JP3124830U - 非常灯 - Google Patents

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Abstract

【技術課題】低コストにより製作できる発煙筒に代わるLED式の非常灯を提供する。
【解決手段】前半部の発光室2は、透明な樹脂材を用いて光が拡散するように溝加工を加えたレンズ3で覆われていて、この発光室2内には、LED7がLED基板6を介して組み込まれている。非常灯の後半部には、バッテリー室8が形成されていて、このバッテリー室8には、スイッチ兼用のバッテリーキャップ10がねじ込み式で取り付けられている。LED7は、バッテリーキャップ10を締め込むと、電源回路がOFFに制御されて消灯し、弛めると、ONに制御されて点滅を開始する。
【選択図】図2

Description

本考案は、自動車等に備えられていて、非常時に用いられるLED点滅式の非常灯に関するものである。
自動車には、交通事故時等に使用するための発煙筒が備えられており、この発煙筒は、非常時に先端部を擦って着火し、これを路上に置く方式のため、次のような欠点がある。
1.自動車の運転者が、実際に発煙筒を使用するのは初めてのことが多く、素早く着火 ができない場合が多いと共に、適切な場所に置かれない場合がある。
2.着火した発煙筒は路上に置くため、カーブでのガードレールや樹木、草などに隠れ て見にくいことがある。
3.煙が多量に出るため、雨あるいは霧の日の夜間、あるいは降雪時には見にくくなる 。
4.着火してから約5分で消火してしまうため、予備を持たない限りその後が問題とな ることがある。
5.発煙筒をまとめて輸送したり、保管する場合には、危険物取扱い法上の規制を受け る。
本考案者は、叙上の如き点に鑑みて、LEDを電池で点滅させる発煙筒に代わる非常灯を過去提案した(特開平8−119035号)。
この内容は、筒状本体の下部に握り部を形成し、この握り部内に電池を組み込むと共にこの握り部に続いて形成した発光部内にLEDを組み、前記電池と発光体間を結ぶ電源回路内にスイッチを挿入すると共にこのスイッチを開閉するためのスイッチボタンを本体の一部に露出して設けたこと、を特徴とするものである。
更に、本考案者は、LEDを用いた合図灯兼用の懐中電灯を提案した(特開平7−230702号)。
この内容は、発光部にビームライトと赤及び黄色発光灯を組み込み、電源部に乾電池と切換スイッチ、永久磁石を取り付け、車の故障、事故時に赤又は黄色に切り換えて後続車に対する合図灯として使用したり、懐中電灯として使用したり、誘導灯として使用するものである。
しかし、これらのLEDを用いた非常灯の場合、スイッチボタンを取り付けたり、このスイッチボタンと電池及びLED間をリード線で結んだりしているため、製造にコストがかかるという欠点がある。
また、LEDが内蔵されている周囲には、透明な樹脂製のレンズが取り付けられているが、このレンズは平滑に出来ているため、LEDの光が十分に拡散しないという欠点がある。
本考案は、斯る点に鑑みて提案されるものであって、その目的は、コストが安く、LEDの光が良く拡散して注意を喚起しやすい非常灯を提供することである。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の考案においては、非常灯において、非常灯の前半部の発光室は、透明な樹脂材を用いて光が拡散するように溝加工を加えたレンズで覆われていて、この発光室内には、LEDがLED基板を介して組み込まれている、
前記非常灯の後半部には、バッテリー室が形成されていて、このバッテリー室は、後端が開放してあり、この開放口にはねじ式のバッテリーキャップが着脱自在に取り付けられている、
前記バッテリーキャップの内側には、前記LEDの電源回路をON、OFF制御するためのカム凸起が形成されていると共に、導通部材が取り付けられており、バッテリー室内に装入された電池は、スプリングにより前記バッテリーキャップ側に押し出されている、
前記LEDの電源回路は、バッテリーキャップを締め込むと、前記カム凸起の押し出しの作用で電池が前記スプリングに抗して押し込まれて導通部材から離れることによりOFFに制御され、反対にバッテリーキャップを弛めると、カム凸起の逃げの作用で電池がスプリングにより前進して導通部材に接触し、ONに制御される構成となっている、
ことを特徴とするものである。
更に、請求項2に記載の考案においては、請求項1に記載の非常灯において、前記バッテリーキャップの後端面に永久磁石が取り付けられていて、この永久磁石を用いて非常灯を自動車の屋根、あるいはドアー等に取り付けることができるように構成したことを特徴とするものである。
更に、請求項3に記載の考案においては、請求項1又は2の何れかに記載された非常灯において、前記バッテリー室の周囲を形成するレンズは、透明な樹脂で成形されていて、このレンズの外表面には微細な綾形状又は碁盤目状の微細な溝加工が施してあり、内表面には軸方向に平行な微細な縦溝加工が全周に亘って施してあることにより、LEDの光をレンズの内外で拡散して視認性を高めるように構成したことを特徴とするものである。
上記構成を採用したことにより、本考案の非常灯は、次の効果を奏する。
1.バッテリーキャップを締め込むことにより、LEDの電源回路をOFFに制御し、
弛めることによりONに制御するようにスイッチとバッテリーキャップを兼用とし
た。この結果、従来のものに比較して部品点数が減り、製作コストを大幅に削減して
LED点滅式の非常灯を安価に提供できる。
2.スイッチを別に設けていないため、リード線に関係したショートとか断線といった トラブルが発生しない。
3.発光室を形成するレンズの内外に微細な溝を加工し、この溝模様をレンズの内外で 変えたことにより、光の拡散を効果的に行うことができる。
図1〜図5に基づいて、本考案に係る非常灯を詳細に説明する。
符号の1は非常灯本体であって、この非常灯本体1は、前半部に円筒状の発光室2が形成されていて、この発光室2は、透明な樹脂を射出成形法により円筒状に形成すると共に、表面には綾形状の微細な溝4が形成され、内面には縦方向に平行な微細な溝5が形成されたレンズ3で覆われている。
6は、発光室2内の中央に組み込まれたLED基板であって、これにはLED7が放射状に3個ずつ、計9個取り付けられている。なお、このLED7の数は、任意である。
8は、前記発光室2の後方に連続して形成されたバッテリー室であって、このバッテリー室8は、不透明な樹脂で射出成形されていて、内部には、単四形の乾電池9、9aが直列に2本組み込まれている。
10は、前記バッテリー室8の後端の開口部8aを閉塞するバッテリーキャップであって、このバッテリーキャップ10は、そのねじ部11を開口部8a側の雌ねじ12にねじ込んで着脱自在に取り付けることができる構造となっている。また、開口部8aからは電池9、9aの交換が可能である。
13、13aは、前記電池9、9aをバッテリーキャップ10側に押し出すために組み込まれたスプリングであって、LED7の電源回路は、バッテリーキャップ10を締め込むと、図5(B)に示すように、バッテリーキャップ10に形成されたカム凸起10aが電池9a側から9側に廻り込み、電池9側の一極部分をスプリング13に抗して押し返し、電池9と導通部材16との接触を断つことで回路はOFFに制御され、バッテリーキャップ10を弛めるとカム凸起10aの変位に連れて一旦押し込まれていた電池9がスプリング13により押し戻されて図5(A)に示すように、導通部材16に再接触し、ONに制御される。カム凸起10a及びスプリング13は、このように、電池9の出入りを制御してLED7の電源回路をONに制御する。
なお、上記制御は、電池9側の動きで行っているが、電池9a側の動きで行うようにしても良いことは勿論である。
また、本考案において、上記実施例とは反対に、バッテリーキャップ10を弛めた場合にLED7の電源回路がOFF、締め込んだ場合にONとなるようにスイッチ機構と回路構成を変えても良く、この場合も本考案の実施例に入る。
17は、バッテリーキャップ10の後端面に組み付けられた永久磁石であって、この永久磁石17により、非常灯本体1は図6に示すように、自動車18の屋根19等に自由に取り付けて使用できる。
本考案に係る非常灯の正面図 A−A′線断面図 B−B′線断面図 電源回路の説明図 (A)はLEDの電源回路OFF、(B)はONの説明図 自動車の屋根上に非常灯を取り付けて使用している状態の説明図
符号の説明
1 非常灯
2 発光室
7 LED
8 バッテリー室
9、9a 電池
10 バッテリーキャップ
10a カム凸起

Claims (3)

  1. 非常灯の前半部の発光室は、透明な樹脂材を用いて光が拡散するように溝加工を加えたレンズで覆われていて、この発光室内には、LEDがLED基板を介して組み込まれている、
    前記非常灯の後半部には、バッテリー室が形成されていて、このバッテリー室は、後端が開放してあり、この開放口にはねじ式のバッテリーキャップが着脱自在に取り付けられている、
    前記バッテリーキャップの内側には、前記LEDの電源回路をON、OFF制御するためのカム凸起が形成されていると共に、導通部材が取り付けられており、バッテリー室内に装入された電池は、スプリングにより前記バッテリーキャップ側に押し出されている、
    前記LEDの電源回路は、バッテリーキャップを締め込むと、前記カム凸起の押し出しの作用で電池が前記スプリングに抗して押し込まれて導通部材から離れることによりOFFに制御され、反対にバッテリーキャップを弛めると、カム凸起の逃げの作用で電池がスプリングにより前進して導通部材に接触し、ONに制御される構成となっている、
    ことを特徴とする非常灯。
  2. 前記バッテリーキャップの後端面に永久磁石が取り付けられていて、この永久磁石を用いて非常灯を自動車の屋根、あるいはドアー等に取り付けることができるように構成したことを特徴とする請求項1に記載の非常灯。
  3. 前記バッテリー室の周囲を形成するレンズは、透明な樹脂で成形されていて、このレンズの外表面には微細な綾形状又は碁盤目状の微細な溝加工が施してあり、内表面には軸方向に平行な微細な縦溝加工が全周に亘って施してあることにより、LEDの光をレンズの内外で拡散して視認性を高めるように構成したことを特徴とする請求項1又は2の何れかに記載された非常灯。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010092593A (ja) * 2008-10-03 2010-04-22 Idec Corp 発光装置

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