JP3123455U - 識別色を有する工具等 - Google Patents

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実 阿刀田
輝美 大久保
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有限会社ピー・エム・シーサービス
有限会社納諾相研究所
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Abstract

【課題】 サイズ,番手や形状,形態を識別するためにその一部に色彩表示部を有する工具等に関するものであり、色彩表示部として着色のシュリンクチューブを用いた識別色を有する工具等を提供する。
【解決手段】 色彩表示部1の形成を必要とするビットドライバ100の主に軸部4に、この外径よりも大径の内径を有する着色のシュリンクチューブ1aを被せ、加熱することによりシュリンクチューブ1aが軸部4等に固着し、色彩表示部1が形成される。
【選択図】 図1

Description

本考案は、ドライバ等の工具等に係り、特にその寸法や形状を識別するための色彩表示部を有する識別色を有する工具等に関する。
図3に示すように、例えば、ねじ廻し用の工具100aとしては先端にビット部2を有し、基端側に把持部(ホルダ部)3を有しその中間に軸部4を有するものがある。この工具100aはビットドライバとして広く使用されると共に、その形状や寸法多岐にわたって存在する。特に、その寸法は番手と称し、各種の番手のものがある。番手はねじ廻しされるねじ(図略)の溝に嵌り込むビット部2を対応するものであり、ねじの溝としては各種の大きさを(サイズ)があるため、これに対応する寸法(番手)のものが存在する。即ち、ビットドライバとしては各種の番手のものが存在している。なお、ビットドライバに関する公知技術としては多くのものが存在するが、例えば、「特許文献1」の如きものが挙げられる。また、シュリンクチューブに関する公知技術として「特許文献2」が挙げられる。
登録実用新案第3115607号(図1) 特開平10−119192号(図1)
従来のビットドライバは「特許文献1」に示すように「カラービット」に関するものであり、その「図1」に示すように中央部のA箇所に色彩を設けたものである。これにより、ビットドライバの番手ごとに色分けすることが出来、単一の工具箱の中に混在しているビットドライバから所望のものを取り出すことができる。しかしながら、この「カラービット」の場合には次の問題点がある。
着色塗装をするためには、まず工具等の脱脂や脱塵する必要であり、塗装時においては工具等の色彩表示部に色彩もれのないように全体をもれなく均一に塗装することが必要であり、更に非色彩部に対しては予めマスキングすることが必要であり、かつ塗装後にこれを除去しなければならず、作業工程が複雑となり、多くの作業時間を必要とする。
また、塗装時には溶剤が発散すると共に乾燥工程においても溶剤の発散が生じ、環境衛生上の問題が生ずる。また、工具等に付着しないで周囲に発散された塗料を回収又は廃棄する必要があり、この廃棄処分に多くの手間を要し、かつ環境衛生上の問題をクリアする必要もある。
本考案は、以上の各種の問題点を解決すべく考案されたものであり、公知のシュリンクチューブを用いてこれを色彩表示部として使用し、識別性の確保と作業性の向上及び安全衛生上の向上を図るようにした識別色を有する工具等を提供することを目的とする。
本考案は、以上の目的を達成するために、請求項1の考案は、サイズ,番手や形状,形態を識別するための色彩表示部を部分的に設けてなる工具,道具(以下、工具等という)であって、該工具等の前記色彩表示部が色違いの着色シュリンクチューブからなることを特徴とする。
また、請求項2の考案は、前記工具等がねじ廻し用のビットドライバである場合において、前記ドライバのビット部及び把持部を除く箇所に前記色彩表示部が形成されることを特徴とする。
本考案の請求項1の識別色を有する工具等によれば、色彩表示部として着色シュリンクチューブを用いることにより塗色が不必要となり、かつシュリンクチューブは加熱によって縮寸し、本体側に確実に固着するものであり、加熱によるガス発生もなく、無害であり、かつ作業性も極めてよい利点を有する。シュリンクチューブとしては比較的安価な既製品があり、各種の色及びサイズのものを容易に入手でき、塗装色のものに較べて極めて安価に実施することができる。また、塗装色のもののように使用により脱色することもない。また、全体の美観も塗装色以上又は同等に形成される。
また、請求項2の識別色を有する工具等によれば、番手の多いビットドライバに適用することにより、その識別が極めて容易にでき、単一の工具箱に混在していても所望のものを容易に見つけ出して使用することができる。
以下、本考案の識別色を有する工具等の実施の形態を図面を参照して詳述する。以下の実施例では工具等としてビットドライバを採用したが工具等については勿論これに限定するものではない。
図1は色彩表示部1にシュリンクチューブ1aを用いたものを示す。
ビットドライバ100は図示のように先端部にビット部2を形成し基端側に例えば断面六角形状の把持部3を形成し、ビット部2と把持部3との間に断面用形状の軸部4を形成したものからなる。
色彩表示部1としてのシュリンクチューブ1aは図1に示すように主として軸部4にこれを被包して形成されるが、把持部3の先端側を覆って形成されてもよい。即ち、シュリンクチューブ1aはビット部2の全体と把持部3のほぼ全体を残した状態で軸部4を覆って形成される。なお、シュリンクチューブ1aは中空状のチューブからなり、その色彩は任意のものがあり、肉厚も各種厚みのものがある。また、材質としては一軸延伸材の樹脂体からなり、シュリンク時における加熱によっては縮寸するのみで特別なガスを発生することがなく無害である。
次に、図2(a),(b),(c)により、シュリンクチューブ1aによる色彩表示部1の形成方法を説明する。まず、色彩表示部1を形成する必要のあるビットドライバ100を準備し、これに嵌め込むシュリンクチューブ1aを選択する。このシュリンクチューブ1aはその内径がビットドライバ100の軸部4の外径より若干大きなものからなり、色彩は所望のもの(番手に対応したもの)からなる。なお、図1に示すように把持部3の先端側もシュリンクチューブ1aにより覆う場合には、シュリンクチューブ1aの内径は軸部4のみのものよりも前述の場合よりもやや大径のものが適用される。
図2(b)は以上のシュリンクチューブ1aを対象とするビットドライバ100の被包箇所に挿入した状態を示す。この状態でシュリンクチューブ1aを加熱すると図2(c)に示すようにシュリンクチューブ1aは縮寸し、軸部4や把持部3の一部に固着される。以下、自然乾燥により図1に示した色彩表示部1を有するビットドライバ100が完成される。
以上のように、本考案における色彩表示部1の形成作業は極めて容易であり、前記の塗装による色彩表示部に較べて作業性もよく、安全であり、環境衛生上の問題も生じない。また、色彩表示部1はシュリンクチューブ1aからなり、その色彩のバラツキは生じない。そのため、塗装色のものに較べて美観も高い。更に、使用による摩耗についても塗装色のものに較べてはるかに少ない。更に、シュリンクチューブ1aとして特殊なものを採用することにより、すべり止め機能や殺菌機能、更に発光機能を有するものもあり、用途に応じて種々の機能を併用した色彩表示部1を形成することができる。
本考案の色彩表示部を有する工具等については前記の実施例のビットドライバに限定するものでなく、シュリンクチューブの挿入可能で、かつ識別性を必要とするすべての工具や道具に適用され、その利用範囲は極めて広い。
本考案の色彩表示部を有するビットドライバを示す正面図。 本考案の色彩表示部を有するビットドライバの作成方法を説明する模式図(a),(b),(c)。 従来のビットドライバの正面図。
符号の説明
1 色彩表示部
1a シュリンクチューブ
2 ビット部
3 把持部
4 軸部
100 ビットドライバ

Claims (2)

  1. サイズ,番手や形状,形態を識別するための色彩表示部を部分的に設けてなる工具,道具(以下、工具等という)であって、該工具等の前記色彩表示部が色違いの着色シュリンクチューブからなることを特徴とする識別色を有する工具等。
  2. 前記工具等がねじ廻し用のビットドライバである場合において、前記ドライバのビット部及び把持部を除く箇所に前記色彩表示部が形成されることを特徴とする請求項1に記載の識別色を有する工具等。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0584180A (ja) * 1991-09-25 1993-04-06 Mitsubishi Electric Home Appliance Co Ltd 電気掃除機用床ブラシ
JP2012078587A (ja) * 2010-10-01 2012-04-19 Masashi Nakano 表示シートの施工工事に用いられる治具および表示シートの施工方法
JP2015521099A (ja) * 2012-04-16 2015-07-27 ノードソン コーポレーションNordson Corporation カラーコード付きノズルアダプター及び位置決め器具

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