JP3124637U - ソフトルアー用擬似魚眼及びそれを装着したソフトルアー - Google Patents

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【課題】ソフトルアーについて大きなコストアップを伴うことなく容易に擬似魚眼を装着できるようにする。
【解決手段】表側に魚眼が表示され裏側が略平面状とされた魚眼部材10,11の一組からなるソフトルアー用擬似魚眼1Aにおいて、一方の魚眼部材11は裏面略中央部から略垂直方向に針状の連結用軸11cが突設されて略画鋲状とされ、他方の魚眼部材10は裏面略中央部から表面略中央部に貫通し連結用軸11cの横断面形状に略一致した横断面形状の連結孔10cが設けられた略円盤状とされ、連結用軸11cをソフトルアーの頭部所定位置から刺し込んで先端側を反対側に突出させ連結孔10cに裏面側から挿入して固定することにより、両魚眼部材10,11でソフトルアー頭部を挟み込んだ状態で装着するものとした。
【選択図】図1

Description

本考案は、一組の魚眼部材からなるソフトルアー用擬似魚眼、及びそれを装着したソフトルアーに関する。
ルアーフィッシィングにおいて使用されるルアー(疑似餌)は、ターゲットとなる魚の補食対象である小魚等の小動物の外観を摸してなるものであり、釣り人が竿やリールの操作を加えることでライン(釣り糸)を介して小動物の動きを演出しながら対象魚に捕食行動をとらせるためのものである。
このようなルアーは、例えば小魚を摸している場合、よりリアルな外観とするために頭部に一組の眼球(魚眼)を描くことが通常行われている。また、最近ではルアー本体とは別体に作成されルアー本体に貼り付ける後付け式の擬似魚眼も普及しており、特開平10―290644号公報記載のもののように、ガラスを成型して片面を平面状に他面を半球状にしたものの平面側に、金属被膜層やオーロラ層を設けてより本物の魚眼に近い外観を達成したものも知られている。
ところが、このようにルアー表面に眼球をリアルに設けるのは、もっぱらハードルアーといわれる硬質プラスティック製または木製のものが対象であり、近年普及している軟質プラスティック製のソフトルアーに対しては、詳細に魚眼を描き込むことが困難であり、且つ、別体とされた擬似魚眼を貼り付けることも容易ではない。即ち、ソフトルアーは極めて柔軟な素材からなりしかもワームオイルが浸潤していることから、塗料が脱落し易いとともに接着剤による接着対応性も極めて低いからである。
そこで、ソフトルアーの表面から僅かに下の層に擬似魚眼を埋め込むことも行われている。しかし、消耗品としての性格が強いソフトルアーにおいてはコストアップが問題になるとともに眼球部分が外部から鮮明に認識しにくいものとなりやすい。また、ガラス製魚眼の裏面から鈎針を突出させてソフトルアーの頭部に差し込んで固定させるタイプのものもあるが、魚が掛かった衝撃で脱落しやすいとともに装着に手間と技術を要する、という欠点がある。
特開平10―290644号公報
本考案は、上記のような問題点を解決しようとするものであり、ソフトルアーについて大きなコストアップを伴うことなく容易に擬似魚眼を装着できるようにすることを課題とする。
そこで、本考案は、表側に魚眼が表示され裏側が略平面状とされた魚眼部材の一組からなるソフトルアー用擬似魚眼において、一方の魚眼部材は裏面略中央部から略垂直方向に針状の連結用軸が突設されて略画鋲状とされ、他方の魚眼部材は裏面略中央部から表面略中央部に貫通し連結用軸の横断面形状に略一致した横断面形状の連結孔が設けられた略円盤状とされ、連結用軸をソフトルアーの頭部所定位置から刺し込んで先端側を反対側に突出させ連結孔に裏面側から挿入して固定し、両魚眼部材でソフトルアー頭部を挟み込んだ状態で装着するものとした。
このように、ソフトルアーの頭部に一方の魚眼部材の連結用軸を差し込んで、反対側に突出した先端側を他方の魚眼部材の連結孔に挿入して固定する、という極めて簡単な手順で擬似魚眼をしっかりと装着することができ、しかも簡易な構成であるため大きなコストアップを伴うことのないものとなる。
また、この連結用軸は合成樹脂からなり、装着時に他方の魚眼部材の表面側から突出した余剰部分を切除して使用するものとすれば、連結用軸を長めにしておくことで頭部側の厚さが様々な種類のソフトルアーに容易に対応できるものとなる。
さらに、上述したソフトルアー用擬似魚眼において、連結用軸と連結孔による固定は、連結用軸表面に設けた鈎状構造と、この鈎状構造に対応する形状で連結孔側に突設した係合構造とが、連結用軸を挿入した状態で挿入方向よりも引き抜き方向に抵抗が強くなるように係合するものとすれば、簡易な構造で容易に装着できるとともに、一旦装着した後は容易に脱落しにくいものとなる。
さらにまた、上述したソフトルアー用擬似魚眼において、連結用軸の少なくとも先端側は外観および断面が略黒色となる素材からなり、連結孔が魚眼の瞳部分に一致する位置で開口しているものとすれば、連結孔開口部も略黒色となって魚眼としての外観に違和感を与えにくいものとなる。
加えて、上述したソフトルアー用擬似魚眼が頭部側の所定位置に装着されてなるソフトルアーとすれば、大きなコストアップを伴うことなく容易に餌となる小動物のリアルな外観を表現することができ、優れた釣果が期待できるものとなる。
連結用軸をソフトルアーに貫通させ反対側で他方の連結孔に挿入して固定する一組の魚眼部材からなるものとした本考案によると、極めて簡易な構成により大きなコストアップを伴うことがなく、しかもソフトルアーに容易に装着することができるものである。
以下に、図面を参照しながら本考案を実施するための最良の形態を説明する。
図1(A)は、本考案における最良の実施の形態であり、且つ第1の実施の形態である擬似魚眼1Aを示す斜視図であり、図1(B)はその横断面図である。擬似魚眼1Aは、ソフトルアーに後付けで装着する方式のものであり、連結孔10cを有した略五円玉状の魚眼部材10と、針状の連結軸11cを有した略画鋲状の魚眼部材11との組合せからなるものである。
魚眼部材10は、白色や黄色などの明度の高い色の樹脂素材またはそのような色を着色してなる円盤10aの表面側に、透明樹脂等からなる所定厚さのクリア層10bを有するとともに裏面から表面に貫通した連結孔10cを有している。一方、魚眼部材11は、魚眼部材10とほぼ同様の構成であるがその連結孔に相当する部分に、裏面から黒色等の明度の低い色を有している樹脂製で針状の連結用軸11cがその基端側を嵌挿されて固定されている。
そして、この魚眼部材11の連結用軸11cの中央部分から先端にかけてその中心軸線に対し遠心方向に略直角な面と中心軸線に対し傾斜した面とで円周方向に円環状に削ってなる溝111が所定間隔で連設されて横断面鋸歯状とされた鈎状構造部110を備えている。
そして、図4の拡大部分図に示すように、魚眼部材10の連結孔10cがこの連結用軸11cの外径とほぼ同等の外径を有してこれを挿入可能とされているとともに、その内周面に連結軸11cの鈎状構造部110が引き抜く方向で係合するように中心方向に突出した係合構造部102を備えており、ソフトルアー装着時に連結孔10cの裏側開口部から連結用軸11cの先端側を挿入した際に、挿入方向に抵抗が少なく引き抜き方向に係合して大きな抵抗が生じるようになっている。
図2を参照して、本実施の形態である擬似魚眼1Aのソフトルアーへの装着手順を説明すると、図2(A)に示すように、先ず魚眼部材11の連結用軸11cをソフトルアー100の眼球位置に相当する部分から略直角に刺し込んで、その先端側を反対側に突出させる。この場合、ソフトルアーは柔軟素材からなることから、連結用軸11cが弾力性のある樹脂素材からなるものであっても容易に刺し込んで貫通させることができる。
そして、図2(B)に示すように魚眼部材10の連結孔10cの裏側開口部を連結軸11c先端に合わせて挿入させ、両魚眼部材10,11の裏側でソフトルアー100を挟み込むようにしながら魚眼部材10の表側で連結用軸11cの先端側が突出するようにする。このような簡単な手順により、擬似魚眼1Aはソフトルアー100にしっかりと装着され、鈎状構造部110と係合構造部102とが係合することで装着状態が堅固に維持されるものとなる。尚、この鈎状構造部110と係合構造部102との組合せに代えて、ネジ状構造部とネジ孔状構造部との組合せとしても装着状態が堅固となるが、装着時にやや手間のかかりやすいものとなる。
そして、図2(C)に示すように、その突出部が大きくて邪魔になるようであれば、余剰部分をカッター等で切除する。図3はこの切除した状態の斜視図である。このとき、連結用軸11cの切断面も略黒色となっていることから、この部分が魚眼の瞳部分となるとともに、魚眼部材11と同様にクリア層10b中で瞳部分が立体的に見られ、よりリアルな外観を呈するものとなる。
図5は、本考案における第2の実施の形態の擬似魚眼1Bを示す横断面図であって、連結用軸13cの径が魚眼の瞳部分の径よりも小さく、且つ、クリア層を備えていない場合の実施の形態を示している。本実施の形態は、魚眼部材12,13表側に、白等の明度の高い地に略黒色の瞳部分120,130を印刷したシール12b,13bを貼付してなる簡易型のものである。
魚眼部材13は、その連結用軸13cが円盤13aと一体に成型され全体が略黒色の樹脂素材からなり、その連結用軸13cの径は魚眼部材12の瞳部分120の径よりも小さい。一方、魚眼部材12も同様に略黒色の樹脂部材からなり第1の実施の形態と同様に連結孔12cが貫通しているが、その径も瞳部分120よりも小さい。そして、装着時に連結用軸13cの余剰部分を切除した切除面も略黒色となって魚眼として違和感を与えないようになっている。尚、両魚眼部材12,13は略黒色素材からなり、明度の高い表面色を有するシール12b,13bよりも径が大きいことから、その縁取りとなって魚眼が強調されるようになっている。
以上、述べたように、本考案のソフトルアー用擬似魚眼およびそれを装着したソフトルアーは、極めて簡易な構成により擬似魚眼をソフトルアーに装着できるものであり、大きなコストアップを伴うことなく容易に装着できるものである。尚、上述の説明において、各部材に使用する樹脂素材はソフトルアーやワームオイルに触れても劣化や熔解の少ないものを選択することが推奨される。また、クリア層を有する魚眼部材においては、クリア層は光透過性に優れて表面に光沢を備えたものであれば樹脂製に限らずガラス製でもよい。
(A)は本考案の第1の実施の形態を示す斜視図、(B)はその横断面図。 (A),(B),(C)は図1の擬似魚眼の装着手順を示すための横断面図。 図2(C)の装着状態を示す斜視図。 図2(B)の拡大部分図。 本考案の第1の実施の形態を示す横断面図。
符号の説明
1A,1B 擬似魚眼、10,11,12,13 魚眼部材、10a,11a、12a,13a 円盤、10b,11b クリア層、10c,12c 連結孔、11c,13c 連結用軸、100 ソフトルアー、102,122 係合構造部、110,131 鈎状構造部、111 溝、120,130 瞳部分

Claims (5)

  1. 表側に魚眼が表示され裏側が略平面状とされた魚眼部材の一組からなるソフトルアー用擬似魚眼において、
    一方の前記魚眼部材は裏面略中央部から略垂直方向に針状の連結用軸が突設されて略画鋲状とされ、他方の前記魚眼部材は裏面略中央部から表面略中央部に貫通し前記連結用軸の横断面形状に略一致した横断面形状の連結孔が設けられた略円盤状とされ、前記連結用軸をソフトルアーの頭部所定位置から刺し込んで先端側を反対側に突出させ前記連結孔に裏面側から挿入して固定することにより、前記両魚眼部材で前記ソフトルアー頭部を挟み込んだ状態で装着する、
    ことを特徴とするソフトルアー用擬似魚眼。
  2. 前記連結用軸は合成樹脂からなり、装着時に前記他方の魚眼部材表面側から突出した余剰部分を切除して使用するものとされている、ことを特徴とする請求項1に記載したソフトルアー用擬似魚眼。
  3. 前記連結用軸と前記連結孔による固定は、前記連結用軸表面に設けた鈎状構造と、該鈎状構造に対応する形状で前記連結孔内に突設した係合構造とが、前記連結用軸を前記連結孔に挿入した状態で挿入方向よりも引き抜き方向に抵抗が強くなるように係合するものとされている、ことを特徴とする請求項1または2に記載したソフトルアー用擬似魚眼。
  4. 前記連結用軸の少なくとも先端側は外観および断面が略黒色となる素材からなり、前記連結孔が魚眼の瞳部分に一致する位置で開口している、ことを特徴とする請求項1,2または3に記載したソフトルアー用擬似魚眼。
  5. 請求項1,2,3または4に記載したソフトルアー用擬似魚眼が頭部側の所定位置に装着されてなるソフトルアー。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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