JP3125400B2 - 掘りこたつ - Google Patents

掘りこたつ

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JP3125400B2
JP3125400B2 JP04008341A JP834192A JP3125400B2 JP 3125400 B2 JP3125400 B2 JP 3125400B2 JP 04008341 A JP04008341 A JP 04008341A JP 834192 A JP834192 A JP 834192A JP 3125400 B2 JP3125400 B2 JP 3125400B2
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kotatsu
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heat
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清 関谷
宏之 松井
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Electric Stoves And Ranges (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ヒータユニットを有す
る掘りこたつに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の掘りこたつは、特公昭6
2−37041号公報に示すような構成が一般的であっ
た。以下、その構成について図6を参照しながら説明す
る。
【0003】図6に示すように、こたつ本体1は、その
底面部2にヒータユニット3と、その上部にすのこ4を
備えている。ヒータユニット3は、ケース5の内部に発
熱体6とその上部に遮熱板7を設け、ケース5の下面と
上面には開口孔8と9を設けている。
【0004】上記構成において、発熱体6が通電により
発熱し、ふく射熱を放散すると共に、対流によりケース
5の下面の開口孔8より空気が流入し発熱体6で熱交換
され、上面の開口孔9より放出しこたつ本体1の内部の
温度を上昇し暖房するようになっていた。その際、すの
こ4の一部に熱が集中しないように遮熱板7で熱の分散
を行っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の掘り
こたつでは、暖房形態としてこたつ本体1の中に足を入
れ、ほとんど密閉された状態で使用されるので中に臭い
がたまり快適なものではなかった。
【0006】本発明は上記課題を解決するもので、こた
つ内の臭いをとり快適な暖房を行うことができる掘りこ
たつを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の掘りこたつは、床面に埋込設置され箱状で上
面開口のこたつ本体と、こたつ本体の底面にヒータユニ
ットと、ヒータユニットの上面側に空間を開けて採暖時
に足を置くすのこ(格子)と、ヒータユニットの内部に
発熱体と遮熱板と触媒脱臭材を備え、こたつ本体底面部
から上面開口方向に各々空間を設けて発熱体、発熱体の
直上で発熱体の平面積より大きな平面積を有する触媒脱
臭材と遮熱板、すのこ(格子)の順に位置したものであ
【0008】
【作用】上記した構成により、発熱体の熱により生じた
対流空気は発熱体の上面の触媒脱臭シートを通過し掘り
こたつ内を対流するので、臭い分子は触媒脱臭材に吸着
され掘りこたつ内の臭いをとることができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図1、図
2、図3および図4を参照しながら説明する。図1に示
すように、10はこたつ本体で、このこたつ本体10の
底面11にはヒータユニット12が設置されその上部に
すのこ(格子)13を設置し、こたつ本体10は布団
14で覆われている。図2にそのヒータユニット12の
拡大断面図、図3にその平面図を示す。すなわちヒータ
ユニット12はケース15の内部に発熱体16とその上
部には図4にも示すように多数の孔17を有する遮熱板
18と多数の孔19を有する押さえ板20で挟んで固定
された触媒脱臭シート21が位置している。ケース15
は下面22に空気孔23を設け上面24はラス網等で構
成され開放されている。触媒脱臭シート(触媒脱臭材)
21はマンガン等の触媒作用を有する紛体をセラミック
ファイバーとミキシングしシート状にしたものであり、
臭いの分子を吸着し加熱することにより触媒作用で分解
し活性化させるものである。
【0010】上記構成において、動作を説明すると、ヒ
ータユニット12の発熱体16の発熱により、こたつ本
体10の内部の空気は、ケース15の下面22の空気孔
23より流入し、発熱体16で熱交換され、矢印のよう
に押さえ板20の孔19と遮熱板18の孔17から露出
した触媒脱臭シート21の表面を通過し、上面24から
流出しこたつ本体10の内部を対流しながら、こたつ本
体10内の温度を上昇させる。触媒脱臭シート21にふ
れた空気中の臭い分子は、触媒脱臭シート21に吸着さ
れ臭いの無い空気となって放出される。また触媒脱臭シ
ート21は紛体とファイバーで構成されているので若干
の通気性を有しており、遮熱板18にも孔17を形成し
ているので、対流空気の一部は触媒脱臭シート21を通
過することになり、その際にも臭いの分子は吸着される
ことになる。吸着された臭いの分子は、発熱体16の熱
により触媒脱臭シート21が温度上昇し、触媒作用で分
解されるため、いつも活性状態にあり脱臭効果を持続す
ることができる。また触媒脱臭シート21は粉体とファ
イバーでの構成で述べたが、ネット状のシートに触媒材
を付着させた構成等でも同様な効果を発揮できる。
【0011】このように本発明の一実施例の掘りこたつ
によれば、触媒脱臭シート21を発熱体16の上方に設
けているので対流空気と接触しやすく、臭いの分子の吸
着性に優れ、こたつ本体10内の臭いをとることがで
き、発熱体16と空間をあけて設置しているので、発熱
体16の放熱をさまたげることもない。また触媒脱臭シ
ート21は、孔17と19を有する遮熱板18と押さえ
板20で挟んで固定されているので、対流空気との接触
を増加するのみでなく、強度も向上し老化しても分解す
ることはない。本実施例では、遮熱板18と押さえ板2
0に孔17と19を設けた場合について述べたが、ラス
網等の材料で構成しても同様の効果を有する。さらに触
媒脱臭シート21は発熱体16の上部に位置しているの
で温度が高く、触媒作用で臭いを分解しやすくなり脱臭
効果が長く持続する。また触媒脱臭シート21はセラミ
ックを含んでいるので、遠赤外線を放射しこたつ本体1
0内の暖房効果を上げると同時に、遮熱板としての効果
も有しており、発熱体16の熱の集中を防ぎ分散させ
て、すのこ13の局部的な温度上昇をも防いでいる。
【0012】次に本発明の他の実施例を図5を用いて説
明する。図5において上記実施例と相違する点は、ケー
ス15内に複数本の発熱体16、25を設け、少なくと
も一つの発熱体16の上部には、触媒脱臭シート21を
設け、他の発熱体25の上部には遠赤外線塗料26を表
面に塗布した孔17を有しない遮熱板27を設けた構成
としたことにあり、この構成によれば、こたつ本体10
内の脱臭効果はもちろんのこと、遮熱板27と触媒脱臭
シート21からの遠赤外線により人体を有効に暖房する
ことができる。
【0013】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように、本発
明の掘りこたつによれば、こたつ本体底面にヒータユニ
ットを設けその内部に発熱体を有しているので、こたつ
本体内の空気流はこたつ本体底面側から上面側へと対流
が促進されることになり発熱体直上に設けた触媒脱臭材
と対流空気の接触が多くなりこたつ本体内の悪臭成分が
除去されやすい。また、こたつ本体底面部から上面部方
向に発熱体、触媒脱臭材と遮熱板、すのこ(格子)と位
置しているので、発熱体を通過した対流空気は触媒脱臭
剤と遮熱板を通過し悪臭成分を除去した後すのこ(格
子)を通過し再度すのこ上にある足からの悪臭成分を含
んだ後上昇し対流効果によりこたつ本体底面側に下降し
た後再度発熱体側へ流れていく。従って自然対流効果の
みで効率的にこたつ本体内の悪臭成分が除去されること
になる。さらに触媒脱臭材は発熱体の平面積よりも大き
な平面積を有しているので発熱体を通過した空気はその
直上の触媒脱臭材の下部で一時滞留することになり悪臭
成分を含んだ空気と触媒脱臭剤との接触がより促進され
脱臭効果が促進されると共に触媒脱臭剤で熱が拡散され
ることによりすのこの局部的な温度上昇も防ぐこともで
きる。また、触媒脱臭材は発熱体の直上に位置している
ので高温になりやすく触媒作用で臭いを分解しやすく脱
臭効果が長く持続できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における掘りこたつの断面図
【図2】図1の掘りこたつのヒータユニットの拡大断面
【図3】図2のヒータユニットの平面図
【図4】図2の脱臭触媒シート部の拡大分解斜視図
【図5】図2のヒータユニットに代わる他のヒータユニ
ットの断面図
【図6】従来の掘りこたつの断面図
【符号の説明】
10 こたつ本体 11 底面 12 ヒータユニット 13 すのこ 14 布団 15 ケース 16 発熱体 17 孔 18 遮熱板 19 孔 20 押さえ板 21 触媒脱臭シート(触媒脱臭材) 22 下面 24 上面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F24C 1/00 F24C 7/04

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 床面に埋込設置され箱状で上面開口のこ
    たつ本体と、こたつ本体の底面にヒータユニットと、ヒ
    ータユニットの上面側に空間を開けて採暖時に足を置く
    すのこ(格子)と、ヒータユニットの内部に発熱体と遮
    熱板と触媒脱臭材を備え、こたつ本体底面部から上面開
    口方向に各々空間を設けて発熱体、発熱体の直上で発熱
    体の平面積より大きな平面積を有する触媒脱臭材と遮熱
    板、すのこ(格子)の順に位置した掘りこたつ。
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