JP3009267U - 海苔付きおにぎりの包装構造 - Google Patents

海苔付きおにぎりの包装構造

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JP3009267U
JP3009267U JP1994012838U JP1283894U JP3009267U JP 3009267 U JP3009267 U JP 3009267U JP 1994012838 U JP1994012838 U JP 1994012838U JP 1283894 U JP1283894 U JP 1283894U JP 3009267 U JP3009267 U JP 3009267U
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JP
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seaweed
rice ball
film
packaging bag
side film
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JP1994012838U
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迪 山崎
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 易開封性と顧客吸引力とを備え、自動包装工
程への組込みも容易な海苔付きおにぎりの包装構造の提
供。 【構成】 対面合致する一側フィルム12と他側フィル
ム13とにおける該他側フィルム13の一端部16を一
側フィルム12の一端部15から突出させて延設部と
し、これら一側フィルム12と他側フィルム13との他
端部相互と、左右に位置する各側縁相互とのそれぞれに
接合部20,23を設けて前記一端部15,16の側に
開口部を有する包装袋11を形成し、該包装袋11の前
記開口部を介して内部に海苔付きおにぎり1をその底部
1a側から収納した際に残置される一側フィルム12と
他側フィルム13との一端部15,16の側には、海苔
付きおにぎり1の頭頂部1b近傍に位置する部位を紙テ
ープ材31により止着して結束封着部34を設けること
で、該結束封着部34の上方に拡開突出部35を形成し
て海苔付きおにぎり1を包装した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は海苔付きおにぎりの包装構造に係り、さらに詳しくは、包装された海 苔付きおにぎりを包装袋から極く容易に取り出すことができる海苔付きおにぎり の包装構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
近時、コンビニエンスストア等の各種店舗において販売されているおにぎりは 、多くの場合、主に安全衛生上の必要からプラスチックのフィルムを用いて形成 された包装袋内に包装されている。
【0003】 この場合におけるおにぎりの包装形態は、乾燥状態のもとで別封されている海 苔を食べる際に取り出して巻き付ける乾式タイプのものと、最初から海苔が巻き 付けられている湿式タイプのものとに大別することができる。
【0004】 このうち、湿式タイプのものについては、海苔が湿気を帯びているため、包装 袋内に収納する際に袋側に海苔がくっつきやすく包装の自動化が難しいので、手 作業による袋詰めを行った後、袋の開口部側を重ね折りして畳み込み、最後にセ ロハンテープにより止着することで袋詰め後の密封性の確保を図っていた。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、湿式タイプのおにぎりに対し従来から行われている上記包装手法に よっても海苔付きおにぎりを包装することはできる。
【0006】 しかし、包装作業の自動化に馴染まないことから非能率的で人件費コストが高 くなる不都合があるほか、セロハンテープを引き剥さなければ開封することがで きないという煩雑さがあった。
【0007】 本考案は従来構造にみられた上記課題に鑑みてなされたものであり、易開封性 の確保はもとより、商品として店頭に展示した際に特異な装飾的効果を発揮させ て顧客の注目を集めることができ、さらには、自動包装工程に容易に組み込むこ とができる海苔付きおにぎりの包装構造を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記目的を達成するものであり、そのうち、請求項1記載の海苔付き おにぎりの包装構造の構成上の特徴は、対面合致する一側フィルムと他側フィル ムとにおける該他側フィルムの一端部を一側フィルムの一端部から突出させて延 設部とし、これら一側フィルムと他側フィルムとの他端部相互と、左右に位置す る各側縁相互とのそれぞれに接合部を設けて前記一端部の側に開口部を有する包 装袋を形成し、該包装袋の前記開口部を介して内部に海苔付きおにぎりをその底 部側から収納した際に残置される一側フィルムと他側フィルムとの前記延設部を 含む一端部の側には、海苔付きおにぎりの頭頂部近傍に位置する部位を紙テープ 材により止着して結束封着部を設けることで、該結束封着部の上方に拡開突出部 を形成して海苔付きおにぎりを包装したことにある。なお、包装袋の前記開口部 を介して内部に海苔付きおにぎりをその底部側から収納した際に残置される一側 フィルムと他側フィルムとの一端部の側は、請求項2記載のように延設部を切除 しておくこともできる。
【0009】
【作用】
このため、本考案によれば、包装袋内に海苔付きおにぎりを収納した際、該海 苔付きおにぎりの頭頂部近傍に位置する包装袋の部位を収束しながら紙テープ材 により止着することで結束封着部を設けることができ、同時に該結束封着部の上 方に持ち易く装飾的にも優れた効果を奏する拡開突出部を形成することができる 。
【0010】 さらには、海苔付きおにぎりを包装袋から取り出す際には、破断が容易な紙テ ープ材自体を引きちぎったり、前記拡開突出部を拡開方向に引っ張りながら紙テ ープ材を破断することで結束封着部を極く容易に開封することができる。
【0011】
【実施例】
図1は、本考案における包装袋の一例を示す平面図であり、対面合致する一側 フィルム12と他側フィルム13とにおける該他側フィルム13の一端部16を 一側フィルム12の一端部15から突出させて延設部14とし、これら一側フィ ルム12と他側フィルム13との他端部18,19相互と、左右に位置する各側 縁21,22相互とのそれぞれに接合部20,23を設けて前記一端部15,1 6の側に開口部17を設けてその全体が形成されている。なお、図中の符号24 は包装袋11を多数枚重ね合わせた際に紐やピン材を挿通させて一体的に保持さ せるための通孔を、25は紐やピン材を挿通させて一体的に保持させた状態のも とで包装袋11を離脱させる際の破断容易性を確保するための切り込みをそれぞ れ示す。
【0012】 図2は、本考案の一実施例を示す全体斜視図であり、前記包装袋11の前記開 口部17を介して海苔2を巻いてなる海苔付きおにぎり1をその底部側1aから 袋内に収納した際に残置される一側フィルム12と他側フィルム13との前記延 設部14を含む一端部15,16の側には、海苔付きおにぎり1の頭頂部1b近 傍に位置する部位を紙テープ材31により止着して結束封着部34を設けること で、該結束封着部34の上方に拡開突出部35を形成して海苔付きおにぎり1が 包装されている。
【0013】 また、結束封着部34の上方に形成される拡開突出部35は、必要により前記 延設部14を切除した残余の部位で形成するものであってもよい。
【0014】 さらに、前記紙テープ材31は、裏面に接着層を有して適宜の幅と長さとを備 えて形成されているものが用いられ、海苔付きおにぎり1の頭頂部1b近傍に位 置する部位の包装袋11を結束しながらその周面に貼着される結束接合部32と 、その残余の部分が対面して接合される対面接合部33とを形成することで止着 されている。
【0015】 本考案はこのようにして構成されているので、包装袋11内に海苔付きおにぎ り1を収納した際、該海苔付きおにぎり1の頭頂部1b近傍に位置する包装袋1 1の部位を収束しながら紙テープ材31により止着することで結束封着部34を 設けることができ、同時に該結束封着部34の上方に持ち易く装飾的にも優れた 効果を奏する拡開突出部35を形成することができる。
【0016】 また、結束封着部34の上方に形成される拡開突出部35が前記延設部14を 切除した残余の部位で形成されている場合には、切り込み25を介して破断され 見苦しい状態となっている通孔24部位を一掃することができるので、拡開突出 部35に対しより好ましい装飾的な効果を付与することができる。
【0017】 さらに、包装袋11内に海苔付きおにぎり1を収納した後に形成される結束封 着部34は、単に紙テープ材31を巻つけることで得ることができるので、包装 工程の自動化の一助とすることができるほか、包装作業の容易化を実現して人件 費コストの低減にも寄与させることができる。
【0018】 一方、海苔付きおにぎり1を包装袋11から取り出す際には、破断が容易な紙 テープ材31における対面接合部33を手指で抓みながら結束接合部32を引き ちぎったり、前記拡開突出部35を拡開方向に引っ張りながら紙テープ材31の 結束接合部32を破断することで、結束封着部34を極く容易に開封して海苔付 きおにぎり1を取り出すことができる。
【0019】
【考案の効果】
以上述べたように本考案によれば、包装袋内に海苔付きおにぎりを収納した際 、該海苔付きおにぎりの頭頂部近傍に位置する包装袋の部位を収束しながら紙テ ープ材により止着することで結束封着部を設けることができ、同時に該結束封着 部の上方に持ち易く装飾的にも優れた効果を奏する拡開突出部を形成することが できる。
【0020】 さらには、海苔付きおにぎりを包装袋から取り出す際には、破断が容易な紙テ ープ材自体を引きちぎったり、前記拡開突出部を拡開方向に引っ張りながら紙テ ープ材を破断することで結束封着部を極く容易に開封することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る海苔付きおにぎりの包装構造に用
いられる包装袋の一例を示す平面図である。
【図2】本考案の一実施例を示す全体斜視図である。
【符号の説明】
1 海苔付きおにぎり 1a 底部 1b 頭頂部 2 海苔 11 包装袋 12 一側フィルム 13 他側フィルム 14 延設部 15,16 一端部 17 開口部 18,19 他端部 20 接合部 21,22 側縁 23 接合部 24 通孔 25 切り込み 31 紙テープ材 32 結束接合部 33 対面接合部 35 拡開突出部

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対面合致する一側フィルムと他側フィル
    ムとにおける該他側フィルムの一端部を一側フィルムの
    一端部から突出させて延設部とし、これら一側フィルム
    と他側フィルムとの他端部相互と、左右に位置する各側
    縁相互とのそれぞれに接合部を設けて前記一端部の側に
    開口部を有する包装袋を形成し、該包装袋の前記開口部
    を介して内部に海苔付きおにぎりをその底部側から収納
    した際に残置される一側フィルムと他側フィルムとの前
    記延設部を含む一端部の側には、海苔付きおにぎりの頭
    頂部近傍に位置する部位を紙テープ材により止着して結
    束封着部を設けることで、該結束封着部の上方に拡開突
    出部を形成して海苔付きおにぎりを包装したことを特徴
    とする海苔付きおにぎりの包装構造。
  2. 【請求項2】 対面合致する一側フィルムと他側フィル
    ムとにおける該他側フィルムの一端部を一側フィルムの
    一端部から突出させて延設部とし、これら一側フィルム
    と他側フィルムとの他端部相互と、左右に位置する各側
    縁相互とのそれぞれに接合部を設けて前記一端部の側に
    開口部を有する包装袋を形成し、該包装袋の前記開口部
    を介して内部に海苔付きおにぎりをその底部側から収納
    した際に残置される一側フィルムと他側フィルムとの前
    記延設部を切除した一端部の側には、海苔付きおにぎり
    の頭頂部近傍に位置する部位を紙テープ材により止着し
    て結束封着部を設けることで、該結束封着部の上方に拡
    開突出部を形成して海苔付きおにぎりを包装したことを
    特徴とする海苔付きおにぎりの包装構造。
JP1994012838U 1994-09-21 1994-09-21 海苔付きおにぎりの包装構造 Expired - Lifetime JP3009267U (ja)

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