JP3125139B2 - 患者の洗浄装置 - Google Patents

患者の洗浄装置

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JP3125139B2 JP09296211A JP29621197A JP3125139B2 JP 3125139 B2 JP3125139 B2 JP 3125139B2 JP 09296211 A JP09296211 A JP 09296211A JP 29621197 A JP29621197 A JP 29621197A JP 3125139 B2 JP3125139 B2 JP 3125139B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、患者を寝かせた状
態で温水あるいは冷水等をかけて洗浄する患者の洗浄装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の技術として、以下のようなものが
あった。即ち、前部に出入り口を有する略密閉された収
容室を設け、ネットが張られたストレッチャーを上記出
入り口から収容室内に出し入れ可能に設け、上記収容室
内の上部から洗浄水を下方に向けて噴出する下部ノズル
を、ストレッチャーの下方から洗浄水を上方に向けて噴
出する下部ノズルを設けてなる患者の洗浄装置があっ
た。(特公平8−22303号明参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のものは、ス
トレッチャーを収容室の前部側から出し入れするように
していたので、前後方向にも大きな空間を要するととも
に、ストレッチャー及びこれを前後動可能に支持する支
持台の構造が複雑となり、高価になる等の欠点があっ
た。本発明は、収容室を上下に分割し、下部側の本体に
強度のある枠により形成されたストレッチャーを係止
し、このストレッチャーの枠に収容室の上部をなすカバ
ーを回動可能に連結することにより、上記欠点を解消し
た新規な患者の洗浄装置を得ることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、以下の如く構成したものである。即ち上
面が開口した細長い容器状の本体を設けるとともに、該
本体の側壁上部に上部が開口した半円弧状の係止凹部を
設け、強度部材により細長い長方形状に形成した枠に多
数の通水孔を有するシートを張ってなるストレッチャー
を設け、該ストレッチャーを前記本体の上面に配置して
その枠を前記係止凹部に上側から嵌合させて係止具によ
り着脱可能に係止することにより、前記枠で前記本体の
上部を補強し、前記本体の長手方向一端側をなす前部を
除く上部を包囲し、且つ長手方向一端側をなす前部に患
者の頭部を外部に露出させる露出口を有してなるカバー
設け、該カバーの長手方向他端側をなす後部を前記本
体の後部側に回動可能に連結し、前記本体に洗浄水を上
方に向けて噴出する下部ノズルを設け、前記カバーに洗
浄水を下方に向けて噴出する上部ノズルを設け、前記本
体の下部に車輪を設ける構成にしたものである。この場
合、前記カバーは、前記枠の他端側をなす後端部に回動
可能に設けるとよい。また、前記本体及びカバーは発泡
樹脂により形成するとよい。また、前記本体はその長手
方向一端側をなす前部を着脱可能に分割するとよい。さ
らに、前記下部ノズルに洗浄水を導入する導入管にハン
ドシャワーを接続するとともに、該ハンドシャワーを本
体内に出没可能に収容し、該ハンドシャワーの先端部に
取り付けたシャワーヘッドを本体内の前部に着脱可能に
係止するとよい。また、供給源側から送られる水と湯の
圧力をそれぞれ別個に昇圧するポンプと、各ポンプから
吐出する水と湯の圧力を所定の圧力に減圧する減圧器
と、各減圧器を経た水と湯を所定の比率で混合させる混
合器とを設け、該混合器の下流側を前記下部ノズル及び
上部ノズルに接続する構成にしたものである。この場
合、前記各ポンプの吐出圧力を約1.8〜3.0Kg/cm2
以上とし、前記減圧器による流出圧力を約1.5〜2.5
Kg/cm2にするとよい。また、前記混合器を経た混合水
の異常高温を検知する高温センサーと、該高温センサー
の検知信号によって前記混合水の流通を遮断する遮断弁
とを設けるとよい。さらに、前記混合器から前記ノズル
に向かう前段の流路に混合水の異常低温を検知する低温
センサーと、該低温センサーの検知信号によって前記流
路の混合水を外部に排出する切替弁とを設けるとよい。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基いて説明する。図面において、図1は本発明の実施
例を示す患者の洗浄装置の側面図、図2は図1の断面側
面図、図3は図2のIII-III 断面図、図4は本発明によ
る枠の平面図、図5は本発明によるカバー取付け部の断
面図、図6は本発明によるカバー取付け金具の平面図、
図7は本発明による本体の前部分割片の側面図、図8は
図7の平面図、図9は本発明による給湯装置の配管図で
ある。
【0006】図1〜図3において、1は本発明による洗
浄装置、2はその本体、10は本体2の上面を覆うカバ
ーであり、これらは軽量且つ強度のある発泡樹脂、例え
ば発泡ウレタンにより形成される。上記本体2は上面が
開口し、前後(図1、図2においた左右)方向の長さが
約2016mm、左右幅が約650mmとなる細長い船
形状に形成され、後部下面に排水口7が形成され、ま
た、下部に車輪8が取り付けられて移動可能となってい
る。
【0007】上記本体2は、その前端部(図1、図2に
おいた左端部)で前後に分割形成され、前端部をなす前
部分割片2bは本体後部をなす主体2aに対して上方か
ら着脱可能に連結される。即ち、主体2aの前部分割部
に半径方向内方に突出するフランジ状の係合突起3を、
前部分割片2bの後部分割部の外周に半径方向内方に凹
む係合溝4(図7)を形成し、この係合溝4を主体2a
の係合突起3に上方から嵌合させて前部分割片2bを主
体2aに連結する。
【0008】また、上記カバー10は、下面が開口し、
且つ前部に患者(ア)の頭部が露出する露出口11を有
し、前後(図1、図2においた左右)方向の長さが約1
038mm、左右幅が約650mmとなる細長い逆船形
状に形成され、該カバー10により本体2の前部を除く
上面、即ち主体2aの上面を覆うようになっている。こ
のカバー10の左右両側には介護者が手を入れる介護窓
12が形成され、該介護窓12をゴムにより開閉可能に
張設した側部カーテン部材13により閉塞する。また、
上記露出口11部に前部カーテン部材14を垂設し、こ
の前部カーテン部材14により露出口11部を閉塞し、
主体2a及びカバー10により包囲された収容室内の湯
気が、収容された患者(ア)の首部から外部に漏洩する
のを防止する。上記カバー10は、主体2aの上部に取
り付けた後述のストレッチャー15に回動可能に取付け
る。
【0009】上記ストレッチャー15は、長方形状の枠
16にネット(多数の通水孔を有するシート)17(図
3)を張ってなり、枠16は、図4に示すように、直径
約32mm、肉厚約1.5mmのステンレスパイプから
なる強度部材により、前後方向の長さが約1541m
m、左右幅が約586mmとなる長方形状に形成する。
上記主体2a上部の両側内面にステー5を所定の間隔を
おいて一体に形成し、各ステー5の上面に半円弧状の係
止凹部(符号省略)を形成し、該係止凹部に上記ストレ
ッチャー15の枠16を上側から嵌合させ、係止具(図
示省略)により着脱可能に係止する。これにより、上記
枠16で主体2aの上部を補強し、負荷に対する主体2
aの変形を防止する。19は枠16の前部片に溶接固定
したヘッドレスト座であり、この部に患者(ア)の頭部
を支持するヘッドレスト9を取付ける(図2)。
【0010】上記枠の後部片16aにブラケット18
(図4)を溶接固定し、このブラケット18に前述した
カバー10を回動可能に取付ける。即ち、図5、図6に
示すように、U形に湾曲したステンレスパイプ製の補強
金具20を取付け片21を介してカバー10の後部内面
にねじ止めし、補強金具20の後部片にブラケット22
を溶接固定し、このブラケット22を上記ストレッチャ
ー15の枠16に設けたブラケット18に連結ピン23
を介して回動可能に連結する。
【0011】また、図2に示すように、上記本体2の底
部に下部導入管25をまた、カバーの内面頂部に上部導
入管27をそれぞれ前後方向に延長させて取付け、これ
らの後端部を可撓性の連結ホース29により互いに連結
し、下部導入管25に洗浄水(温水)を上方に向けて噴
出する下部ノズル26を、また上部導入管27に洗浄水
を下方に向けて噴出する上部ノズル28をそれぞれ前後
方向に所定の間隔をおいて複数個取付ける。
【0012】また、上記下部導入管25の前端部に本体
2内に出没可能のハンドシャワー30を接続する。この
ハンドシャワー30は、図2、図8に示すように、その
シャワーホース30a部を本体2の主体2a及び前部分
割片2bの底部に沿わせ、そのシャワヘッド30b部を
前部分割片2bの底部に形成したシャワーヘッド嵌合凹
部6に嵌脱可能に係止する。なお、シャワヘッド30b
は、洗浄水(温水)の噴出を許容・停止する弁付きとす
る。
【0013】上記下部導入管25の後端に導入ホース3
1を介して外部の給湯装置35を接続する。この給湯装
置35は図9に示すようになっている。即ち、ボイラー
(湯供給源)36の出口側と水道管(供給源)とにポン
プ37,38を接続し、該ポンプ37,38により湯と
水の供給圧力をそれぞれ約3Kg/cm2以上に昇圧させる。
上記各ポンプ37,38の吐出部にフロースイッチ37
a,38aを設け、このフロースイッチ37a,38a
によって上記吐出部の流量が所定値以下になると各ポン
プ37,38を停止させる。
【0014】また、上記各ポンプ37,38の下流側に
減圧弁(減圧器)39,40を設け、該減圧弁39,4
0により湯と水の供給圧力をそれぞれ約2.5Kg/cm2
で減圧し、これにより供給圧力の安定した湯と水を得
る。そして、各減圧弁39,40の下流側に混合弁(混
合器)41を設け、この混合弁41により各減圧弁3
9,40から流出する湯と水を所定の比率で混合させ、
安定した約43℃の混合水(温水)を得る。上記混合弁
41は温水と水の混合比率が手動で調節できるようにな
っている。
【0015】上記混合弁41の下流側に混合水の温度を
検知する高温センサー42、及び該高温センサー42が
例えば45℃以上の検知信号を発した際に混合水の流路
を遮断する遮断弁(電磁弁)43設け、この遮断弁43
の下流側に供給管44を接続する。この供給管44に給
湯弁45、混合弁46,47を並列に接続する。混合弁
46,47はエジェクター式の混合管46a,47aを
有し、各混合管46a,47aの吸引口に吸引ホース4
8,49を介して消毒液が収容された消毒液タンク50
及び洗浄液(シャンプー液)が収容された洗浄液タンク
51を接続する。
【0016】そして、上記混合弁46,47を操作して
それぞれの吸引口を選択的に開閉し、消毒液又は洗浄液
を適宜供給管44内を流通する温水に混入させる。ま
た、上記導入ホース31に接近する供給管44の下流側
に混合水(温水)の温度を検知する低温センサー52、
及び該低温センサー52の検知信号によって作動する切
替弁53を設ける。この切替弁53は上記低温センサー
52が例えば37℃未満の検知信号を発した際に供給管
44の流路を外部側に切替え、また該低温センサー52
が37℃以上の検知信号を発した際に供給管44の流路
を導入ホース31側に切り換えるようになっている。
【0017】上記導入ホース31側に切り換えられた混
合水、つまり温水は、前述した下部導入管25及び上部
導入管27に供給され、各ノズル26、28から洗浄装
置1内に収容された患者(ア)の身体を上下から洗浄及
び加温する。この時に洗浄装置1内で多量の湯気が発生
し、その一部は露出口11に向かうことになるが、この
露出口11は前部カーテン部材14により閉塞されてお
り、この部から湯気の漏洩が阻止され、患者(ア)は湯
気を吸い込まなくなる。
【0018】また、上記下部導入管25の上流側に該下
部導入管25内の圧力が所定値以下になった際に開作動
する自動排水弁55を設ける。この自動排水弁55は、
切替弁53が導入ホース31側に切り替わって温水が供
給管44側から下部導入管25及び上部導入管27に供
給されている際には、該導入管25,27内に発生する
圧力によって閉作動し、各上下部のノズル28,26か
ら洗浄装置1内に洗浄水(温水)を噴出する。一方、給
湯弁45が閉操作されたり、あるいは切替弁53が外部
側に切り替わったりして下部導入管25及び上部導入管
27内の圧力が大気圧になった際には、上記自動排水弁
55が開作動し、各下部導入管25及び上部導入管27
内の温水が外部に排出されるようになっている。
【0019】また、上記各下部導入管25及び上部導入
管27に温水が供給されている際に、ハンドシャワー3
0を本体2内から引出し、シャワーヘッド30bの弁を
開作動することによって洗浄装置1内に収容した患者
(ア)の頭髪を洗髪する。このシャワーヘッド30bか
ら噴出した使用済みの洗浄水は、本体2の前部(前部分
割片2b)で捕捉され、本体2の排水口7から排出され
る。
【0020】
【発明の効果】以上の説明から明らかな如く、本発明
は、容器状の本体の上部周縁部に上部が開口した係止凹
部を設け、この係止凹部に強度部材からなるストレッチ
ャーの枠を着脱可能に嵌合係止するようにしたので、
記枠が本体を補強するとともに、シート及びカバーの保
持力が増大する。このため、本体及びカバーを軽量かつ
簡素にすることができるとともに、設置空間が少なくて
済む。また、カバーから前方に突出する本体の前部を着
脱可能に分割したので、運搬及び格納する際のスペース
が少なくて済む。また、ハンドシャワーを本体内に出没
可能に収容するとともに、そのシャワーヘッドを本体内
の前部に着脱可能に係止したので、不使用時にハンドシ
ャワーが外部に露出しなくなるとともに、使用時には迅
速に取り出すことができる。また、供給源側から送られ
る湯と水をポンプで別個に昇圧した後、所定の圧力に減
圧し、これらを所定の比率で混合させるようにしたの
で、水道の圧力変動に左右されることなく、常に安定し
た温度の湯を得ることができる。また、減圧弁による流
出圧力を約1.5〜2.5 Kg/cm2としたので、ノズルか
ら噴出する湯が患者に痛みを与えることなく適度の刺激
を付与することになる。また、湯と水を混合させた混合
水(湯)が異常高温になった際に、これの流通を事前に
遮断するようにしたので、ノズルから異常高温の湯が噴
出しなくなる。また、各ノズルに湯を供給する前段で湯
が異常低温になった際に、これを外部に排出するように
したので、ノズルから異常低温の湯が噴出しなくなる。
等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す患者の洗浄装置の側面図
である。
【図2】図1の断面側面図である。
【図3】図2のIII-III 断面図である。
【図4】本発明によるストレッチャーの枠の平面図であ
る。
【図5】本発明によるカバー取付け部の断面図である。
【図6】本発明によるカバー取付け金具の平面図であ
る。
【図7】本発明による本体の前部分割片の側面図であ
る。
【図8】図7の平面図である。
【図9】本発明による給湯装置の配管図である。
【符号の説明】
1 患者の洗浄装置 2 本体 2a 本体の主体 2b 本体の前部分割片 3 係合突起 4 係合溝 5 ステー 6 シャワーヘッドの嵌合凹部 7 排水口 8 車輪 9 ヘッドレスト 10 カバー 11 露出口 12 介護窓 13 側部カーテン部材 14 前部カーテン部材 15 ストレッチャー 16 枠 17 ネット(シート) 18 ブラケット 19 ヘッドレスト座 20 補強金具 21 取付け片 22 ブラケット 23 連結ピン 25 下部導入管 26 下部ノズル 27 上部導入管 28 上部ノズル 29 連結ホース 30 ハンドシャワー 30a シャワーホース 30b シャワーヘッド 35 給湯装置 36 ボイラー 37,38 ポンプ 37a,38a フロースイッチ 39,40 減圧弁(減圧器) 41 混合弁(混合器) 42 高温センサー 43 遮断弁 44 供給管 45 給湯弁 46,47 混合弁 48,49 吸引ホース 50 消毒液タンク 51 洗浄液タンク 52 低温センサー 53 切替弁 55 自動排水弁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平9−10274(JP,A) 特開 平6−23009(JP,A) 特開 平6−23008(JP,A) 特開 平6−23007(JP,A) 実開 平5−84331(JP,U) 実開 平5−84332(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61H 33/00 A47K 3/00 - 3/22

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上面が開口した細長い容器状の本体(2)
    を設けるとともに、該本体(2)の側壁上部に上部が開
    口した半円弧状の係止凹部を設け、強度部材により細長
    い長方形状に形成した枠(16)に多数の通水孔を有す
    るシート(17)を張ってなるストレッチャー(15)
    を設け、該ストレッチャー(15)を前記本体(2)の
    上面に配置してその枠(16)を前記係止凹部に上側か
    ら嵌合させて係止具により着脱可能に係止することによ
    り、前記枠(16)で前記本体(2)の上部を補強し、
    前記本体(2)の長手方向一端側をなす前部を除く上部
    を包囲し、且つ長手方向一端側をなす前部に患者(ア)
    の頭部を外部に露出させる露出口(11)を有してなる
    カバー(10)を設け、該カバー(10)の長手方向他
    端側をなす後部を前記本体(2)の後部側に回動可能に
    連結し、前記本体(2)に洗浄水を上方に向けて噴出す
    る下部ノズル(26)を設け、前記カバー(10)に洗
    浄水を下方に向けて噴出する上部ノズル(28)を設
    、前記本体(2)の下部に車輪を設けたことを特徴と
    する患者の洗浄装置。
  2. 【請求項2】前記カバー(10)は、前記枠(16)の
    他端側をなす後端部に回動可能に設けたことを特徴とす
    る請求項1記載の患者の洗浄装置。
  3. 【請求項3】前記本体(2)及びカバー(10)は、発
    泡樹脂により形成したことを特徴とする請求項1又は2
    記載の患者の洗浄装置。
  4. 【請求項4】前記本体(2)は、その長手方向一端側を
    なす前部(2b)を着脱可能に分割したことを特徴とす
    る請求項1〜3いずれか記載の患者の洗浄装置。
  5. 【請求項5】前記下部ノズル(26)に洗浄水を導入す
    る導入管(25)にハンドシャワー(30)を接続する
    とともに、該ハンドシャワー(30)を本体(2)内に
    出没可能に収容し、該ハンドシャワー(30)の先端部
    に取り付けたシャワーヘッド(30b)を本体(2)内
    の前部(2b)に着脱可能に係止したことを特徴とする
    請求項1〜4いずれか記載の患者の洗浄装置。
  6. 【請求項6】供給源側から送られる水と湯の圧力をそれ
    ぞれ別個に昇圧するポンプ(37,38)と、各ポンプ
    (37,38)から吐出する水と湯の圧力を所定の圧力
    に減圧する減圧器(39,40)と、各減圧器(39,
    40)を経た水と湯を所定の比率で混合させる混合器
    (41)とを設け、該混合器(41)の下流側を前記下
    部ノズル(26)及び上部ノズル(28)に接続したこ
    とを特徴とする請求項1〜5いずれか記載の患者の洗浄
    装置。
  7. 【請求項7】前記各ポンプ(37,38)の吐出圧力を
    約1.8〜3.0Kg/cm2以上とし、前記減圧器(39,
    40)による流出圧力を約1.5〜2.5 Kg/cm2とした
    ことを特徴とする請求項1〜6いずれか記載の患者の洗
    浄装置。
  8. 【請求項8】前記混合器(41)を経た混合水の異常高
    温を検知する高温センサー(42)と、該高温センサー
    (42)の検知信号によって前記混合水の流通を遮断す
    る遮断弁(43)とを設けたことを特徴とする請求項1
    〜7いずれか記載の患者の洗浄装置。
  9. 【請求項9】前記混合器(41)から前記ノズル(23
    a,24a)に向かう前段の流路に混合水の異常低温を
    検知する低温センサー(52)と、該低温センサー(5
    2)の検知信号によって前記流路の混合水を外部に排出
    する切替弁(53)とを設けたことを特徴とする請求項
    1〜8いずれか記載の患者の洗浄装置。
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