のみの一重構造となっているので、二重構造となっている場合に比べて柔らかく、外袋2の開口部21が拡がり易い。また、一重構造となっていることで、水で湿らす作業をしなくとも、嵩張らず、果梗5に集縛し易い。
また、この一重構造となっている部分に上下方向の皺26が形成されているので、指で挟持して幅方向にずらす場合に滑り止めの役割を果たし、容易に開口部21を拡げることができる。そして、このように滑り止め効果を有するので、果実4を挿入した後に容易にしわ寄せすることができる。更に、このような縦向きの皺26は折れ曲がり易いので容易に集縛できる。
なお、本考案は上述の実施形態に限定されるものではなく、本考案の技術的思想を逸脱しない範囲における種々の変形例、設計変更などをその技術的範囲内に包含するものであることは云うまでもない。
果実袋1を正面から見た図。 果実袋1の袋掛け作業時に外袋の開口部21を開口した図。 果実袋1に果実4を挿入して集縛した使用説明図。
符号の説明
1 果実袋
2 外袋
3 内袋
4 果実
5 果梗
21 開口部
24 針金(締結手段)
26 皺
33 内袋上縁

Claims (1)

  1. 上縁が開口した外袋に上縁が開口した内袋を内包させるとともに、外袋の開口部を締結する締結手段を備える二重構造の果実袋において、
    前記外袋の開口部は、前記内袋の上縁から所定の距離をとって上方に位置し、前記内袋の上縁外側は、前記外袋の内側に貼り付けられ、
    少なくとも前記外袋の開口部から前記内袋の上縁までの間に位置する外袋上部には上下方向に皺を有することを特徴とする果実袋。
JP2006005517U 2006-07-10 2006-07-10 果実袋 Ceased JP3125468U (ja)

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