JP3123259U - ハイブリッドステッキ(目の不自由な方々の誘導杖) - Google Patents
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Abstract
【課題】 目の不自由な方々が1人で、安全に自由に何処へでも行動出来る杖の作成である。
【解決手段】 杖の先端に360°自由回転するマウス型ローラを配置し、前方上方向エリアセンサーにて前方部と上方向の(腰〜頭部分)安全を計り、転倒防止にはマウス型ローラと杖先端とによる、機械式緊急ストッパー機能でカバーし、携帯電話機能を存分に利用して、目の不自由な方々の自由行動を可能にし、尚且つエマージェンシー対応をも計りより安全な構造とした。
【選択図】図3
【解決手段】 杖の先端に360°自由回転するマウス型ローラを配置し、前方上方向エリアセンサーにて前方部と上方向の(腰〜頭部分)安全を計り、転倒防止にはマウス型ローラと杖先端とによる、機械式緊急ストッパー機能でカバーし、携帯電話機能を存分に利用して、目の不自由な方々の自由行動を可能にし、尚且つエマージェンシー対応をも計りより安全な構造とした。
【選択図】図3
Description
本考案は、目の不自由な方々が自由に安心して行動できるようにする為の、福祉器具の分野に属します。
これ以降は添付図面 図1・2・3・4・5 を参照の上で説明する。
図1にて白杖使用者の基本動作を説明する、白杖使用者は歩行約2歩前の約肩幅(品番W1)よりを少し大きめの範囲を、白杖にて手探り状態にて歩行している。
図1にて示すように、目の不自由な方々が歩行する場合、従来の白杖の場合、歩行者の腰から頭部分にあたる部分(品番X1)ついては、無防備の状態であり、店の突き出し看板・トラックのサイドミラー 等には全くの無防備で有った。
図2にて示すように、1輪.2輪キャスターを使用した目の不自由な方々用の杖は有りますが、甚だ不安定な走行状態であり、安心して使用出来る形状では無いのが実状で有る。
図2で示すように、前方向エリア(品番E1)を検地して、階段・壁・人物等を検地する形の物は有るが、歩行者の腰から頭部(図1品番X1)までを検地して安全をは計るものは無かった。
目の不自由な方々が付添いのヘルパーさんの手を借りずに、安全に何処へでも自由に行動出来るようにすることで有ります。
図3にて示すように、本考案の杖は転がし移動歩行で有り、ある程度の重量は苦に成りません。
図3にて本考案の杖本体の構造を説明する、杖(品番31)はスプシングバネ(品番32)を介してローラ保持具(品番33)と接続され、ローラ保持具(品番33)にマウス形ローラ(品番35)はベアリング(品番36)にて360°方向の安定走行が確立された形にて接続されており、杖の先端とマウス形ローラとの間には標準使用時にはδ1の隙間を設けて有ります。
目の不自由な方々の歩行に際しては、細段差でも転倒の恐れが有ります、そこで、細段差検出装置(品番DLS)を設けて、細段差の大小を段差検出器(品番θS)で計り、振動発信器(品番VM1)にて検地出来るようにした、上側・下側 方向と段差の大小は振動発信器(品番VM1)の振動周波数と強弱にて検地出来る形とした、但し砂利道等の凸凹道ではかえって邪魔な機能となるので、この装置には使用・不使用釦(品番DLSW)を設けて、選択使用とした。
杖の中間部分よりやや下側に、斜め前方向上側に向けてエリア(品番E2)を検地出来るセンサー(品番ES)を設けることにより、前方向の 階段・壁・人物 等はもとより、図1にて示す腰から頭部分にあたる危険ヶ所のエリア(品番X1)をも、カバー出来るセンサー配置とし、振動発信器(品番VM2)にて検地出来る形とした。
図3にて説明する。杖の中間部分よりやや上側に携帯電話(動画カメラ付)(品番CC)を設けて、コントロールセンター(品番CS)に居るオペレーター(品番37)と携帯電話(品番CC)とパソコン(品番PC)による双方向通信(品番TR1とTR2)により、歩行者は自由に何処へでも行動出来る機能が確立された。
図3・図4にて説明する。目の不自由な方々が転倒しそうになった場合、杖には上〜下方向の荷重(品番SD)が掛かります、その場合 作動スプリング(品番32)が圧縮変形を発生して杖とマウス形ローラとの隙間(品番δ1)が無くなり杖の先端がマウス形ローラ(品番35)を押しつぶす形(図4図中のF部)と成り、杖の先端とマウス形ローラと摩擦抵抗が発生し、マウス形ローラ(品番35)は固定された状態と成り、使用者の転倒防止が確保される構造とした。
図3にて説明する、目の不自由な方々が万が一迷子になってしまった場合は、杖に予め埋めこんで有る、位置確認装置(品番ICT)にて大まかな存在位置が確認可能で有り、杖使用者および介護に当たる人々により安全と安心感を与える構造で有り、使用者の身元も品番ICTによって判別可能な構造とした。
勿論のことで有るが携帯電話(品番CC)にGPS機能が搭載されている場合には、位置確認装置(品番ICT)を別途に設ける必要は無くなります。
勿論のことで有るが携帯電話(品番CC)にGPS機能が搭載されている場合には、位置確認装置(品番ICT)を別途に設ける必要は無くなります。
図3にて説明する、目の不自由な方々が夜間歩行する場合には、夜間歩行安全灯釦(品番EMI)を押すことにより、夜間安全灯(品番EML)が点灯しより安全な夜間歩行が可能と成った。
図3にて説明する、目の不自由な方々が緊急歩行不可能と成った場合には、緊急コール釦(品番EM2)を押すことにより、夜間安全灯(品番EML)の点灯と、緊急コール(品番CC)が作動して、・緊急ブザー若しくは・助けてコールが作動して、使用者の安全と安心感を与える構造を施した。
図4にて説明する、マウス形ローラとベアリングはマウス形ローラ取付蓋(品番34)をボルトビス(品番BB)を取外すことにより、簡単に取出すことが出来るように組立られており、悪天候時の使用による泥詰まり等による、マウス形ローラの回転不良に速やかに補修出来る構造とした。
以上〔0009〕〜〔0018〕にて記載した考案説明により、〔請求項1〕〜〔請求項8〕の課題は解決され、使用可能状態と成った。
11 白杖使用の目の不自由な方々を示す
12 従来から使用されている白杖をしめす
W1 白杖の左右移動検地範囲を示す
X1 目の不自由な方々の危険部分を示す
H1 危険部分の高さ方向を示す
H2 危険部分の高さ範囲を示す
L1 危険部分の前方向を示す
L2 危険部分の前方長さ範囲を示す
W2 危険部分検地の前方左右範囲を示す
21 現在パテント認可されているローラ使用形杖をしめす
22 前・左右検地センサー
23 品番22センサーよりの検地振動発信器
24 品番22センサーの使用ON・OFF作動釦
31 本考案のハイブリッドステッキ
32 スプリングバネ
33A ローラ保持具の全体を示す
33B ローラ保持具のベアリングセット位置具を示す
34 マウス形ローラ取付蓋
BB ボルトビス
35 マウス形ローラ
36 ベアリング
37 オペレーター
DLS 細段差検出装置
N 細段差検出装置標準位置
U 細段差検出装置上側移動位置を示す
D 細段差検出装置下側移動位置を示す
FD 細段差検出装置自由落下位置を示す
θS 段差検出器(細段差の大小を角度で検出)
δ1 杖の先端とマウス形ローラとの標準隙間
SU 杖に掛かる下方向の荷重
SD 杖に掛かる上方向の荷重(杖の標準位置である)
F 杖の先端がSD荷重によりマウス形ローラに接触した部分を示す
ES 前方上方向エリアセンサー
H3 本考案の危険検地部分の前上方向エリアセンサーの高さ寸法を示す
W3 本考案の危険検地部分の前方向左右範囲を示す
CC 携帯電話(動画カメラ機能付)
E2 前方上方向検地エリアを示す
E3 前方上方向エリア撮影範囲を示す
PC パソコン(パーソナルコンピューター)
CS コントロールセンター
TR1 送信電波(送信者側)
TR2 送信電波(オペレーター側)
EP イヤフォン
M1 送信者側マイクロフォン
M2 オペレーター側マイクロフォン
ICT 位置確認装置
EM1 夜間歩行安全灯釦
EM2 緊急安全釦
EML 夜間安全灯
EMC 緊急コール(・ブザー若しくは・助けてコール)
BAT バッテリー(電源)
VM1 振動発信器(細段差検出器用)
VM2 振動発信器[エリア2(E2)検出器用]
DLSW 細段差検出装置使用釦(ON・OFF)
GL グランドレベル
12 従来から使用されている白杖をしめす
W1 白杖の左右移動検地範囲を示す
X1 目の不自由な方々の危険部分を示す
H1 危険部分の高さ方向を示す
H2 危険部分の高さ範囲を示す
L1 危険部分の前方向を示す
L2 危険部分の前方長さ範囲を示す
W2 危険部分検地の前方左右範囲を示す
21 現在パテント認可されているローラ使用形杖をしめす
22 前・左右検地センサー
23 品番22センサーよりの検地振動発信器
24 品番22センサーの使用ON・OFF作動釦
31 本考案のハイブリッドステッキ
32 スプリングバネ
33A ローラ保持具の全体を示す
33B ローラ保持具のベアリングセット位置具を示す
34 マウス形ローラ取付蓋
BB ボルトビス
35 マウス形ローラ
36 ベアリング
37 オペレーター
DLS 細段差検出装置
N 細段差検出装置標準位置
U 細段差検出装置上側移動位置を示す
D 細段差検出装置下側移動位置を示す
FD 細段差検出装置自由落下位置を示す
θS 段差検出器(細段差の大小を角度で検出)
δ1 杖の先端とマウス形ローラとの標準隙間
SU 杖に掛かる下方向の荷重
SD 杖に掛かる上方向の荷重(杖の標準位置である)
F 杖の先端がSD荷重によりマウス形ローラに接触した部分を示す
ES 前方上方向エリアセンサー
H3 本考案の危険検地部分の前上方向エリアセンサーの高さ寸法を示す
W3 本考案の危険検地部分の前方向左右範囲を示す
CC 携帯電話(動画カメラ機能付)
E2 前方上方向検地エリアを示す
E3 前方上方向エリア撮影範囲を示す
PC パソコン(パーソナルコンピューター)
CS コントロールセンター
TR1 送信電波(送信者側)
TR2 送信電波(オペレーター側)
EP イヤフォン
M1 送信者側マイクロフォン
M2 オペレーター側マイクロフォン
ICT 位置確認装置
EM1 夜間歩行安全灯釦
EM2 緊急安全釦
EML 夜間安全灯
EMC 緊急コール(・ブザー若しくは・助けてコール)
BAT バッテリー(電源)
VM1 振動発信器(細段差検出器用)
VM2 振動発信器[エリア2(E2)検出器用]
DLSW 細段差検出装置使用釦(ON・OFF)
GL グランドレベル
Claims (8)
- 杖の先端(地表面に接する部分)に360°方向に安定して自由稼動可能なマウス形ローラ(パソコン用マウス形)を設けて、杖を転がして移動する形とした。
- 杖の先端に細かな段差検出装置を設置した。
- 杖のやや下側部分に、前方検地を兼ねた上方検地センサーを設けて、前方向の階段・壁・人物 等の歩行の妨げとなる物を検地すると共に、上方向の障害物をも検地して歩行者の頭部分の安全をも計った。
- 杖の中間よりやや上部分に携帯電話(動画カメラ付)を設けて、別所に居るオペレーターとの交信によって自由な行動を可能とした。
- 目の不自由な方々が転倒しそうに成った場合には、マウス形ローラが即座に停止し、使用者の転倒防止構造を施した。
- 目の不自由な方々が万が一迷子になってしまった場合にても、家族・知人 等が探し出せる構造とし、より安全と安心を計った。
- 目の不自由な方々が夜間歩行する場合は非常に危険で有り、車・自転車 等に歩行者が居ることを認知させる警報灯を取り付けた。
- 目の不自由な方々が万が一歩行中に歩行困難になった場合に・警報灯と・アラーム(又は助けてコール)を設けて、より安全を計った。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005010017U JP3123259U (ja) | 2005-10-31 | 2005-10-31 | ハイブリッドステッキ(目の不自由な方々の誘導杖) |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005010017U JP3123259U (ja) | 2005-10-31 | 2005-10-31 | ハイブリッドステッキ(目の不自由な方々の誘導杖) |
Publications (1)
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JP3123259U true JP3123259U (ja) | 2006-07-20 |
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ID=43473268
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---|---|---|---|
JP2005010017U Expired - Fee Related JP3123259U (ja) | 2005-10-31 | 2005-10-31 | ハイブリッドステッキ(目の不自由な方々の誘導杖) |
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JP (1) | JP3123259U (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008302006A (ja) * | 2007-06-07 | 2008-12-18 | Aono Kogyo:Kk | 老人用杖 |
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2005
- 2005-10-31 JP JP2005010017U patent/JP3123259U/ja not_active Expired - Fee Related
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