JP3124992U - 安全グローブ - Google Patents

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毅 廣重
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梅原 初雄
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Abstract

【課題】格闘技の練習において現存する防具では得られなかった安全性と実際の打撃での感覚を、練習時の動きを制限することなく習得できるようにする。
【解決手段】グローブのクッション部に成型したポリ塩化ビニールの風船を使用することにより安全性を大幅に改善するものである。衝撃を風船の弾力によって逃がすと同時に柔軟性で顔に傷をつけることも無い。クッション部は風船状なので空気は流動せず空気圧も安定しているので、当てたときのタイムラグも無い。当てた感覚、当てられた感覚も損なわれず、打撃は正拳でも裏拳でも使用できるので安全に攻防の技術の向上が期待できる。
【選択図】図5

Description

本考案は格闘技の練習時、安全に顔面攻撃の練習をすることと、当てる感覚、当てられた感覚をタイムラグ無く習得することを目的として考案された物である。
試合で使用するグローブで練習すると目や脳に障害が起きたり、鼻骨を骨折したりと問題が多かった。また安全として作られた空気を流動させるタイプのグローブは実際の練習では限定された動きでしか使用できないものであった。
格闘技の試合でプロが使うグローブは、相手を倒すために打撃が効果的に伝わることと流血を防ぐことを主眼に考えられているもので、安全を主眼としているものではなかった。この安全グローブは一般の人が安全に練習し攻防の技術の向上を習得することができるように考案したもので、脳障害、骨折、顔の負傷など、前述の欠点を解決しようとするものである。
従来の安全とされる練習用グローブの中には相手に当たった時の衝撃吸収を、空気を流動させて行うものが有るが、衝撃を吸収するのに空気の流動性を利用すると、当てた感覚、当てられた感覚に異差が出て技術の習得に問題が出る、またこの空気を流動させるタイプのグローブの欠点である、連打時の衝撃の吸収能力の差、当てる角度による衝撃の吸収能力の差などの問題点を解決しようとするものである。
試合で使用するグローブで練習を繰り返し何度も頭部に打撃を受けると、グローブの重さや打撃の衝撃が伝わるため脳障害などが起きるが、このグローブでは空気を緩衝材とすることで軽くなり障害も防ぎ、ポリ塩化ビニールの柔軟性で顔に傷をつけることなく、衝撃を止めることができる。
筒状部はゴム編みの生地とする。これにより衝撃時の風船の凹みはゴム編みの生地の可動域により制限され風船が潰れてしまうことも無い、それで拳頭が直接顔面に当たらず骨折も起こらない。また収納部を筒状にすることで空気を入れる前のクッション部を収納するとき位置を正しく決めることができる。
風船体の空気圧も全体にかかるため衝撃の圧力は分散し、ポリ塩化ビニールの柔軟性と強靭さでクッション部が破裂することもなく問題点を解決している。
安全グローブは手袋部と風船体のみで成るグローブなので、従来のどのグローブよりも軽量にでき、脳障害を防ぐことができる。
ポリ塩化ビニールの柔軟性により骨折を防ぎ、顔面に傷をつけることも無い。このように本考案の安全グローブは安全に顔面攻撃の練習ができるばかりでなく、以下の問題点の改善にも役立つ。
今までは空気を流動させて衝撃を吸収させるグローブはあったが、打撃が単発のポイント制の空手か寸止めで行う空手の競技には使用できるが、連打を必要とする他の格闘技には向かなかった。その理由は、空気を流動させるタイプのグローブに共通する欠点は最初の打撃で抜けた空気のクッションが元の状態に戻るタイムラグが有ること。1打目のクッション能力が、素早く連打したとき2打、3打目の打撃時にはタイムラグのため初期の能力が減少する。この安全グローブでは空気の圧力が一定なのでタイムラグが無く衝撃吸収能力は安定しているので前述の欠点を改善している。
今までの空気を流動させて衝撃を吸収するグローブでは当てる方向は正拳の直突きのみでそれ以外の突きは衝撃吸収能力が機能しない。しかし、実際の攻防では互いに動いているので、その能力を発揮するのに一定の当てる角度が必要というのでは使いづらい、しかし安全グローブはどの部分にどの角度から当たってもその機能は安定している。
今までの空気を流動させるタイプのグローブでは、空気が逃げるタイムラグのため当てた感覚が損なわれ、その感覚の乏しさから打つ方は必要以上に強く打ち、当てられた方もその感覚が弱いため攻防の技術が向上しなかった。しかし、安全グローブは空気が流動しないので当てた感覚、当てられた感覚にタイムラグは無くその欠点を改善している。
図1−1は成型したポリ塩化ビニール製のクッション部で、図1−2は空気を入れる穴、図1−3は空気止めの詮、これを図5−8に示した指から手首に近い部分までの筒状の手袋部に入れて空気を入れる。筒状部の手首に近い部分の開口部は指先の風船体挿入部より小さくする。
筒状のクッション収納部の下部には図3−4の親指以外の指を入れる部分と、図3−5の親指を入れる部分を設け、図3−7の部分で手首に留める。
図5−6は拳を握ったときにクッション部を巻き込むための柔らかい伸縮性の無いベルト。これにより風船体を膨らませたとき挿入部は伸びないので筒状部の両端が狭くなり、風船体が衝撃を吸収するときにずれることを防ぐ。
図7−9は打撃の正拳方向をしめす、図7−10は斜め方向、図7−11は裏拳による打撃方向、このように格闘技の練習における拳の使用を自由にすることができる。
以下、添付図面に従って実施例を説明する。図1は成型したポリ塩化ビニールのクッション部中心の側面断面図、図2はクッション部の平面図、これを図3に示したような指が出る形の筒状の手袋部に収納し空気を入れて使用する。図4は図3の使用例を示す、図5は使用例の側面図、図6は使用例の平面図、図7は拳を握ったときの使用例と打撃方向を示す。
本考案のポリ塩化ビニール製クッション部中心の側面断面図である。 本考案のポリ塩化ビニール製クッション部の平面図である。 本考案の指が出る形の手袋状の部分の図である。 本考案の図3の状態での使用例を示す。 本考案の使用例の側面図である。 本考案の使用例の平面図である。 本考案の使用例で、どの方向への打撃にもその効果は安定していることを示す。
符号の説明
1 ポリ塩化ビニール製クッション部。
2 空気入れ穴。
3 栓。
4 親指以外の指を入れる部分。
5 親指を入れる部分。
6 拳を握ったときにクッションを巻き込むための柔らかい伸縮性の無いベルト。
7 手袋状の手首に留める部分。
8 筒状のクッションを入れる伸縮性の有る部分。
9 正拳による打撃方向。
10 斜めへの打撃方向。
11 裏拳による打撃方向。

Claims (3)

  1. 手にはめ込まれ指が出る形の手袋部と、手袋部の指から手の甲の手首に近い部分にかけて設けられた筒状部と、筒状部に収容され内部に空気を密封した風船体とから成る格闘技用安全グローブ。
  2. 風船体は長方体であることを特徴とする請求項1に記載の格闘技用安全グローブ。
  3. 風船体は成型し空気を入れ密封したポリ塩化ビニール製クッションを使用し、衝撃を吸収することを特徴とする請求項1又は2記載の格闘技用安全グローブ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2009110350A1 (ja) * 2008-03-03 2009-09-11 株式会社バンダイナムコゲームス ゲームコントローラケース

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