JP3123961B2 - W−cdma方式によって無線通信を行う移動通信システム - Google Patents
W−cdma方式によって無線通信を行う移動通信システムInfo
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Description
で無線通信を行う移動通信システムに関し、2つの送信
電力制御(開ループ送信電力制御および閉ループ送信電
力制御)において、基地局で測定する干渉電力,SIR
(希望受信電力対干渉電力比)に基づき、基地局で通信
の利用可能なビットレート情報(単位:bps)を割り
出し、移動局に送信する下り回線信号に重畳させ、移動
局ではその情報信号から利用可能な通信サービス情報を
検出する変換作業を行い、ユーザーが通信サービスを利
用する際の指針となるよう変換後の情報を移動局のディ
スプレイに表示させ、ユーザーが実際に通信サービスを
利用する時には、移動局のキーボタンで利用するビット
レート情報(単位:bps)を選択させ、その情報を基
地局に送信する上り回線信号に重畳し、基地局ではその
情報を基に、今後通信サービスが継続して利用できるか
どうかを判定し、移動局に送信する下り回線信号に重畳
させ、移動局はその情報信号から判定情報を検出する変
換作業を行い、変換後の情報を移動局のディスプレイに
表示させる移動通信システムに関するものである。
帯域のディジタル化が検討されディジタル方式の1つで
あるW−CDMA方式の研究・開発が行われている(例
えば、特開平8−289367号を参照)。
ーザーが同じ周波数と同じ時間を共用するため、他ユー
ザーからの干渉波が自身の通信の品質を劣化させる要因
の1つとなっている。
ためには、基地局に到達する希望受信電力を各ユーザー
毎に所定のレベルに合わせる必要がある。
し、システム全体の干渉レベルを制御する方式がある。
この方式を送信電力制御といい、この方式では、開ルー
プ送信電力制御,閉ループ送信電力制御の2つの制御方
法を採用している。
おける電力制御の概念図を示す。
は、アクセスチャネルなどの通信を最初に開始する場合
などに用いられる制御方法で、移動局1に入力している
希望受信電力から計算した送信電力を定め、定められた
回数の間欠的な送信を行うもので、基地局2の応答がな
い場合にその送信電力を、順次、定められた差分だけ増
加させて間欠送信を行う。
確立された後に行われる制御方法で、基地局2は移動局
1からの上り回線信号をAGCアンプ201で受け、逆
拡散回路202で逆拡散し、信号を重み付け同相合成回
路203でRAKE合成する。合成された信号はデータ
復調回路204で受信データに復調され、交換局3へ送
られる。一方、合成された信号は、SIR測定回路20
5に入力され、信号1ビットあたりの希望受信電力対干
渉電力比(以下、SIRという)を測定し、目標SIR
回路207で設定された目標値SIR値との比較を比較
回路206で行う。比較した結果、測定した値が大きい
(小さい)場合には、移動局1に対して送信電力を下げ
る(上げる)命令を出す。この命令は送信電力制御ビッ
ト(以下、TPCビットという)と呼ばれる信号を、ス
ロット周期(625μsおき)に基地局2が交換局3か
ら送信される信号と重畳させ、データ変調回路208で
変調し、拡散変調回路209で拡散し、TXアンプ21
0へ送信することで実現する。移動局1では基地局2か
らの下り回線信号をAGCアンプ101で受信し、逆拡
散回路102で逆拡散し、データ復調回路103で復調
したTPCビットに従って電力増幅回路107で送信電
力を制御する。
は、将来的に2Mbpsでの信号の伝送を実現させ、動
画伝送のような通信サービスが利用できるシステムの研
究・開発も行われている。
行う移動通信システムでは、データ通信や静止画像通信
等の通信サービスが利用できる。
対してユーザーは、「自身がおかれている通信環境がい
ったいどのような状態にあるのか?(自身の希望受信電
力および他ユーザーからの干渉電力はどの程度なのか
?)」、また極端に悪い通信環境においては、「これか
らサービスを利用するにあたって、現時点では利用を控
えたほうがいいのだろうか?」、また「どのようなサー
ビスなら利用できるのか?」という情報は分からない。
式での無線通信が行われて、データ通信サービスや、近
い将来、動画像通信サービスが利用できるようになり、
利用するユーザー数も増加するにつれて、これらの通信
サービスをユーザーが利用しやすい環境で提供するため
には、ユーザー自身が今、自分のおかれている通信環境
を知ることができ(現在の通信環境で利用できる通信サ
ービス情報を移動局に提供し、ユーザー自身が実際にサ
ービスを利用するにあたって、利用すべきかどうかが分
かる判断材料とする)、ユーザーが実際にサービスを利
用する時には、現通信環境で利用するのが適しているか
どうかの判定を基地局で行い、判定後の情報を移動局に
知らせるようなサービスを提供する必要がある。
式で無線通信を行う移動通信システムにおいて、ユーザ
ーに対し、在圏セルにおける利用可能な通信サービス情
報およびユーザーが利用するサービスに対してそれが適
当なのかどうかが判る情報を促すことにより、ユーザー
がこれから利用しようとするサービスに対し本当に利用
すべきなのかどうかが判る情報になり、顧客満足度の充
実をはかることにある。
の在圏セルにおいてユーザーが動画伝送等の高ビットレ
ートでの通信サービスを利用しようとしても、実際に利
用できるのかどうかの判定情報をユーザーに促すこと
で、ユーザー自身の誤った操作を防いで無駄な通信費を
抑え、また携帯端末機の消費電力を抑えることができる
ことにより携帯端末機の操作性の向上と低消費電力化を
向上させることにある。
方式で無線通信を行う移動通信システムにおける開ルー
プ送信電力制御,閉ループ送信電力制御に基づき以下の
特徴的な構成で上述の課題を解決する。
ープ送信電力制御において、基地局は在圏セルにおける
電力情報から通信可能なビットレート情報を割り出すた
めの基地局変換手段を報知チャネル生成回路に備える。
この情報を報知チャネルのフレームフォーマットに付加
して、データ変調,拡散変調させ下り回線信号として移
動局に送信する。
が継続的な通信を開始した時に、基地局では上り回線で
送信される信号情報を逆拡散し,重み付け同相合成し、
データ復調された後の信号から、ユーザーがこれから行
おうとする通信サービスを示すビットレート情報を割り
出し、基地局のSIR測定回路で測定したSIRから実
際の通信可能なビットレート情報を算出する基地局変換
手段をSIR測定回路に備える。その後、比較回路で目
標SIRとの比較と、データ復調されたビットレート情
報からユーザーが利用する通信サービスが実際に継続可
能なのかどうかの判定を行い、TPCビット生成回路で
算出したTPCビットに実際の通信可能なビットレート
情報と判定結果を付加し、交換局からの送信データと併
合しデータ変調,拡散変調して下り回線信号として移動
局に送信する。
ータ復調し、開ループ送信電力制御では報知チャネルの
フレームフォーマットに含まれているビットレート情報
を、閉ループ送信電力制御では送信データのフレームフ
ォーマット中のTPCビットに含まれているビットレー
ト情報,判定結果を割り出してから、利用可能な通信サ
ービス,判定情報への変換を行う移動局変換手段と、移
動局変換手段で得たサービス情報,判定情報が更新され
る毎に情報を記憶しておく移動局記憶手段とを含む演算
回路、移動局記憶手段に対して一定の周期でアクセス
し、更新されていた場合にその情報を移動局表示手段に
設定する移動局切替手段と、移動局切替手段によって更
新された通信サービス情報をディスプレイに表示する移
動局表示手段とを含む表示回路、ユーザーが通信サービ
スを利用する際に操作するキーボタンへ連動する動作回
路を備えたものである。
ば、移動局のディスプレイに常に更新された通信サービ
ス情報を表示させることによって、まず在圏セルにおい
てユーザー自身がサービスを利用すべきかどうか判断す
ることができる。
通信環境が「極端に悪い」と判断した場合に、ユーザー
自身が新たに良好な通信環境を求めるによって、自身の
通信品質の劣化を防ぐこともできる。
用するにあたっては、キーボタンによってまず、どのよ
うな通信サービスを利用するのか選択を行ってもらい、
基地局でその選択した情報が適しているかどうかの判定
を行い、判定結果を移動局に通知し、ディスプレイに判
定情報を表示させることによって、サービスが利用でき
るかどうかが分かり、ユーザー自身の誤操作を防ぐこと
ができる。またデータ通信サービス等を利用した時に通
信品質の劣化によって通信が途切れてしまうような状況
も防ぐことができる。
を抑えることができ、また携帯端末機での余分な電力を
消費しなくてすむようになる。
て図面を参照して詳細に説明する。
ステムの構成図である。
テムは、交換局(MLS)3と、セル内に基地局(B
S)2と、複数(n個)の移動局(MS1〜MSn)1
から構成されている。基地局BSと移動局MS1〜MS
nとは基地局BSから移動局MS1〜MSnへの通信を
行う時に使用される下り回線4、および移動局MS1〜
MSnから基地局BSへの通信を行う時に使用される上
り回線5でつながっている。下り回線4は、共通制御チ
ャネル,トラヒックチャネル,個別制御チャネルから構
成され、上り回線5は、共通制御チャネル,トラヒック
チャネル,個別制御チャネルから構成される。
S1〜MSnが電源立ち上げ時に最初に補足する止まり
木チャネルを含んだシステム的な制御情報を伝送する報
知チャネル、通話のための情報(課金情報,トラヒック
チャネルの番号,スクランブルコード等)を基地局BS
から移動局MS1〜MSnに一斉に伝送するページング
チャネル、および移動局の在圏セルが解った時に制御情
報を伝送するアクセスチャネルから構成される。トラヒ
ックチャネルは、ユーザー情報またはユーザーパケット
データを伝送するためのチャネルである。個別制御チャ
ネルは、トラヒックチャネルの呼接続や呼解放等の制御
情報を伝送するためのチャネルである。
S1〜MSnが在圏セルを解っている場合に、基地局B
Sに対して応答する信号として制御情報を伝送するアク
セスチャネルから構成される。トラヒックチャネルは、
移動局MS1〜MSnから基地局BSに対して応答する
信号で、ユーザー情報またはユーザーパケットデータを
伝送するための信号である。個別制御チャネルは、移動
局MS1〜MSnが基地局BSに応答する信号として制
御情報を伝送するための信号である。
BSの機能構成図である。図3および図4において基地
局BSはマッチトフィルタ(逆拡散)回路401と、移
動局毎に設定される拡散符号(#1〜#n)402と重
み付け同相合成回路403と、SIR測定回路404
と、比較回路405と、データ復調回路406と、TP
Cビット生成回路407と、継続的な通信が行われるま
でに使用される報知チャネル生成回路408と、データ
変調回路409と、拡散変調回路410と、アンテナ4
11と、交換局とのインターフェースである交換局イン
ターフェース回路412からなる。
からの通信可能なビットレート情報を割り出す基地局変
換手段4081を備える。SIR測定回路404は、干
渉電力から通信可能なビットレート情報を割り出す基地
局変換手段4041を備える。
基地局変換手段4081で割り出されるビットレート情
報は、報知チャネルフレームフォーマットに含まれる電
力情報中の干渉電力の値を基に次のように設定する。
1で割り出されるビットレート情報は、SIR測定回路
で測定されるSIRから次のように設定する。
設定される。
構成図である。図5および図6において、移動局MS1
は逆拡散回路501と、データ復調回路502と、演算
回路503と、表示回路504と、動作回路505と、
データ変調回路506と、移動局MS1固有の拡散符号
(#1)507と、電力増幅回路508と、継続的な通
信が行われるまで使用されるアクセスチャネル生成回路
509とアンテナ510からなる。
るビットレート情報,判定情報を通信の利用可能なサー
ビス情報,判定結果に変換する移動局変換手段5031
と、移動局変換手段5031で得たサービス情報,判定
結果が更新される毎にその情報を記憶させておく移動局
記憶手段5032とを含む。表示回路504は、移動局
記憶手段5032に対して、一定周期でアクセスしてそ
の情報が更新されていた場合に情報を移動局表示手段5
041に渡す移動局切替手段5042と、移動局切替手
段5042によって更新された通信の利用可能なサービ
ス情報,判定結果とユーザーが実際にサービスを利用す
る時に設定された項目とを確認する移動局表示手段50
41とを含む。動作回路505は、ユーザーが通信サー
ビスを利用する際に操作を行うキーボタン5051,ス
ピーカ5052,マイク5053を含む。
る。電力情報信号にビットレート情報ビットを付加す
る。ビットレート情報は通信伝送速度に応じ9.6kb
ps,28.8kbps,384kbps,2Mbps
等を設定し、移動局MS1の移動局表示手段5041に
は、9.6kbpsは通常の通話サービス、28.8k
bpsはパケットデータ伝送通信サービス、384kb
psは低速動画伝送通信サービス、2Mbpsは高速動
画伝送通信サービスを相当させ各々情報を表示する。
ある。TPCビット情報にビットレート情報と判定結果
を付加する。ビットレート情報は、通信伝送速度に応じ
9.6kbps,28.8kbps,384kbps,
2Mbps等を設定し、移動局MS1の移動局表示手段
5041には、9.6kbpsは通常の通話サービス、
28.8kbpsはパケットデータ伝送通信サービス、
384kbpsは低速動画伝送通信サービス、2Mbp
sは高速動画伝送通信サービスを相当させ各々情報を表
示する。判定結果はOK/NGを設定し、移動局MS1
の移動局表示手段5041には判定結果に相当した情報
を表示する。
である。TPCビット情報にビットレート情報と判定結
果を付加する。ビットレート情報は、通信伝送速度に応
じ9.6kbps,28.8kbps,384kbp
s,2Mbps等を設定し、移動局MS1の移動局表示
手段5041には、9.6kbpsは通常の通話サービ
ス、28.8kbpsはパケットデータ伝送通信サービ
ス、384kbpsは低速動画伝送通信サービス、2M
bpsは高速動画伝送通信サービスを相当させ各々情報
を表示する。判定結果はOK/NGを設定し、移動局M
S1の移動局表示手段5041には判定結果に相当した
情報を表示する。また情報信号に移動局MS1で選択情
報(ユーザーが利用するビットレート情報)を付加し、
比較回路で判定を行う際に用いる。
図面を参照して詳細に説明する。本発明の実施例の動作
は上記構成において、移動局MS1の在圏セルの通信環
境が良好であることを条件とする。
時の移動局MS1における動作フローチャートである。
て説明する。
り回線信号で基地局BS1から送信される報知チャネル
情報信号をアンテナ510で受信し、逆拡散回路501
で逆拡散し(図10のステップ81)、続けてデータ復
調回路502で報知チャネル情報信号の復調を行う(図
10のステップ82)。復調された情報信号のうち干渉
電力情報に含まれるビットレート情報を演算回路503
内の移動局変換手段5031で通信の利用可能なサービ
ス情報に変換する(図10のステップ83)。この時、
移動局MS1の在圏セルの通信環境は良好であったた
め、(公式a)に基づき基地局BS1からのビットレー
ト情報が384kbpsを示していたとする。変換され
たサービス情報を移動局記憶手段5032で記憶し(図
10のステップ84)、表示回路504内の移動局切替
手段5042は一定周期(基地局BS1から移動局MS
1への下り信号が伝送される毎)で移動局記憶手段50
32へアクセスし(図10のステップ85)、情報が更
新されていた場合には移動局表示手段5041に通知す
る(図10のステップ86)。このまま特にビットレー
ト情報が変化しない限り、移動局表示手段5041には
「低速動画伝送通信サービス」の情報が表示される。ま
た移動局MS1は下り回線信号にて報知チャネル情報を
受けた後、アクセスチャネル生成回路509で送信信号
を生成し(図10のステップ87)、データ変調回路5
06で変調し(図10のステップ88)、移動局MS1
固有の拡散符号(#1)507で拡散し(図10のステ
ップ89)、電力増幅回路508を経てアンテナ510
へ送信する。
開始する時の移動局MS1における動作フローチャート
である。
て説明する。
には、まず、動作回路505でキーボタン5051操作
により、発呼動作を行い、情報信号を生成する(図11
のステップ91)。その際に、ユーザーはこれから利用
する通信サービス情報の選択も行う。選択した情報は選
択情報として情報信号に付加される。この時、ユーザー
はこれから利用する通信サービスとして「低速動画伝送
通信サービス:384kbps」を選択したとする。選
択した情報を含めた情報信号をデータ変調回路506で
変調し(図11のステップ92)、拡散符号(#1)5
07で拡散し(図11のステップ93)、電力増幅回路
508を経てアンテナ510に送信する。その後、下り
回線信号で基地局BS1からの受信情報信号をアンテナ
510で受信し、逆拡散回路501で逆拡散し(図11
のステップ94)、続けてデータ復調回路502で復調
を行う(図11のステップ95)。復調した後、情報信
号に含まれているTPCビットデータの情報を取り出
し、電力増幅回路に送信電力制御の命令を伝える(図1
1のステップ96)。TPCビットに付加されたビット
レート情報と、判定結果は演算回路503の移動局変換
手段5031で通信可能なサービス情報と、判定情報に
変換する(図11のステップ97)。この時、移動局M
S1の在圏セルの通信環境は良好であったため、(公式
b)に基づき基地局BS1からのビットレート情報が3
84kbpsを示し、(公式c)に基づき判定結果はO
Kを示していたとする。変換されたサービス情報と判定
情報は移動局記憶手段5032で記憶し(図11のステ
ップ98)、表示回路504内の移動局切替手段504
2が一定周期(基地局BS1から移動局MS1への下り
信号が伝送される毎)で移動局記憶手段5032へアク
セスし(図11のステップ99)、情報が更新されてい
た場合には移動局表示手段5041に通知する(図11
のステップ9A)。この時、ビットレート情報として移
動局表示手段には「低速動画伝送通信サービス」と、判
定情報として判定結果OKの情報が表示される。この
時、ユーザーは表示された情報によってこのまま継続し
て通信を行うかどうかを自身で判断し(図11のステッ
プ9B)、継続が可能ならばそのまま通信を行うし(図
11のステップ91)、継続が不可能である時は呼切断
の動作を行う(図11のステップ9C)。本発明の実施
例ではユーザーの在圏セルの通信環境が良好であるた
め、ユーザーはその後も通信の継続を行ったものとする
(図11のステップ91)。
た時の基地局BS1における動作フローチャートであ
る。
て説明する。
の止まり木チャネルを補足するため、基地局BSの報知
チャネル生成回路408で報知チャネル情報信号を生成
し(図12のステップ101)、情報信号内の電力情報
をまず基地局変換手段4081でビットレート情報に変
換する(図12のステップ102)。ここで本発明の実
施例では移動局MS1の在圏セルの通信環境が良好であ
るため、(公式a)に基づき基地局BSで割り出したビ
ットレートは384kbpsとする。変換されたビット
レート情報を報知チャネル上のフレームフォーマットの
電力情報に付加し、データ変調回路409で変調し(図
12のステップ103)、更に拡散変調回路410で拡
散して(図12のステップ104)下り回線の報知チャ
ネル信号としてアンテナ411へ送る。
始する時の基地局BSにおける動作フローチャートであ
る。
説明する。
は、上り回線信号にてアンテナ411へ入力された情報
信号がマッチトフィルタ(逆拡散)回路401で拡散符
号#1(移動局MS1の拡散信号)402によって逆拡
散され(図13のステップ111)、重み付け同相回路
403にてRAKE合成され(図13のステップ11
2)、データ復調回路406で復調された後(図13の
ステップ113)、受信信号として交換局インターフェ
ース回路412に送られる。ここでデータ復調後に割り
出された移動局MS1におけるユーザーが実際に通信を
行うビットレート情報は384kbpsだったとする。
SIR測定回路404では希望受信電力,干渉電力,S
IRの測定を行い(図13のステップ114)、測定さ
れたSIRに対して比較回路405であらかじめ設定さ
れている目標SIRとの比較と、通信を行おうとするビ
ットレート情報の判定を行う(図13のステップ11
5)。比較,判定した結果に基づき、TPCビット生成
回路407では測定したSIRが大きい(小さい)場合
に、移動局MS1に対して送信電力を下げる(上げる)
ようにTPCビットと、測定したビットレート情報,判
定結果の設定を行う(図13のステップ116)。(測
定したビットレート情報と判定結果はTPCビットに付
加する。)この時、基地局BS1が設定したビットレー
ト情報は(公式b)に基づき384kbps、(公式
c)に基づき判定結果はOK(通信の継続可能)とす
る。その後、交換局からの送信信号が交換局インターフ
ェース回路412に送られると、TPCビットデータと
併合させ(図13のステップ117)、下り回線信号用
の情報信号としてデータ変調回路409で変調し(図1
3のステップ118)、拡散変調回路410で拡散し
(図13のステップ119)、送信信号としてアンテナ
411へ送る。
局の報知チャネル生成回路内に基地局変換手段と、SI
R測定回路内に基地局変換手段と、比較回路を備えるこ
とにより、通信可能なビットレート情報と、継続可能で
あるかどうかを判定した情報とを割り出すことができ
る。これにより、ユーザーが在圏セルにおいて自身の利
用可能な通信情報サービスと利用すべき通信サービスが
継続可能であるかどうかを判断できる。この結果、ユー
ザーが無線通信を行うにあたって、ユーザー自身の誤操
作を妨げ、また通信劣化によって通信の途中で途切れて
しまう状況を減らし、余分な通信費用を抑えることがで
き、ひいては顧客満足度を向上させることができる。更
に携帯端末機の低消費電力化と、携帯端末機の操作性を
向上させることもできる。また表示された情報によりユ
ーザーが在圏セルの通信環境が「極端に悪い」と判断し
た場合には、ユーザー自身が自発的に良好な通信環境を
求めることによって、自身の通信品質の劣化を防ぐこと
もできるのである。
力制御の概念図である。
成図である。
図である。
回路の内部構成図である。
成図である。
成図である。
構成図である。
ーム構成図である。
レーム構成図である。
を立ち上げた時の移動局MS1における動作フローチャ
ートである。
的な通信を開始する時の移動局MS1における動作フロ
ーチャートである。
を立ち上げた時の基地局BSにおける動作フローチャー
トである。
的な通信を開始する時の基地局BSにおける動作フロー
チャートである。
Claims (7)
- 【請求項1】在圏セル内に基地局と複数の移動局が存在
し、これらの移動局が基地局との間でW−CDMA方式
によって無線通信を行う移動通信システムにおいて、 開ループ送信電力制御、閉ループ送信電力制御の2方式
の送信電力制御の際に、干渉電力を測定し,SIR(希
望受信電力対干渉電力比)に基づき、通信可能なビット
レート情報を割り出し、通信が継続可能かどうかを判定
し、前記通信可能なビットレート情報と判定結果を移動
局に送信する基地局と、これから行おうとする通信サー
ビス情報をビットレート情報に変換して前記基地局に送
信し、前記基地局から割り出されたビットレート情報と
判定結果を受信してディスプレイに表示するための変換
作業を行う移動局を有することを特徴とする移動通信シ
ステム。 - 【請求項2】基地局は、開ループ送信電力制御の際に通
信可能なビットレート情報を割り出すための基地局変換
手段を報知チャネル生成回路内に備え、閉ループ送信電
力制御の際に通信可能なビットレート情報を割り出すた
めの基地局変換手段をSIR測定回路内に備え、ユーザ
ーが利用しようとする通信サービスが実際に継続可能か
どうかを判断する比較回路を備えたことを特徴とする請
求項1記載の移動通信システム。 - 【請求項3】基地局は、移動局が電源を立ち上げた際
に、通信可能なビットレート情報を報知チャネルのフレ
ームフォーマットの電力情報に付加し、移動局への下り
回線信号として送信し、移動局が継続的な通信を開始し
た時には、通信可能なビットレート情報と通信の継続可
能かどうかの判定結果情報を情報信号チャネルのフレー
ムフォーマットのTPCビット(送信電力制御ビット)
に付加し、移動局への下り回線信号として送信すること
を特徴とする請求項1または2記載の移動通信システ
ム。 - 【請求項4】移動局は、閉ループ送信電力制御の際に基
地局からの下り回線信号で送信されるビットレート情報
と、閉ループ送信電力制御の際に送信されるビットレー
ト情報と判定結果情報とをディスプレイに表示させるた
めの移動局変換手段と、その情報を記憶しておく移動局
記憶手段とを有する演算回路を備え、情報が更新されて
いた場合に移動局記憶手段に入力されている情報を読み
出す移動局切替手段と、ディスプレイへ表示する移動局
表示手段とを有する表示回路を備えたことを特徴とする
請求項1,2または3記載の移動通信システム。 - 【請求項5】移動局は継続的な通信を開始した時に、こ
れから利用しようとする通信サービスをビットレート情
報として基地局へ知らせるためのキーボタンを有する動
作回路を備え、移動局で生成する情報信号チャネルのフ
レームフォーマットの情報信号に付加し、基地局への上
り回線信号として送信することを特徴とする請求項1〜
4のいずれかに記載の移動通信システム。 - 【請求項6】基地局は、移動局が継続的な通信を開始し
た時に、上り回線信号で送信される情報信号チャネルの
フレームフォーマットの情報信号に付加されたビットレ
ート情報を割り出すためのデータ復調回路を備えたこと
を特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の移動通信
システム。 - 【請求項7】基地局で割り出されるビットレート情報
は、開ループ送信電力制御において、報知チャネルのフ
レームフォーマットの電力情報中の干渉電力、閉ループ
送信電力制御において、基地局のSIR測定回路で測定
するSIR(希望受信電力対干渉電力比)に基づき、判
定結果情報は移動局からのビットレート情報と、基地局
で割り出したビットレート情報に基づくことを特徴とす
る請求項1〜6のいずれかに記載の移動通信システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP09313226A JP3123961B2 (ja) | 1997-11-14 | 1997-11-14 | W−cdma方式によって無線通信を行う移動通信システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP09313226A JP3123961B2 (ja) | 1997-11-14 | 1997-11-14 | W−cdma方式によって無線通信を行う移動通信システム |
Publications (2)
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