JP3122730U - ヘアドライヤーおよびヘアドライヤー用接触材 - Google Patents

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三男 千葉
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株式会社リュミエリーナ
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Abstract

【課題】髪の毛を痛めることなく、セットする。
【解決手段】胴部10内のファン12による空気流の中に接触材18を配置する。この接触材18は、中心に開口部20、周辺にハニカム構造部22を有しており、セラミックで形成されている。空気流は接触材18中を通過することで、適度な整流作用を受けるため、そこを通過した空気によって髪の毛を痛めることなく効果的なセットが可能になる。
【選択図】図1

Description

本考案は、髪の毛を痛めずに乾かすヘアドライヤーに関する。
従来より、各種のヘアドライヤーが知られており、このヘアドライヤーは基本的に送風ファンと加熱機構を内蔵して、温風を吹き出す機能を有している。そして、加熱機構としては、ニクロム線などの電熱ヒータや、セラミックヒータが用いられている。
ここで、ヘアドライヤーは、温風の熱で髪の毛の構成物質であるタンパク質を柔らかくし、その状態でテンションをかけてまっすぐにしたり、カールをかけている。
このため、過度の熱によって髪が損傷したり、髪の水分が蒸発して乾燥が進み髪の毛が痛んだり、水分が偏りくせが強くなったりするという問題がある。さらに、乾燥した髪の毛において静電気が発生しやすいというような問題もあった。
また、髪の毛の痛みを和らげるためにマイナスイオンを発生させるもの等が知られており、例えば特許文献1等に示されている。なお、セラミックヒータを用いるものは特許文献2等に示されている。
特開2003−189925号公報 特開平10−248748号公報
しかし、従来のヘアドライヤーは、いずれにしても髪の毛を整えることを優先した場合には髪の毛が痛み、髪の毛に優しいものとすれば髪の毛を十分整えることができないものであった。このため、髪を傷めずに髪を十分に整えデザインできるヘアドライヤーが望まれている。
本考案は、吐出口への空気流路に接触材を設け、この接触材中を通過した空気を髪の毛に向けて吹き付け、髪の毛を乾かるヘアドライヤーであって、前記接触材は、セラミック製中心部に比較的大きな1つの八角形の開口部と、周辺部の多数の六角形の開口からなるハニカム構造部と、を含むことを特徴とする。
また、本考案は、ヘアドライヤーの空気流路に設けられ、髪の毛に吹き付けられる空気を通過させるヘアドライヤー用接触材であって、セラミック製中心部に比較的大きな1つの八角形の開口部と、周辺部の多数の六角形の開口からなるハニカム構造部と、を含むことを特徴とする。
本考案によれば、特殊な形状のセラミックからなる接触材と空気を接触させることで、そこを通過する空気が変化する。これによって、髪が美しくなる作用が失われずに、髪の毛を容易にセットすることができる。
以下、本考案の実施形態について、図面に基づいて説明する。
図1は、実施形態の概略構成図であり、大部分の部品を省略して簡略な構成を示している。中空円筒状の胴部10は、例えばスチール板で形成され、一端(図における左側)に吸い込み口10a、他端(図における右側)に吐出口10bが形成されている。なお、通常の場合、吸い込み口10aには各種形状のエアフィルタが取り付けられ、吐出口10bには吹き出す空気の方向を制御する各種形状(例えばスリット状)の吹き出し口制御部材などが取り付けられる。
胴部10内の吸い込み口10aに近い側には、ファン12が配置されている。このファン12は、モータおよびモータで回転される羽根車からなり、羽根車の回転によって胴部10内に吸い込み口10aから吐出口10bに向かう空気流を生起する。なお、胴部10の下側に取り付けられた脚部14には、電源回路やスイッチなどが設けられ、外部の商用電源から供給される電力をファン12のモータに供給する。なお、バッテリを内蔵して、これを電源とすることもできる。
ファン12の前方(図における右側)には、加熱部16が設けられている。この加熱部16は、例えばニクロム線であり、電力供給によって発熱する。従って、この加熱部16を通過するファン12からの空気流が加熱され、温度上昇した空気流が得られる。なお、本実施形態では、この加熱部16は必ずしも設ける必要はない。また、加熱部16を設けても、ここに通電せず空気流の加熱を停止してもよい。なお、加熱部16として、セラミックヒータなどを採用することもできる。
そして、この加熱部16の前方には、セラミック製の接触材18が配置されている。従って、加熱部16を通過した空気流は接触材18中を通過し、空気は接触材18表面と接触する。
この接触材18は、例えば図2、3に示すように、全体としてドーナツ状であって、中心部に八角形の大きな開口部20が設けられ、周辺が小さな六角形の開口からなるハニカム構造部22となっている。ハニカム構造部22の外周は円筒状の外壁24から構成され、内周が8角形の内壁26から構成されている。従って、内壁26が開口部20を仕切るしきり壁となっている。
また、ハニカム構造部22における対角線の長さは、開口部20の対角線の長さに対し、1/6程度とすることで、開口部20とハニカム構造部22が好適である。これによって、適切な空気流が得られる。
ここで、この接触材18は、セラミックで形成されている。このセラミックは、珪素、アルミ、鉄、ニッケルなどの元素を含有し、高温焼成にて形成される。
本実施形態のヘアドライヤーでは、髪の毛に吹き付ける空気が接触材18を通過する。中心部の開口20は、空気をそのまま通すが、周辺のハニカム構造部22では、空気は整流される。そして、接触材18を通過した後の空気は、髪の毛に吹きつけられたときに、適切な風になっており、髪の毛からの水分を奪いにくく、かつ髪の毛をセットしやすい状態に変化させやすい空気になる。特に、接触材18は、セラミックで形成されており、空気がセラミックに接触することで、空気の性状が変化し、特に遠赤外線が発生することなどにより艶と潤いのある髪にセットしやすい空気を得ることができる。また、全てがハニカム状であると、空気抵抗が大きくなり、効率が低下したり、熱風を用いる場合には、胴部10が高温となってしまうという問題があるが、本実施形態では、このような問題が解消される。
さらに、このヘアドライヤーの場合、そのセット力は温度とは必ずしも関係ないため、加熱部16による加熱なしの状態でも、十分である。
なお、接触材18は、髪の毛に吹き付けられる空気流と接触すればよいので、ファン12の上流側、すなわち吸い込み口10aの部分に設けてもよいし、ファン12の下流側のどの部分でもよい。さらに、吐出口10bの先端側に図4に示すようなノズル28等を取り付ける場合もあり、この場合にはそのノズル28の内部に接触材18を収納することもできる。このノズル28は、吐出口10bを覆うようにして取り外し可能に装着され、吐出口10bからの空気流路を絞り、吹き出し口28aから空気が吹き出される。
ヘアドライヤーの概略構成を示す図である。 接触材18の形状例を示す平面図である。 接触材18の一部形状を示す斜視断面図である ノズルの斜視図である。
符号の説明
10 胴部、10a 吸い込み口、10b 吐出口、12 ファン、14 脚部、16 加熱部、18 接触材、開口部20、22 ハニカム構造部、24 外壁、26 内壁、28 ノズル、28a 吹き出し口。

Claims (2)

  1. 吐出口への空気流路に接触材を設け、この接触材中を通過した空気を髪の毛に向けて吹き付け、髪の毛を乾かすヘアドライヤーであって、
    前記接触材は、セラミック製中心部に比較的大きな1つの八角形の開口部と、
    周辺部の多数の六角形の開口からなるハニカム構造部と、
    を含むことを特徴とするヘアドライヤー。
  2. ヘアドライヤーの空気流路に設けられ、髪の毛に吹き付けられる空気を通過させるヘアドライヤー用接触材であって、
    セラミック製中心部に比較的大きな1つの八角形の開口部と、
    周辺部の多数の六角形の開口からなるハニカム構造部と、
    を含むことを特徴とするヘアドライヤー用接触材。
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