JP2018113923A - 魚釣り用擬似餌 - Google Patents

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Abstract

【課題】シンカー等となるヘッドと軟質ワーム等の擬似餌本体とを備えた魚釣り用擬似餌であって、ヘッドに擬似餌本体を取り付ける際の擬似餌本体の位置ずれを抑制出来る疑似餌の提供。【解決手段】擬似餌40はヘッド11と軟質の擬似餌本体1を備える。ヘッド11にはその後方へ突出する取付け片12が設けられている。擬似餌本体1にはその前端から後方に延びるとともに取付け片12に対応する差込み溝2又は差込み孔が設けられている。擬似餌本体1は、取付け片12が差込み溝2又は差込み孔に抜出可能に差し込まれることにより、ヘッド11に取外し可能に取り付けられる。【選択図】図4

Description

本発明は、魚釣り用の擬似餌に関する。
魚釣り用の擬似餌として、例えば実用新案登録第3190131号公報(特許文献1)に開示されたジグヘッドを備えたものが知られている。
このジグヘッドは、ダブルフックを形成するハリ本体と当該ハリ本体上に軟質ワーム(擬似餌本体)を固定するためのワームストッパ部とを備えたシンカーを具備している。ワームストッパ部には上方に突出した突出部が形成されており、この突出部を軟質ワームに突き刺すことによって軟質ワームがワームストッパ部に取り付けられる。
実用新案登録第3190131号公報
しかるに、上述のジグヘッドでは、突出部を軟質ワームに突き刺す際に軟質ワームがずれ易く、軟質ワームを狙いの位置に取り付けることが困難であった。
本発明は、上述した技術背景に鑑みてなされたもので、本発明の解決課題は、シンカー等となるヘッドと軟質ワーム等の擬似餌本体とを備えた魚釣り用擬似餌であって、ヘッドに擬似餌本体を取り付ける際の擬似餌本体の位置ずれを抑制することにある。
本発明は以下の手段を提供する。
[1] ヘッドと軟質の擬似餌本体とを備え、
前記ヘッドにはその後方へ突出する取付け片が設けられており、
前記擬似餌本体にはその前端から後方に延びるとともに前記取付け片に対応する差込み溝又は差込み孔が設けられており、
前記擬似餌本体は、前記取付け片が前記差込み溝又は前記差込み孔に抜出可能に差し込まれることにより、前記ヘッドに取外し可能に取り付けられる魚釣り用擬似餌。
[2] 前記擬似餌本体には前記差込み孔ではなく前記差込み溝が設けられており、
前記差込み溝は、前記擬似餌本体の下面側に開口したものであり、
前記取付け片には上方へ突出する突片が設けられるとともに、前記突片は鉤部を有しており、
前記擬似餌本体には、前記突片に対応する挿入孔が前記差込み溝から上方に延びて設けられており、
前記突片の前記鉤部は、前記突片が前記挿入孔から不慮に抜出するのを抑制するものであり、
前記擬似餌本体は、前記取付け片が前記差込み溝に抜出可能にその開口から上方に差し込まれるとともに前記突片が前記挿入孔に抜出可能に上方に挿入されることにより、前記ヘッドに取外し可能に取り付けられる前項1記載の魚釣り用擬似餌。
[3] 前記擬似餌本体には前記差込み孔ではなく前記差込み溝が設けられており、
前記差込み溝は、前記擬似餌本体の下面側に開口したものであり、
前記取付け片には上方へ突出する突片が設けられており、
前記擬似餌本体は、前記取付け片が前記差込み溝に抜出可能にその開口から上方に差し込まれるとともに前記突片が前記擬似餌本体に抜出可能に前記差込み溝から上方に突き刺されることにより、前記ヘッドに取外し可能に取り付けられる前項1記載の魚釣り用擬似餌。
[4] 前記突片の先端部は、前記擬似餌本体が前記ヘッドに取り付けられた状態において前記擬似餌本体の上面側に露出するように配置されるものであり、
前記突片の前記先端部にラインアイが形成されている前項2又は3記載の魚釣り用擬似餌。
[5] 前記取付け片の下縁部には、前記擬似餌本体が前記ヘッドに取り付けられた状態において前記擬似餌本体の下面側に突出する突出部が形成されており、
前記突出部にフックアイが形成されている前項1〜4のいずれかに記載の魚釣り用擬似餌。
[6] 前記取付け片の長さ方向の少なくとも一部が板状に形成されている前項1〜5のいずれかに記載の魚釣り用擬似餌。
本発明は以下の効果を奏する。
前項1では、擬似餌本体は、ヘッドの取付け片が擬似餌本体の差込み溝又は差込み孔に抜出可能に差し込まれることにより、ヘッドに取外し可能に取り付けられるものである。したがって、ヘッドの取付け片を擬似餌本体の差込み溝又は差込み孔に差し込むことにより、擬似餌本体をヘッドに取り付けることができ、そのため、擬似餌本体をヘッドに取り付ける際の擬似餌本体の位置ずれを抑制することができる。
さらに、ヘッドの取付け片は擬似餌本体の差込み溝又は差込み孔に対して抜出可能であるから、ヘッドの取付け片を差込み溝又は差込み孔から抜出することにより擬似餌本体をヘッドから取り外すことができる。そのため、例えば、形状、重さ、色等が異なる複数の擬似餌本体を準備しておき、これらの中から、魚釣りの現場にて釣りたい魚や現場状況等に適する擬似餌本体を選択してこれをヘッドに取り付けたり交換したりすることができる。
前項2では、擬似餌本体は、更に、ヘッドの突片が擬似餌本体の挿入孔に抜出可能に挿入されることにより、ヘッドに取外し可能に取り付けられるものである。したがって、ヘッドに取り付けられた擬似餌本体が取付け片を中心に回転するのを突片によって阻止することができる。これにより、ヘッドに取り付けられた擬似餌本体の姿勢を強固に保持することができる。
さらに、ヘッドの突片は鉤部を有しているので、挿入孔に挿入された突片が挿入孔から不慮に抜出するのを抑制することができ、これにより、擬似餌本体をヘッドにしっかりと取り付けることができる。
前項3では、擬似餌本体は、更に、ヘッドの突片が擬似餌本体に差込み溝から上方に抜出可能に突き刺されることにより、ヘッドに取外し可能に取り付けられるものである。したがって、ヘッドに取り付けられた擬似餌本体が取付け片を中心に回転するのを突片によって阻止することができる。これにより、ヘッドに取り付けられた擬似餌本体の姿勢を強固に保持することができる。
さらに、ヘッドの突片は鉤部を有しているので、擬似餌本体に突き刺さした突片が擬似餌本体から不慮に抜出するのを抑制することができ、これにより、擬似餌本体をヘッドにしっかりと取り付けることができる。
ここで、前項2と前項3を対比すると、前項2では、挿入孔が予め擬似餌本体に設けられているから、前項2の場合は、突片を擬似餌本体に突き刺して擬似餌本体をヘッドに取り付ける方式である前項3に比べて、擬似餌本体をヘッドに取り付ける際の擬似餌本体の位置ずれをより確実に抑制することができるし、突片を擬似餌本体に突き刺すことによる擬似餌本体の損傷が生じないので擬似餌本体を長期間に亘って使用することができる。一方、前項3の場合は、挿入孔を予め擬似餌本体に設ける必要がないので、擬似餌本体を容易に製造することができる。
前項4では、ヘッドの突片の先端部にラインアイが形成されているので、擬似餌本体をヘッドに取り付けた後でラインアイにスナップやリングを介してラインを接続すれば、差込み孔から取付け片が不慮に抜出するのをスナップやリングによって抑制することができる。さらに、万一、差込み孔から取付け片が不慮に抜出した場合でも擬似餌本体にラインが通された状態になるので、擬似餌本体の紛失を防止することができる。
前項5では、ヘッドの取付け片の下縁部の突出部にフックアイが形成されているので、このフックアイにフックを接続することができる。
前項6では、ヘッドの取付け片の長さ方向の少なくとも一部が板状に形成されているので、ヘッドに取り付けられた擬似餌本体が取付け片を中心に回転するのを阻止することができる。これにより、ヘッドに取り付けられた擬似餌本体の姿勢を強固に保持することができる。
図1は本発明の一実施形態に係る魚釣り用擬似餌の側面図である。 図2は同擬似餌の底面図である。 図3は同擬似餌を上斜め後側から見た斜視図である。 図4は同擬似餌の分解斜視図である。 図5は同擬似餌の断面図である。 図6は同擬似餌の分解断面図である。 図7は同擬似餌の擬似餌本体を下斜め前側から見た斜視図である。 図8は同擬似餌本体の底面図である。
次に、本発明の一実施形態について図面を参照して以下に説明する。
図1〜3中の符号「40」は、本発明の一実施形態に係る魚釣り用擬似餌である。
擬似餌40は、図4に示すように、ヘッド11と軟質の擬似餌本体1とを具備している。ヘッド11と擬似餌本体1はそれぞれ別体に形成されている。
なお、図面中の矢印「前」、「後」、「左」及び「右」はそれぞれ本実施形態の擬似餌40における前方向、後方向、左方向及び右方向を示している。同図に示すように、本実施形態の擬似餌40では、擬似餌40の頭部(ヘッド)方向を「前方向」、尾部方向を「後方向」、背びれ部方向を「上方向」と定義されている。
ヘッド11は、擬似餌40における例えばシンカーとなる部位であり、金属(例:鉛、真鍮、タングステン)や硬質プラスチック製である。ヘッド11は、魚の頭部を模した形状に形成されている。
擬似餌本体1は、魚の頭部よりも後側の部位(即ち、胴体部及び尾部)を模した形状に形成されており、弾性を有する軟質のものであり、例えば軟質プラスチック(軟質樹脂を含む)製である。
次に、ヘッド11と擬似餌本体1のそれぞれの構成について以下に詳しく説明する。
まず、ヘッド11について以下に説明する。
図4及び6に示すように、ヘッド11にはその後面下部から後方へ略真直に突出する取付け片12が一体に設けられている。取付け片12には擬似餌本体1が取外し可能に取り付けられるものである。取付け片12の突出長さは、擬似餌本体1の前端から略中間位置までの長さである。
図4に示すように、取付け片12は、その長さ方向(即ち前後方向)に延びた板棒状の金属製心板14を有している。さらに、取付け片12は、ヘッド11の後面下部から取付け片12の長さ方向の略中間位置まで延びた左右一対の挟持部13、13を有している。
各挟持部13はヘッド11と一体に形成されたものであり、したがって挟持部13の材質はヘッド11の材質と同じである。さらに、両挟持部13、13は、両者13、13間に心板14の肉厚に対応する隙間が生じるように左右に対向状に配置されている。
そして、両挟持部13、13間に心板14の前部と後部のうち前部だけが接着剤等により固着状態に挟持されており、一方、心板14の後部は両挟持部13、13間に挟持されないで露出している。したがって、取付け片12の前部は両挟持部13、13と心板14の前部とで形成されており、一方、取付け片12の後部は心板14(詳述すると心板14の後部)だけで形成されている。そのため、取付け片12の前部の肉厚は、取付け片12の後部よりも厚くなっている。
取付け片12には上方に突出する複数の突片15が取付け片12の長さ方向に間隔をおいて取付け片12と一体に形成されている。本実施形態では、取付け片12の前端寄りの部分と後端寄りの部分とにそれぞれ突片15としての前突片15Aと後突片15Bが取付け片12と一体に形成されている。詳述すると、前突片15Aと後突片15Bは取付け片12の心板14と一体に形成されている。
さらに、前突片15Aの先端部(上端部)の前後両縁部にそれぞれ鉤部15Aaが前後に突出して形成されており、これにより前突片15Aの先端部が略三角形状(略矢先状)に形成されている。また同じく、後突片15Bの先端部(上端部)の前後両縁部にそれぞれ鉤部15Baが前後に突出して形成されており、これにより後突片15Bの先端部が略三角形状(略矢先状)に形成されている。
次に、擬似餌本体1について以下に説明する。
図4、6、7及び8に示すように、擬似餌本体1には、その前端から後方に延びるととともに擬似餌本体1の下面側に開口した差込み溝2が設けられている。
差込み溝2はヘッド11の取付け片12に対応するものであり、差込み溝2の形状は取付け片12の形状と略同じ形状である。図4及び6に示すように、差込み溝2にはその開口から取付け片12が抜出可能に上方に差し込まれる。差込み溝2の長さは取付け片12の長さと略同じ長さであり、すなわち擬似餌本体1の前端から略中間位置までの長さである。
さらに、擬似餌本体1における、取付け片12の前後各突片15A、15Bに対応する部分には、挿入孔3としての前挿入孔3Aと後挿入孔3Bがそれぞれ差込み溝2から上方に延びて設けられている。前挿入孔3Aには前突片15Aが抜出可能に挿入され、後挿入孔3Bには後突片15Bが抜出可能に挿入される。
前挿入孔3Aの上端部には前後方向に幅広の幅広孔部3Aaが擬似餌本体1の上面側に開口して局部的に形成されている。また同じく、後挿入孔3Bの上端部には前後方向に幅広の幅広孔部3Baが擬似餌本体1の上面側に開口して局部的に形成されている。
前後各突片15(15A、15B)の鉤部15a(15Aa、15Ba)は、対応する挿入孔3(3A、3B)の内周面の所定部位に係止されることにより各突片15(15A、15B)が対応する挿入孔3(3A、3B)から不慮に抜出するのを抑制するものであり、本実施形態では、鉤部15a(15Aa、15Ba)は対応する挿入孔3(3A、3B)の幅広孔部3a(3Aa、3Ba)の底部(図6中の符号「x」)に係止される。
擬似餌本体1のヘッド11への取付け方法は以下とおりである。
図4及び6に示すように、ヘッド11の取付け片12の上側に擬似餌本体1を配置する。そして、取付け片12を擬似餌本体1の差込み溝2にその開口から上方に差し込むとともに、前後各突片15(15A、15B)を対応する挿入孔3(3A、3B)に上方に挿入する。これにより、図3及び5に示すように、擬似餌本体1がヘッド11(詳述するとヘッド11の取付け片12)に取り付けられる。
各突片15(15A、15B)を対応する挿入孔3(3A、3B)に差し込む際においては、各突片15(15A、15B)の先端部は対応する挿入孔3(3A、3B)を前後方向に弾性的に押し広げながら上方へ移動し、そして各突片15(15A、15B)の先端部が対応する挿入孔3(3A、3B)の幅広孔部3a(3Aa、3Ba)に到達したとき、擬似餌本体1の弾性復元力により各挿入孔3(3A、3B)が元の形状に戻る。これにより、図5に示すように、各突片15(15A、15B)の鉤部15a(15Aa、15Ba)が対応する挿入孔3(3A、3B)の幅広孔部3a(3Aa、3Ba)の底部(図6中の符号「x」)に係止され、その結果、各突片15(15A、15B)が対応する挿入孔3(3A、3B)から不慮に抜出しないように抑制される。さらに、この状態のとき、取付け片12は差込み溝2にぴったりと差し込まれている。
したがって、擬似餌本体1がヘッド11に取り付けられた状態では、取付け片12が擬似餌本体1の差込み溝2に差し込まれており、且つ、各突片15(15A、15B)が対応する挿入孔3(3A、3B)に挿入されており、更に、各突片15(15A、15B)の鉤部15a(15Aa、15Ba)が対応する挿入孔3(3A、3B)の幅広孔部3a(3Aa、3Ba)の底部xに係止されて各突片15(15A、15B)の挿入孔3(3A、3B)からの不慮の抜出が抑制されている。
また、図1及び3に示すように、擬似餌本体1の上面における前挿入孔3A(詳述すると前挿入孔3Aの幅広孔部3Aa)の上開口縁部は断面略円弧状に局部的に切り欠かれている(その切欠き部5)。そのため、擬似餌本体1がヘッド11に取り付けられた状態では、前挿入孔3Aに挿入された前突片15Aの先端部は、この切欠き部5において擬似餌本体1の上面側に突出して露出するように配置されている。そして、前突片15Aの露出した先端部に断面円形状のラインアイ16が設けられている。
さらに、図1及び5に示すように、取付け片12の下縁部の後端部には、擬似餌本体1がヘッド11に取り付けられた状態において擬似餌本体1の下面側に突出する突出部12aが形成されており、この突出部12aに断面円形状の後フックアイ12bが形成されている。
さらに、ヘッド11の下面の後端部(即ち、ヘッド11の下面における取付け片12との近傍部)にも下方に突出した突出部18aが一体に形成されるとともに、この突出部18aに断面円形状の前フックアイ18bが形成されている。
本実施形態の擬似餌40を使用する場合は、擬似餌本体1を上述のようにヘッド11に取り付けるとともに、図1に示すように擬似餌40の前フックアイ18b及び後フックアイ12bのうち少なくとも一方にスプリットリング(二点鎖線で示す)31を介してトレブルフック等のフック(二点鎖線で示す)30を接続する。なお図1では、フック30は前フックアイ18b及び後フックアイ12bの両方にそれぞれ接続されている。
また、擬似餌本体1をヘッド11に取り付けた後で、前突片15Aの先端部のラインアイ16にスナップ(図示せず)やスプリットリング(図示せず)を介してライン(図示せず)を接続する。この状態にして擬似餌40を使用する。
擬似餌本体1を交換する場合には、一方の片手でヘッド11を掴み、他方の片手で擬似餌本体1の前端部を掴んで上方へ引っ張ることにより、取付け片12を差込み溝2からその開口を通じて下方に抜出するとともに、前突片15Aと後突片15Bを順次、前挿入孔3Aと後挿入孔3Bからそれぞれ下方に強制的に抜出する。このとき、擬似餌本体1は軟質なので、擬似餌本体1の前端部を上方に引っ張ることによって各挿入孔3(3A、3B)が前後方向に弾性的に広がって各突片15(15A、15B)の鉤部15a(15Aa、15Ba)による係止が解除される。そのため、各突片15(15A、15B)を対応する挿入孔3(3A、3B)から抜出することができる。
本実施形態の擬似餌40によれば、ヘッド11の取付け片12を擬似餌本体1の差込み溝2に差し込むことにより、擬似餌本体1をヘッド11に取り付けることができ、そのため、擬似餌本体1をヘッド11に取り付ける際の擬似餌本体1の位置ずれを抑制することができる。したがって、擬似餌本体1をヘッド11の狙いの位置に確実に取り付けることができる。
さらに、ヘッド11の取付け片12は擬似餌本体1の差込み溝2に対して抜出可能であるから、ヘッド11の取付け片12を差込み溝2から抜出することにより擬似餌本体1をヘッド11から取り外すことができる。そのため、例えば、形状、重さ、色等が異なる複数の擬似餌本体1を準備しておき、これらの中から、魚釣りの現場にて釣りたい魚や現場状況等に適する擬似餌本体1を選択してこれをヘッド11に取り付けたり交換したりすることができる。もちろん、擬似餌本体1が破損・損傷した場合でも、破損・損傷した擬似餌本体1をヘッド11から取り外してこれを新しい擬似餌本体1と交換することができる。
さらに、ヘッド11に擬似餌本体1が取り付けられた状態において、前後各突片15(15A、15B)が対応する挿入孔3(3A、3B)に挿入されているので、擬似餌本体1が取付け片12を中心に回転するのを前後両突片15(15A、15B)によって阻止することができる。これにより、ヘッド11に取り付けられた擬似餌本体1の姿勢を強固に保持することができる。
さらに、各突片15(15A、15B)は鉤部15a(15Aa、15Ba)を有しているので、各突片15(15A、15B)を対応する挿入孔3(3A、3B)に挿入すると、各突片15(15A、15B)の鉤部15a(15Aa、15Ba)が対応する挿入孔3(3A、3B)の所定箇所(本実施形態では幅広孔部3a(3Aa、3Ba)の底部x)に係止され、これにより各突片15(15A、15B)が対応する挿入孔3(3A、3B)から不慮に抜出するのを抑制することができる。そのため、擬似餌本体1をヘッド11にしっかりと取り付けることができる。
さらに、前突片15Aの先端部にラインアイ16が形成されているので、擬似餌本体1をヘッド11に取り付けた後でラインアイ16にスナップやスプリットリングを介してラインを接続すれば、差込み孔2から取付け片12が抜出するのをスナップやスプリットリングによって抑制することができる。さらに、万一、差込み孔2から取付け片12が不慮に抜出した場合でも擬似餌本体1にラインが通された状態になるので、擬似餌本体1の紛失を防止することができる。
さらに、ヘッド11の取付け片12の下縁部の突出部12aに後フックアイ12bが形成されているので、この後フックアイ12bにフック30を接続することができる。
さらに、ヘッド11の取付け片12の後部が心板14(詳述すると心板14の後部)で形成されることで当該取付け片12の後部が板状に形成されているので、ヘッド11に取り付けられた擬似餌本体1が取付け片12を中心に回転するのを更に強固に阻止することができる。これにより、ヘッド11に取り付けられた擬似餌本体1の姿勢を更に強固に保持することができる。
以上で本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で様々に変更可能である。
例えば、上記実施形態の擬似餌40では、擬似餌本体1にヘッド11の取付け片12に対応する差込み溝2が設けられているが、本発明に係る擬似餌では、その他に、擬似餌本体1に差込み溝2の代わりに差込み孔が擬似餌本体1の前端から後方に延びて設けられていても良い。
また、上記実施形態の擬似餌40では、各突片15(15A、15B)に対応する挿入孔3(3A、3B)が予め擬似餌本体1に設けられているが、本発明に係る擬似餌では、その他に、各挿入孔3(3A、3B)が予め擬似餌本体1に設けられていないで、各突片が擬似餌本体1に抜出可能に差込み溝2から上方に突き刺されることにより擬似餌本体1がヘッド11に取外し可能に取り付けられるように構成されていても良く、この場合、各突片は突き刺し用突片として作用する。
しかるに、前者の場合(即ち上記実施形態の擬似餌40の場合)では、各突片15(15A、15B)に対応する挿入孔3(3A、3B)が予め擬似餌本体1に設けられているから、後者の場合に比べて、擬似餌本体1をヘッド11に取り付ける際の擬似餌本体1の位置ずれをより確実に抑制することができるし、各突片15(15A、15B)を擬似餌本体1に突き刺すことによる擬似餌本体1の損傷(例:突刺し傷)が生じないので擬似餌本体1を長期間に亘って使用することができる。
一方、後者の場合は、挿入孔3を予め擬似餌本体に設ける必要がないので、擬似餌本体1を容易に製造することができる。なお、後者の場合では、突片の鉤部は、擬似餌本体1に突き刺した突片が擬似餌本体1から不慮に抜出するのを抑制するように作用する。ただし、突片は鉤部を有していなくても良い。
また、上記実施形態の擬似餌40では、取付け片12に設けられた突片15の個数は二つであるが、本発明に係る擬似餌では、その他に例えば、突片の個数は一つであっても良いし、三つ以上であっても良い。
また、上記実施形態の擬似餌40では、取付け片12の長さ方向の後部だけが板状に形成されているが、本発明に係る擬似餌では、その他に例えば、取付け片12の長さ方向の略全体が板状に形成されていても良く、すなわち取付け片12の長さ方向の少なくとも一部が板状に形成されていれば良い。
本発明は魚釣り用擬似餌に利用可能である。
1:擬似餌本体
2:差込み溝
3:挿入孔
11:ヘッド
12:取付け片
12a:突出部
12b:フックアイ
15:突片
15a:鉤部
16:ラインアイ
40:擬似餌

Claims (6)

  1. ヘッドと軟質の擬似餌本体とを備え、
    前記ヘッドにはその後方へ突出する取付け片が設けられており、
    前記擬似餌本体にはその前端から後方に延びるとともに前記取付け片に対応する差込み溝又は差込み孔が設けられており、
    前記擬似餌本体は、前記取付け片が前記差込み溝又は前記差込み孔に抜出可能に差し込まれることにより、前記ヘッドに取外し可能に取り付けられる魚釣り用擬似餌。
  2. 前記擬似餌本体には前記差込み孔ではなく前記差込み溝が設けられており、
    前記差込み溝は、前記擬似餌本体の下面側に開口したものであり、
    前記取付け片には上方へ突出する突片が設けられるとともに、前記突片は鉤部を有しており、
    前記擬似餌本体には、前記突片に対応する挿入孔が前記差込み溝から上方に延びて設けられており、
    前記突片の前記鉤部は、前記突片が前記挿入孔から不慮に抜出するのを抑制するものであり、
    前記擬似餌本体は、前記取付け片が前記差込み溝に抜出可能にその開口から上方に差し込まれるとともに前記突片が前記挿入孔に抜出可能に上方に挿入されることにより、前記ヘッドに取外し可能に取り付けられる請求項1記載の魚釣り用擬似餌。
  3. 前記擬似餌本体には前記差込み孔ではなく前記差込み溝が設けられており、
    前記差込み溝は、前記擬似餌本体の下面側に開口したものであり、
    前記取付け片には上方へ突出する突片が設けられており、
    前記擬似餌本体は、前記取付け片が前記差込み溝に抜出可能にその開口から上方に差し込まれるとともに前記突片が前記擬似餌本体に抜出可能に前記差込み溝から上方に突き刺されることにより、前記ヘッドに取外し可能に取り付けられる請求項1記載の魚釣り用擬似餌。
  4. 前記突片の先端部は、前記擬似餌本体が前記ヘッドに取り付けられた状態において前記擬似餌本体の上面側に露出するように配置されるものであり、
    前記突片の前記先端部にラインアイが形成されている請求項2又は3記載の魚釣り用擬似餌。
  5. 前記取付け片の下縁部には、前記擬似餌本体が前記ヘッドに取り付けられた状態において前記擬似餌本体の下面側に突出する突出部が形成されており、
    前記突出部にフックアイが形成されている請求項1〜4のいずれかに記載の魚釣り用擬似餌。
  6. 前記取付け片の長さ方向の少なくとも一部が板状に形成されている請求項1〜5のいずれかに記載の魚釣り用擬似餌。
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