JP3124586U - 歯ブラシ - Google Patents

Abstract

【課題】従来、歯ブラシで歯を磨いている時は、その場所が制限をうけ、又同時に他の作業を行うことが不可能であったため、これを解決する。
【解決手段】口の中に入れ、それを噛むことにより上顎の歯と下顎の歯尚且つ歯の表面と裏面の汚れを同時に除去されるように、板１の表裏に柔軟材料から成り、且つそれぞれの相対する面に凹凸又は刷毛４，５，８，９を並べて設けた構造を有する歯ブラシ。
【選択図】図１

Description

本考案は、どんな場所においても、手を使わずに、尚且つ上顎と下顎の歯の表面と裏面の汚れを同時に除去することができる構造を有する歯ブラシに関するものである。

従来、歯ブラシは、可搬形でコンパクトに設計されており、通常の歯ブラシは上記利点を有することにより、実用上十分であった。

しかし、通常の歯ブラシは、歯を磨くとき、特定の場所が必要であり、又それなりの磨く動作が必要であった。本考案はこの特定の場所と動作を皆無にし、歯を磨いている間、どんな場所においても手を他の作業に自由に使えることを特徴とする。従来、歯を磨くときは図３に示す通り柄１４を手に持ち刷毛１５を歯に当てて磨くのが常であった。しかし、歯を磨いている間は、特定の場所が必要であり、又他の作業を同時に行うことは不可能である。従来は上記の通りの欠点がある。

歯を磨いている間に特定の場所が必要であり、又それなりの磨く動作が同時に必要であり、この欠点は大きな障害である。

従来から、この改善案は存在しなかった。

解決しようとする問題点は、歯を磨いている間は特定の場所が必要であり、又それなりの歯を磨く作業を同時に行うことが必要となる点である。

この解決案として、図１（ａ）の上面斜視図に示した通り板１の表面に柔軟材料から成る物体２及び物体３を設け、又図１（ｂ）の下面斜視図に示した通り板１の裏面に柔軟材料から成る物体６及び物体７を設ける。この物体２と物体３が相対する面にはそれぞれ凹凸４及び５を設け、物体６と物体７が相対する面にはそれぞれ凹凸８及び９を設ける。この凹凸４及び５と凹凸８及び９の代わりに刷毛を設けても良い。本考案の歯ブラシを使用する際は図２に示した通り口の中に本考案の歯ブラシを入れ、上顎の歯１０と下顎の歯１１をそれぞれ凹凸４と５の間、それぞれ凹凸８及び９の間に挿入されるように噛み込む。そして、矢印Ａ及びＢの方向に複数回顎を動かして噛むことにより上顎と下顎の歯の表面と裏面の汚れを凹凸４，５及び８，９により同時に清掃除去される。歯を磨いている間は特定の場所は必要がなく、又手を使う必要は全く無い。

このような構造に改善したから、歯を磨いている間に特定の場所は必要がなく、又手を使う必要が全くなくなった。近来の忙しい時代においては歯を磨く場所が不用となり、又他の作業が同時にできるということは大きな効果がある。

通常使用されている歯ブラシに対し、本考案は有利な点が多いため産業上の利用可能性は極めて大きい。

図１（ａ）は本考案の歯ブラシの上面斜視図である。（請求項１）。図１（ｂ）は本考案の歯ブラシの下面斜視図である。（請求項１）。 本考案の歯ブラシの使用中の断面図である。（請求項１） 通常の歯ブラシの正面図である。（請求項１）

符号の説明

１ 板
２ 柔軟材料から成る物体
３ 柔軟材料から成る物体
４ 凹凸または刷毛
５ 凹凸または刷毛
６ 柔軟材料から成る物体
７ 柔軟材料から成る物体
８ 凹凸または刷毛
９ 凹凸または刷毛
１０ 上顎の歯
１１ 下顎の歯
１２ 上唇
１３ 下唇
１４ 柄
１５ 刷毛
Ａ 上下動方向
Ｂ 上下動方向

Claims (1)

1. 柔軟材料から成る物体を、薄い板の表面に複数個設け、同様に裏面にも複数個設け、それらの物体のそれぞれ相対する面に凹凸又は刷毛を設けた歯ブラシ

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