JP3123129U - ネクタイ吊り - Google Patents

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Abstract

【課題】 ネクタイが迅速で綺麗に結べ、かつ、緩みがない上にワイシャツへの装着が容易であるとともに、別のネクタイの取替えも簡単にできるネクタイ吊りを提供する。
【解決手段】 ワイシャツに止め掛けられて結んだ状態のネクタイを吊り下げるネクタイ吊りであり、このネクタイ吊りが、結び目を形成してネクタイを取り付ける逆三角体と、ワイシャツのボタンに挿入されるボタン孔が形成されて下端に蝶番で繋がれたケースを有するY字体とからなるものであり、ネクタイを結んだ逆三角体の上端をケースに挿入して蝶番を前面に折り返して逆三角体をY字体に重合させて固定し、この状態でY字体のボタン孔をワイシャツのボタンに係止することを特徴とするネクタイ吊り。
【選択図】 図1

Description

本考案は、結んだ状態のネクタイをワンタッチでワイシャツに取付け、取外しできるネクタイ吊りに関するものである。
ネクタイを結ぶには、前垂れ部と裏垂れ部の長さを調整する必要があり、合わないと、何回でもやり直しをしなければならない。また、普段、あまりネクタイを着用しない人は、ネクタイ結びに難渋することから、首に巻いた裏垂れ部を緩めて首から抜いて外したりしているが、何らかの拍子で裏垂れ部が抜けてしまうことがある。このため、従来から、ネクタイを結んだ状態で保持し、着用時には、ワイシャツの襟に差し込む等によって装着できるネクタイ吊りが提案されている。
中でも、下記特許文献1に見られるものは、普通のネクタイを使用できる利点を有しており(専用の短いネクタイを使用する必要がない)、かつ、結ぶ操作も比較的易しく、また、綺麗な結び目ができる点で優れている。しかし、この先行例のものは、裏垂れ部の余った部分(首に回さないのであるから、当然に長くなる)を縫い付けたり、ピンで止める等、煩雑な措置を強いられるようになっており、あまり使い勝手がよいとはいえない。また、結び目の緩みを防止する手段も設けられていないし、フックでワイシャツの襟に引っ掛けるものであるから、位置がずれることもある。
このため、本考案者は、綺麗な結び目ができる長所はそのまま残し、この結び目の緩みを防止するとともに、確実にワイシャツに止め付けられ、かつ、操作の易しいネクタイ吊りを特許文献2として提案している。
登録実用新案第3062849号公報 実用新案登録第3114206号公報
本考案は、上記した特許文献2のネクタイ吊りを更に使い勝手の良いように改良したものである。
以上の課題の下、本考案は、請求項1に記載した、ワイシャツに止め掛けられて結んだ状態のネクタイを吊り下げるネクタイ吊りであり、このネクタイ吊りが、結び目を形成してネクタイを取り付ける逆三角体と、ワイシャツのボタンに挿入されるボタン孔が形成されて下端に蝶番で繋がれたケースを有するY字体とからなるものであり、ネクタイを結んだ逆三角体の上端をケースに挿入して蝶番を前面に折り返して逆三角体をY字体に重合させて固定し、この状態でY字体のボタン孔をワイシャツのボタンに係止することを特徴とするネクタイ吊りを提供したものである。
また、本考案は、以上のネクタイ吊りにおいて、請求項2に記載した、逆三角体にピンを突設するとともに、Y字体にこのピンが挿抜できる挿入孔を形成し、逆三角体を折り返してピンを挿入孔に挿入すると、ロック機構が働いてピンが挿入孔にロックされる手段を提供するとともに、このロック機構として、請求項3に記載した、挿入孔に設けられて、ばねによって互いの間隙が狭まる方向に付勢された二つの摘みの拡狭でピンをロック、解除するものであり、ピンが挿入孔に挿入されると、摘みの間隙がばねの力に抗して開いてピンの挿入を許容するとともに、ばねの力でピンを締め付けてロックし、摘みを指で挟んで狭めると、間隙が開いてピンの抜去を許容する手段を提供したものである。
請求項1のネクタイ吊りによると、ネクタイを結ぶ逆三角体と、ワイシャツに止め掛けられて逆三角体を吊持するY字体とは分割されたものであるから、逆三角体にネクタイを結ぶ操作が容易になる。また、複数の逆三角体を用意してそれぞれに別々のネクタイを結んでおけば、好みのネクタイを結んだ逆三角体をY字体に連結することで、迅速に別のネクタイを装着できる。
もちろん、ネクタイの結び目は逆三角体とY字体とで挟持されるから、しっかりとその形が保持され、緩むことがない点、また、このネクタイ吊りは、ワイシャツのボタンに止め掛けられるものであるから、確実であり、位置がずれたり、外れたりすることがない点、加えて、ワイシャツの襟にさしこむような手段は用いていないから、装着感がよい上に安全である点は変わることがない。さらに、請求項2及び3の手段によると、逆三角体のY字体に対する連結がワンタッチでできる。
以下、本考案の実施の形態を図面を参照して説明する。図1は本考案に係るネクタイ吊りの一例を示す正面図、図2は側面図であるが、このネクタイ吊りは、ネクタイを結ぶ逆三角体1と、ワイシャツに止め付けられて逆三角体1を吊持するY字体2とからなる。このうち、逆三角体1は、基体3の下部両側に角部4が形成され、上部に細長い舌部5が形成されたものである。また、基体3の裏面には、一端が開放したフック6が設けられており、前面には、ピン7が突設されている。なお、ここで、上下、前後、左右といった方向を指称することがあるが、Y字体2の下方に逆三角体1を連結した状態を正面から見た場合を基準にする。
Y字体2は、上部両側において、角部4よりも外方に張出して上方に湾曲した翼部8と下部の柱部9とからなり、柱部9の下端に蝶番10で繋がれて下端が開口したケース11が設けられたものである。また、翼部8の中央で柱部9の付け根にはボタン孔12も形成されている。さらに、柱部9の途中には、Y字体2に連結した逆三角体1を蝶番10で折り返したときに上記したピン7の位置に対応する個所にこのピン7を収受する挿入孔13が設けられており、挿入孔13に挿入されたピン7をロック、解除するロック機構14が柱部9の裏面に設けられている。
以上のネクタイ吊りにネクタイを結ぶ場合について、図3〜図6の説明図を用いて説明する。このネクタイ吊りにネクタイ15を結ぶ(標準結び)場合、逆三角体1とY字体2を連結(セット)したままでもよいが、両者を切り離して逆三角体1のみにしてネクタイ15を結ぶ方が容易であるので、以下は、この場合について説明する。まず、逆三角体1を上下逆にしてネクタイ15の裏垂れ部15aを適当な長さにしてその上端をフック6に掛けて前方に垂らし、これを更に適当な長さ(裏垂れ部15aよりは短くする)から上方に折り返す。これにより、裏垂れ部15aの前方には、二つの折り返し部が存在することになり(図3)、これを裏から第二裏垂れ部15b、第三裏垂れ部15cとする
次いで、第三裏垂れ部15cを基体3の上方に上げ、向かって左側の角部4の裏側を回して(図4)前方に出し、第三裏垂れ部15cの前面を右方に回す。そして、右側の角部4の裏側に回し(図5)、前面に回した第三裏垂れ部15cの中に通して前に垂らす(図6)と、これが前垂れ部15dとなって結び目16が形成できる。なお、角部4は、このようにネクタイ15を回して折り返すことから、ネクタイ15が上方にずれたりしないように、その先端を折り返してフック4aにしておくのが適する。これら前垂れ部15dと裏垂れ部15aとが適当な長さになるように第二及び第三裏垂れ部15b、15cの長さを調整することになる。
以上の結び操作が終了すると、逆三角体1の舌部5をY字体2のケース11に差し込んで両者を結合する。図7は、この差込みの構造を示す断面図であるが、ケース11の内側には、先端部分に係止部17aが形成された板ばね17が設けられており、舌部5にも該当する個所に凹み5aが形成されている。したがって、挿入された舌部5は、この係止部17aを押し潰して前進し、凹み5aが係止部17aの位置に来ると、係止部17aは凹み5aに入り込み、位置決めと係止が図られるようになっている。なお、逆三角体1を強く引っ張れば、凹み5aは係止部17aから外れ、両者は分離できる。
以上の連結操作が終了すると、逆三角体1をY字体2の蝶番10で前方に折り返す。そして、ピン7を挿入孔13に挿入すると、ロック機構14でロックされる。図8はこの状態を示すネクタイ吊りの側面図であるが、この状態になると、逆三角体1に結ばれた結び目16は、その裏面をY字体2で形が崩れないように押さえられる。図9はこのロック機構14を示す正面図、図10は断面図であるが、Y字体2の裏面に外套18を取り付け、この外套18内に常時水平内方に付勢される二つの摘み19を設けたものである。この摘み19は、基部19aと先端部19bとで鍵形をした同形の二つの部材からなるもので、先端部19bを互いに相手方に通過させて間に所定の間隙20を隔てて配置したものである。この間隙20の位置は、上記した挿入孔13と同芯に設定されたものであり、これに応じて外套18にも挿入孔13が連続している。
そして、先端部19b同士をばね21で引っ張り合うとともに、間隙20が一定以上狭まらないようにストッパ22を設けたものである。これにより、逆三角体1を折り返したときにピン7が挿入孔13から挿入されると、ピン7は、間隙20の中に入り込む。このとき、間隙20の間隔は、ストッパ22によってピン7の径よりもわずかに小さい一定の間隔に保持されているから、ピン7の挿入によって先端部19bが開く(基部19aは狭まる)。したがって、先端部19bは、ピン7を挟圧してピン7の抜出を阻止する(ロックする)。なお、このとき、ピン7の先端を間隙20よりも小さい径から漸大するテーパにしておけば、ピン7が間隙20に確実に挿入されるし、先端部19bが挟圧するピン7の個所に先端部19bが入り込む溝7a等を形成しておけば、ロックが確実になる。
以上の操作が終了すると、翼部8をワイシャツ23の襟に差し込むとともに、ワイシャツ23の第一ボタン23aにY字体2に形成されたボタン孔12を挿入する。図11はこの状態を示すネクタイ吊りの正面図であるが、こうすると、ネクタイ15がワイシャツ23に取り付けられたようになり、ネクタイ15を結んだと同じ状態になる。一方、ネクタイ15を外すときには、第一ボタン23からY字体2のボタン孔12を外して翼部8を襟から抜けばよい。この状態(逆三角体1に結び目16を形成したまま)のネクタイ吊りを保存しておき、必要なときにワイシャツ23に装着すればよい。
また、違うネクタイ15を装着しようと思うときには、前以って別の逆三角体1に別のネクタイ15を結んだものを用意しておき、これをY字体2に結合するようにすれば、装着の操作が迅速である。このとき、前の逆三角体1を分離する必要があるが、それには、ロック機構14の摘み19の基部19aを親指と人指し指で挟むと、先端部19b同士が開き、ピン7のロックが解除されて、ピン7が抜き出せる。そこで、蝶番10を真っ直ぐにして舌部5をケース11から抜き出せば、逆三角体1は分離するから、新しい逆三角体1を差し込めばよい。
ネクタイ吊りの一例を示す正面図である。 ネクタイ吊りの一例を示す側面図である。 ネクタイ吊りに結び目を作る場合の説明図である。 ネクタイ吊りに結び目を作る場合の説明図である。 ネクタイ吊りに結び目を作る場合の説明図である。 ネクタイ吊りに結び目を作る場合の説明図である。 逆三角体とY字体の連結構造を示す断面図である。 結び目を形成したネクタイ吊りの側面図である。 逆三角体とY字体をロックする構造の正面断面図である。 逆三角体とY字体をロックする構造の断面図である。 結び目を形成したネクタイ吊りの正面図である。
符号の説明
1 逆三角体
2 Y字体
3 基体
4 角部
4a フック
5 舌部
5a 凹み
6 フック
7 ピン
7a 溝
8 翼部
9 柱部
10 蝶番
11 ケース
12 ボタン孔
13 挿入孔
14 ロック機構
15 ネクタイ
15a 〃 の裏垂れ部
15b 〃 の第二裏垂れ部
15c 〃 の第三裏垂れ部
15d 〃 の前垂れ部
16 結び目
17 板ばね
17a係止部
18 外套
19 摘み
19a 〃の基部
19b 〃の先端部
20 間隙
21 ばね
22 ストッパ
23 ワイシャツ
23a 〃 の第一ボタン

Claims (3)

  1. ワイシャツに止め掛けられて結んだ状態のネクタイを吊り下げるネクタイ吊りであり、このネクタイ吊りが、結び目を形成してネクタイを取り付ける逆三角体と、ワイシャツのボタンに挿入されるボタン孔が形成されて下端に蝶番で繋がれたケースを有するY字体とからなるものであり、ネクタイを結んだ逆三角体の上端をケースに挿入して蝶番を前面に折り返して逆三角体をY字体に重合させて固定し、この状態でY字体のボタン孔をワイシャツのボタンに係止することを特徴とするネクタイ吊り。
  2. 逆三角体にピンを突設するとともに、Y字体にこのピンが挿抜できる挿入孔を形成し、逆三角体を折り返してピンを挿入孔に挿入すると、ロック機構が働いてピンが挿入孔にロックされる請求項1のネクタイ吊り。
  3. ロック機構が、挿入孔に設けられて、ばねによって互いの間隙が狭まる方向に付勢された二つの摘みの拡狭でピンをロック、解除するものであり、ピンが挿入孔に挿入されると、摘みの間隙がばねの力に抗して開いてピンの挿入を許容するとともに、ばねの力でピンを締め付けてロックし、摘みを指で挟んで狭めると、間隙が開いてピンの抜去を許容するものである請求項2のネクタイ吊り。
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