JP3123779U - うちわ - Google Patents

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Abstract

【課題】 風を送る機能の他に他の使用方法に利用できるうちわを提供する。
【解決手段】 複数本の骨材5を所要の間隔をあけて配した扇体4と、この扇体4の外周の一部から突出した取っ手6と、前記扇体4の表裏面に貼り付けられるシート7とを備え、扇体、取っ手及びシートが生分解性材料からなり、前記扇体の骨材の間に草花の種子8を保持してなるうちわ。
【選択図】 図5

Description

本考案は、日常の使用の他に、新たな使用対象を提供するうちわに関する。
うちわは、棒状の柄部と、複数本の骨材を放射状に並べた扇体とからなり、この扇体の根本に前記柄部の一端を一体化して、扇体の表裏面に紙を貼り付けたものが一般的であり、主要部が紙で形成され、例えば雨や水に濡れても強靱なうちわなどが提案されている(例えば、特許文献1参照)。これは、紙板からなる板状芯材の表裏に、透明な保護シートを完全に被着して扇部を形成し、その一側に柄部を取り付て、板状芯材が紙板で形成されていても、保護シートにより覆ってあるので、雨や水に当たったときに水分を吸収することなく、強靱に保たれる。
実開平5−68320号公報
ところで、上記特許文献1のうちわは、雨水への耐性については考慮されているが、他の用途については考慮されていない。
本考案は、風を送る機能の他に従来想到されていない新たな使用対象に利用できるうちわを提供することを目的としている。
上記目的を達成するため、本考案のうちわは、複数本の骨材を所要の間隔をあけて配した扇体と、この扇体の外周の一部から突出した取っ手と、前記扇体の表裏面に貼り付けられるシートとを備え、前記扇体の骨材の間に植物の種子を保持してなることを特徴とする。
また本考案のうちわは、複数本の骨材を所要の間隔をあけて配した扇体と、この扇体の外周の一部から突出した取っ手と、この取っ手の先端および前記扇体の外周部の複数箇所を、この外周部よりも肉厚の薄い弱化部を介して支持する枠体と、少なくとも前記扇体を含む前記枠体の表裏面に貼り付けられるシートとを備え、前記扇体の骨材の間に植物の種子を保持してなることを特徴とする。
また、本考案のうちわは、円形状の扇体と、この扇体の外周の一部から突出した取っ手と、前記扇体の表裏面に貼り付けられるシートとを備え、前記扇体には、少なくとも表裏面の一方に開口した穴が形成されており、この穴に植物の種子が収容されることを特徴とする。
また、前記取っ手または前記扇体には、前記種子を土中に埋める際に、地面に合わせることで種蒔き深さを明示する目印が付されていることを特徴としている。
また、前記扇体、取っ手、枠体およびシートが生分解性材料からなることを特徴としている。
また、前記扇体、取っ手及び枠体が、生分解性プラスチックからなり、シートが紙からなることを特徴としている。
さらに、前記取っ手に前記植物の名称表示部が形成されてなることを特徴としている。
本考案のうちわは、複数本の骨材を所要の間隔をあけて配した扇体と、この扇体の外周の一部から突出した取っ手と、前記扇体の表裏面に貼り付けられるシートとを備え、前記扇体の骨材の間に植物の種子を保持してなるので、うちわとして使用することができるとともに、植物の種子を植栽するのに好適に使用することができる。
また、本考案によるうちわは、取っ手の先端および扇体の外周部の複数箇所が、弱化部を介して枠体に支持されており、少なくとも扇体を含む枠体の表裏面がシートにて覆われているので、このシートに切手を貼ることにより、はがき形郵便物として使用することができる。
また、弱化部を折損させて枠体から扇体および取っ手を切り離すと、うちわとして使用することができる。
また、前記取っ手または前記扇体には、前記種子を土中に埋める際に、地面に合わせることで種蒔き深さを明示する目印が付されているので、種子を適正な深さに配置することが容易となる。
また、骨材の間に植物の種子を保持しているので、扇体側を土中に埋めておくと、シートが溶けるに伴って種子に水分や養分が与えられ、植物を成育させることができる。
また、扇体およびシートが生分解性材料からなるので、周囲環境を悪化させる問題がなくなる。
また、取っ手に植物の名称を表示しているので、この取っ手を露出させて全体を土中に埋めると、何の種子が植え付けられているかを知ることができる。
以下、本考案のうちわの実施形態について、図面を参照しながら詳述する。
図1は、本考案の一実施形態に係るうちわを示す展開斜視図、図2は、同うちわを示す平面図である。
本実施形態のうちわ3は、枠体2とともに形成し、シート7を貼り付けることにより、はがき用うちわ1を構成する。
このはがき用うちわ1は、矩形状の枠体2と、扇体4、取っ手6および弱化部2aが一体化されるように、生分解性プラスチックを用いて成型加工される。
なお、弱化部2aは、扇体4の外周部4bよりも薄い肉厚とされ、扇体4の外周部4bにおける中央および左右側と、取っ手6の先端6aとの4箇所に形成されている。
この弱化部2aは、他よりも薄肉のため、折損したり切除し易く、扇体4および取っ手6を枠体2から容易に切り離すことができる。
扇体4は略円形状で、要(かなめ)部4aから外周部4bに向けて複数本の骨材5を放射状に延出している。
なお、骨材5は、外周部4bと同じ肉厚に形成され、全体を偏平に保っている。
取っ手6は細長の板状で、要部4a側の外周部4bから扇体4の長さ方向に延出している。
なお、この取っ手6は、表裏面がほぼ偏平であり、先端6aから外周部4b側に向けて、後述の種子8に関する草花の名称を記入可能となっている。
シート7は、枠体2を覆う矩形状に形成され、2枚1組の生分解性フィルムあるいは和紙などの紙を用いている。
生分解性フィルムとしては、前記生分解性プラスチックであり、本例では、半透明のフィルムを使用している。
このシート7は、図1、図4に示すように、まず、1枚目を枠体2の裏面2cに貼り付ける。そして、骨材5の間に適当な間隔をあけて草花の種子8を横一列に置いておく。
次に、枠体2の表面2bに2枚目のシート7を貼り付ける。すると、表裏面2b,2cの全体を覆うシート7,7の間に多数の種子8が保持される。
このように形成されたはがき用うちわ1は、図2に示す如く扇体4および取っ手6に沿ってミシン目4cを入れておく。また、表面2b側のシート7に郵便番号のサイン9を記入する。
そして、切手10を貼るとはがき形の郵便物として使用することができる。
このはがき用うちわ1は、矩形状であるから、はがきと同様の感覚で使用することができ、内容記載のスペースも広く使用することができる。
はがきとして受け取った後に弱化部2aを折損し、ミシン目4cに沿ってシート7を切除すると、扇体4と取っ手6とが枠体2から簡便に切り離される。
これにより、うちわ3が形成されるので、使用者が取っ手6を把持して扇ぐことができる。
このうちわ3のシート7が、透明または半透明である場合は、使用者がシート7の間に種子8のあることに気づき易い。
そして、扇体4の骨材5の間に草花の種子8を保持し、種子8から取っ手6の基端6bの目印6cまでの距離13が種子8を植栽するに適する深さとされている場合は、使用者が種子8を育てようとするとき、取っ手6を露出させて扇体4全体を目印6cまで土中Gに埋めておくことで、適正な深さに植栽することができる。
植栽すると、種子8に水分や養分が与えられ、草花を成育させることができる。
この際、取っ手6に草花の名称を表示する表示部12を形成している場合は、何の種を植え付けたかを容易に知ることができ、別途札を立てる必要がない。
そして、扇体4および取っ手6は、生分解性プラスチックにより形成され、シート7は生分解性フィルムで形成されている。
この生分解性プラスチックや生分解性フィルムは、でんぷんやセルロースなど天然素材を主成分にしているバイオプラスチックが好適に使用される。
このバイオプラスチックは、微生物により水と炭酸ガスに完全分解され、ダイオキシンなどの有害物質の発生を抑制する。
よって、うちわ3を土中Gに埋めると、時間とともに分解され周囲環境を汚染することがない。
なお、本考案は上記の各実施形態に限定されず、本考案の趣旨を逸脱しない範囲で、種々の変更が可能である。
以下、本考案のうちわの変形例について説明する。なお、本変形例のうちわは、基本的には上記実施例のうちわと同様の構成であり、同じ部材には同じ符号を付して説明する。
本変形例のうちわは、図6に示すように、扇体4の下端部が閉塞されている。そして、この閉塞された板状面21には、表裏面に開口する細長い穴22が形成されており、この穴22に種子8が収容される。そして、扇体4の表裏面にシート7,7が貼り付けられる。この際、シート7の全部または穴22の周囲を透明にすることで、種子8を視認することができる。
本変形例のうちわ3は、図7に示すように、取っ手6側から土中Gに埋め込まれる。この際、扇体4の表裏面に貼り付けられたシート7,7の少なくとも一方に、たとえば点線で目印23が付されており、この目印23までうちわ3が土中Gに埋め込まれる。これにより、種子8は適した地中深さに配置される。
本変形例のうちわ3は、取っ手6側から土中に埋め込まれることで、シート7に印刷や記載された文字24や絵などが地上に露出する。よって、広告効果も得ることが可能である。
本考案の一実施形態に係るはがき用うちわを示す展開斜視面図である。 同はがき用うちわを示す平面図である。 うちわを示す斜視図である。 図3のIV−IV線に沿った断面図である。 うちわを植栽して使用する状態を示す正面図である。 本考案のうちわの変形例を示す正面図であり、シートを省略して示している。 図6のうちわを植栽して使用する状態を示す正面図である。
符号の説明
2 枠体
2a 弱化部
2b 表面
2c 裏面
4 扇体
4b 外周部
5 骨材
6 取っ手
6a 先端
7 シート
8 種子

Claims (7)

  1. 複数本の骨材を所要の間隔をあけて配した扇体と、この扇体の外周の一部から突出した取っ手と、前記扇体の表裏面に貼り付けられるシートとを備え、前記扇体の骨材の間に植物の種子を保持してなるうちわ。
  2. 複数本の骨材を所要の間隔をあけて配した扇体と、この扇体の外周の一部から突出した取っ手と、この取っ手の先端および前記扇体の外周部の複数箇所を、この外周部よりも肉厚の薄い弱化部を介して支持する枠体と、少なくとも前記扇体を含む前記枠体の表裏面に貼り付けられるシートとを備え、前記扇体の骨材の間に植物の種子を保持してなるうちわ。
  3. 円形状の扇体と、この扇体の外周の一部から突出した取っ手と、前記扇体の表裏面に貼り付けられるシートとを備え、
    前記扇体には、少なくとも表裏面の一方に開口した穴が形成されており、この穴に植物の種子が収容される
    ことを特徴とするうちわ。
  4. 前記取っ手または前記扇体には、前記種子を土中に埋める際に、地面に合わせることで種蒔き深さを明示する目印が付されている
    ことを特徴とする請求項1から請求項3までのいずれかに記載のうちわ。
  5. 前記扇体、取っ手、枠体およびシートが生分解性材料からなる
    ことを特徴とする請求項1から請求項4までのいずれかに記載のうちわ。
  6. 前記扇体、取っ手及び枠体が、生分解性プラスチックからなり、シートが紙からなることを特徴とする請求項1から請求項5までのいずれかに記載のうちわ。
  7. 前記取っ手に前記植物の名称表示部が形成されてなることを特徴とする請求項1から請求項6までのいずれかに記載のうちわ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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